台湾温泉巡り2009

− 2009/12 台湾湯めぐり編その2 そんなわけで成田出発、台北泊で翌朝まずは宜蘭まで −



久々の第2ターミナル。でもやっぱりお寿司を食べてしまうTakema&おしんこどん。

さてそんなわけでいよいよ出発です。午前中は通常通り出勤し、午後一番ですすっと職場を抜け出して(もちろん届け出はしてありますが気持ち的にね。ちなみに直属の上司に「あーTakemaくん、この書類を今から急ぎで仕上げて欲しいんだけれどな」と冗談で言われたのはご愛敬。冗談にならない職場の皆様、ご苦労サマンサです)そそくさ帰宅、ネクタイ外してささっと着替え(これがネクタイのまま行っちゃうようならTakemaもある種「本物の旅人」なんですけれどね)、やれほれ京成電車で成田空港まで。あれ、何だか予想していたより随分早く着いちゃいまして、まだチェックインカウンターが開いていませんでしたわ(笑)。

出発の2時間半前にカウンターが開くようなんですが、その際第2ターミナルゆえJ○L系の全カウンター職員が一斉に礼をしてから業務開始なんですね。いやぁいかにも日本らしいというか、何だかほのぼのしちゃいました。ちなみに成田のカウンターには第1第2合わせて個人的な知り合いが4-5人いるはずなんですが、今回も出会うことなく残念。JAL系の方が多いのでちょっと期待していたんですが、親会社の大変さも聞いていますので彼女らも大変なんでしょうね。

列は先頭から4-5番目だったのですぐにチェックインも終わり、まだまだヒマなので寿司屋に入ってちょっと一杯というわけです。第1ターミナルでは回るお寿司なんですが、こっち(第2)には回らないお寿司屋さんしかないんですよね(苦笑)。でも美味しくいただきましたとさ(そりゃ値段もそこそこナニだし)。

この日は12/21ということでまだ年末の出国ラッシュよりかなり前。手荷物等の検査もスイスイ進み‥うわ、ライターを2個持っているのがばれて1個没収(権利放棄)させられたというのは公然のヒミツであります(くっそー)。そんなわけで定時のフライトでありました。

かつての名古屋空港での大きな事故とか機材が古いとかいろんな意味であんまり評判のよくない中華航空(CI)ではありますが、機内サービスが悪いわけでもなく(ちゃんとワインのおかわり巡回にも来てくれたし=Takemaにとっては重要なサービスです!)問題なし!ただし機材は多少古めのようでしたが‥(あと、Delayが結構多いらしい)。ま、この日は特に問題もなく定時の19:30に到着でありました。

荷物をピックアップし、外に出てきたのは20:10。ここからは空港バスで台北市内に出るという手もありますが、途中の高速道は早朝以外慢性的に渋滞していることが多いということで(確か前回もそうだった)、たなーちょさんのアドバイス通り台湾高鐵(Taiwan High Speed Rail)の桃園駅行きバス乗り場へ。窓口で英語で話しかけたら「新幹線?」と聞かれて「そうです」「30元!」「あ、2枚御願いします」「はい、60元ね」。うーむこの国では英語よりも日本語ですね。実際、カタコト系を含めれば日本語の方がはるかに通じましたんで、このあと地元の方に声をかけるときは最初日本語、ダメなら英語という順で話すようにしました。それでもダメなら筆談?いや、それがまた面白いことに(以下後述)。

20:15に購入した高鐵桃園行きバスチケットには「20:45発」の文字が印字されています。うっそー、ここで30分待つの?と思っていたら(吹きっさらしで結構寒かったんで)、20:25頃バスが来たんで荷物を下に入れてささっと乗車。それにしても安いですねー、30元ということは当時のレートで90円(1元=約3円のレートで計算)。もちろんもっとバス料金が安い国は数多くありますが、ここは新幹線も走る、台湾ですからね!(ご意見はあると思いますが、実質的な状況から拙サイトでは台湾を「国」と表記しますので念のため)。

20:28に発車し20:45に高鐵桃園車站到着(「站」は駅とかターミナルとか、日本より広い意味で使われます。たとえばガソリンスタンドは「加油站」)。窓口に行って次の台北行き(20:58発)の指定席チケット購入。いやー順調じゃないですかー!

と、そのまま地下ホームに降りていき、電車を待っているところであることに気づきました。それは‥


(右上画像にマウスオンするとチケットの拡大画像に変わります)

台北までは2駅、とはいっても途中の板橋駅は東北新幹線でいえば上野、東海道新幹線でいえば品川みたいな位置づけですから、実質的には1駅という距離感覚でしょう。でも桃園〜台北は38kmあるということですからそこそこの距離です。ちなみに東京から新横浜までは28.8kmだそうですが、今調べてみたら正規料金(乗車券+指定席特急券)ではトータルで2870円。もちろん物価や正規料金との単純比較はJR東海に対しても失礼な話ですが、

それにしてもあまりに安すぎないか?まがりなりにも300kmで走る新幹線だし?(まぁこの区間はそこまでスピードを出さないかも知れませんが)ということでいろいろ調べてみたら、「標準車廂(普通車指定席)の標準料金は160元(約480円)」なのだそうで、でも割引キャンペーンのタイミングにうまく乗っかれば「15%オフの135元(約405円)、または35%オフの100元(約300円)」で乗ることが出来るということです(ALL ABOUT台湾より)。というわけで偶然とはいえ格安のチケットをゲットできたわけでありました(何はともあれ宜しきかな)。



というわけで、700T型の新幹線が入ってきました。

いやー乗ってしまえばいつもの新幹線そのものです。アナウンスも、英語のそれは何だか日本の新幹線で聞く声と同じですね。ま、車両そのものが日本からの輸入車ですから当然といえば当然な話で、車内の風景も見事に全く同じです。でも、開業時に運転していたのがフランス人運転士というのはちょっと不思議です。今はそうではないのかもしれませんが(未確認)、最初の頃はそのフランス人運転士が運転中にジュースをこぼしたりあーだこーだといろいろあったみたいです(それでもTGVは動いてるんですけれどね)。現地の記事で「高鐵の外国人役員及び社員150人の人件費が毎月1億元に達し、槍玉にあがる(2008/12 蘋果日報)」などという会社状況もあるようですから、この鉄道会社(なお在来線を運営する「台鐵」は別組織=国営です)もなかなかどうしていろいろあるようですね(苦笑)。



まぁこりゃ良くも悪しくも新幹線です。普通車の椅子ってこんなに薄っぺらかったっけ?

というわけでこれまた定時に台北に到着。高鐵のチケットは台鐵の東海岸ローカル駅で買えるかどうかいまいち不安だったので(高鐵は民営)、台北駅で最終日の「嘉義〜桃園」チケットを買っておきました。ちなみにちょっと背伸びして「商務車廂(グリーン車です)」を買ったら、これはさすがに高い!NT$1920/人!=6000円弱‥って、日本と比べちゃいけないんですが車両が同じだと思うとやっぱり安く感じますね(そもそも距離が全然違いますし、週末ですから多分標準料金でしょう)。

さて「鐵」の話はこれくらいにして先を進めましょう。「300円の新幹線」で台北に着いたのが21:20ころ、台北中心部の三越とかを横目に歩くバックパッカーは周囲からするとかなり浮いていた気もしますが、ま、気にしない気にしない。

予約しておいた宿に着き、荷物を置いて夜の台北へと繰り出す‥のもいいんですが、もう22:00近いというのと、宿の周辺には屋台なんかもなさそうなので、近くの店でチマキと大根スープをいただいてあっさりと終了(画像は左上画像にマウスオンしてみて下さい)。機内で夕食を食べたからお腹もそれほどすいていなかったんですよ。同じビルの1Fにセブンイレブンがあったので、台湾ビールも買い込んでもう何らの問題もなし(笑)。ちなみに日本でもセブンイレブンをATMポイントとして多用しているTakemaですが、何と台湾のセブン店内にもATMがあってびっくり。ただし、日本のキャッシュカード(Takemaの口座はシティバンク銀行)から利用する場合、利用料を1回につき100元(約300円)も徴収するというのはちといただけないぞ。もっとも便利さには代えがたく、結局空港で現金両替をした以外はすべてセブンでお金を引き出していたTakemaでしたが(笑)。だって銀行に行くのも探すのも面倒なんだもん。

さてそんなわけで翌朝です。昨夜ホテル周辺を歩きながら「うーん裏道だからかゴミが多いなぁ、まぁこういうところもアジアらしいというのか‥」と思っていたのですが、朝になってホテル前に降りてみると、台車にゴミ箱を載せた清掃員の方が丁寧に掃除をしておられました。台車に「慢(ゆっくり)」という旗を付けているのが面白くてついつい撮っちゃいましたが、朝に道を掃除するシステムというのも何だかタイあたりでよく見たような気が‥。

ところで台北中心部では朝方ゴミ収集車が収集場所を回っているのを見ましたが、地方に行くとゴミの「収集場所」というのは存在せず、収集車が音楽を流しながら道を行くと、沿道の家々からゴミ袋を手にした人々がわらわらと出てきてそのまま投げ入れるというのが一般的であるようでした(みいまんさん、違ったらツッコんで下さい)。カラスなどにゴミ袋を荒らされる可能性ゼロのこのシステムもなかなかいいと思いましたが、この場合「住人が在宅」であることが絶対条件となるわけで、勤め人の人たちなどはどうしているんだろうとちょっと不思議でもありました。あ、勤め人ばかりで日中家を出払うことのない田舎だからこそこのシステムが成り立つわけですけれどね。

ということでホテルをチェックアウトし、台北駅前を通り抜けてすぐ北側にあるバスターミナルへと向かいます。実は駅の西側に隣接するとっても便利なバスターミナルはもともと国営だった「国光客運」専用のもので(完全に既得権ですな)、もちろん国光客運も今日の最初の目的地である宜蘭行きのバスを運行しているのですが、聞くところによると「バスがぼろい(場合が多い)」とのことで、ならば民営のバスで行ってみようと考えたわけです。
ちなみに、「『鐵』のニオイも多少ちらつかせているTakemaなのになぜ鉄道を使わないのか?」と疑問に思われる方もおられるでしょうが、台北−宜蘭を結ぶバスは2006年に開通した雪山トンネル(全長12.9km)を利用することにより、基隆を経由してぐるっと回る鉄道に比べて所要時間が短くなっています(ちなみにバスの通行許可が出たのは2007年11月から)。鉄道はこのあと多用する予定だし、雪山トンネルもせっかくだから通ってみたいというわけで、バス利用を決めたわけです。ちなみに雪山トンネル開通直後の様子についてはこのブログが詳しいようなので、興味のある方はどうぞ。
台北車站は地下駅なので駅周辺に行っても中央駅という感じはしませんが、一方で待機ホームの設備も少ないことから台北始発の列車はかなり少ないようです。日本でいえば、「品川発東京経由仙台行き」とかの列車が大多数と考えればいいでしょう。ま、今日は乗らないんだからどうでもいいんですが(笑)。

駅を越えて北側の歩道橋を渡っている時に、どこの国でも最近ではなかなか見なくなった「バイクの密度の濃さ」を象徴的に指し示す写真が撮れました。右上画像がそうなんですが、バスと数台の車を除いては全てスクーターで埋め尽くされていますね。しかも後方から来るバイクもなく、これはまるで、

(おしんこどん談)

という感じです(笑)。ちなみにこの道の上に高速が走っていることもあり、高速を走れないバイクがこの下道に集中しているという特殊事情があるんですけれどね(お気づきかも知れませんが右上画像にマウスオンすると画像が動きます=3枚)。
なお台湾では高速を走れるバイクは550cc以上のようです(高速入口にそんな看板があった)。ただし台北市内の高速(首都高みたいなエリア)ではどうなっているのかは未確認。これまた台湾在住のみいまんさん他の方々からのアドバイスを待ちましょう(相変わらず他力本願ですなぁTakema)。
さてそんなわけでいざバスターミナル(台北轉運站)へ。ただしわれわれはターミナル西側から入ったからかも知れませんが、バスターミナルを示す看板が全くなくて「?」と感じました。というのも、ターミナルビルの西側部分はテナントエリアであり全然バスターミナル然としていないわけです。自分は事前にGoogleマップのストリートビューを見ていたからわかりましたが、ターミナルの裏側(西側)から来る場合は要注意かも知れません。なお東側のメイン入口には大きくターミナルの看板が出ているそうです。

バスターミナルというとついつい「広い平面構造」を想像してしまいますが、このターミナルは2009年に完成したばかり&台北駅北側の超一等地ということもあってビルになっています(だから外観ではバスターミナルには全く見えない)。宜蘭行きのバスは4階から発車とのことでエスカレーターで上がってみると、ちゃんと待合室とチケット売り場がありました(実は1Fにもチケット売り場がありましたが、自分の予定していたバス会社カウンターで聞いてみると「4Fで買ってください」とのことでした)。

で、ここでチケットを購入すると、次の宜蘭(イーラン)行きのバス発車まであと数分。こりゃ待ち時間もなくていいやと思っていたら、おしんこどんがこうのたまいます。

そして早々にトイレマーク方面へと走っていったのですが、その直後「ただ今より8:18発の宜蘭行きバスの出札を開始いたします」とのアナウンスが(もちろん英語のアナウンスはなく現地語のみでしたが、座っていたお客さんが一斉に立ち上がったのでそれと知れた次第です)。うわーおしんこどん、大丈夫か?(笑)。あとで聞いたところによると、「念のため行っておかないとタイの二の舞になりそうな気がしたので‥」ということでした。確かにバスにトイレは付いていなかったからその選択は正解でしたね(笑)。

バスは3列シートでまぁまぁのゆったり度。荷物は下部のトランクルームに入れられるので車内ではゆったり出来ます。ちなみに途中駅での降車の場合、運転手さん(台湾では「運ちゃん」で通じます)に「下のトランクを開けてね」とジェスチャーで示さないと、自分が降りたあとそのままバスが発車してしまう可能性があるので覚えておきましょう。



バス乗車時に端っこを切り取り、下車時に回収というのは台湾のバスの基本システムのようでした。

というわけで市内のもう1箇所のバス停に停車したあと、バスは一路宜蘭を目指します。雪山トンネル内ではこのバスのみならず一般車も含めて見事に制限速度(80km/h)が守られていたのは、スピードカメラを含めた取り締まりの厳しさを物語っていたような気がします(笑)。カメラにはバイク用の後部ナンバー撮影機能もあるのでしょうか?(笑)。

バスはこの日の最終目的地である礁渓温泉を経由したこともあり1時間10分くらいで宜蘭駅前に到着。朝の台北市内の混雑&礁渓〜宜蘭を下道で走ったことを考えればやはり早いです。で、左上画像の写真撮影を終えてまずはすぐ近くの宜蘭駅へ。というのも‥



ここで「行李房=荷物一時預り」にメイン荷物を預けなきゃ。というわけで無事空荷になりました!

さて続いては‥この台湾旅行におけるある種のイベントとも言える「レンタルバイクの借り出し」です!

ご存じの方も多いかと存じますが、つい最近まで台湾では日本の免許+国際免許による台湾でのレンタカーやレンタルバイクでの運転は法的に許可されていませんでした。それはやはり「正式の国交がない台湾&お隣の大きな国との兼ね合い」を考えての措置だったと想像できますが、ようやく2007年より「国際免許によらない法規措置」が施行されました。それは‥

ということなのです。日本は「お隣の大きな国」を気遣って?外交の表面的部分では台湾を疎外しているように見せていますが、実は着々と実質的な法規措置を進めていたりもするのですね。なかなかやるじゃないですか。ただしあくまで「台湾の組織または公益団体経由」というのがミソで、あくまで政府=公的機関がタッチしていないことにしているのがうまいです。こういう手法、もっといろんなところ(台湾に限らずいろんな国に対して)使わないのかな?>関係省庁各位。

そんなわけで、実はたなーちょさんが「宜蘭駅前にもレンタルバイク屋があるようですよ」とお知らせ下さっていたのでいざ行ってみたわけなのです。と、その前に言うべきことがあった!

荷物を預けた直後にわれわれが向かったのは「i」、すなわち駅前にあったインフォメーションでした。この日のTakema&おしんこどんの予定は「宜蘭からバイクで鳩之澤温泉、梵梵温泉、そして清水地熱の3箇所をめぐった上で礁渓温泉泊」というものだったのですが、そのうち最初の3湯をバイクで回れるかどうかというのを聞きに行ったんです。この2日前に台湾東部(花連県沖合)を震源とする地震があったこともあり、その影響による道路状況も聞きたかったですからね。

インフォメーションには2人の係員さんが。でも日本語も英語も通じないみたいで、こりゃやっぱり台湾を回るのには北京語も出来なきゃいかんのかなぁと思っていたところで、どこかに電話していた係員さんが「はいはい、電話、代わって下さいね」という感じで受話器を差し出します。電話に出てみると‥

発音からして台湾の方だと思いますが、この国では「外国語電話通訳サービス」が存在しているのです!しかもあとで知ったところによるとこれはフリーダイヤル(無料)、しかも24時間サービスらしいのです!おそらく各地域(県)ごとにコールセンターがあるのではないかと思いますが、いずれにせよこのサービスはかなりすごい!最近できた観光庁さん聞いて下さい、これはすごいことですよ。全く現地語の出来ない外国人旅行者(今回の自分)と、これまた全く外国語を理解できない現地の人と間に入ってあーだこーだと通訳折衝してくれるんですからね。しかもフリーコールで!

いやぁ台湾恐るべし、このサービスで数多くの人が恩恵を受けていることは間違いありません。これは日本でも必ずやるべし!しかも「全て東京センターに集約して24時間OK」とか「センターを札幌に一括で投げて雇用確保の一環に」というのではなく、せめて各県単位で、24時間がダメでも(あまり24時間にこだわる必要はないと思う=コンビニと同じ)せめて生活時間である6:00-24:00の18時間、英語と韓国語と中国語数種、そして「観光立国」を標榜するのであればさらに数ヵ国語を直接の電話通訳サービスでいつでも使えるようにしてはどうでしょう?

今回の場合、「こいつは(現地語を)話せない」とわかった現地の皆さん(インフォメーションの係員さんやタクシーの黄さん)はすぐに上記フリーコールに電話していました。無料だからこそすぐに「電話しよう」と思うわけで、これを有料にしようとするとぐんと使い勝手が悪くなりますし。観光庁さん、Takemaの言いたいこと、わかりました?

‥と、ここまで書いているのは台湾旅行を終えて「少しだけわかったつもりになっている」Takemaなのであります。この時は「あー、日本語が出来るお役所の方に電話しているんだな」というくらいの認識しかありませんでした。

そんなことで駅前に見えている「機車出租(レンタルバイク)」の看板を目指してお店に行ってみました。

しかーししかし!こちらのお店の方は、翻訳文書を提示しても「ごめんなさい、貸せないんです」の一点張りでした(というか、日英一切通じない親子さん?だったもので、身振り手振りでのやり取りでしたが)。この時は上記の通訳サービスシステムを理解していなかったので「このお店の経営スタンスなのかな?」と思っていたのですが、もしかして地方都市である宜蘭では日本の免許&翻訳文によるレンタルOKの新法案が現場に通用していなかったのかなと

あの時「この通訳電話番号にTELしてみてくれ」とお願いしたら、案外125ccのバイクが借りられたのではないかと思うのです(拙サイトをご覧いただいて「よし自分も!」と思われる方、トライしてみて下さい。お店の方針ということでなければ貸してくれるかも知れません)。

しかしここでレンタルバイクを借りなかったことが、結果的にこの日の行程をうまくまわす原動力となったのですからこれまた不思議でしたね。というわけでこの続きはお次のページにて。
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