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台湾温泉巡り2009

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ここはどこ?いやはや、台湾の山の中なのであります!(鳩之澤温泉にて)

(2009年12月21日-26日)

季節を問わずいろいろなところに行っているTakemaではありますが、夏のお出かけが「かなり前の時期から綿密に計画を立て下調べする」のに比べ、年末界隈のお出かけはいつも「ぎりぎりに決めて出たとこ勝負」という傾向があるわけです。これまででいえば2005年の小笠原も、2007年のラオスも、それぞれ出発日まで3週間を切った段階でいきなり決定!という感じでありました。そして今回は‥

そ、それは安い!と思いつつ、その一方で「そんな客寄せパンダみたいなチケットは早々に売り切れているに違いない」という冷静な読みもありました。で、そのサイト(拙サイトからもリンクしている「ETour」さんですね)でいろいろと調べてみると、確かに前述のパンダチケットは予約満員売り切れ三昧モードではありましたが、その一方で、

というわけで、台湾について不勉強なままチケットだけ手に入れてしまいました(汗)。しかし年末を控え一応Takemaの仕事もどんどん忙しくなってくるわけで、12月初旬に「地球の歩き方」を購入してラフプランを立案してからはその再検討もほとんど出来ず、気がつけば「出発の1週間前を切った段階でも初日の宿(夜到着なのに)すら未決定」の状態でありました。台北だけは行ったことがありますが、あの時は職場のメンバーによる専用ツアーであり日本語ガイドさん&貸し切りバス付きのお大尽旅行だったので、当時の訪問は何の役にも立ちません。調べなきゃ調べなきゃとあたふたしているうちに時間だけがどんどん過ぎていくばかりであったのでした。

「まぁ先進国だしいざとなれば何とかなるだろう」とは思っていましたが、現地の旅行社サイトを見ても、台北や高雄などの大都市をのぞいてはネットで予約できる宿がぐんと減ってしまうわけですね。特に今回の計画では台湾東部をメイン訪問地としたわけなんですが、いやまぁほとんど宿の選択肢がない!特に温泉宿ともなるともう悲惨そのものでありました。

と、ここで突如として救世主が現れました!拙サイト開設直後の1999年頃にNZのバイクツーリング関係の質問メールを下さったたなーちょさんが直メールを下さいました!いわく、

うわーありがたや!というわけでいろいろイロイロの質問をさせていただいたわけです!かなりベンキョーになりました。そして現地に行って一番実感したのが

というたなーちょさんのお言葉でした。これは本当に間違いないと実感した次第です。皆さんのご厚意に何度甘えたことか‥その顛末については本編で詳しく紹介いたします。たなーちょさん、あらためてありがとうございました!

というわけで、以下が旅行記のメニューとなります。


そんなわけで成田出発、台北泊で翌朝まずは宜蘭まで
午前中で仕事を切り上げ、午後4時半には成田を飛び立っておりました。空港から台北市内へは新幹線を利用。車両のそっくりさよりもその料金にビックリ(笑)。翌朝は数年前に開通した雪山トンネルを経由する高速バスで宜蘭へ。ああ「台湾でバイクツーリング」の夢、叶わず(苦笑)。
まずは鳩之澤温泉を堪能
チャーターしたタクシーは延々と山の奥に向かって進んでいきます。その距離片道50km以上、しかも山深くなるにつれて無間地獄のワインディング。これはスクータータイプのタンデムバイクだとかなり疲れたかも?そんなわけでたどり着いた鳩之澤温泉は‥最高でありました!
台湾訪問の初野渓温泉「梵梵温泉」!
英士集落の方にはからずも車で送ってもらえたわけですが、その河原の道ときたら(笑)。温泉は野趣あふれる感じで、あつ湯好きの方は「己の限界に挑戦」することだって出来ます(笑)。なお復路は歩いて帰ったわけですが、渡渉は自分の不用意のせいでビクビクでした。
清水地熱の野湯と礁渓温泉ヒノキ風呂
夕方も徐々に迫りつつあるタイミングで河原に湧き出す沸騰温泉を見学。と、しばらく下流に何人かの水着姿が?というわけで振る舞い温泉タマゴとともに野渓温泉をタンノー。このあと礁渓温泉へ向かい、部屋付きのヒノキ風呂をタンノーした次第。
礁渓からはしばしの鉄ちゃん旅行+おまぬけエピソード
朝一番の共同湯訪問は「もっともっと早くから」の地元の皆さんにてすでに大混雑の様相を呈していたのでパスしました。ここからは鉄ちゃんで南へ移動しますが、目指す蘇澳界隈にて荷物やら切符やらで大わらわ。台湾の在来線についてのコメントもあります。
キタ━━(゚∀゚)━━!! 「蘇澳冷泉」満喫
シーズンオフゆえ見事にガラガラの園内でしたが、加熱湯浴槽付きの「家族池」では22度の冷泉を満喫しました。浴槽底からのアワアワはかなりすごかったので、防水デジカメで水中撮影動画もアップしています。ここは訪問する価値あり?ただしハイシーズンはダメよ。
蘇澳から紅葉温泉へ
冷泉満喫のあとは再び鉄道でどんどん南下していきます。花蓮で「便當」を購入しパクパク。そして瑞穂にて下車してタクシーで紅葉温泉へ。ここには畳敷きの部屋もあったりしてなかなかです。しかしまだここの湯には浸からない?(笑)。
てくてく歩いて瑞穂温泉立ち寄り入浴
お散歩がてら瑞穂温泉を目指します。しかし片道1.8kmというのはうそでしょう、そこそこさっさと歩いたのに30分かかったぞ。でも瑞穂の赤茶系にごり湯はその苦労を忘れさせてくれます。プールも貸し切りで利用できてなかなかヨカッタ。
紅葉温泉朝湯タンノー後、再び瑞穂駅へ
なんだかんだ言って昨夜は紅葉温泉の湯にゆっくり浸かりませんでしたので、今朝は朝一番で再突入!男女別大浴場が水着着用というのにはちょっと驚きましたが、だーれもいなかったので勝手に日式入浴。朝ごはんも食べて再び瑞穂駅へ。今日は大移動だぞぉ。
「池上便當」で元気百倍、そのまま南下して恒春へ
噂に聞いていた名物駅弁である「池上便當」は、その名に違わずなかなかのものでありました。台東で列車を乗り換え、今だけの終着駅である屏東で下車。ここからはバスに乗り換えて一路恒春を目指します。4社共同運行とは驚いた。
地元の方のご厚意に大甘えの上で旭海温泉へ
今日と明日のタクシーチャーターは、「疾風のように現れた」日本語使いの方のお手伝いによりなんの苦労もなく終了しました。旭海温泉の共同湯は田舎らしさを感じさせてくれましたが、たぶん今の風情はもう間もなく終わってしまうことでしょう。
四重渓温泉にておしんこどんに大トラブル発生!
そんなわけで四重渓温泉に戻ってきましたが、ここでおしんこどんが「風邪の引き始め症状」を訴えました!というわけでこの夜は安静に。翌朝お風呂に入って何とか事なきを得ましたが、結局露天湯にはTakemaも浸からなかったっけ。
いろいろ乗り継いで関子嶺温泉へ
恒春郊外の「出火奇観」を見学した上でバスで高雄へ。満席の自強号に乗って嘉義へ。そこからさらに路線バスサンタバージョンにて関子嶺温泉へと到着しました。昨日と今日と、それぞれ移動距離が長すぎてちょっと失敗。次回は‥。
関子嶺温泉を堪能&「水火同源」訪問
台湾でこの手の湯に浸かれるとは思いませんでした。だって‥アブラ+消毒臭の湯ですよ(笑)。かつてはもっと濃厚な湯だったのかも知れませんがこれも世の流れでしょうか。一浴後はタクシーで水火洞源へ。本日唯一の観光らしい観光かも?
関子嶺お風呂堪能後、路線バス車中にて台湾精神を実感
寝る前の湯&朝湯のあとは朝食を食べ、路線バスに乗り込んで嘉義を目指します。ただバスに乗っていただけなのですが、その車中における台湾の人々の博愛精神にびっくり&感動。自分らもこうでなくては?と多少自戒しました。孔子ネタまで出したのは悪ノリか?
急げや急げ!最後の最後でヒーヤヒヤ!
前ページのびっくり&感動もそこそこに、急にあたふたし始めるTakema。おーい何なんだこのバス、往路よりも30分遅れに遅れてようやく嘉義へ。乗り継いだタクシーの「カミカゼ○○」に助けられ、あとはごく着実に家まで帰り着きました!

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