- 2011年末NZその4 ホエールの後は元気なイルカ&動きのないアザラシ、そして本日のお宿、夕ご飯へ -
ダスキードルフィンはジャンプが大好き♪(右上画像マウスオンで別画像に変わります)。
さーて次のクジラはどうなのかなーと思っていたら、船は一気に加速してクジラ生息域を離脱っ!どうやらこのツアーでは「クジラを1頭ないし2頭見せたあとはドルフィンエリアその他にさっさと移動」するのが基本の流れらしいんですね(どこかのブログで拝見)。あくまでホエールツアーなんだから時間いっぱいホエールに集中してほしいという思いはありますが、それほどリピーターも多くないであろうと想像すればしょうがないのかな。
で、上記の通りダスキードルフィンの生息エリアに移動してきました。「ダスキードルフィンは動きが活発で、ジャンプもどんどんしますからねー」という船内放送の通りあばれるほたえることかくのごとし!(笑)
船に近寄ってきてはジャンプ、ジャンプ!しかしベストタイミングを撮るのはとってもムツカシイ。
唯一ましに撮れたのはこれですね(でもトリミングしてます)。
「ダスキードルフィン、くるくるくるっ!」 このデジカメ(LUMIX FZ100)、動きの激しい場での動画はダメと理解。 |
やっぱり餅は餅屋というか、今回はデジタルビデオカメラも持参していたのに何でデジカメの動画にしちゃったんでしょうね(苦笑)。まだまだ園山俊二の判断が大山倍達でしたなー。ん?
(というか、大山師匠に至っては音自体が合ってないし、全く洒落になってないですね=反省)
そんなこんなで英語力のみならず日本語力にも大いなる情けなさを感じつつも旅は続くのであります(強引)。
そう、爽やかなカイコウラの夏の海に免じて全てをご容赦下さいませんか?(笑)。
あ、そうそう、船のトップフロアは最高ですが、走り出すとさすがに寒い。日本出発時(12月)のジャンパーでOK。
で、このあとはアザラシ(実はオットセイ)のコロニーを見てから帰途に着きます。君たちはまぁ軽く紹介ね。
そんなわけで約3.5時間をかけて(バスのリターンを含めて)再びオフィスまで帰着。うわ、もう19:00、よい子はおうちに帰っている時間ですね!(笑)。
しかしこの時期(日本の冬至=南半球の夏至)、もちろんNZのさらに南島では日が長い!21:00でもまだ太陽が出ている時期なのですから、「まだママだってOK」なのでありますよ(古いCMコピーを知らん人はスルーしてね)。そんなわけで今宵予約していた半島の上の宿へ。
本日のB&Bであります。建物の裏にはしっかり別ガーデンもあって「屋外宴会スペース」もありました。うはぁうらやましいぞ(笑)。わが家の屋上もそろそろ少し考えなければイケマセンネ(そうか?そうなのか?)。
カイコウラ半島の上部に位置するこちらのB&B、「せっかくなら景色を楽しみつつのんびり」という思いで予約したわけです。まぁその狙いは間違ってませんでしたし、ネットもパスワードを教わって無料で使えましたし、滞在に関しては何も不満はありませんでした。
でもわれわれが「人間という名の生き物」であり、B&Bがその名の通り「Bed&Breakfast」であるならば、ここで生息し続けるには1つの大きな関門海峡が待ち受けていることは自明の理でありましょう。そのことをあまりにもわかりやすく説明するならば‥
もちろんチェックイン時に夕食のオススメ場所については聞いておりました。しかしそれはこの展望のいい(=標高の高い)界隈ではなく「海岸沿いのレストランですよー」とのことでありました。ではではということで行き方を聞いてみると‥
というわけで、教えていただいたとおりに行ってみましたよ(笑)。Takemaの、もう20年使っている時計による計測ですと標高差は85mありましたが何か?(大笑)。
この場所はまだ丘の上なのでヒツジもわれわれものんびりやってます(笑)。
しかし、さすがにゲートを開け閉めしながら(ヒツジやウシの糞にも注意しながら)降りていくと日も陰ってくるし‥
何よりも、「飯を食ってワインも飲んでいい気持ちになったタイミングでこの道(しつこいようですが標高差85mね)を登り返すのはチョッチね」という気分満載になってきたわけです(実はこれ、後付けの理由なんでしたが)。
で、何とか降りてきたところで(水平移動も結構あった)、お目当てのレストランに入ってみるとウエイトレスさんいわく‥
すでに最初のアンラッキーカップルが待機席におられたので(笑)、このお言葉は間違いないでしょう。そうなるとディナーゆえしばらく待つのかな、まぁ待ってもいいけれど‥というところでふと、日本のこわーい童謡の一節が、Takemaの脳裡によせばいいのに浮かんできたのでありました(実際の記憶順とはちょっと違うのですがお許し下さい)。そしてその童謡とはいうまでもなく‥
そんなわけで方針転換、別の山道経由でいったん宿に戻り、カイコウラの街中で夕食安全安心点心安住を求めることにしました。そういえば宿のご主人から最初に「市街地方面ならここのオーガニックレストランだね」と言われていたんだっけ。
カイコウラのYHA、昔のままで感動!しかし別の山道、整備されているとはいえ精神的にキツかった。しつこいけれど標高差85mよ(笑)。
そんなわけで宿から車で、市街中心部からは少し離れた所にあるおすすめレストランへ。ちなみにカイコウラといえばCrayfish(クレイフィッシュ=直訳すると「ザリガニ」なんですが(笑)要は伊勢エビ)があまりにも有名です。そもそもカイコウラ(Kaikoura)という地名そのものが「Kai=食べる、Koura=クレイフィッシュ」というマオリ語からきているらしいんです(さっき知ったばかりの知識をひけらかします)。
しかしこのクレイフィッシュ、貧乏ワーホリメーカーだった22年前のTakemaには手が出せない高級食材でした。カイコウラのYHAで同宿だった何人か(白人系だった)からある時「クレイフィッシュ買いに行くけれどシェアしない?」と誘われたにもかかわらずそのシェア代金を惜しみ、ひとり海岸の岩場に出かけて格闘の末に生ダコをゲットし(いや、この場合茹でダコや酢ダコをゲットすることはあり得ないか)、YHAのキッチンで生ダコを切り刻んでいたら、帰ってきた彼らに「うわー、そ、それを食べるの?」と白い眼で見られたことを思い出します。
そしてその日はアワビと生ダコで日本酒を飲み、そのあと彼らと飲みに行ったという記録が懐かしのワーホリ日記6/9の項に残されております。13年近く続けている拙サイトはTakema自身にとっても旅の備忘録と化していますね(笑)。
話がそれましたがそんなわけで今に至るまでクレイフィッシュ未食のTakemaなのです。そんなわけで「今回せっかくカイコウラに行くのであればしっかり食べて来ちゃれそうしちゃれ」という魅惑的な天の声が凡夫Takema脳髄の核心に響きまくった結果、要は「よぉっし食べちゃおうかなぁ♪」と思っておりました。ん?何だか過去完了的表現ですね(笑)。
しかしこちらのB&Bのご主人ときたら、上記「天の声」に真っ向勝負を挑んでくるではありませんか!
(なお当然のことですが、上記コメントはご主人の発言内容を忠実に日本語訳したものではありません(笑))。
しかし、どのへんにあるんでしょうかと聞くと結構な距離があるようなことをおっしゃっていたので断念したというわけです。が、賀、画!(無意味な強調)。
今調べてみたら、カイコウラ市街地のすぐ北側に直売所がいくつかあるという情報が!しかも拙サイトとリンクをしていただいている、NZはクライストチャーチ在住のNaokoさんのブログにしっかりと載ってたじゃあないですか!(該当ブログページはこちら、Naokoさんのお仕事関係サイトはこちらからどうぞ)。それによると直売所はいくつかあったらしく‥あちゃー大失敗。確か片道何十分とか何とかおっしゃっていたような気がしたのですが、もしかしてそれって「徒歩での時間」だったんですかね?(大笑)。前にも書いたように、今回はTakemaの英語力低下が図らずも露呈というか実感せざるを得なかったわけで、ベンキョーし直すかぁ?(心にもないことを言ってみたりする)。おっと、またもや話が270度ほど別の方向に進みかけそうなので閑話休題、レストランのお話に戻ります。
で、来てみたのはこちらのお店。B&Bのご主人は「ここはオーガニックな食材を使っていることが売りでね云々」とおっしゃっていましたが、お店にはそれを自己主張する表示は見ませんでした。で、シェフがインドネシア出身ということで、確かにメニューには「Sate(サテー)」とかがありました。しかしさすがに今回はインドネシア料理を食べに来たわけではないのでパス(笑)。
おっと、ここでコメントが必要な問題画像が右上にありますね。そう、このレストランには車で来ているんですが‥ん?手前のTakemaが手にしているのは‥
beer, 啤酒, birrë, cerveja, bière, ಬಿಯರ್, bjór, bia, serbesa, ஒரு வகை சாராயம், øl, 麦酒、とにかくビールっしょ!
Takema、いよいよ禁断の飲酒運転公開?よく自分のサイトで「法に触れる」行為をこれ見よがしに公開して捕まるおバカさんがいますが、いよいよTakemaもそのお仲間入り?
(要は「ちょっとだけ飲みたかった」わけなんですが)
実はNZは飲酒に関する法律がなかなかわけのわからない国でして、Takemaがワーホリで滞在していた頃(1989-1990)は「ワインはスーパーでも売っていいがビールやスピリッツは酒屋(Bottle Store)でしか買えない」とか「日曜日はお酒を販売してはならない」とか、さらには「自宅敷地外の自由な場所で飲酒してはならない」などの厳しい「掟」があったわけです。たぶん最後の項目は今でも生きているのかな?ということはNZでは「お花見宴会は不可能」なんですね(笑)。でも当時はこの法律を知らなかったこともありどこでも飲んでましたが(笑)。
と、ここまで書いてくれば「NZは酒飲みには厳しいのね」という印象を受けるかも知れませんが、その一方で大甘なのが飲酒運転の規定なのです。これはさすがにどうなのかなと思うんですが、2008年現在のNZ道路交通法によると、
ちなみに日本は‥0.15mgで酒気帯び運転、あ、減点や罰金(お酒が絡むと法定の反則金対象ではなくなるので裁判所直行)は皆さんご存じの通り高額ですよね。しかしNZでは、特に地方に行くと人口密度の少なさも関係するのか「飲みに行くのも車でしか行かれない」場所も多く存在します。Takemaがワーホリ時に長らく滞在していたバンクス半島では、「ワインディングにワインディングを重ねた先にある峠の頂上にパブがある」(ま、もともとはホテルから始まったんでしょうが)というとんでもないシチュエーションもありました(ずーっと後ろのページで紹介します)。当時はイイ気持ちのまま車でとんでもないダート急坂路を降りてったよなー(苦笑)。
いずれにせよ現在の日本とは大きく違う規定なのですが、とにかくわたしも「この1杯」だけにとどめたことは間違いないことです(断言)。ま、飲まないのが一番なんですが(しみじみ)。
そんなわけでちょみっといただいているTakemaなのであります。
で、いよいよ本題の夕食なのでありますが‥まずは右上画像の通りサラダですよね。いわゆるグリーンサラダです。ニンジンのスライスの上にオリーブが添えてありますが、特に大きな特徴はありま‥いや、われわれにとってはあまりにも大きな特徴というか問題が!
お皿が大きいので見た目だけではわかりませんが、少食人種であるTakema&おしんこどんにはもうこれだけでもメインディッシュを晴れる量なんです!(ちなみに旅行から帰国した後のある日、2人で「われわれって今でさえこうなんだから、もっと年がいったら -外食不可- になったりしない?」という会話をしたのは事実です。というのも、「出してもらったものは残さず食べるのが最大のマナー」というのがわれわれの食事ポリシーなんで‥)。
あ、ということは回転寿司のように「食べる量を自分で調節できる」外食はOKですね。あとビュッフェや「定額食べ放題」も。ま、後者の場合は思いきり損することを覚悟しなきゃいけませんが(大笑)。
さて続いてはスープ。「Soup of the day」を注文したらこの日はトマト系でした。でも美味しかったのでよしよし。
さらに出てきたのは何やらミニコロッケのような‥いや、これはサーモンを揚げたものなんですが、メニュー名は「SMOKED SALMON FISH CAKES」。「ケーキ」という言葉に騙されちゃイカンというのは海外に出かける日本人が共有しなければならない常識なのだと思っていますが、まさかコロッケだとは思いませんでしたよ(笑)。タルタルソースをつけていただきますが‥やっぱり中濃ソースも欲しいところです(笑)。
で、これもまた少ないように見えるでしょうが‥プレートそのものが大きいんだって!コロッケ、いや違ったFish Cakeだってそこそこの大きさなんですよ!(ちなみに全然触れてきませんでしたがスープもかなりの容量あり、1人だったら横に添えられたパンとこのスープとで「1食OK」レベルなんです)。
そしてこのコロッケ?の下に潜む悪魔‥くはぁ来たぞ膨大なチップス!いやこれも全然膨大には見えないでしょうが、われわれにとっては十二分に殺人的(笑)。そうそう、思い起こせば23年前、NZワーホリ出発前の健康診断では「中性脂肪低値、他の数値は全く異常なし」が出ていたのに、帰国後しばらくしての計測で「中性脂肪標準よりやや高し、悪玉系コレストロールが高いので注意」という結果になったのはやはりNZでの食生活が大きく影響していたと思われます。アブラもんを好むのは温泉だけにしておかなくちゃね(わかる人にしかわからないネタでゴメンナサイ)。
さてそんなわけで食事終了です。え?これだけ?メインはないの?と疑問に思ったアナタ、食べ過ぎです(大笑)。だってですね、
(誤解のないようにいえば「3品*2人前」ではありません。この3品を2人でそれぞれシェアしました)。
そんなわけで宿に戻りおしんこどんはさっさと「就寝」。面白いことに、ふだん自宅ではTakemaはさっさと寝てしまうのにおしんこどんは宵っ張り。でも旅行先ではおしんこどんが食事後ゴロンなのにTakemaが宵っ張りなんです。家事とかの諸事情をある種含めなくてもそうなんですから不思議(笑)。
夜は星が綺麗でしたんでおしんこどんを起こしてかなりの時間星空見学会。写真も撮ったんですが全然駄目。いろいろと実地ベンキョーしておかないと「来たる日」がキビシイので頑張らなくちゃ(なんのこと?=謎笑)。