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− その1 12年ぶり&5回目の訪問、2011年末NZ編メニュー −



爽やかな初夏の山と海をタンノー、新年帰国時にはしっかり日焼け!(笑)。

(2011年12月21日 - 2012年1月2日)

ニュージーランド。Takemaにとっては言わずと知れた「約束の地」というか、「全てはこの国から始まった」というべきなのでしょうか。1989年から90年にかけての約1年間、ワーキングホリデー制度を利用して長期滞在した思い出多き国なのであります。

この1年がなかったら、現在のように海外にフリーで出かけることはまずあり得なかったでしょうし(そもそも英語が全然出来ないまま旅立ったのですから、今から考えれば勇気あるというか無謀だったなーと冷汗もの)、さらには1999年に拙ウェブサイトを立ち上げたのも、最初の目的は「10年前のワーキングホリデーの記録をせっかくだから公開してみよう」と考えたからであります。つまりNZワーホリの経験がなかったら拙サイトはこの世になかったはずであり、今こうしてこの文章を読んでくださっている皆さんとも「つながる」機会はなかったはずなのです。

そしてわが妻おしんこどんとの最初の出会いも拙サイト掲示板がきっかけでした。つまりは‥

おしんこどんと2000年に結婚し、その時の新婚旅行もNZだったわけですが(その時の様子はこちらから)、実はその後はずっとご無沙汰でありました。ただ、ちょうど干支もひと回りしようとしているこのごろ、「そろそろ『原点回帰』してもいいんじゃないか?」と思い(笑)、早々と7月には往復の航空券を予約完了。即発券の格安チケットだったのでもう後戻りは出来ないぞモードでしたが、もちろん前に進むことしか考えていなかったので問題なし(何のこっちゃ)。

そんなわけで、12月=初夏のニュージーランドをいろいろと楽しんできたわけです。旅行の参考になる情報は少ないかも知れませんが、まぁお楽しみいただければと。

‥それにしても何だか前置きがどんどん長くなっている傾向が。さすがに年をくってきただけはあるなぁ、あと数年で半世紀だぞ(苦笑)。

まずは乗り換え地のシンガポールでセンバワン温泉の湯浴みからスタート(笑)
早朝発のシンガポール航空でまずはシンガポールへ。冬の東京から熱帯のシンガポールに着いたあとは、偶然ながらベンツタクシーで例のセンバワン温泉へ。今回は「他人様のお世話にならなくてもいいように」機内持ち込み荷物に「あるもの」を仕込んでおいたのですが、うーんなかなかヨカッタじゃないのさ!
到着後すぐさまカイコウラへ、焦りながらもさっそくホエールウォッチング!
ワーキングホリデー時代はお金がなくて行かれなかったんで、まがりなりにも中産階級になれた今だからこそ行っちゃえ(笑)。しかし途中で余裕をかましすぎたか時間ぎりぎりの到着でヒヤヒヤ。しかし無事に見られたのはこのページトップの画像の通り。
ホエールの後は元気なイルカ&動きのないアザラシ、そして本日のお宿、夕ご飯へ
はね回るダスキードルフィンは元気だねー。さてこのあとは高台にある今夜のお宿へ。展望は確かにいいのですが、考えてみれば夕食が摂れる場所は海沿いにしかなかったのね(失敗)。歩いていきましたが登り返しはきつかったー。結局車で町の郊外まで行きましたとさ。
カイコウラからR70経由でハンマースプリングスへ、天気最高交通極小!
ハンマースプリングスへは、内陸を通る70号線経由で向かいます。その昔は長大なダート路ということだったので走るのは今回が初めてですが、「何もなくてかなりイイ」印象です。途中、マヌーカの花を味見したりしながら間もなく到着です。
ハンマースプリングスの源泉は硫黄臭たっぷり
広大なレジャーランドである「Hanmer Springs Thermal Pools」には、ものすごくたくさんの温水プールが設置されています。ただし「温泉」じゃなくて「温水」です。しかーししかし、そんな中に小さくて目立たないとはいえ源泉を湛えたプールが存在します。「Sulphur Pools」の名前の通り確かに硫黄臭たっぷり。
そんなわけで「日式温泉」のマルイアホットスプリングス!
途中の寄り道場所*2はどちらもわからずに通過してしまいとりあえずロスト。でもまぁ「今宵の温泉宿」まで来てしまったのですからまずはチェックインしちゃいましょ。うふふ温泉宿ですよ温泉宿!しかも日系の企業による運営ですから‥まずは「単純硫黄泉かけ流しの貸し切り内風呂」からまいりましょー!
NZ初の野湯「Sylvia Flat」で常連さん?の泰然自若ぶりにビックリ
宿の方に場所を確認し、行ってきましたNZ初野湯!いわゆる「先人による整備」が進んだ初心者系野湯ではありますが、サンドフライがすごくて湯っくりできない!いや、あの先客さんは全く動じてないんですがなぜ?(笑)。帰着後は日本食系夕ご飯、そしてギリギリ時間の大浴場入浴、さらに翌朝の露天風呂(プール)入浴と続いてチェックアウト。
悲しきグレイマウス周辺を通過、野湯ロストのあと慌ててフォックスグレイシャーへ
天気晴朗ヒジョーに気持ちいいっ!しかしグレイマウスに向かうこの地域にはいろいろな意味でのもの悲しさが伴います。そもそもトランズアルパインの路線だって鉱山路線として建設されたわけですが‥。フォックスまでは途中まで油断して海岸ランチなどをしていましたが、カイコウラの教訓役立たずでやっぱり駆け込み系(笑)。
「Flying Fox」でフォックス氷河のど真ん中トレッキング(1)
ヘリでフォックス氷河の中腹まで上がり、氷河お散歩の上で帰ってくるというゴージャスツアー、うっはぁヘリコプター楽しぃ!天気はまさに微風快晴の絶好で、氷河上でも思いきり楽しみました。もちろんグレイシャーブルーもタンノーしました。だって氷河内部のトンネルにも入ったし(よっしゃー)。
「Flying Fox」でフォックス氷河のど真ん中トレッキング(2)
氷河上をさらにうろうろしたあとは、氷河水を飲んでまた寿命が延びたぞ(笑)。戻ってきてからは買い出しのあと夕ご飯、うーん無国籍人モードのおしんこどんとともに飲む赤ワインは格別です(何のこっちゃ)。このあとサザンアルプスを輝かせる夕日を眺め、よぉっし今日も楽しかったよ!
マセソン湖お散歩大満足、Petrol満タンには無念の手こずり(笑)
この日はクイーンズタウンまで行けばいいということで午前中はマセソン湖をぐるりと一周。天気もいいしサザンアルプスも綺麗に見えてそこそこ満足。で、いよいよ出発前にガソリン(Petrol)入れなきゃというところでちょっと手こずりました(笑)。
フォックスから西海岸をずんずん南下してワナカまで
爽やかな西海岸南部の6号線を走り抜け、ハーストから内陸へ。しかし峠越え界隈でTakemaの下腹部に異変(笑)。でも「あれ、こんなところにあったっけ?」という場所に緊急避難所(笑)があって、Takemaの尊厳は維持されたのでありました(笑)。そんなわけで無事ワナカまで。
QTまでの道のり楽し、お宿がゴージャスなのにびっくり、そして夕ご飯難民(笑)
初めて通った87号線の峠越えはいろんな意味でかなりヨロシイ道でした。QT(クイーンズタウン)で買い物を済ませて到着した連泊のお宿はあれまホテルじゃなくてコンドミニアムだったのね(予約時に気づかず)。そして予想通りクリスマス当日の夕食は‥(笑)。
バンジーあとの午後はワイナリーめぐり
午前中にNevisバンジー&スウィングをタンノーしたあとは、のんびりとワーナリでも巡ろうということに決めました(Takema独断)。しかしこの日も祝日ということでOpenしていたのはたった2箇所。でも「はじめてのわいなりー」、そこそこ楽しかったかな。
安直にゴンドラでボブスヒル観光、そのあとテアナウへと移動開始
天気が崩れ始めるという予報でしたがまだ雨が降る気遣いはなかったのでボブスヒルへ。おしんこどんのリュージュを撮影した後「この旅行唯一のおみやげ」を買い込みテアナウ方面へ。途中モスバーンでのランチは午後なのになぜか「モーニング」。
テアナウ界隈をミニお散歩+翌朝は氷河湖方面へ
テアナウ到着が早かったこともあり、このあとはビジターセンターから湖岸歩道を歩いてTe Anau Wildlife Centreへ。あのワラビは絶対に食べられたはず、次回この時期に訪問するときは絶対重曹持参で食べてみるぞ(笑)。さて翌朝は‥あーキーサミットは雨だしというわけでレイクマリアンへと向かいます。
ワーホリ以来22年ぶりにレイクマリアン(Lake Marian)再訪
表題の通りレイクマリアンへ。「サンドフライの殿堂」という思い出とはまったく裏腹に、あまりにも爽やかな氷河湖の風情を堪能することができました。ただしこれはある種まれにみる僥倖かと。だって普通ならあり得ないもん。これをデフォルトイメージとして訪問すると、とことん痒い目に遭うはずです(笑)。
フィヨルドよりも何よりも、サウンド内のドルフィンにたまげ満足!
かなり長いページですが、それはこの時の充実度を如実に反映するものとお考え下さい。ミルフォードサウンドの遊覧ではじぇったい小型船に乗るのが正解です。間違いない!その理由はこのページをご覧いただければわかります。すぐそこにイルカがっ!(ま、運ですが)。
この日はただの移動日‥のはずが、何だか寄り道がウレシイ
トランポリンのあとしばらく車を走らせると、おおーぅいきなり鉄っちゃん満開の蒸気機関車が!もちろん追走し待ち伏せしたことはいうまでもありません(笑)。そのあと気になっていたワイナリーでテイスティングをタンノーし、何だか濃厚な復路になりました。
フルーツメインの昼ご飯のあとお昼寝、そしてFish'n Chips夕ご飯に「マイッタ」
クロムウェルは言わずと知れた果樹園地帯ゆえ、直売所界隈でフルーツランチ。このあとは峠越え‥うわぁいきなり襲来した睡魔にすぐさまピットイン(&就寝)。このあと復活してトゥワイゼルに到着したわけですが、NZの外食定番はすでにTakemaのお腹レベルを超えておりました。
マウントクック界隈をお散歩
午前中はお天気イマイチなので宿でのんびり、お昼になってマウントクックへ。タスマン氷河が思いきり溶けまくった氷河湖になっていてびっくり、そのあと新たなるジャンプスタイルを模索しつつプカキ湖畔でもこれまたカンフージャーンプ!
ルピナス群落を眺め、大量にチョコを買い込んだ上でバンクス半島へ
一気にバンクス半島へと向かうつもりが、Mt.Johnへ向かう支道沿いでルピナスの大群落に心を惹かれ、さらにフェアリーではおしんこどんがチョコレートを大人買い。ショートカットルート経由で何とか75号線のサミット(峠)までやってきました。
そして、時は流れたのであります
メインロードにはなぜか5つものポストが。しかしかの坂道を上がっていった先には「何も変わらず。そして大きく変わった現実」がありました。でもその一方で、永遠に刻まれつつあるモニュメントも。自分は‥またこの地を訪問します!
NZ最後の夜はおしゃれ系B&Bでまったり、そして一気に帰国ぅ!
この日宿泊のB&B、かなりイイ!もっとも様々な思いを抱きながらも2011年大晦日は暮れていったわけです。来年はNZにとっても日本にとってもいい年になりますように!2012年最初の残念無念は「美味しい朝ごはん」を満喫できなかったことかな(苦笑)。


なお、このNZ編の背景画像はNZ南島、Fox Glacier近郊のLake Mathesonで撮影したものです。Mt.Cookが湖面に映るということで特に夕日画像で有名な撮影場所です。で、何が言いたいかというと「近年ディスプレイの高解像度化に伴い、拙サイトもこのような背景画像のピクセルサイズを大きくしているわけです。しかし縦横比が16:9なのにあえてTakemaは一部の動画を除いていまだに4:3。そうなると何が起こるのか?

この元画像は4:3比率で「2560*1920」ピクセルで撮影しています。それを、23-27インチでの現在最新ディスプレイに対応すべく(でも少しでも軽くしたいので)横1920ピクセルに縮小加工(縦も比例)しているわけです。でもそうなると「画像下部が余るというか表示されないかも」。

横1920の最新ディスプレイでもLake MathesonにMt.Cook山塊が映り込む姿をお見せできないのは残念な話ですが、現在においてもビジネス&モバイル系PCでは横幅1024ピクセルのディスプレイもまだあると思いますので、以下にこのページ背景の元画像(背景用加工前)を640*480で貼っておきます。でもね(笑)、




(わたしゃせいぜいデジ一眼もどきしか持ってない素人系なのでお許しいただけるかと‥)

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