− Nevis Hiwire Bungy & Swing (その1 出発編) −
初めてNZでバンジーを飛んでから22年弱。またここに帰ってまいりました!
(2011年12月26日)
さてここで無意味にTakema47年の人生をふり返ってみれば、初めてバンジーにトライしたのは1990年の3月10日でありました。あの頃はまだ20代半ばのピチピチボーイ(うそつけ)だったのね。その後朝日村や猿ヶ京、そしてみなかみ等の国内、そしてGouritz(65m)やBloukrans(216m)、そして先日バンジーコードが切れるという致命的な事故を起こしたVictoria Falls Bungy(111m)などの海外遠征なども積極的にこなしてきたTakemaであります。
しかしやはりバンジーの原点といえばニュージーランド!これまでにもKawarau(43m)を3回、Skippers Canyon(71m)を2回、Pipeline(102m)を1回飛んできたTakemaでありますが、今は「Nevis Hiwire 134m」というなかなかの高々度サイトがあるというので、「これは行かずばなるまい!」というわけなのであります!そういえば、かつてのSkippers CanyonやPipelineなどのジャンプサイトはなぜ閉鎖されちゃったんでしょうかね?
トランポのバスには「BUNGY」のエンブレムが誇らしげに(笑)。
そんなこんなでチェックインとなりますが、実はこの時点でおしんこどんはエントリーする予定はなかったのです。ところが、ここで思いがけない展開に(笑)。
とのたまうではありませんか!というわけで急遽そちらにエントリーし、「Takema=バンジー」「おしんこどん=ブランコ」という棲み分けとなった次第です。
その場で体重のチェックを受け左手に記入され、さらにエントリーナンバーを右腕に記入。右上画像は「Nevis Bungy 第4グループ、通し番号22番」を意味しているようです。バスが出るまでの間、カウンター裏側の無料ネットなどで時間をつぶします。ちなみにこの端末(右上画像マウスオン)、何だかバンジーに関係ない人でも自由に使ってしまえそうな気がするんですが‥太っ腹だなAJハケット!(笑)。
さてそんなわけでバス(残念ながら普通のマイクロバスだった)に乗り込んで出発です。クロムウェル方面へとどんどん国道を進み、あれれカワラウバンジー(右上画像)の前を通り過ぎ、どこまで行くのかな?と思い始めた頃右折して一般車通行禁止の標識のあるダートを進んでいきます。なお本題とは関係ないのですが、さすがにクリスマス休暇の真っ最中ということもあり、警察さんも取り締まりに大忙しという感じでしたので、くれぐれも制限速度は守りましょうね(右上画像マウスオンで「ロックオンされた可哀想な一般車画像」に変わります)。
順調に山裾までやってきました。ここからは一気に高度を上げていくことになるのですが‥前方には「うわ困った、こりゃ時間かかるぞ」系の障害物が道路を占有中でありました。それは‥
うーん、これは待つしかないですね。バスのドライバー氏も無線で「こんなことになっちゃってるから到着が遅れます」というようなことを連絡しておりました。羊の移動よりもペースがゆっくりなのは、ま、牛ですからしゃーないですわ。幸いなことに道路沿いに「道草」が少なくて、牛たちも地道にされど着実に歩みを進めてくれました。急坂を一気に登り切ると現地オフィスに到着です。
バスから降りるといきなりハーネスの装着です。これはバンジー用のハーネスなのですがなぜバンジーを飛ばないはずのおしんこどんまでも?
実はここNavisのバンジーはとある特殊な場所から飛ぶことになっておりまして、ただ見学するだけの場合もハーネス着用は必須なのであります(なおカワラウとは違って、同伴者の誰かがジャンプまたはスイングに参加するのでなければこの場所まで来るバスには乗れません。たぶん‥)。さてその「特殊な場所」とは‥?
ジャンプサイトまでは5-6人乗れば満員御礼のオープン式ゴンドラで渡ることになっていて、その際の安全確保のためにハーネスが必要というわけです。ま、ゴンドラそのものに「何かが起これば」一蓮托生なんですけれどね(縁起でもない)。
ちなみにTakemaのバンジーに関するこだわりとして「ブリッジバンジージャンプしか飛ばない!」というのがあるんですが(だからたとえば、マカオタワーの「スカイジャンプ(233m)」には全く興味なし)、さすがにここNavisは「ブリッジ」とは言えませんよね(笑)。ま、「ガイドラインなし、谷に向かってジャンプ」という最低限の基準はクリアしているんで「OK」とした次第です。なお、クイーンズタウン周辺にはここ以外にも同じAJハケットが運営する「Ledge」というジャンプサイトがあるんですが、あちらはもう「ブリッジ」とは似ても似つかぬ構造物なので、最初から飛ぶ気にもなりませんでした(実際、目の前まで行きましたがエントリーせず)。
もっとも、あえて渡らない(渡りたくない)見学者さんはここから見ることも叶姉妹です。その場合ハーネスは着用しません。
ではでは、ゴンドラ乗車から実際のジャンプに至るまでは次のページでご紹介ということにいたしましょ。