Nevis Hiwire Bungy & Swing
− Nevis Hiwire Bungy & Swing (その2 ジャンプ編) −



このゴンドラ乗車だけでも高所恐怖症の人には地獄絵図かもしれませんね(笑)。

しかしまぁ何というか、このジャンプサイトを見ていると「よくこんな大がかりなのを作ろうと思ったな‥」という気になってきませんか?ジャンプしてきた自分が言うのもナニですが、「たかがバンジー」のためにこれだけの施設を作ってしまうとは、ニュージーランド人の「遊び=アクティビティにかける情熱」はすごいもんです。

考えてみれば、このバンジージャンプはもちろんのこと、ジェットボートもNZで生み出されたものですよね。さらに最近では「ゾーブ(ZORB)」もNZ発ですし、440万人という、世界的に見ても決して多いとはいえない人口規模のこの国が生み出す創造的なパワーには頭が下がります。だって、日本が発祥のお遊び系アクティビティって‥思いつきます?(苦笑)。
ただ、たとえば家庭などの水回り界隈については圧倒的な進化を遂げているのが日本でもあるわけで、ある種国によっての「得手不得手」があるのかもしれませんね。それを単純に比較するのは意味がないことかも知れません。

ちなみに「ゾーブって何?」と思われる方は以下で検索し、ブラウザの「戻る」ボタンで戻ってきてくださいませ(親切でしょ)。
そんなわけでわれわれもゴンドラに乗り込んで、いざ「聖地」へと向かうわけですが、うーん、エントランス部分からやってくれますなー!




(右上画像マウスオンで一番深い河原の画像に変わります)

この日はほぼ無風快晴のお天気でしたが、多少なりとも風のある日は下からの吹き上げがさらに射幸心を煽る‥いや違った恐怖心というかアドレナリンをたっぷりと分泌するのでしょうね(微笑)。

ちなみに左上画像の方はこちらのジャンプマスターのお1人でしたが(名前を聞くのを忘れた)、最初自分と同じジャンパーの方だと思い、「これまでに何回くらい飛びました?」と聞かれて「たぶん30回くらい‥」と答えたら「おお、それではベテランですね!いいジャンプを見せてください」と返事を返された瞬間に「しまった!」と思ったのはここだけのヒミツです。最近のTakemaジャンプは着実にヘタレ度を増しているので‥(苦笑)。

到着後はしばしの順番待ちの間に、足元のアクリル板越しに下をのぞき込んだりしておりました。やっぱ高いなー(笑)。



でも、2008年に南アフリカで216mを飛んだ自分なんだから大丈夫!と自分に言い聞かせます(大笑)。

そうこうしているうちに、いよいよTakemaの足ハーネス装着タイムとなりました。

しかしここでちょいと気になることがありました。ゴンドラに乗る前のインストラクションで、女性スタッフが説明していたこと。それはTakemaのリスニング能力の激しすぎる低下により完璧には理解していなかったのですが‥。

でも「まさかバンジー真っ最中のお客に何かを操作させる」なんてコトはないよなー」と思いこんでいたのでしたが‥

確かにジャンプ時には誰しもが足ハーネスなのに、ジャンプを終えた皆さんはなぜか腰支点状態で(ワイヤーに吊り上げられて)上がってくるわけで、これはやっぱり聞き間違いではないのか?何かせにゃいかんのか?と思い、最終チェックとなる歯医者さん系シート(右上画像)で聞いてみると‥

し、しかしこれって‥たとえば「初めてバンジーにチャレンジする人」にはあまりにも過酷なタスクじゃないんですか?そうじゃなくても誰しもがそれぞれのレベルでパニクってるんですよ!わたくしTakemaだって、1990年の初ジャンプ(カワラウ)の時には「飛び出して1秒後、脳内錯乱につき記憶喪失状態」だったんですから。

あ、でもあの時でも1度目のバウンド後に「自分はいま何をやっとるのか」についての意識が戻ったっけ。で、求められているのは2度目のバウンド頂点での操作。うーんでも、やっぱり「そのタイミングでお客に操作させるってやっぱり‥」。

ちなみに、その操作ができなかった場合は「逆さ吊りのままワイヤーで引き上げられてくる」ことになります。大した時間ではないので問題はほとんどないのですが、でも‥

そう、Takemaのメンツ保持のためにも絶対にミスは許されないのであります(笑)。「いやはや弘法も筆の誤り」とか何とか言い繕おうとしても、「で、その弘法大師って誰なんですか?」と突っ込まれたら終わりだし(いや誰も突っ込まないとは思いますが)。

そして、Takemaの前に飛んだ20才そこそこのお兄ちゃんが「あえなく逆さ吊りのまま収容」されるのを見たTakemaは、


(いや、見ていた限りこのお兄ちゃん以外の全ジャンパーはちゃんと外していたようですが)。

さーて、そんなわけでいよいよお立ち台へと向かいます(右上画像が実はジャンプ後の画像だということを先に申告するTakemaは正直者なので天国行き確定申告税金還付たっぷりだと予想されます)。ではではここからは論より証拠、お待ちかねの(誰が待ってたかは存じませんが)動画とまいりましょう!


「TakemaのNevisバンジー2011/12公式版」

いやぁ、やっぱり薄くなったなー。関係ないけど(笑)。
ついでにもう一発、おしんこどん撮影による別角度からの動画もあります!もっとも場所が限定されてるんであまり大きなアングルの変化は望めませんが、そりゃまぁしょうがないってことで。
「Nevisバンジーおしんこどん撮影版」

動画のピントが追いつかない点についてはパナソニックもっと頑張れ(笑)。
ついでにAJハケットからいただいた(有料ですが)静止画像もこちらで披露いたしましょ。ここに限らずオペレーターが提供する画像は自分たちが撮れない角度から撮影しているはずなので、旅行者であるわれわれは買っておくのが得策だと判断しています(でもQTゴンドラの乗り場でもれなく写される画像は買いませんでした=それなら自分たちでも撮れるって)。
そんなわけでTakemaのジャンプ終了!2011年は「飛ばずに終わる」かと思いましたが、ほぼオーラスにきっちりと(ちょっとビビリモードでしたが)飛ぶことが出来ました。それにしても「修行の場」としてのみなかみバンジーはジャンパーの質が上がってるからなー、チャールズさんやヒロシさんに教えを乞いて「もう少しきっちり」跳べるようにしましょうかね。



そんなこんなで「一仕事」を終えてゴンドラで戻りまーす。

続いてはおしんこどんの「Nevis Swing」なのですが、「ブランカー」のノリというかビビリはかえってこちらの方が面白いかも?「Swing=ブランコ」という訳語に決して騙されてはいけません。アルプスの少女ハイジは実は「とてつもないチャレンジャー」だったのです(大笑)。
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