− その7 やっと温泉に入れたぞの巻 -



ふぅ、これで自己満足的ひと安心♪

さて、このミャンマー旅行の中でTakemaが中心的なお楽しみイベントに据えていた場所、それはマンダレーやバガン訪問ではなく、実はティーボーの温泉訪問だったのです(笑わば笑いなさい)。あの時はそのためだけにわざわざ単独&海パン着用で行ったんだものね。しかし期待は無惨に打ち砕かれ(ただの下調べ不足だったといえばまさにその通りなんですけれど(苦笑))、あのような無惨な敗退に至ったわけなんですね(まぁあれはアレで楽しかったのですが)。

しかし、ミャンマーよりもはるかに移動の自由がきかないあのパプアニューギニアでも、ちゃんと温泉訪問を計画に入れて行動したわたくしTakemaが、このまま一つも温泉に入らぬままこの国を後にするなどということは正義的にも道義的にも、そして精神衛生上も決して許されないことです(なお身体衛生的には何の問題もありません=あたりまえ)。

というわけで、ここインレー湖畔にも温泉があるという情報をつかんでいたTakemaは、「ここすらも行きはぐれたら万死に値する!」という決死の覚悟のもと最後のアタックに臨んだわけでございます。いや、ただの自己満欲求なんですけれど(笑)。

インレー湖のどこに何があるかをこと細かに知るはずの船頭さんもちょっと悩みながら水路を進み(実は途中で迷ってたっけ)、狭い水路を行き止まりの集落へ。さすがにこういうリクエストをするお客は少ないようですな。船を泊めた場所からは15分くらいということで、OMさんとダート道を歩き始めることに。しかし雨の心配はない状況とはいえ、となるとカンカン照りで暑い!しかも太陽はまさに南中高度、その角度に合わせるかのように真っ直ぐ延びる林道、木陰もなくてこれはキツかった(笑)。



これは帰り道の画像なので日陰が多く出てますが、往路は全部日なたでキツかった(ホント)。

とはいえ頑張って歩いたからか、めざすフーピンホテルリゾートには10分ほどで到着!ちなみにここの存在を知らなかったOMさんは、最初「フーピンホテルならニァゥンシュエ市街にありますからすぐですよ」と言っておりましたっけ。自分がネットで「市内の同名ホテルに行っても何もない」ということを調べていなかったら、またも温泉をロスするところでした。危ないアブナイ。まぁ彼女はフリーのガイドですから、「お客を案内しつつ自分もその場で情報収集していかなければならない」立場でもありますし、知らなかったのはやむを得ないことですが。ミャンマーではインターネットも不自由&コスト高ですしねぇ。
ちなみにミャンマー@軍事政権下では数年前からようやくネットが解禁されてはいますが、ネットのミャンマー入口の時点で既に規制が敷かれているらしく、たとえば日本語によるミャンマー紹介サイトのうち(もちろんサーバーは日本側)有名なところのいくつかはミャンマー国内からのアクセスが不可なのだそうです。某氏によると「たぶん政府がキーワード分析による規制をかけていると思うんですけれど‥」ということでした。ということは、アップ開始後数ヶ月のうちに好き勝手を書いてきているTakemaのサイトも、もしかして今はミャンマー国内では閲覧不能?(まぁいいけどね)

さぁて、そんなわけで温泉リゾートへ。しかし入口界隈には人の気配が全くありませんし、入口の門は固く閉ざされていて、何だかホテルというよりは軍や警察関係の施設のような気にもさせられます。でもちゃんと「Inle Spa」とか「Hot Spring」とか書いてあるから間違いはないだろうけどなぁ。

そう思いながら中をのぞき込んでいると、ホテルの従業員がようやくこちらの存在に気がついたらしく、歩行者用通路の門を開けてくれました(左上の写真)。温泉に入りたいことを伝えると、入浴料は$1だとのこと。バスタオルを受け取り(何だこっそり宿のバスタオルをしのばせてきたのに要らなかったのね)、着替えはシャワー室を使えるということで一安心。もちろん水着着用です。



「入浴時間は30分以内に」ということですが、だぁれも計っていやしません。

さて、上の写真が風呂(いや違ったプール)です。湯温は大体40度くらいでほぼ適温。薄い黄土色の湯ですが、これは源泉からしてこうなのか、それとも途中のパイプのサビ色が付いているのかはわかりません。においをかいでみると‥確かにどこか硫黄泉のような匂いもしましたが定かではありません。

気になるのはこのプールへの湯の流れ込みがないということ。日本の循環風呂のようにプール内に給湯&吸い込み口があるわけでもなし、いったいこの湯温はどうやって調節しているのでしょうかね。しばらく周囲を観察しているうちに、湯を引いてきていると思われるホースを発見。おそらくは、湯温が下がってきたら熱い源泉をどどどっと注ぎ込んで温度調節という方式なのでしょう(たぶんね)。

ちなみにOMさんはTakemaの入浴中ホテルの敷地内で待っていることになりました。外国人と同行のミャンマー人は相当安い料金で入れるのだそうですが、もちろん彼女は水着を持参していませんし、また「もし水着があってもわたしは入りません」という乙女の恥じらい的発言があったこともここに付け加えさせていただきます(笑)。

さて、30分を優に過ぎたと思われる頃Takemaが着替えて戻ってきてみると、OMさんの姿がどこにもありません。どこ行っちゃったのかなぁときょろきょろしていると、ホテルの人が「あなたのガイドはあっちに行きましたよ」というので、言われた通りヘコヘコ歩いていくと、ホテルの裏側から敷地外に出る踏みわけ道があり、その先の広場になぜかぽつんとある茶店(こんな所に茶店を開いて果たして客が来るのだろうかと思われるような場所)でくつろいでいるOMさんを発見!

しっかり昼ご飯を食べていたOMさんでしたが、その間にもしっかり茶店の人から情報収集をしていた様子で、戻ってきたTakemaに次のような嬉しい言葉を発してくれました。

な、ナニッ!(嬉)!

茶店のある広場の反対側に温泉、しかも源泉があるというのです。というわけで注文したスターコーラをそそくさと飲み干し(すぐに大きなゲップが出た)、行ってみると‥おおっ!



こんなところに源泉がありました!(隣接して2ヶ所)

コンクリで仕切られた地面の下から、温泉がこんこんとあふれ出しています。何となく硫黄の匂いがするからやはり硫黄泉でしょう(わかりやすい理屈)。色は見る限り無色透明です。さわってみるとかなり熱く、60度くらいはあると思われます。火山地帯でもないこのあたりにどうしてこんな熱い湯が自噴しているのかはわかりませんが、それにしてもこれはかなりいい湯です。

源泉から流れ出す湯ですが、さすがにこのままでは熱すぎて使えないということか、自然冷却を狙った設備が作られていました。



流れ出した湯は、そのままこちらの池へと導かれます。



最初の池で少し冷やされた後、湯はこの湯船(湯船2)に導かれます。



こちらはもう一つの湯船(湯船1)です。

あたりにはほとんど人影もないし、よし、これは入るしかないでしょう!と思いつつ、念のため湯船に近づいてみてびっくり。

上図の湯船1では湯の透明度がほとんどありませんでした。湯中で繁殖した藻のせいもあって湯の色はかなりくすんだ緑色で、何だか入ると身体がヘドロ臭くなりそうな気にもなってきます。湯船2は、それに比べると透明度も結構あってだいぶましなのですが、問題はそれだけではありません。湯船1.2に共通するもう一つの大問題、それは‥



湯船2はだいぶましなのですが‥

そう、途中で湯冷ましの池を経由して流れ込んでいるとはいえ、荒熱が取れるほどではなかったようで、推定温度45度以上!確かに那須湯元温泉鹿の湯共同浴場のように「47度!入れるもんなら入ってみぃ!」の湯に浸かってエラソな笑いを浮かべる人も世の中にはいるようですが、わたしゃ熱いの、苦手なんです。しかも湯温を下げるための水はどこにもないしねぇ。こりゃしょうがない、まぁフーピンホテルの湯には入ったから、残念ながらこっちは諦めることにしました。



しょーがない、諦めましたの図。

さて、せっかくだからとホテル周辺をうろうろしていると、ホテルとは道を挟んで反対側にも大きな源泉がありました。ホテルはこちらの湯を利用しているのでしょう、源泉にはしっかりと囲いがあり中に入れないようになっていました。



気温が高いので湯気はあまり上がりませんが、それでも相当熱い湯が出ているとみました。

というわけで温泉行脚も無事終了。時間は‥あ゛、やばい、13:00をとうに回っています。今日はこの後ヤンゴンまで空路で移動しなきゃいけないのに!というわけで、そそくさと船着場へ戻るTakema&OMさんなのでありました。

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