− その9 観光たっぷり、夏の屋久島を堪能♪ −
さてここからはじっくり観光とまいります。どこもすでに訪問したことのある場所ではあるのですが、いかんせん夏と冬とでは各所の趣が全く違うはずなので何だか楽しみです。というわけでまず最初にフルーツガーデンへと向かいました。
1993年に訪問して以来、なんと14年ぶりに訪問したフルーツガーデン。県道からの取り付け道路ですら全く記憶とは違っていました。県道からすぐだったと思ったんですが、こんなに奥まっていたとは‥。しかもこんなに広い駐車場なんてあったっけ?(これはその後のお客さんの増加に従って拡張されたのかもしれませんが)。で、受付棟に向かって歩いていくと‥
何ともアジアンライクな母屋がお出迎え。
うん、これは記憶がありますね。だって14年前はほとんどみぞれが降るような天気の中の訪問だったんで、「吹き抜けはさむーい」と感じた記憶があったんです。‥う゛。ここで何となく考えて気づきました。14年前って、Takemaはまだ20歳台だったのね。若かったんだなぁ(とはいっても当時とてぎりぎり29歳だったけど)。
で、園内に何やらガイドさんらしき声が。そもそもガイドさんの存在そのものが新鮮です(笑)。前回訪問時は全然そんなこともなく、ただフルーツを食べて帰ったような?アバウトな記憶しか残ってません。でも園内ガイドはなかったと思います。冬だったから巡っても何もなかったでしょうがね。
で、今回はガイドさんにこれが何、アレが何それという感じで紹介を受けながら園内をぐるり一周。途中、屋久ザルが何やら果物を失敬しに来ておりました。多少ならみのがしているということでしょうか、ガイドのおじさんは全然動じていないようでした。
温泉×2+園内散策で身体の水分が随分失われたということなのでしょう、無性にのどが渇き、購入したコーラのペットボトルもたちまちなくなってしまう状態です。となればお次は少しでも涼しげな場所、そう、マイナスイオンたっぷりの大川(おおこ)の滝へ参りましょーとなるのはチキンラーメンには卵を落とさねば意味がないのと同じようにあまりにも必然的な理の当然なのであります(何のこっちゃ)。いや、単純に島一周の途中寄り道なんだけどね。
これまでの訪問時(いつも12月)には「とっても大きくて立派な滝だけれど寒々しい」という印象が先に立っていましたが、季節が違うとこんなに気持ちいい=印象が違うとは!あたりの岩はアチチ系ですが、滝からの飛沫を含んだ風が肌に感じる暑さを和らげてくれます。ちなみに上の左右画像にマウスオンするとTakema&おしんこどんそれぞれの悦楽画像に変わります。って、たいしたもんじゃありませんが。
妄想:「ああ、大川の滝が湯の滝だったら‥(笑)」。
さてここからは西部林道に入ります。1車線のくねくねワインディングを曲がった先に屋久ザルや屋久鹿がいきなりいたりするかも知れませんし、もちろん対向車がいたりしたら笑い話にならないので一応ゆっくり進みます。ちなみに猿も鹿も対向車も全部いました(笑)。と、道沿いに清水発見!
となればこの日の暑さゆえこうなるのは必定。もちろんTakemaもやりましたし、たっぷりゴクゴク。
そんなくねくねロードをクリアして永田の灯台へ。Kさんに撮ってもらった左上画像、いかにも夏らしくて素晴らしい。ちなみにこの灯台から見た海(右画像)ですが、ここは数回訪問しているとはいえいつも怒涛の波濤が打ち寄せている記憶しかなかったのに、あれま全然波ないじゃないのさ。ここは島の北側ゆえ冬の季節風が直接吹き寄せる場所、夏と冬とでは見せる表情が全然違うってことをあらためて知らされました。
そうこうしているうちにお腹が空いてきました。もうお昼はとうに回っている13:30ころ。もっとも西部林道走行中に小洒落たカフェなどを期待するのはどだい無理な話ですから、永田に何かあるだろうとうろうろしたのですが、島の南部に比べて「10数年前の屋久島の雰囲気を多く残している永田集落」というべきか、全然食事処がない!いや、集落内に一軒ありましたが、時間が時間だったからか営業時間終了ということで涙を飲んだわけでした。
しばしうろうろしたあげくに「ここ、やってるんじゃない?」というわけで「つわのや」さんへ。日中のレストラン営業はホテルではなく第三者グループに任せているようでしたが、そんなのは関係ない!やったやった遅めの昼ご飯にありつけた♪
というわけでお昼ご飯の2例がこちらです。ところで、こちらのホテル「つわのや」。どこかで聞いたことがあると思ったら、旧ヤマハリゾートなんですよね。昭和40年代に薩摩硫黄島・屋久島・諏訪之瀬島・そして沖縄本島とネットワークを組んでヨットのクルーズ客を当て込んだ施設を作ったうちの一つ。この辺の経緯については拙サイト内の別コンテンツに書いてありますのでこちらからどうぞ。ほんやさんもここで奥様(となる女性)とカレーを食べたのかなぁ(笑)。ちなみにリンク先ページの「ほんやさん」はリンク切れですが、今は「音蔵」マスターとして元気いっぱいに活動なさっておられるほんやさん=音蔵。
ちなみに右上のハンバーガーもかなりボリュームがあって、お腹はすっかり大満足モードとなりました。というか、Takemaとしては食べ過ぎだったような‥。マエダンゴさんがご覧になったら「は?(絶句)」という感じになりそうですが、いやホントそうなんですよTakemaって(汗)。
さてここ永田の浜といえばウミガメ産卵の地として有名ですが、浜はもとより海がとっても綺麗!というわけで、せっかくですからここでもスノーケリングしちゃおうかなと!。Kさんにもその準備をしてきてもらいましたんで、ここで一発、屋久島の海を堪能してもらいましょう!
口永良部島(左上)と、薩摩硫黄島(右上はるか遠くの噴煙が目印です)を見ながら湯、じゃなかった海に入りましょ♪
エントリーポイントはご覧のように安らかな砂浜、そこから岩場を目指すおしんこどん&Kさん。仲むつまじい(笑)。
元水泳部のKさん、スノーケリング用のフローティングなど不要かと思っていたら、「この安心感は捨てがたい」とのことです。そうだよなぁ、自分なんかこのフローティングを信じてバヌアツの海にもチャレンジしていたし(笑)。
さてそろそろ上がろうといったところで、とあるタイドプールに急激に心ひかれたTakemaだったのであります(笑)。
というわけで、日中の太陽で温められたタイドプール天然適温湯船は、それこそバリバリの食塩泉そのもの。「入浴中」は嬉しく思いましたが、でも「湯上がり」には塩でベタベタしちゃうんですよね(当然)。ちなみに結構大きいプールです。マウスオンすると「入浴」のTakema画像に変わります。
このあとは尾之間温泉でそれこそ汗も塩分も落としまくった上で潮風さんに帰着。この日も涼み台にての夕ご飯&宴会だったのはいうまでもありません。お父さんお母さんといろいろ話したのはもちろんですが、息子さんの敏郎さんと「明日の綿密な打ち合わせ」を行ったのは言うまでもありません。だって明日は野湯探索♪
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