あー今日はスンバラシイ「リベンジツーリング」でございました。

(2008年7月13日)

先月は悔しかったんです(こちらのページをご覧いただいてからだとこの意味をよくご理解いただけるはずです)。あの時は表題の通り「1日で3つオイシイ」を狙っていたのに、ワインディングは真骨頂エリアに立ち入ることができなくなり、そしてバンジーはさすがにパスせざるを得なかったんですね。

というわけで、天気のいいこの日曜日にリベンジしてきました。前日は早い時間から夕立や雷があったしこの日の予報も似たような感じ。というわけで朝一番(5:00ころ)の出発を考えていたのですが‥

あちゃまー。でも何とか普段の出勤時間よりは早くスタートできました。で、外環〜東北道をどんどん北上。交通量は思ったより少ないようで、これがやはり原油価格高騰の余波なのか?日光宇都宮道路に入ってからはほとんど車もなくゆったりと走れました。

その先のいろは坂も空いてる空いてる。「攻める」でもなくごく普通に登っていきます。と、前方に数台の数珠繋ぎ車列が。両車線を遅い車が似たようなスピードで走っていたからなのですが、この列から抜け出た四輪のうち一台がなかなか早い!別に抜いてやろうと思ったわけではないですが、少し気合いを入れたのにもかかわらずついていくのが精一杯(汗)。ま、自分のコーナーリング技能も大したことないし、相手は通行量が少ないこともあって二車線をフルに使いながら登っていましたしね(これはただの言い訳)。

標高1250mの中禅寺湖まで上がってくると、さすがに風も下界のそれとは全然違います。気持ちよくのんびり走っていたわけですが、さすがに片側一車線となればそのうちに前の車両に追いついてしまいます。いや、ホントは中禅寺湖の最初の信号から軽トラのあとをついていくことになったわけですが、センターラインの色は戦場ヶ原までずっと黄色なんですね。しかーししかし!

あのねー、確かにパワーのあるサイコーバイクに乗っているのは確かだろうけれど、乗り手はサイテーレベルのあんちゃんたちですな。約50km/hで進行中の車列(その中の前から2番目にTakemaあり)を約7-8台が推定90km/hくらいでごぼう抜きしていくわけですが、あのね、すぐ前には左カーブ、わたしの位置からだって対向車線の様子がわからない状況なんだよ、対向車が来たらよけきれるとは思えないし、万が一よけ切れたとしてもそれはこっち(抜く側)の論理で、対向車にどんな思いをさせるかということまでは何も考えていないんだろうな。いずれにせよサイテーな奴等でした。

そういや別の場所(湯滝入口付近)でも追い越し禁止を無視してごぼう抜き軍団がいたっけ。でもどっちの車列でも平均で50km/hくらいは出ていたよ、こういう輩がいる限り本当の意味でのバイク市民権は得られないんだろうなぁ(悲)。



ちなみにわたしの場合、うんざりすると停車して写真を撮るようにしています(笑)。ほら、車いないでしょ。混んでないんだもん。

さて、そんなこんなで湯の湖までやってきました。湯元温泉に立ち寄り温泉寺でお風呂くらい入ろうと思ったからなんですが、毎回気になりながら通過していた、湖畔に湧き出る源泉に立ち寄ってみました。いいにおい(硫黄臭)がするもんねぇ。

全然知りませんでしたが、ここにはこんな「湯船」があったんですね(笑)。まるで「入ってくれ」といわんばかりですが、いかんせん熱くてダイレクト入浴は不可能ですし、そもそも温泉街へのメインロード沿いにありますからいかんともしがたいです。湯の湖の湖水と混ざり合うあたりなら何とか‥いや、やめておきましょう(笑)。

で、肝心の温泉寺は駐車場に止まっている車やバイクの数に恐れをなして撤退しました(笑)。10:00ジャストくらいの到着だったんですが、今調べてみたら入浴可能時間は9:00からだったのね。ま、過去に何度も入っているから今回はいいかということで。

金精峠の国道は運良く湯元から菅沼まで、一台の車にも追いつかず、そして一台のバイクに煽られることもなく(笑)中速&タイトなコーナーリングを満喫できました。途中で停車して写真を撮ったりもしたんですけれどね。



ま、こんな写真しか撮りませんでしたが。

さてタイトルにもある通り、今回は6月上旬のリベンジなのであります。というわけで前回同様、菅沼の商売っ気満々の茶屋にて「キノコ入りすいとん」300円也を注文です。これって決して高くないしそこそこお腹にもたまるし、結構お気に入りなんですよね。今回もめいっぱいてんこ盛りにしてくれました。



ま、この画像で見るよりも小さい入れ物ですけれど具だくさんだし。今回もこれが朝ご飯になりました。

さ、そんなわけでどんどんと走っていきます。で、某所にバイクを停め、前回同様の野湯探索タイムとなりました。このあたりまで下ってくるとそこそこムシムシ感が強くなってきています。だからこそ‥



こんな沢の流れで目から涼を味わうしかありませんね(笑)。

で、現地に着いてみると‥おお!



崩壊寸前のZ湯船、でも腰湯は出来そうです。

実は今回、前回持参した接続パイプなどは持っていきませんでした。というか、リベンジのことで頭がいっぱいできれいに忘れていたというのが本当なところです(苦笑)。

でも先人が湯船をそのまま放置していてくれたおかげで何とか湯には浸かれました。でもこれは「無言のルール」違反。入浴後は原状に戻しておかなければ藻が付いてしまうかも知れないし、ここの場合はそうでもないかもしれませんが湯の成分によって浴槽が劣化するかも知れませんしね。ちなみにもう一つの新湯船も中途半端に傾けていただけだったので雨水が溜まっていました。こういうのはダメよ。

と、何だか前述のバイクといいここの野湯といいしっかり「説教オヤジ」系になりつつあるんですが、まぁ本音なので仕方ないかと(笑)。特に湯の場合は「誰しもが来るわけではないので」限られた訪問者のマナーが問われますし、立入禁止になったら全てがおしまいですからね。ま、今のところ「荒れた気配」は全くないんですけれどね(笑)。



「湯の瞳」に青空が写りこんでいます!で、源泉を足裏にどどんと浴びて嬉しいぞぉ!


「というわけで野湯リベンジ&タンノー!」

いやはや気持ちいいではあーりませんか!

WMV形式、686KB、16秒


で、風呂上がりには実はヒミツのコネクション器具を○○してみました。だいぶ劣化していますがこれならいいですね!○○は云々ということで(謎)。



はっきりいってこの器具は便利です。

さて、とりあえず湯をタンノーしたあとは、前回断念した行動=いよいよ本格的なリベンジに入ります。目指すは「坤六峠」!

坤六峠とは尾瀬入口の鳩待峠側(正確には鳩待口)から峠を越えてみなかみ側に通じる長大系舗装林道。でも例年6月近くにならないと開通しないし、もともとが林道なのでひたすらのくねくねワインディングが続くため、「好きな人」しか来ないんですね。もちろん日光付近に居たようなグループのような輩は皆無、気持ちよく走れます!

左上のような直線画像はほぼ皆無に近いです(というか、この画像は鳩待口手前で撮ったものです)。今回は走行動画を撮らなかったのですが(ちょっとうふふ系秘密兵器を今後導入予定あり)、ここのワインディングは狭くて延々くねくねでわたしとしては楽しいんです。スピードは出せないし対向車確認のミラーも少ないですが、ここぞという場所でぐっとバイクを倒しこんでカーブを回るのは何とも楽しい!こここそ「大人ライダーの楽しい道?」(でもステップを擦るほど倒し込めませんが)。
ちなみに紅葉時期の土日には立ち入るべきではありません。四輪のすれ違いが場所によってはシンドイ道なので、「なぜこんな山の中で?」と思わざるを得ないような大渋滞が発生します!あの時もバイクでよかったぁ!車列はぴくりとも動かなかったもんね。
峠を越えて下っていくと、少しずつ暑くなってはきましたが、脇の沢が涼しげだし、木陰に入ればやっぱり何となくひんやり、いやはやこれこそ夏のツーリングです。



夏ですね!だからこそ気持ちいい!



すぐ脇に滝があったりするとウフフ感も満開です。道路上は暑いんですけれどね(笑)。

というわけでどんどん標高を下げるにつれて、どんどんどんどん体感温度も上がってきます。あー、30度近くになってきちゃいました。しかし今日の帰り道は関越道=日本最高記録温度エリアの熊谷界隈を午後に通過するんだから、まだまだこのあたりは大したことがないんですけれどね。しかしジャケットをまくって走っていたこともあり、腕はこの時点でしっかり日焼けしておりました。

さて、わざわざ坤六峠を越えてきたのには大きな理由があります。それはもちろんワインディングをタンノーするという目的もありましたが、それはとりあえず坤六峠越えでまぁOK。それよりも大切なのは前回のツーリングで断念せざるを得なかったこと、すなわち!

というわけで12:40に諏訪峡大橋に到着!うわ残念、何となく予想はしていましたがこれからスタッフの皆さんがランチ!というわけでしばし待機となりました。ま、これはしょうがないです。



午前最後の部に飛んだ人が、スタッフの方にコーフンを伝えておりました。

で、しばしの待機をして(ちょっとくるくるみなかみ町内を探訪♪)、駐車場に戻ってきてみたら、ちょうどチャールズさん一行のクルーが食事を終えて出てきました。

ただ、かつての朝日村バンジーと違って、受付絡みのスタッフさんは毎回来るたびに変わっていますんで、一応「みなかみバンジー皆勤による『Takemaの顔パス』は通用しません(笑)。ま、チャールズさんがいるからいい(覚えてもらってる)とも思いますが、今年はもう1回訪問するはずだし、受付の方も覚えていてね!

さてとにかく予約なしで飛べることはわかりました。が‥ちょっと待て!

というわけでキョロキョロ、キョロキョロ。ん?あの初老のグループは先ほど同じ場所に車を止めた人たちじゃなかったっけ?初老というところにちょっと気になる部分はありますが(かくいうわたしもしっかり中年ですが)、唯一の男性は確かBMWのドライバー、ということは多少なりともカメラとかにも扱い慣れているかも?‥というようなまことに勝手な読みにより、平身低頭お願いすることに。幸いこころよく引き受けてくださいました。よかったぁ。実はこの時点での観客さんってこの方たちしかおられなかったんです。断られたら「飛んだけれど記録なし」になるところでした(笑)。

チャールズさんと挨拶を交わし、「今日の飛び方」について質問されます。実は来月早々に「大物バンジー」にトライする予定がありまして(まだヒミツね)、この日はその予行をかねて「ノーマル=正面飛び」にするつもりだったんですが、いざ現場でジャンプのプラットフォームを見ているとついつい欲が出てきました(笑)。それは、最近うまく飛べていない前転ジャンプをきっちりやりたいということ。というわけで‥

「おお、久々にまぁまぁ飛べたぞ」

実はそんなにテクニックのないTakemaですが、40mで2回半くらい回れました!撮影者の方、しっかりラフティングボートまで入れて撮影して下さりありがとうございました!

WMV形式、3.4MB、1分31秒


橋の上に戻ってきてカメラを受け取ると、皆さんから「すごいですねー」との賞賛の声をいただきつつ、動画を再生して全員で観賞いたしました。「どうしていきなりあんなふうに飛べるのか?」と質問されたので、「一応ブリッジバンジー歴18年ですので!」とと元気よくお返事申し上げると、皆さん感動されたような呆れたような(たぶん間違いなく後者)お顔をなさっておりました。

皆さんにお礼を申し上げ、チャールズさんに「次は9月に来ますよ!」とお話し申し上げた頃、何と次に訪れたジャンプ希望者は日本在住のインドの方々。いやはや、ものすごくインターナショナルになってますねみなかみバンジー!ここはわたしにとってもホームグラウンドなのですから、老若男女古今東西の皆さんにどんどん飛んでいただき、再び日本のブリッジバンジーの灯を煌々と灯していきたいものです!



インド人のお二人がエントリー中。うちお一人はインドで100mオーバーバンジー体験者。インド de バンジー、想定外でした(笑)。

さてここでいよいよ一気に高速で帰ります。というのも前日は千葉でも午後3時過ぎから豪雨に見舞われたし、天気予報によれば「この日も同じような予報」が出ていたのです。ということは、一刻も早く「夕立雷雨の多いこのエリアから脱出しなければ!」ということなのであります。スタッフの人に聞くと「昨日はここでは降りませんでしたけれどー」ということでしたが、空を見上げるとたぶんこの日は前日通りにはいかない気配が濃厚。まずは自分の観天望気を優先して考え、さっさと高速で南下し始めたわけです。

南の方の空はまだ青さを残していましたが、西側にはかなーり濃い色の雲が。雨だけならまだしも、風(夕立に伴う突風)だけは勘弁してほしいところです。というわけで早く下界にと思いきや、うわー降ってきた!しかしどうやら雨雲のほんの端っこをかすめただけらしく、このあとも時折大粒雨にやられながらも悲惨なほどのヌレネズミになることはなく千葉まで帰ってきました。

それにしても、やっぱり熊谷界隈の埼玉内陸部はあっつい!さっきまで標高1500m界隈でさわやかな風に吹かれていたのに、水上ICから赤城PAまではいいとして、前橋ICはかなりナニでしたがまだ耐えられた、でもね、寄居〜嵐山界隈はかなり地獄絵図でしたよ。嵐山PAでへろへろになっていたTakemaでした。でも新座料金所に近づくにつれてどんどんましになっていくのは以前経験の通り。やっぱり千葉の市川は涼しいって。

というわけで前回のリベンジは完璧にOK!楽しかったぁ!

しかし、これには後日談というか当日談があったのであります。題して「神も仏もみんなおられる!」。何のことかわからないとは思いますが、気になる人はご覧いただければと。直行はこちらから。

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