ボリュームいっぱいの夕食。美味しい! |
− 2009北海道ツーリング本編その7 十勝川温泉唯一の温泉民宿「田園」に滞在 −
さてそんなわけでやってきた十勝川温泉。ここにはふるーい話でいえば高校の修学旅行で泊まっているんですが、もちろんその時の温泉の記憶など全くなし。というかどのホテルに泊まったかも覚えちゃいません。もう28年も昔の話ですから‥(遠い目)。
その後も上士幌のキャンプ場などに泊まったときに日帰り入浴で訪問したことはありましたが、基本的にそれほど「入欲」の強い温泉ではありませんでした。今や近隣のみならずそこそこあちこちに「モール泉」はありますから。しかも宿そのものが大規模ホテルばかりというのでは、わざわざ泊まりに行こうという気にはならなかったわけです。
でも今回ひょんなことから検索してみると、小さなお宿(民宿)も1軒だけあるじゃないですか!しかも自家源泉だということでこれは泊まる価値あり!というわけで「温泉民宿 田園」に連絡を入れて予約完了!基本的に「こぢんまり大好き」のTakemaですからね。
というわけでちょっと早めの時間に宿に到着!南ふらの道の駅からはノンストップでしたからね(同乗お2人がよく寝ておられたという事情もあります)。Takema部屋は2Fで見晴らしよし、おまけにこの宿には各室エアコン付きなんですね。TVも冷蔵庫もあるし、これはもう民宿としては十分過ぎる設備を有しているというべきでしょう。
ではでは、まずは他のお客さんが到着する前にお風呂をいただかなければもったいない!ちなみにこちらのお風呂は男女別ですが、お客さんの希望により随時男女を入れ替えるのだとか。でもおしんこどん母子はいつもタイミングが悪くて、結局広い方(デフォルト男湯)には入れなかったのだとか。そりゃ残念。
紅茶色の湯が静かに注がれています。「源泉温度が低いため加温、また浴槽内温度均一化のため循環装置を使用しています」とのことですが、「塩素不使用」ということですし、循環といえどあくまで加温オンリーのようですね。ちなみに夏というわけで加温の程度も最小で済むことからか浴槽内の穴からの吸い込みは稼働しておらず、純粋に加温かけ流しでした。浴槽底には少しだけ砂がありましたが「細砂を伴って出る場合があります」という掲示がありましたからまさにそのタイミングだったんでしょうね。
さて、内風呂からドアを開けて今度は露天風呂へ。こちらは民宿らしく手作り感あふれるものであり、しかも最初の入浴客の特典として湯をドバドバ押しのけての気持ちよさを味わえました(湯の投入量からして再び満杯になるのにはしばらく時間がかかる?)。
展望はないですが、お湯をたっぷり楽しんだので大満足です。
こらこら、オブジェにまたがるんじゃないよTakema。おしんこどんは何だか清楚に振る舞ってますな。
宿の横には畑が広がっているんですが(正面は牧草地、メイン道道には面していないのでとっても静かな立地です)、畝の凹部には水がたまっていて、ここしばらくの天候不順を物語っています。われわれは観光客ですから「あー、すごく降ったんだねー」と思うくらいですが、営農家の皆さんにとっては厳しい状況なんですよね。このあとの天候回復で少しは被害を軽減できたのでしょうか?さ、そんなわけで夕食といたしましょう。
えーっと、ここの夕食は2種類から選ぶことになっておりまして、われわれは「十勝平野ふるさと味覚コース」を選んだのですが、これがまたすごいボリューム!しかもケータリング系の出来合い品はもちろん皆無で、プリプリの厚岸カキをはじめとしたうまうま食が並んでおりました。しかし成敗にはかなりの時間がかかったぞ。どうしても食べ過ぎちゃうのがこの旅行の問題ですね。あのぉ「ビジネス夕食」でいいんですけれど(笑)。
明けて翌朝、何だか遠くで音がしているなーと思いながら窓を開けてみると、しっかりバルーンが上がってました。天気は曇りなのであまり爽やか感はないでしょうが、乗っている人が観光客だったら気分はいいだろうなと、ふとナミビアでのバルーン体験を思い出すTakemaでありました。
さあって、今日は十勝平原をまわった上で大雪高原温泉へと向かいます!
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