あー、雪の湯小屋風情が何ともヨロシイです。「ここはどこ?」って感じですね。

(2010年1月23.24日)

ある日、登山大好き温泉ダーの長次郎さんから一通のメールが届きました。いわく「どこかの温泉に泊まって何人かで湯っくりワイワイやりませんか?」。ハイハイいいですねー。

場所は‥以前Takemaが宿泊した、これまた温泉大好きオーナー夫妻が経営する栃木県那須高原にある「ペンションひみつ基地」に決定。参加者は長次郎さんご夫妻と、お会いするのは今回が初めてながらご尊名はかねがね系のQさん&Fさん、そしてわれわれ2人の計6名であります。現地集合現地解散はいつもの通りのお約束というわけで、さーて温泉談義で盛り上がるぞ(笑)。

というわけで朝一番のつもりが朝二番くらいの出勤タイムになっちゃいましたが(最近このパターンが多いな)、まぁガツガツと湯めぐりするつもりもないのでこんなもんでいいです。とりあえず「気になっていた湯」を目指すことにしていざ出発!

宇都宮ICで高速を下り、北東方向を目指してえっちらおっちら。目指したのは「喜連川早乙女(そうとめ)温泉」でありました。何でも泉質がヨロシク、時間によって色が変わるという噂でありまして、まだ未湯ゆえこの機会に!というわけなのであります。

というわけで到着したわけですが、残念ながら宿の画像は左上の一枚だけです。なぜなら浴室を含め館内は「撮影禁止」という規則があるようでしたんで。また、「入れ墨やタトゥを入れている人は入浴禁止です。見かけた方は従業員までお知らせ下さい」などの掲示もあり、いわゆる「客を選ぶ温泉」ですね。

日帰り専門の施設で、入浴料はちょっとお高めの1000円。ちょっと立ち寄るというよりも、日がな1日のんびりと滞在するのに向いた温泉だと思われます。ちなみに館内は全面禁煙です(左上画像マウスオン)。施設の様子は公式サイトをご覧いただければと。

さてさて、肝心の温泉はといえば‥浴室に先客さんは3名ほど。公式サイトのコメントによれば「朝はエメラルドグリーン、夜は乳白色」ということで、まだ開場間もないこの時間は薄緑色の透明湯でした。これからどんどん色濃くなっていくと思われます。しっかり硫黄臭、そしてこんなところで!と思われるアブラ臭まで漂っており、確かにお湯はいい感じですねー。ちなみに結構苦み走った味でした。なおカランの湯も温泉なのですが、残念ながら湯圧がチョロチョロ系でイマイチだったのは残念。

湯ったりしたところで大広間休憩室へ。先客の皆さんはすでに端っこの席付近で毛布を掛けてお昼寝中。目覚めたら「じゃ、もうひと風呂浴びてくっか」という、まさに日帰り湯治モード大満開であります。

さて、この大広間は食堂も兼ねておりまして、各テーブルにはメニューが置かれています。最初は何気なく見ていただけなのですが‥

というわけで、飲み物以外の料理数を数えてみると何と140種類以上!こりゃまさに「グローバル総合お食事ワールドランド」という感じでありまして、まぁとにかく驚いた!というわけで、時間的にもちょうどお昼近くなってきたのでわれわれも注文することに。なお右上画像にあるように入場時に食堂の割引券がもらえました(休日のみ or 期日限定だと思います)。

おろしトンカツ定食は何といっても肉厚でびっくり!うま辛みそラーメンもほどよい辛さでオイシイ!(ちなみに画像ではわかりにくいですが、実は「これでもか!」というくらいの大量コーン入りです)。かなり本格的な内容でありまして2人とも大満足!それにしても公式サイトに画像がある、

というのは「いったいどんな時に販売するんだろう」とちょっと謎だったりします(笑)。「季節限定」とかならわかるんですが。また、たくさん沢山メニューがあるのに、なぜか料理画像の中にポツンと「ストローを挿したコカコーラ入りグラス」が鎮座しているのもちょっと(いや大分)不思議です。何でコーラ?

なお大広間内には無料の冷水が用意されているんですが、何だかこれが美味しくて何杯飲んだだろう?

お風呂上がってご飯を食べて、那須まではもうたいして距離もないので急ぐ必要なしとくれば、われわれもゴロンと寝っ転がりたくなってきます。あー、車に毛布(というかフリース素材のフルオープン可能寝袋)があるので取ってこようかなー、でも面倒‥と思いつつゴロリゴロリ。おしんこどんは「じゃ、もう一度お風呂に入ってくるわ」ということで行っちゃいました。

おしんこどんが帰ってきたところでわたくしTakemaも再入湯してきました。最初の入浴から1.5時間くらいしか経っていませんでしたが、浴槽のお湯はぐっと緑色度を増しており、かつ浴槽底の目地が見えにくくなるほど濁りが出てきていました。このあとはもっともっと濁り度が増し、最後には白濁しちゃうんでしょうね。北海道のオンネトー温泉「景福」の露天湯と同じパターンの変化です。

さてそんなわけでこのあとは直行でひみつ基地を目指します。あとから考えれば、この近辺でヌルヌル系のお湯だという佐久山温泉にも寄っておくんだったなぁ。ほとんど通り道だったのに‥(このあたりって案外来ることが少ないんですよ)。

那須湯本温泉手前の某酒店にて「今宵の友」となる芋焼酎を購入した上で県道266号線を進みます。さすがにこの時期この辺りですから路面には多少の雪がありますがまぁ問題なしで、お宿に到着したのはまだ午後3時台でありました。だってねー、せっかくならば雪見の半露天湯を明るいうちに楽しみたいですもんね。

早く到着した者の特権で?畳敷きのお部屋を選んじゃいました。食事後はここで宴会?いやいや、こちらの「ひみつ基地」さんには囲炉裏がありますんでたぶんそちらでワイワイやることになると思います。

しばしオーナーの田中さんご夫妻と歓談しコーヒーもごちそうになり、さーてそれでは行ってきましょう露天風呂!もちろん「露天で一杯」付き(お宿のデフォルトサービス)でございます。



ちなみに「ひみつ基地」トップページ下部にある「露天で一杯」画像の手タレはわれわれ2人だったりします(笑)。



あーいいですなぁたまりませんなぁ、この世の極楽でございますなー(でも湯上がり時は寒いのでちょいと地獄)。



温泉は高湯源泉を加温しているそうですが、温泉入浴とは風情も合わせて楽しむもの。この露天は「マル!」です。

と、われわれが湯を楽しんでいるあいだに長次郎さんご夫婦も到着し、さらには露天湯から戻ってきたところでQさんFさんも到着。汗が引かないのはここの湯のデフォルトだなぁと思いつつテーブル席にてネットを眺めつつ(無線LAN接続可能)「フライングの生ビール」をいただきます。おーウマイ!

と、やがてそれぞれ湯上がりの皆さんが集まってきてこれまたフライング(笑)。夕食前からミニ宴会です。

やがて「お食事の準備が整いましたよ」というわけで、正式な飲み会のスタートとなりました。ちなみに今日のお客さんはわれわれの他にもう1組‥

がおられたのでありました!うーむ、わたくしTakemaがもしもう少し若かったら‥

もっともこの方々とは後ほどお話をする機会に恵まれたのでありますが、この時は「紳士淑女の大集合」であるわれわれゆえもちろんなーんも交流はありませんでした。というか、初めてお目にかかるQさんFさんを含め、われわれグループ内での会話に余念がなかったわけでありますが(笑)。




前回宿泊時同様美味しかったです!(料理はこれで全部というわけではないのですが‥撮り忘れたみたい(汗))。

さてまだ夜は続くのでありますが、ページ構成の都合上この続きは次ページにて。
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