− その6 急転直下のいきなりド晴天、うひゃーと喜びつつ雄冬経由で増毛へ −



余市&小樽の市街地をパスする山麓フルーツラインで「買いそびれた」サクランボを浜益でゲット!

そんなわけで日本海を北上するR231を北上していきます。銭函から留萌の区間は初めて通る道、特に雄冬のあたりはバイクツーリングを趣味にし始めた90年代初頭にようやく全通したといういわく付きの区間であった(えりもの「黄金道路」の向こうを張って「ダイヤモンド道路」と言われていた)にもかかわらず、なぜかこれまでルート検討時に候補に入れたことがなかったのです。

それにはおそらくR231の石狩市南部を「走るには面白くなさそう」と思っていたことが大きな要因だと思いますが、南部を通らなければ興味深い北部には行かれないんですよね。ヤマトだってイスカンダルに行かなければコスモクリーナーは手に入れられなかったわけですし、というわけで行ってみましょう!(何だか全然必然性のない喩えでゴメンナサイ。それにしてもコスモクリーナーは今の日本に是非欲しいぞ))。

左上画像のように石狩川を大橋で越えるあたりからは青空がちらほらと顔を出してきたんですが、厚田付近まで進んでくるとほらほらぁ、一気に雲が取れて快晴モードになっちゃったんですから北海道のお天気はわかりません(笑)。

確かに道及び沿道の雰囲気はあまり特徴もないんですが、上陸した昨日に比べればこの青空はたまらなーい!厚田あたりまで北上してくると交通量も本州の地方国道(多少ローカル系の)くらいまで減ってきて(イメージ的には右上画像の感じ)、そこそこいい感じではあります。ただ、海岸沿いに出るまでは大した変化がないのが玉に瑕なのかな。

で、厚田にてちょっとお昼ご飯というわけで「あいロード夕日の丘」にて休憩タイム。ここは観光客ならたぶんほとんどの人が立ち寄るような気がします(コンビニ以外休憩場所がないので)。



それに高台にあるので景色もいいんです。眼下には海水浴場がありますが気温が低くて誰も泳いでません(笑)。

ま、北海道の海水浴場は泳ぐところじゃなくて海岸でBBQを楽しむところだとも聞いていますんでそれはそれで問題なし。北海道人も関東人と同じ皮膚感覚で行動するというのはとっても嬉しいのです。アングロサクソンやゲルマン系の方々の行動感覚はじぇったい日本人には無理!(その昔に痛感しました)。それはともかくとりあえずランチをば。



そんなわけでお互いシンプル系のカレー、そしてカレーうどんを注文しました。

とはいっても、それぞれに地元産の食材が使われているというのを明示しているのは嬉しいですし大切です。カレーには地元産の「望来豚(もうらいとん)」を使っているということですし、カレーうどんには同じ望来豚と地元名産の油揚げが使われているそうです。商売がイマイチの食堂はしばしばこういう地元出自産品のアピールが下手なんですよ。ローカルであればあるほど地元の食材を仕入れている可能性が高いんですが、それをもっとアピールすべきです!

で、ここ夕日の丘で嬉しいのがお値段でありまして、左上画像に見えているカレーは480円、そして具だくさんの右上カレーうどんも580円というお値打ち価格!地元産品を使いながらのこの価格は嬉しい!パラドキシカルな現実状況として「地元産品使用=お値段高め」に完全に対抗しているように思いますが、地元産を安くというスタンスは嬉しいです!だって中間&流通業者がほとんど関わっていないのですからいいものを安く出せるはず!



そんなわけで厚田産のネマガリタケを購入した上でうひょひょ系の海岸沿いを北上します。海が綺麗!

そんなわけで石狩市北部の旧浜益村まで北上してきました。この辺りにもちらほらと果樹園があるようです。前ページで小樽手前の果樹園ロードをただ通過したことを書きましたが、実は買おう買おうと思いつつ「直売所通過の瞬間にお店の選り好み」をし続けた結果結局機会を得ずここまで来てしまったわけで、ならばやっぱりここで買いますか!

そんなわけで国道から内陸に向かうことしばし、こちらの果樹園にやってきました!

ほほう、ぶどうの果樹もあるようですね。実はこの時点では「狩りもの職人」になるつもりもなく「お、8月上旬なのにまだサクランボを売っているみたい、ならば買うべし!」という単純な発想で立ち寄ったのですが、あらためて調べてみたら‥

これはすごいですねー。サクランボは単価が高いので500円というのは破格値です。ちなみに2003年に群馬県のサクランボ園で狩りものをした時は「食べ放題ながら30分の時間制限付きで1600円/人」でした(その時の様子はこちら)。観光客が簡単に訪れやすいか否かでこんなに違う、これが需要と供給の関係論を唱えたマーシャル氏以来今に至る現実なのです。わかりやすくいえば、「需要者であるわたくしは、観光需要過多エリアである箱根界隈の温泉には行きたくないが津軽の温泉銭湯には是非とも行きたい」ということになるのが必然の流れなのです(要は自分の言いたいことを言ってるだけ)。

しかしこの時はこちらの食べ放題システムも知りませんでしたし、知っていても「今日の目的地」を考えるとあまり時間も取れなかったのでただ購入するだけでした。なおご主人は「さくらんぼももう終わりだね、ここにあるだけだよ」とおっしゃっていましたがホントかなー(笑)、2012夏は8/15で終了ってどこかで見ましたから「今日の分はこれでおしまい」ってことだったのかも知れません。ちなみに敷地内には沢も流れていますし(左上画像マウスオン)、道のどん詰まりに位置しているのでとっても自然豊かな立地です。は!ということは‥


(ま、こちらが心配する必要もないほどに対策は施されているのでしょうが)

いずれにせよ、8月上旬に摘みたてのさくらんぼが食べられるというのは思いもかけないことでした。6-7月上旬の狩りものだと思っていましたので‥。そんなわけで雄冬周辺を岬展望台も立ち寄らずに一気に通過し、増毛(「ぞうもう」じゃないよ「ましけ」だよ念のため)までやって来ました。増毛といえば‥そう!



Takemaが北海道に来たらかなりの確率で飲んできた粕取り焼酎「泰蔵」はここの蔵が醸造元ですし、もちろん本業は日本酒の醸造なのでこの機会にいろいろ買ってみようというわけです(いわゆる「鴨ネギ確信犯」ってやつですね=意味不明)。

玄関を入ってすぐの辺りはちょっとした博物館のような風情で、右上画像の部屋には古い酒瓶なども展示されていましたし、オリジナルTシャツほかお土産も売っていました。しかしまぁ、「古き時代を偲ぶより今のほろ酔い気分を大切にしたい(あくまで気分ね)」というわけで、ずんずんと奥に進んでいくと‥

季節限定品を含め、現在の国稀酒造が生産している日本酒ラインナップが一同に勢揃いしている場所がありました。ふふふ、一番左端に「泰蔵」だけが1つ離れて置かれてますね。彼だけが「焼酎」なので仕方がないのですが、同じ米から作られているのに何だか仲間はずれにされているように見えてしまいます(笑)。

さらに奥へと進むと、出たぁ醸造タンク、そしてわれらがトキメキの「試飲所」が!しかしもちろんほろ酔い気分を味わえるのはおしんこどんのみ、悲しきドライバーのTakemaはそれを見ているよりほかないのであります(悲哀)。ちなみに「ニオイだけ嗅がせて」とおしんこどんの試飲カップを手にしたら、係員さんから「飲んじゃダメですよ」とクギをさされました(笑)。大丈夫、わたしゃ日々よく飲む人ですがアル中ではありませんので。



いろいろ試飲してたなー。えーとさおしんこどん、あなたも結婚前までは毎日通勤で車を運転していたんだからさぁ、たまには運転を代わるって選択肢をTakemaに与えてくれるってことは‥うーん、望み薄というか時すでに遅し(苦笑)。

仕方がないので「もう1つの飲み放題ポイント」へと移動しましょう。ここならTakemaもオッケーさ!



建屋の外の駐車場側には水汲み場もありましたから(結構混んでた=この日は日曜日だったし)、水量は豊富なんでしょう。と、ここで何気ない「発見」をして思わず口元をほころませてしまったTakemaだったのであります。というのも、

いいなー国稀酒造!(笑)。となれば「このおたまを抜き去ったらどんなことになるのか」を実験してみたい気持ちは奥羽山脈でしたが、血の涙を飲んで堪え忍びました(笑)。



そんなわけで、せいぜい備え付けの柄杓でバンバンするしかなかったわけです(右上画像マウスオン)。

さてこのあとはお買い物タイム。お馴染みの「泰蔵」はもちろんのこと何本もの「大人買い」をしてしまいました。増毛地区の経済に大きな微々たる貢献をしたわけです。で、ここに来たら好奇なる意識をお持ちの誰しもがまとうという‥



うーん、しょうもないなぁ。せめてロンパンを履いておくんだった(苦笑)。ちなみにこの前掛け、国稀のサイトで買えます(笑)。

この後はさらに北上、留萌の市内を越えてもうちょっと北上した先には‥今宵の宴会地が嬉しそうに準備万端でしたぁ!よぉっし飲むぞぉ食べるぞぉ!(少食ですが)。
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