− その5 東鳴子赤這温泉&川渡東五郎の湯タンノーのあと蕎壽庵でお蕎麦っ!−



そんなわけで湯めぐり開始!まずは「いつもの湯」阿部旅館さん。し、しかし?(笑)。

さてこの日の午後からは「隠密同心、死して屍拾う者なし by 大江戸捜査網的行動」に入るので(何が言いたいのかわからない人いつものスルーでよろしく)、その前にちょこっと湯めぐりというわけです。しかし下調べが相変わらず甘いTakema、かつ今回の鳴子泊まりも前日に急遽予約したばかりだったので「どこへ行っていいのかわかりません」状態でありました。今考えてみれば滝の湯だって25年くらい前に一回入浴したきりでご無沙汰だったし、早稲田桟敷湯に至っては今も未湯だったりするのでそっちに行くのもヨカッタかとは思いますが、今となってはアフターザフェスティバルなのであります。

そんなわけでTakema車は最近とみに慣れ親しんだ江合川ぞいの道路を走り阿部旅館さんへ。女将さんに入浴料をお支払いし、そうだ奈良実家へのお土産だというわけで温泉たまごをオーダーした上でいざお風呂へ。まずは奥の湯へ‥





ならば手前の湯でじぇんじぇん問題なしです。脱衣の儀を終え、いざかけ湯の儀へと進行していくわけです。が、蛾っ!





うーん‥よんじゅうはってんろくどですかぁ(涙目)。来し方を振り返ってみると、この湯温はわたしの温泉入浴人生(略して「温生」=略す意味なし)における入浴限界湯温と完全にカブっているわけです(その時の様子はこちら、福島県南会津町の湯ノ花温泉石湯)。あの悩殺むちむちプリンたまご責め系大苦闘入浴の瞬間が今再び脳裏をよぎります(表現に不明な点があればご容赦下さい)。

そしてそんなTakemaの内心を知ってか知らずか目の前の赤這源泉1号泉は、「ほぉーらぁ、人生逃げたら負けだよバトルだよ、温泉なんだから浸かってこそナンボのもんでしょ、自分が新たな人生の高みをつかみ取るまたとないチャンスなんだよ!」とたたみかけつつ、それと同時に「さらに熱くしちゃれウフフ」的に高温源泉をトポトポと注ぎ続けているというわけです。どうするTakema?

思案中‥

考慮中‥

沈思黙考中‥




(この場合の「法」が具体的にどの法律等を指すのかはTakemaにもわかりません)。



というわけで「ゆけゆけ飛雄馬どんといけ」系の怒涛加水浴槽内撹拌&いくつかの源泉施設でも採用している空冷方式(要は湯をケロリン桶で汲み空中で撒き散らすことにより気化熱による湯温低下効果を狙う)の実践により「とにもかくにも湯を冷ます」作業をマッパーのまま続けること数分。うん、そこそこ下がってきたようだぞというわけで湯尻側にて入浴です(右上画像マウスオン)。45.5度、うん、これならママもOKさ的な快適温度になりましたとさ。このあと湯口近くでも入浴しましたがもう大丈夫です47度未満ならなら平気の平左で余裕のよっちゃん酢漬けイカ!(どちらも死語ですな)。



さてこの日の赤這1号泉は白系の湯花多し!ついさっきまで浴槽内をぐるんぐるんと撹拌しまくっていたので湯花も嬉しそうに温泉ダンスを舞いまくってます!それにしても温泉人はなぜ湯花が舞うと心安らかになるのでしょうか(え?わたしだけ?)。

そんなわけで心地よい湯汗(運動もしたしね)をタンノーした上で(温泉たまごも受けとってね)お宿の外に出てみると‥





困ったなぁこれからさらに雪深い里に行くんだけれどなぁと一抹の不安を感じつつ車を発進させ、うーん次はどこの湯に行こう、いつもなら馬場の湯なんだけれどと考えていたらふと重要なことを思い出しました!






そうここ数年、年末の旅行では年賀状を温泉地で投函するのがTakemaのデフォルトなんです。というわけでこれまたいつものなるまん購入のあと川渡温泉の郵便局へ。‥が、実は昨年(2013年末)もこのポストから投函していたということが発覚しました(2013年末ポスト画像=左上画像マウスオン、右上画像マウスオンで今年=2014年末投函画像にそれぞれ変わります)。ちなみに2012年末は福島の飯坂温泉駅前ポストからの投函でした(その時のページはこちら)。あ、肝心な年賀状のデザインというかレイアウトが見事に同じなのはお許しを。もちろん使う画像は全部違ってますが毎年同じ造りですので‥。

というわけで川渡温泉までやって来ましたが、実はこの川渡温泉にも思いきり疎いTakemaでありまして、これまでずいぶん前に共同浴場@激熱、そして師匠に案内されて入浴した板垣旅館の2湯しか入ったことがなかったのです。であればやっぱり入浴させていただきたい!それは‥



この時間は晴れたり雪模様だったりをくり返しておりましたので、郵便局画像との違いは誤差の範囲ということで‥

そう、高東旅館「東五郎の湯」であります。ここは現金入浴はできず湯めぐりチケット利用のみ可能ということで近隣にてバンバンした上で、よぉっし入れていただきます!駐車場には他のお客さんの車もなかったので期待はしていましたが‥





ちなみにしばらくどなたも入っていなかったらしく浴槽周辺の床も乾いていていとよろしきことかな。ん?そういえば先ほどの阿部旅館も同じような状況で激熱だったぞ。ということでまずは‥





というわけでささっとかけ湯をした上で躊躇なく入浴。いや普通の人なら十分に熱い湯温ではあるのですが、ついさっき阿部旅館でもっと熱い湯に浸かっていたんで耐性ができていたわけですね(笑)。ちなみに浴室内には湯もみ板もありいざというときに便利。

お湯は含重曹芒硝-硫黄泉、御覧の通りの緑がかった白濁りでスベスベとした湯ざわりです。硫黄臭もほんわか香り、いやぁここもまたいいお湯だこと。

さてそんなわけでこの日の湯めぐりは午前中にて終了。そろそろお昼ですが1kmほど山に入ったところに蕎麦屋ありと幟を見て知ったので、ではではではと雪道を登っていきました。



やって来たのは「蕎壽庵(きょうじゅあん)」。2009年にオープンしたお店だということですが、よくこの場所に店を開こうと考えましたね系山の中の一軒家お蕎麦処であります。しかし知る人はやはり知っているということか、平日の正午前だというのにすでに先客さんの車が何台か。幸いまだスペースが空いていたのですんなりと車を駐めた上で店内へ。

ウッディな雰囲気の店内で、これはこれでなかなかヨロシイかと。メニューを見ると、ほほぉちょっと強気の料金設定かもしれません(笑)。さてそれではというわけで「辛み大根蕎麦」を注文。



ちょっと高級感のある田舎蕎麦で適度なコシもあり、うん、Takema的にはこれくらいが一番好みかもしれません。辛み大根は地元岩出山産らしいです。でもやさしい辛みで極端な自己主張がなく、おいしくいただきました。蕎麦湯もやや濃いめで完飲!ちなみにラーメンスープは飲み干しませんが蕎麦湯はできるかぎり飲もうと心がけているわれわれ夫婦です(今回おしんこどんはいませんが)。

さてページトップで書いたとおりここからは隠密行動に入るので場所等についてはあまり明らかにできません。あえていえば「個人のお宅に泊めていただきお酒をしこたま飲んだ」というわけです。その時の様子については次ページにて。

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