− その2 空路でらくらく八丈島入り、牧場、フリージア&産業まつり −
前回は悪天の影響で1時間出発が遅れた第1便ですが、今回は定時出発でした。 |
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ではでは出発です。羽田7:30発の第1便に乗れば八丈島到着は8:25、となれば朝から丸1日遊べちゃうというわけですね(笑)。ちなみに東海汽船の夜行便大型客船だと八丈島底土港着岸は8:50ですからそれより早い!ただしお値段は空路が13,090円/人(早期予約割引)、海路は8,710円/人(2等)ですが‥。 あ、そもそも何で八丈島ダイレクトINにしたかというと「確実性と旅行快適性」にほかなりません。今回は「八丈−御蔵−三宅」という順で回る予定で組んだのですが、仮に逆の南下コースで夜行便客船にて三宅INにすると、初日の三宅着朝5:00はまぁいいとして、翌日の朝も朝5:00に乗船しなければならないですし、御蔵島5:55着で1泊/翌朝6:00発というのもかなーり人間生態学的にイマイチなんです。 それが八丈からの北上コースだと八丈9:40−御蔵12:35−三宅13:35(いずれも出航時間)となり、とっても二日酔いにやさしいスケジュールとなるわけですよ(まぁ結果的にどの朝も二日酔いではありませんでしたが)。それに、客船利用の場合もし海が荒れていて欠航となったら結局は翌朝の空路となるわけですし、空路の場合八丈島便は1日3便飛んでますからね。海が安定している夏場ならともかく、まだまだ海が荒れやすい3月下旬であればこの選択は間違いないと思います。 |
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そんなわけで定刻よりもちょっと早くゲートから動き出した八丈島便です。というのも座席数166のA320機ですが、この日はざっと数えた限り30人くらいしか搭乗していませんでした(笑)。飛行中の揺れもほとんどなく実に快適なまま八丈島空港へ。この時はやや北風だったのか八丈小島の先でぐるりと回って南側から着陸しましたが、このあとは穏やかな南風に変わり暖かな日和となりました。 |
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空港で電話を入れてモービルGSのレンタカーサービスにピックアップしてもらいます。八丈島にはもとより多くのレンタカー会社(中小)がありますが、軽3000円/日というお値段&車両の状況を考えるとやっぱりここが一番いい気がします(これまで3箇所で借りた中での話です)。かなりの台数もありましたし返すときは空港 or 港まで送迎してくれます(これは島内全てのレンタカー会社共通)。 そんなわけでIPod Classicを持参したFMトランスミッターに接続してよーしよしです。IPod Touchも持っていますが、こいつは運転中の操作性を考えると使い物になりません(特に曲を先送りする場合)。Classicはもうずいぶん長く使っていますが壊れないといいなぁ‥。 |
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八丈島は前回トータルで4日滞在していたのでほとんどの場所に訪問済みです。よってがっつくこともなく「どこ行こうか」という感じ、まずはナントカはすぐに高いところへということでふれあい牧場へ。お天気がよく風もそよそよ系の弱さなので牛たちも実にのんびりしています。 |
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ちなみに黒いほうは肉牛です(実は全部乳牛だと思っていた無知Takema)。島では「八丈牛乳」という、地元産生乳を使った牛乳が販売されていましたが、乳量が安定せず時には幻の牛乳だったりしました。ただ旅行後調べてみたら、昨年(2014)あたりからリニューアルしたらしく、ホルスタイン牛乳からジャージー牛乳に変わり、また殺菌方法が低温殺菌に変わったのだとか(詳しくはこちら)。しかし‥今回はスーパーあさぬまに行ったにもかかわらずうっかりして牛乳コーナーをチェックし忘れてしまいました(要は八丈焼酎を買っただけ)。また「次回の宿題」が出来ちゃいました(苦笑)。 なお搾乳用の牛はここふれあい牧場とは別の場所で飼育されているそうですので念のため(たぶん経営も別です)。また鉢巻道路界隈には牛がのんびり歩いていたりすることもあるため運転には注意が必要ですよ(一応柵はあるんですけれどね)。 |
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何だかストレスなさそうだなぁ‥。でもみんないつかはお肉に(感謝しなくちゃね君たちに)。 |
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突然ですが白人系動物愛護集団の「唯一の正義」にはいつもながら納得できません。日本のクジラやイルカ漁については今さらいうまでもないですが、今や韓国や中国の犬食についても「現地に突入して救い出した!」と鼻高々なようです(さっきニュースで見てカチンときたんです)。人間だろうが犬だろうがイルカだろうがクジラだろうが、ましてや牛も羊も豚や鶏も‥ |
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宗教的に擦り込まれた「常識」があるとすればまぁそれはしょうがないです。でも、クジラ1つにしても彼らは鯨油のためだけに捕鯨をしまくった過去があります。鯨油が不要になったらいきなり手のひら返しで「知的生物を保護すべき」だって?奴隷制度を大々的にやりまくった挙げ句に「人種差別反対」だって? でも、そのような「柔軟性」(いいか悪いかはともかくとして)が、今に至るまで白人系人種の繁栄を維持するに足る原動力となってきたことも事実なのでしょう。何だかある意味哀れですけれどね。でも! |
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何だかのっけから熱くなっちゃいましたが、一般の日本人であれば「この牛たちはわれわれ(の食事)のために生まれてきてくれた」とは考えられないですよね。牛は牛として厳然たる命の持ち主、その格はもちろんわれわれ人間と同じなのです。そして彼らが食べている草もこれまた同格。同格同士がたまたまああだこうだとやっているのがこの現世なんじゃないかと。 どんなに理論武装されても「○○は食べてもいいが××は駄目」という発想を上から目線的に言う人とはお友だちになりたくないです近づかないでください。別の価値観を持つグループに自分たちの価値観を押しつけるってことが「ぐろーばりぜーしょん」ってことなんですかねホントにもう。あ、別に白人云々といわずとも、例えば「○原発」(○部分には二種類の漢字が入ります。自分としては「よく言われるアッチの字」だけじゃないと思っています)なんかにも同じことがいえそうです。要は‥ |
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ハイいつもの通り話がバラン星の彼方まで吹っ飛んでしまったので旅行記に戻しましょう(苦笑)。このあとは鉢巻道路を時計回りに進んでいきます(何事もなかったかのように続ける)。 |
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道路から一段上がった先に展望台があったので行ってみることに。まぁ確かに展望はいいのですが、それを言うならこのエリア一帯がもともと大展望エリアですからね、果たしてこんな立派な2階建てを建てる必要はあったのかどうかちょっと疑問かも(まぁ、建てられてからずいぶん時間が経っているようでしたが)。 ちなみに八丈小島は年代的にも結構古い時代に形成されたのだそうで、こちらの八丈富士が噴火し始めた頃にはもうすでに厳然と存在していたというのですからおそれいります。おしんこどんはなぜか「手乗り八丈小島」に挑戦しておりました(左上画像マウスオン)。 さてぐるりと一周したところで下界に向かいます。今回の旅行において八丈島はある意味でおまけなので、とりたててがっついて回る必要もないわけです(前回は4日間も滞在していたので主要ポイントはほとんどすでに訪問済み)。ただ、やっぱりこの時期ならここは外せないでしょ! |
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とはいえ、いざ会場に到着してみると「あれれ、今年はまだ花がほとんど咲いていないぞ」状態。今年は春先に寒い日が続いたということなのでしょうかね。でも係の方いわく「昨日から暖かくなって、一気につぼみもふくらみましたね」ということなのでよしよし。というわけで2人で40本を「収穫」し、この日のうちに宅配便でTakema自宅(母宛て)に送ってしまおうという算段です。ヤマトの営業所によると「当日島外発送の持ち込み最終は15:30」ということなので時間的にはたっぷり余裕があります!(こういう下調べだけはぬかりない)。 |
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(ちなみに上画像は観賞用の畑ですので念のため(笑))。 |
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そんなわけで先客さんがおられる中われわれも参戦です。とはいえフリージア自体はある意味無尽蔵というレベルですから皆さんのんびりとやっております。 |
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フリージア掘り取りのために貸し出される道具はただ1つ、この竹シャベルだけ。これを株の手前から斜めに差し込み、テコの原理でざくっと持ち上げると球根ごと掘り採れるというわけです(左上画像マウスオン)。 |
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しかしまぁ、20本(株)って実際のところ結構な量でしてもう片手では無理です持ちきれません(笑)。たぶん多くのお客さんは10本くらいで満足しちゃったのではないかと思いますが、われわれは制限いっぱいまで掘り取りました!(欲深)。 |
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センターハウスに戻り、簡易包装をしてもらいます。おしんこどんは地元女性部の方に「いい苗を選びましたね」と誉められたようです(Takemaは言われなかった(苦笑))。 で、ハウス内にあった鉢で気になったのがこの「菊池レモン」。戦前にテニアン島(サイパン島のすぐ南にある島。飛行場があり、広島・長崎に原爆を落としたB29もこの島から飛び立った)から持ち帰った苗木がそもそもの由来なのだそうですが、この苗木売っていないかなぁ?(このあと唯一販売していると思われるところに行ってみましたが、残念、売り切れてました)。 ここでは八丈ジャージー牛乳やヨーグルト、さらには八丈フルーツジャム入りアイスなども売っていましたので、しばし屋外の椅子に座ってまったりと(右上画像マウスオン)。建物の前にはまだ若い樹木とはいえ大島桜が花を咲かせ始めていてなかなかいい感じでありました。 ちなみに女性部の方に「今日は役場で産業祭ををやっていますからね、是非行ってみて下さい」と伺ったのでハイハイそれではということで。格安レンタカーなのでカーナビはついていませんがスマホのアプリで何とでもなる‥つもりが。 |
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しかも、おそらくあとから開通したと思われる幅広の新道側には「役場入口」の看板がないのですよ。これは何とかしてほしいなぁ。看板1つだけでいいのですから‥。 |
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さて役場までやって来ました(標高高いのね)。中に入っていくと直売所が並んでいてそこそこ盛況。おしんこどんはフルーツレモンジャムや塩レモンに心を惹かれたようで(右上画像マウスオン)実際このあと購入したわけですが、案外イケルのが「塩レモン」でありましたよ。そしてさらに出店を回っていくと‥ |
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漬けのお刺身と岩海苔のお寿司、うーん美味しかった!この土日は町役場が大イベント会場になっているようでしたが、翌日からは通常業務に戻るわけですよね。このあとの撤収作業も大変だろうなぁ(両上画像マウスオン)。 このあとは昼食というわけで前回利用した洋食屋さんを探したのですが見つからず‥(実際はもっと南のエリアでした。2年前の記憶ですからね)、というわけで、これまた前回立ち寄った中華屋さん「しほさい」へ。 |
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八丈警察署のすぐ近くにあるのですがメインロード沿いには看板がなくて、ここも土地勘がなければ見つけられない飲食店だよなぁ。まぁ固定客があるから問題ないのでしょうが。このエントランス部分はニューギニアのハウスタンバランを彷彿とさせてくれるので結構好きです(個人的な思いですが)。 排骨湯麺(肉天麺)と叉焼炒飯(ヤキブタチャーハン)、それに焼餃子を頼みました(右上画像マウスオン)。そうそう、ここは辛子そばが美味しいという情報だったので前回はそれをいただいたんだっけ。でも肉天麺も八角の風味が効いていてなかなか美味しかったですごちそうさま。 さて昼食後は思いつき系でどこに行きましょうかね。 |
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