− 2015/6 佐渡島(2) いざ新宿で前夜祭のあと夜行バスで出発 − 夜行バス、最近は時々利用します。今回は大手のウィラーエキスプレスを初めて利用。 |
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金曜日のお仕事を終えて帰宅後に旅行支度。なぁに夜行バスは新宿発24:15発なので余裕です。おしんこどんはいろいろとやることがあったようですが、とりあえずそれも何とかこなした上で22:00過ぎの電車に乗ってまずは新宿へ。 |
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まだ中央線の直通があったのでお茶の水で乗り換えることなく地道に各駅停車で新宿へ。 |
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一応夕ごはんは食べたのですが(旅行前の食材消費必須故)、さすがに夜行便利用となると途中でお腹が減っても困るしという大義名分のもと念のため「出発前の腹ごしらえ」をすることにしました(というかその気満々でした)。西新宿エリアの居酒屋は案外閉店が早い店が多くてある意味健全なのですが、そうなると案外選択肢がないのですね。というわけでとりあえず「ベースはみちのく」を標榜するお店に入店。 |
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乾杯のあと最初に出てきた品は馬刺し。青森の産品ということですし、これはとっても美味しかった!(正直言ってさほど期待していなかったのでよけいに)。 ただしこれと小鉢の「津軽漬け」だけだとさすがに足らないので「切り落としシャモロック」を注文(左上画像マウスオン)。何だか紫がかっているのは画像の問題ではなく実際に何やら可燃性の液体だかゾルだかゲルだかを上からかけたので火がついているというわけです。 基本的評価としては「うん、美味しかった」。でも料金がお高めだったのは事実でありまして、もし次回同じパターンでこの界隈に来た時は別のお店かなと。 そんなわけで新宿住友ビルのバス乗り場へ。かつて会員制ツアーバスからスタートしたこのニッチ系運営会社も、いまは定期バスを運行しているだけでなく、たとえば京都丹後鉄道の実質的な運営主体にもなっています。何だかかつて格安航空券手配からスタートした「HIS」が現在に至るまでの道のりを彷彿と思い起こしたりします。 それはともかく、その昔の夜行スキーバス等をのぞけば夜行バス利用はまだこれで3回目かと。でも前回、2014GWに利用した「東京−五所川原」便が缶詰め状態でかなりしんどかったのです。でも今回は「距離&時間的にも半分以下だし、まぁ耐えられるかな」というような気持ちで予約したわけです。でもね、 |
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ちなみに韓国車を導入しているという話もありましたが今回はISUZU車でした。 |
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まぁ3列シートの窓際をキープできたというのはそもそも快適さの基本ではありますが、それよりも「約2時間に1回のペースで休憩タイムがありバスから下りて身体を伸ばせる」というのは何よりも捨てがたいわけです。五所川原便のバスはトイレ付きでしたが、途中運転士の交代によるSAPA停車はあっても乗客の下車休憩は出来なかったので‥。 10時間もの乗車時間。国際線の航空便ならともかくバスですからね、何で途中の乗務員交代ポイントでも「お客は外に出ることまかりならず」だったのか?(たぶん今でもそうなのでしょうが)。 |
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そんなわけで関越道を「三芳PA、赤城高原SA、越後川口SA」の3箇所休憩で進んだわけです。まぁ距離的に運転手さんも1人乗務なので「約2時間に1回休憩を入れる」という取り決めがあるのかも知れません。でも、そうだとすればとても安心できることではあります(まぁお客さんのトイレのこともありますし)。ちなみに三芳PAの停車中には、運転手さんがハンマーでホイール部分を叩いて点検していました。自分もかなり遠くから見ていただけですから決してパフォーマンスではないでしょう。何だか見直しちゃったぞ。 |
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越後川口SAを4:30に出発してしばしで日の出となり、このあとは長岡駅経由で新潟駅へと下道をどんぶらこ。新潟駅でほとんどのお客が降りましたがわれわれはまだ乗り続けます。このバスのいいところは「新潟行き≠新潟駅行き」、すなわち本当の終点は新潟港のフェリーターミナルだということ。ちょっとしたこととはいえフェリー乗り場までバスを乗り換えなくていいというのはポイント高し。ちなみにバスの最終到着地は北海道航路が発着する山の下埠頭です。 |
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というわけで定刻6:25にフェリーターミナル到着。うん、そこそこ快適でした。 |
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さて、佐渡行きのジェットフォイルは7:55発。ネット経由で支払いまで済んでいるので乗船券の発券もスムーズに完了し、ここでしばしの時間つぶしなんですが‥ |
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「待合室」と書かれた大きな看板も、何だかその昔の国鉄ターミナル駅っぽいですし、食堂のショーケースも懐かし系です(相当長く陳列されているのか、料理や飲み物の色がくすんでしまっているのはご愛敬ということで)。でもこの食堂でモーニングセット(右上画像マウスオン)を食べてお腹のほうもとりあえずOK。 |
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同じフロアの端のほうに「港湾資料室」なる部屋があったので行ってみました。入口には「開館8:30」という記載がありましたがこの時間でまだ7:30前。管理側も全然気にしていないようです(笑)。 |
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ただ展示物自体はかなり年季の入ったものが多く、これまた昭和っぽいニオイがたっぷり。ちなみに船舶用の鐘が吊られていましたが、すぐそばには何やら注意書きが。「室内ゆえ鳴らすとうるさいから鳴らすな」ということかな?」と予想しつつその注意書きを見てみると‥(左上画像マウスオン)、 |
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しかも、「かね」のかぎ括弧が横向きに付いているのがご愛敬。ワープロソフトで横書き設定のまま無理矢理縦書きした奮闘努力の跡がうかがえます(笑)。とか何とかやっているうちにようやく乗船時刻となりました。 |
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右上画像ではガラガラのように見えますが、さすがに土曜日の朝便ということで2F席はほぼ満席でした。佐渡島両津港までは所要時間65分ですからはやい速い。なお到着後はすぐにレンタカーを借り出しますから、Takemaお得意の「朝からビール摂取行動♪」はもちろん封印しています(当然でしょ)。 |
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ほどなく小樽行きの新日本海フェリー、そしておそらくは東南アジア等の外国にて新たな活躍をするのであろうJR系車両が見えてきました。鉄道車両くんたちはたぶん次の活躍の場のほうがハードになると思うけれど頑張っておくれ。 そのあとは快調に海をすべるように走り抜けたジェットフォイル「つばさ」号、やがて「おけさ灯台」を右手に見ながら両津港へと入っていきました。到着は定刻通り9:00。気になるお天気はといえば‥ |
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お隣には「おけさ丸」が荷物の積み込み中。なるほど前方部が開閉式なんですね。ターミナルビルの外に出てみるとそこには佐渡おけさのオブジェが。すかさずおしんこどんがパンフレットを頭に載せてポーズを取ったことはいうまでもないことです(笑)。 さてこのあとは車を借りだしていきなり走り始めます。 |
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