- その4 湯瀬温泉でも雪見風呂、そのあと矢立経由で津軽入り -



清冽な湯に映る雪を付けた山の木々。静かな時間が流れておりました。

さて湯瀬温泉のお宿は4軒(もうひとつ日帰り施設があるが循環併用だということなので今回は訪問せず)。うち2軒は高層建築のホテルなので、残る2つのうちこちら「ホテル滝の湯」さんをセレクトして予約しました。理由はこの円形のお風呂だったわけですが、女湯は円形じゃないんですよねおしんこどんスマン(笑)。



早めの到着にしたのは他に寄るところもなかったからですが(道の駅には寄りました)、明るいうちにお風呂画像を云々という狙いもありました。館内はやや迷路チックになっていて全体に昭和的な鄙び感が。でもこういうの嫌いじゃありません(むしろ嬉しい)。



部屋そのものの画像は撮り忘れたんですが、八畳間に広縁付き。窓を開けると、眼下に広がる米代川上流部の流れが。うわー、こりゃいいわ(右上画像マウスオン)。

で、もう1つびっくらこいたのがお手洗いです。部屋はトイレ付きなのですが、ん?んんん?(左上画像マウスオン)。



しかしここでちゃんと申し添えておかねばなりません。こちらの浴槽は現在使用を中止しております。使えません!まぁ、部屋風呂などという期待はもとからしていませんでしたが、この部屋、かつてはVIPルームだったんだろうなと。



まずはお風呂へ。脱衣場には6*3=18個の脱衣カゴがありましたが、期待通り先客さんはなし。こちらは地元の方も入りに来ておられるのでちょっと心配だったんです(小心者)。やはりこのエリアは暖かいということか、金魚の浴槽‥じゃなかった水槽もありましたよ(右上画像マウスオン)。そんなわけでページトップ画像の円形浴槽にちゃぽり。



最初ちょっとぴりっとくる湯だなと思ったのですが、たぶん身体が冷えていたからだと思われます。体感は42度くらいかなと思いましたが、浴室備え付けのカエルくんによると43度ありましたね。

ちなみにこのあと自前のデジタル温度計があることに気づき、夜寝る前(23:00頃)に正式計測したら、湯縁でも44.1度、浴槽中央(源泉は中央の底部から注入)では45.2度あってびっくりしました(笑)。ただ夕方に比べ体感的にも明らかに湯温は高くなっていたと思います。

また、こちらの宿には「家族風呂」もありました。


かなりくたびれた感じの入口ですが、大丈夫、現役バリバリです。



空いていればいつでも入れるのでこちらも入ったわけですが‥こちらはバリ45度オーバーでした!どなたも浸かっていなかったようで湯も新鮮そのもの。ここもお勧めです(日帰り入浴でも入っていいのかは確認してください)。

湯瀬温泉の湯はさっぱりした浴感だと聞いていましたが確かに。さらりとした湯ざわりで、毎日こんな湯に浸かれたらいいよなぁとうらやましく思います(その代わり冬場は毎朝雪かき必須ですが)。



部屋に戻ってきて窓の外を見ると、何と川向こうの対岸がライトアップされておりました。たぶん湯瀬ホテルによるしつらえだと思うのですが、こちらの部屋からでも十分に楽しめましたよ。そしてこのあとはお隣の部屋で夕ごはんです(右上画像マウスオンでお料理全景画像に変わります)。



女将さんによると「ご主人が現役のマタギ」なのだそうで、右上画像は何とご主人が獲ってきた「熊肉汁」なのだそうな!こういうサプライズがあるから個人営業系のお宿が好きなんです!歯ごたえのある肉部分とほろり系の脂身が口の中で絶妙のバランス、うん、美味しくいただきましたよ!(ちなみにご主人、やさしそうな方でした)。



明けて翌朝。窓の外を見ると木々の梢に付いた雪がその厚みを増しているようです。前にも書きましたが、今回の旅行目的は雪見風呂タンノーではなく「雪が降る直前だからどこも空いているだろう」という下世話な想定からだったわけですが、北東北はもう完全に雪モード満開だったわけですね(それはそれで悪くもないですが)。

結局夕方から夜3回、朝2回のお湯タンノー、朝ごはんをいただきさてこの日は津軽へと向かいます。お会計を済ませた上で外に出てみると‥







積雪量はご覧のとおり。女将さんが「これから毎日、毎日(雪かき)ですよ‥」としみじみおっしゃっていましたっけ。はいハイおしんこどん、雪だるま作りもいいけれどそろそろそっちも雪を落とすよぉ!



というわけで滝の湯さんから出発です。湯瀬ホテルまでは左上画像のような細い道を通るのですが、それぞれの屋根の形状からするとこの細道に積もった雪がどさっと落ちてくることも多いんじゃないでしょうかね。あぶないアブナイ。新たに建物をしつらえるときは「肘折方式」(左上画像マウスオン)で落雪による事故防止を地域全体で考えた方がいいかと思うんですが(微笑)。



鹿角市街に向かい、何とここでショートカットの高速利用!一気に北上します。すると、、これまで2日間一度も見ることもなかった青空が‥




(まぁ基本的に「時々見えた」だけですけれどね)。



で、再び青森入りした最初のICである碇ヶ関で高速を下り、矢立峠に寄り道です。そう、矢立の赤湯に寄ってもバチは当たるまいという算段です。



えらく立派な建物なのも当然で、ここは道の駅でもあるのです。それがゆえにこれまで訪問を躊躇していたわけでもあるのですが、もう1つの赤湯温泉(アクアバード矢立温泉)がいつか復活するのではないかと待っていたというのも事実です。

しかし2014に休業してから「すぐに再開するそぶり(の掲示)」から始まり、しかしそれからもう間もなく4年。もう無理でしょう(ちなみにわれわれは2005年に訪問しています。その時のページはこちら)。

それにしてもこの界隈の温泉、津軽湯の沢の3湯は完全に廃業し復活の兆しすら聞こえてきません。日景温泉は所有者が変わって復活しましたが、個人的には「この場所でその料金でペイするのかな?」と不安な部分もあります。そして近隣の碇ヶ関の温泉も青息吐息ですし、久吉たけのこ温泉も建て替えられたとはいえ「いつ営業を休止してもおかしくないよ、市の財政が逼迫しているし」とは近隣の方の言でした。

そうなんですよね、久吉たけのこのずっと奥にある施設もどうやらアヤシイ(営業休止)という話が出ていますし、このあたりの温泉は一気に消滅の危機に瀕しています。唯一個人経営の古遠部だけは大丈夫そうですが(これはこれですごいと思います)。

話がそれました。矢立ハイツの湯ですがちょっとびっくりなかなかというかかなりイイではないですか!



とはいえ先客さんがおられたのでお風呂画像はありません。

広い浴室にかの赤湯、そして露天風呂に樽風呂まで!特に樽風呂は新鮮湯常時投入ということもあってまだ色も薄く、鉄甘しょっぱさが実にいい感じです(何のこっちゃ)。ただ気をつけなければいけないのがこの赤さび沈殿物でありまして‥



出口にはシャワーもありますし、それはいやだという人も、ちゃんとお尻や背中(浴槽内につけていた部位)を洗い流してから出てくださいね。



さて道の駅碇ヶ関でちみっと買い物をして(ちなみにここで初めて買った地元のイカリ食品工業りんごストレートジュースはその後毎年買ってます。今も収納に何本も入ってます、美味しい!)、さらに北上していきますがお天気はまさに晴れたり雪が降ったりの繰り返し。気団のせめぎ合いという感じです。

で、「道の駅ひろさき?寄ったことなかったな」というわけで寄り道してみると‥



名前の割には駐車場も施設の規模もかなり小さめ感は否めませんが、1995のオープンということでなるほど感あり。その頃はこんなに道の駅が栄えるとは思っていなかったでしょうからね。

で、偶然「大収穫祭」とやらでつみれ汁の無料振る舞い絶賛開催中!こ、コレハというわけでさっそくいただきました(右上画像マウスオン)。予想していたより塩気が薄く、「あ、日本一の短命県脱出対策なのかな」と(実は青森県の男性平均寿命はずっとワースト1なのです)。でもツミレのダシがいい感じでしたので、この路線(シオではなくダシ)でいって下さい青森の皆さま!



おしんこどんは隣のお汁粉にも心を惹かれており、こちらは100円でしたがこちらも購入。自分としてはまぁこんな感じなのかと(甘いものにはそれほどこだわらないので)。



さすがにリンゴの品揃えが素晴らしいです。しかも最近首都圏ではほとんど見ない「紅玉」の大玉にはびっくり(買えばよかった)。いっぽう、「同じ青森県でも値段が全然違うんだな」と思ったのが白菜でありました。こちらはLL二玉で1200円なのです(右上画像マウスオン)。しかし小川原湖の道の駅では‥(左上画像マウスオン)。

そう、LL4玉で500円、Lだと5玉で同じく500円でした。じぇんじぇんちがーう!あ、ちなみにTakemaの地元スーパーではLLはおろかLサイズすら見かけません(前にも書きましたが)。



その他にも軽く干した大根が1束7-8本で売られていたりしていい感じでした。



このあとは弘南鉄道大鰐線の踏切を通ってさらに先へと進みます。もういっちょ湯に浸かろうという算段です。

[戻る] [次へ]