− Takemaオフ「海鮮」キャンプ2017 at バラギ高原キャンプ場!(その1)−



標高1,270mのバラギ湖畔、なのに牡蠣にホタテにホッケにホヤetc‥海の幸のオンパレード!

(2017年5月27.28日)

今年で16回目を迎えたTakemaオフ。SNS全盛の昨今、ブログでもなく「ホームページ」世代のTakemaが主催する拙キャンプですが、もうこういうオフ会をやっているウェブサイトマスターってほとんどいないんだろうなと思いつつ、それでも毎年40名-70名もの方々がご参加下さっており、まっことありがとうございマンモスなのであります。ちなみに募集時に公開していたページはこちらです。

3年前からは「三陸牡蠣養殖復興」の願いを込めて「高原で牡蠣振る舞い」を始めたわけですが、今年はそれがさらにパワーアップしました!詳しくはあとの方で書くとして、ハイまずは「キャンプお天気の公式発表」からまいりましょう!というわけで今年の(乾杯時ね)のお天気はといえば‥

2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009
2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017!

ハイ、どなたからも異論の出るはずもない「曇り」でありました!前日の予報では「両日ともがっつり晴れ」るはずだったんですが、土曜日のバラギ湖周辺は夕方になるにつれて曇っちゃったんですよ。でもまぁこの前日の金曜日(5/26)は一日中雨が降り続いていたことを考えれば十分でしょう!それにTakemaキャンプの大敵である「風」も穏やかで何よりでした(ビッグ焚き火をやる関係で風が強いと火の粉が舞ってしまうんです)。

さてそんなわけでいよいよキャンプ場に到着‥したのは例年よりやや遅い14:00過ぎでありました。実は前日長野県某所に泊まっていたのですが、近いと思ってついついのんびりしてしまったわけなのです(その様子はこちらにて)。



先着のおにいちゃん&おねえちゃん他の方々より軽いブーイングジャブの洗礼を受けつつも(笑)、まずは中央本部席テントと海産物提供テントとを設営しなければなりません。そしてそのあとわれわれ&佐久間さん@オイスター職人の宿泊テントを立てている頃には、皆さんが「今年の薪」をサークル内に運び入れてくれました。提供者のkoh1さんはもちろんのことですが(早朝に単独で搬入)、人海戦術大作戦にご参加下さった皆さまありがとうございました。それにしても、主催者である自分が何も申し上げなくても「自然にコトが進んでいく」というのは実にありがたいことです(笑)。

それにしても今年の薪、「薪」というよりまさに「角材」ですね。一つ一つが大きいこともあり、今年は火の保ちがかなりよさそうです。ちなみに今年は全部で何百kgくらいあったんだろう?koh1さんに伺うのを忘れましたが、過去には「一晩で700kgを燃やし尽くした」こともありましたっけ。ん?ということはそれだけ大量の二酸化炭素排出=あまり地球にやさしくないTakemaオフキャンプなのかも?(苦笑)。



つづいては「これまた設置が遅いと暴動が起きかねない」(どれだけ治安が悪いんだよ)、生ビールサーバーの開栓準備です。今回はTakema提供の「サッポロクラシック樽生10L*2」にプラスして、おにいちゃん&おねえちゃん提供の「プレミアムモルツ樽生10L」も出てきましたよ!

あ、ちなみにTakemaオフといえばもはや必然的定番の生ビールサーバーですが、実は右上画像のおにいちゃんから譲り受けた物なのです。ゆえに実はかなり年季が入っているわけなのですが、今年も特に問題なく稼働してくれましたね。そういえば2012には「ゴムパッキン紛失による炭酸ガス漏れ事件」が勃発し、「すわバラギ暴動に発展か?」というところまでいきましたが(笑)、おにいちゃんの機転により事なきを得たんだっけ(詳しくはこちら)。



さて本体接続の前にまずはサーバー内配管の洗浄です。使用前と使用後には必ず炭酸ガス圧をかけた水で洗浄しているのですが、今回は使用前洗浄を2回行い、しかも2回目は「水ではなくビールで!」ということにいたしました(賞味期限切れの缶ビールを使用)。洗浄用タンクにビールを注ぎ、サーバー配管内にビールを充填します。で、惜しげもなくそのまま排出(右上画像マウスオン)。

なぜこんなことをしたのかというと、水洗浄のあとすぐに樽に接続すると、最初のほうは配管内に水が残っているからかビールが薄いんですよ。貴重なビールなのですから最初からできるだけ無駄にしたくない‥というわけで、Takema母のところにあった缶ビールを有効利用したというわけです。さ、そんなわけで洗浄も完了、どうぞ皆さん群がってください注いでください飲んでください!(笑)。




いやぁ、いつもながら実にいい絵でございます。主催者冥利に尽きます(嗚呼自己満足)。

ただーしただし!実は今年のクラシック樽生、一つ失敗したことがあるのです。それは「クール便配送にしなかったこと」。毎年北海道長万部から直送してもらっているクラシック樽生ですが、通常便の配送にした関係からかサーパー内で板氷により強制冷蔵してはいても「冷やし切れていないのかどうしても昨年に比べて泡が多く出てしまう」というのが現実でありました。炭酸ガスの送出バルブを操作しても大きな違いはなかったしなぁ。

昨年は「キャンプ場までクール便で直送」だったので、実に「いい具合」で汲めたんですよ。ちなみに以前は「Takema自宅にクール便配送、翌日Takema車でバラギ持ち込み」だったので、あまりクール便の意味がなかったともいいますが(苦笑)。

というわけで、来年以降は再び「バラギクール直送便」に戻します。今年アワアワだった方々、申しわけありません来年は期待して下さいね!



さて早い時間には広々とした芝エリアだったキャンプ地も、気がつけばかなりのテントが設営されました(と同時にこのあたりからはすっかり曇りましたね)。

続いてはサポーターの皆さんにご参集いただきます。ちなみに今回から牡蠣の振る舞いに関して「バラギ牡蠣サポーター制度」を導入いたしました。牡蠣の振る舞いについては2013当初Takemaの一存で導入したわけでありまして、当初から「寸志をいただければ食べ放題」というスタンスでありました(ちなみに1年目は300個も振る舞ったということが判明しあらためてビックリ)。

で、1年目はその寸志をすべて寄付したわけですが、さすがにそうなるとTakemaとしてもものすごい額の「持ち出し」になってしまったので、2年目からはTakema出費の補填に充てさせていただくことに。とはいえ2年目3年目(2016)ともやはり持ち出しであることに変わりはなく、ゆえに昨年「この牡蠣振る舞い企画は今年でオシマイにしようかな」と参加者の一部の皆さんにお話し申し上げたわけです。すると!



というわけで継続が決定した牡蠣振る舞いですが、今年のオフキャンプお知らせページにて牡蠣サポーターをも同時に募集したところ、何と13名の方々が手を上げてくださいました!(当日申し込みを含みます)。まっことありがとうございました!

そんなサポーターの方々の恩義に報いるため、まずはサポーター限定の特典イベントを開催したというわけです。さぁって、まず提供されたのはこちらの牡蠣っ!





こちらは宮崎県日向灘産の天然岩牡蠣なのです。養殖物ではなく天然物で、潜水により収穫された激レアもの。オイスター職人佐久間さん、実に渋い産地のウマ牡蠣を出してきてくれますねぇ。だってさ、この牡蠣のサイズ、これですよ!







というわけで美味しくいただく図のおしんこどん&Pさんでした。「牡蠣は大きいがゆえに尊からず(旨からず)」とはオイスター職人佐久間さんから伺ったお言葉ですが、でもまずはこの大きさに圧倒されつつぱくついちゃいます。うっはぁたまりませーん!(激嬉)。



おっとここで変化球!このあと出てくる南三陸町志津川漁師さんからの差し入れでホヤと水ダコが登場!ホヤは刺身もありましたが別に出てきた焼きホヤが最高!味が濃縮されていて絶品です!タコはミズダコでしたのでそこそこ美味しかったですが味はそこそこの普通レベルでしたかと。というかミズダコじゃない志津川の真ダコは真に絶品なんです(激しく主張)。



話も順番も前後していますが、牡蠣を剥く職人佐久間さんの手さばきはまさに華麗。



飲みながら職人の牡蠣さばきを見学するのも一興というかサポーター特典?(笑)。






そんなわけで牡蠣、ホヤ、タコの三巨頭が集結!サポーターの皆さん、お約束の通り群がってます!(嬉)。しかし高原キャベツの大産地であるここ群馬県嬬恋村でこのような海鮮イベントが行われているとは、村民の皆さんもまさか思っておられないだろうなー(笑)。ある意味「究極のミスマッチ」ですが、ミスマッチ大好きなTakemaですからこれでいいのです!



もっとも食べる側は「ウマイ美味しいデリーシャス!」と声を上げながらパクつくだけなのである意味気楽なものですが、オイスター職人佐久間さんはまさにてんてこ舞いの忙しさ!ただ皆さん、昨年までと供給方法が変わったことにお気づきだったでしょうか?

実は昨年までは1個ずつ剥きながら配布していたので必然的にもらえるのは1個ずつ、しかも並ばねばなりませんでした。しかし今年はご覧のとおり、ある程度の数を剥いた上で「ハイどうぞ持っていって下さいなくなったらすぐ剥きますよ♪」というやり方に変更したというわけで、これにより待ち時間の短縮および複数個をピックアップできるようにもなり、結果として昨年よりも牡蠣の総数を60個程度増やしたにもかかわらず、全部はけるまでの時間が短くなりました。というわけで来年以降もこの方式でいくことになると思います!



これだけの新鮮生牡蠣をお店で食べたりしたらとてつもないお代を覚悟しなきゃなりませんよね。



ちなみに今回牡蠣サポーターの皆さん限定で提供された牡蠣は、上にも書いた宮崎県日向灘産の天然岩牡蠣、そして北海道寿都産の「寿牡蠣」でありました。北海道で牡蠣といえば厚岸などの道東エリアが一大産地ですが、日本海側にもブランド牡蠣があったとは‥。自分としてもまだまだ知らない牡蠣生産地がたくさんあるのだなぁなぁと。でもそういう「思いがけない産地からの牡蠣」をいただけることが何よりの楽しみですよん。



と、その寿都の漁師さんがご厚意サービスで、いまや高級魚的な扱いにもなりつつあるホッケの開きを何枚も同梱してくださっておりました!ゆえに、すでに火を熾していたおにいちゃんの炭火台で焼いちゃいましょー!近年市場に出回るサイズがどんどん小さくなっているホッケですが、さすが漁師さん直送便、往年のビッグサイズばかり!(なお右上画像はタバコを縮尺の目安にとかざしたものですが、炭火が熱くてタバコをかざす手がかなり手前になってしまい、目安としては全く役に立っていません(苦笑))。

焼きが進むにつれ周囲にはホッケが焼けるいいニオイが漂い始めました!何だか懐かしいニオイだなー!そんなわけでよいしょっとひっくり返します(右上画像マウスオン)。うん、いい焼き色だ!

なお、「とってもヤングなお嬢ちゃん」(本来の意味で)たちがこのホッケに最後まで群がって(骨周りに残った身まで)食べていたことを申し添えます。佐久間さんもブログで書かれていますが、それは間違いなく「美味しいから食べていた」にほかなりませんよね!嬉しいエピソードでした。

[戻る] [次へ]