- その21 十勝エリアを少しうろうろした上で帯広の温泉ホテルへ -



ごく普通のローカル道道脇にキミたちがいたのでついパチリ。1頭だけ茶毛がおりますが?

(2018年7-8月 その21)

さてTakemaの朝は(旅行中に限っては)早いのです。というのも「何とか朝湯を貸し切りでタンノーしたい」というような我欲があるからで、やっぱり人間はわが思いを完遂するためには寝不足をも克服するんだなぁと。



ドアの外側フックには地元のノーラベル牛乳が(左上画像マウスオン)。通路もさりげなくお洒落系。



左上画像、柱が浴槽にどんと鎮座しているのはなかなかびっくりです(ある意味勇気あるなーと思うと同時に、構造上やむを得なかったのかなと)。前夜と男女が入れ替わっていますが、こちらの浴室のほうが脱衣場も含めておしゃれ感あり。なお今もぴかぴかな鏡ですが、こちらのお宿の「昔の名前」もしっかり出ていましたね(右上画像マウスオン)。このあとは露天風呂へ。



いやはや、しっかり熱めの露天湯とこの気温、気持ちいい以外の何ものでもない!(8月上旬)。



この日は特段長距離移動ではないというか、いや逆に近いんです帯広市内のふく井ホテル泊なんですから。でも朝風呂早起きだったせいもあって朝ごはんのバイキングも時間前に並んでました。ちゃんといただいて満足。

中村屋旅館さんはいろんなところをそつなくまとめておられる宿で、確かに一時の糠平温泉にはなかった雰囲気です。でも何だかそのそつなさ」が自分にはちょっと格好良すぎる気もしましたんで、次は別のお宿に泊まるかも知れません(いや中村屋さんはお勧めできるんですよ真面目に)。

さてこのあとは車は駐車したままですぐ近くの自然館へ。おっと、郵便局のまえに手湯がありました。せっかくなので浸けていくことに。



うわ、手加減(加水)なしの源泉なのか結構熱い!でもまぁこれも1湯か(入浴カウントはしませんが)



で、ひがし大雪自然館なのですが、これまたいつの間にかお洒落な大規模施設になっていてびっくり。というかちょっとお洒落すぎてどうなの?という感じがします。確か以前は幌加側にありましたよね?当時の程度の規模が適正なようにも思うんですが‥。

かつて糠平にはガソリンスタンドもあったし(確か日石系、場所が場所だけに重宝しました。右上画像の場所ではないと思いますがこの並び)、糠平温泉自体がもう少し栄えてもいたかなという記憶があります。そのあと「底」となり、今は「再興の途上」にあるんだろうなとは思いますが‥前にも書いたように、



さてここからは幌鹿峠を越えて糠平湖方面に向かう予定です(ちなみに今回幌加温泉を訪問しなかったことはあとでかなり後悔しました。もともと自分は「鹿の谷」派ではなく「ホロカ旅館」派だったのですが、ホロカなき今、鹿の谷だっておばあちゃんに何かあったらどうなるかわからないのにね)ぇ。

というわけで糠平から然別の道道へ‥え、うっそぉ!





これについては真面目な話ちょっと中村屋さんにひとくさり。そもそも事前に道路状況を確認していなかった自分が悪いとはいえ、糠平からの通行止めがあるのならチェックイン時にひと言翌日の行程を確認していただきたかったなぁと(われわれが外国語メインのインバウンド客じゃなかったのはおわかりのはず)。宿泊時に通行止めの話を聞いていればこの日の行程を変えていたはずなので。

まぁしょうがない(くっそぉ)、というわけで単純に来た道を帯広方面に戻るしかないですね。なお岩間温泉に至る林道は通行止めでした。実は別ルートから云々というのもあるようでしたが徒歩片道1時間というのでパスと決めた次第です。

で、上士幌の市街地に向かいます。糠平は晴れていたのでその流れで「お天気のナイタイ高原」へという心づもりだったのですが‥





糠平界隈は暖かい気団が残っていたようですが上士幌町中心部界隈はぐっと低い気温のエリアでしたしそもそも空模様からして全然違います。こりゃナイタイ高原に上がっても全然楽しめないだろうし、そもそもガスっていたらどうなのよ?

いや、それでも行きますよ。だって、「いまだ未湯である然別湖畔温泉」に今回も入れないことが確定しちゃったんで予定ゼロでヒマなんだもーん。



何とか下界まで見渡せたのでよしとしましょうナイタイ高原。



おしんこどんはエビ反ってみたり足を上げてみたりと忙しそうです。



かなりうすら寒いなかカボチャソフトをぱくつきます。ん?何だあの人は岩の上で「考える人」になってるぞ(笑)。

さてこのあとはどうしようかと考えて、然別湖畔温泉に代わる別の湯を目指すことに。さすがにトムラウシは遠すぎるので(それなら然別湖畔温泉のほうが近いし)、既湯ですがオソウシ温泉はどうよというわけです。



というわけで、「見えない何か」に怯えるTakemaは裏道行動中。ん?あなたもですか?(笑)。



ローカルロードだと道のすぐ脇に牛がいたりしてこれはこれでなかなかヨロシイですねー。



雨に濡れる前にというわけで牧草の搬出も順調にというか急いで行われているようです。



まずは「道の駅うりまく」へ。ここは単純にトイレ休憩だけだったのですが、館内にあったこの乗馬体験マシン、今になって思えば「こんなレアものに何で乗っておかなかったんだ!」とちょっと後悔。あ、ちなみに道の駅の裏側には「本当の馬に乗れる」乗馬体験エリアもありました。でもだからこそこっちに!というわけです(ひねくれ系)。



このあとは道道593経由で十勝ダム方面のルートに進みます。放牧中の牛たちはわしわし草を食べていて、「満腹によりしばし休憩」などというまったり牛は一頭もいませんでした。こりゃ新たな放牧エリアに放たれたばかりなのかな?



さて最後は道道の分岐からダート7km(左上画像マウスオン)を走ってオソウシ温泉に到着です。お昼前とあって駐車場にも車の数は少なく「これは♪」を予感させます。温泉犬も出迎えてくれました(右上画像マウスオン=気性が荒そうでもないので犬恐いTakemaでも大丈夫でした)。料金をお支払いしいざ脱衣場へ。





まずは加熱湯でしっかり身体を温めます。そしてその隣の小さな源泉浴槽へ。自分は水風呂が苦手なのですが、この湯温の源泉であれば特に問題はないです(右上画像マウスオンで源泉浴槽の湯温画像に変わります)。浴感はツルヌル系でよーしよしという感じ、でも初めて浸かったときの感激ほどではありませんでした。前々日の寿苑さんの湯がなかなかすごかったですからね。



続いては露天風呂その1へ。掲示にあるとおり加温して適温にされており入浴は容易です。しかし極端に多い数ではないとはいえ‥



というわけで入浴中もやや落ち着けず、手やタオルを振り回す入浴スタイルです。しかしこれで終わりではありません。このあとはさらに奥の源泉そのまま系露天風呂に入らねばならないからです!



というわけで第二(本家)露天風呂へ。こちらだけ混浴です。でも不思議なことに内風呂の源泉浴槽よりも湯温が高いんですが?加温のボイラーは内風呂と露天風呂その1の間にあることから、「ちょこっと加温」しているのか、それとも第一露天風呂の湯をこちらにも入れているのかな。いずれにせよかけ流しなのはいうまでもありません。十分によろしき湯であるのは間違いのないところで、前夜はここに泊まればよかった?しかし事実としてこれが何とですね、



つまりはオソウシが満室ということで糠平に泊まることにしたという厳然たる事実があったわけです。今改めて考えてみると「トムラウシ、宿がダメでも奥のキャンプ場に泊まる」という選択肢もありましたね。なぜかトムは全然考えもしませんでした。ヌプントム(避難小屋泊)とかはちみっと考えましたが道路崩壊で全然ダメですし。然別峡かんの温泉は前回泊まりましたしね(この時です)。あ、山田が再開していたらおおいに考えたと思いますが。

そんなわけでオソウシ温泉の入浴を完了してしまえばあとは?ハイ、十勝ダムのダムカードをいただきにまいりましょう!



そんなわけでやって来た十勝ダムは規模が大きいからか(そんなわけもないと思いますが)ダムカードについてのやる気も十分です。のみならず、何と施設内の廊下には右上画像のように全国(「道内」じゃないですよ「全国」ですよ!)のダムカード(ただし現物ではありません)を全て展示しているという力の入れようです!いやー、ここまでやる気を見せている管理事務所は初めてでした!



ご覧のように、廊下に各地域ごとのダムカードがずらりと一覧展示されています。



ちょっと驚いたのが沖縄。何と17ダム(&貯水池)のカードが!というわけで十勝ダムのカードを入手。



最後はお約束のネタ画像で〆といたしましょう。で、ここからは地道にこの日の宿帯広駅前のふく井ホテルを目指すことにします(安全運転でね=しつこい)。あ、でもお昼ごはん食べてない!食べなきゃ!



というわけで昔から気になっていた「森のキッチンかわい」さんへ。ここはキャンプ場も併設されており、まだ13時台後半ということでキャンパーさんはちらほらというところでしたが、まぁ便利かな(でも案外道路の交通量は多いので日が暮れるまではうるさいかも)。



注文したのはええっと何だっけ?のワンプレートランチに牛乳。ハイ、おいしかったです。いわゆるファームレストラン+αの先駆けでしょう。この界隈は日中いつでも食べられるお店となるとかなり限られると思うので、そんな中10-20時というロングラン営業のこちらは、お腹が減ったら「じゃ、あそこ行こうか!」と思えるレストランとして貴重だと思います。手抜きキャンプの夕ごはん会場としても使えそうです(笑)。



このあとは十勝川の橋を越えて今宵のお宿、帯広駅前にありながらも自家源泉かけ流しという僥倖の宿ふく井ホテルへ。あ、すぐ近くにある某豚丼有名店Pさんは右上画像の通り人々が列をなしていました。あ、自分は食事一般に関して基本的に「列に並んでまで食べたい」というほどのこだわりはないので、味はともかくとしてもこのお店に入ることは今後もないでしょう。



帯広駅前近く、塾の名前が「畜大練成会」‥そうか、帯広畜産大か!



このあとは同宿待ち合わせのおとうと合流して夕食兼飲み会です。実はこの日を含めておとうとは三連夕食となるわけですが、おしんこどんはこの翌日に帯広空港から千葉に向けて帰宅となりますんで一応「最後の晩餐夕食宴会」となるわけです。なにやら話も盛り上がっているようで(左上画像マウスオン)。

確か居酒屋さんをハシゴして、そろそろ宿に戻りましょうねというわけで‥。



駅前界隈ホテル唯一の源泉かけ流しモール泉で湯っくりしたあとは、



さぁって寝るぞぉ!ライブカメラでも車はもうほとんど走ってないし。



明けて翌朝、再び3人で朝食です。ふく井ホテルの朝食には定評があり、確かにいい感じ(基本は和食 or 洋食から選択、ビュッフェスタイルではないのです)。右上画像は朝ごはん前に撮ったTV画面ですが、8月上旬ながら朝6時前となると北部&西部はなかなか涼しいですねー。



というわけでこのあとおしんこどんは空港行きのバスに乗り込んで帰宅となります。自分は‥フェリーに乗るのがあと6日後か(笑)。ただしこの日を含めてお仕事絡みの研修が多いのでもうあまり好き勝手行動の日は多くありません。この日も朝一番で商工会議所に行かなければね。



おしんこどんは上画像のように北海道に別れを告げたようです。



いっぽうでTakemaは商工会議所へ。あ、左上画像のお店、てっちゃんほかの皆さんと飲んだお店だ!



というわけで帯広商工会議所へ。午前午後ともしっかり研修@お勉強しましたが、お昼の休憩中に温度を測ったら、これがまた何とも気持ちのいい爽やか気温だったわけです。ちなみにこの日の東京の最高気温は34.0度だったそうな。ああおっとろし(苦笑)。

このあと夕方にお勉強から解放され、急いで釧路へと移動します。

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