- その3 鳴子温泉に泊まったはいいものの夜半から雪! -



でもまぁ出発時には止んでくれてよかった@ノーマルタイヤなのでね。



そんなわけで南三陸からは一気に西進していつもの鳴子温泉へ。東鳴子じゃなく鳴子地区のお宿に泊まるのは実に久しぶりです。おしんこどんと泊まったのは2009年の旅館すがわら以来だし(この時です)、ここ姥の湯に至っては2006年に立ち寄り入浴して以来ですから何と13年ぶり!(この時)。

さて到着後は明るいうちに館内湯めぐりしちゃおうというわけです。何しろこちらのお宿には4種類の源泉風呂がありますんでね。13年前のページをひもといてみると、日帰り入浴可能な3浴槽のうち硫黄泉のこけし湯は湯溜め中で入っていなかったようですので‥





そんなわけでまずは宿泊者専用のお風呂へ(含土類-芒硝泉)。あとから思い起こせば実はこの浴槽が一番居心地が良かったような気がします。回数的には硫黄泉に一番入ったんですけれどね(笑)。



で、「こけし湯」というニックネームを持つ硫黄泉。やはり一番人気らしいです。しかし湯口からの投入量はほんのチョロチョロで、浴槽の大きさからしても釣り合わないし、浴槽内からの投入もあるんでしょうかね(さすがに循環だとは思えませんし)。



夕食前の最後には「単純泉」へ。しかしこの色付きなのに単純泉?湯を口にしてみると金気と土っぽさをはっきり感じました。源泉温度がやや低めなこともあり2回しか入りませんでしたが、かえって夏の時期とかはこの湯温が心地よいだろうと思います。

もう1つの露天風呂は女性タイムだったので夕食後にタンノーすることとして‥まだあんまりお腹が空いていないんですが‥





で、そもそも「量は要らない」Takemaなのですが、こちら姥の湯さんのごはんはややポイントが低かったかな(お汁物が配膳された段階ですでにぬるかったというのが一番のイマイチポイント)。部屋数と食事スタート時間の関係もあるのでしょうが、部屋食にこだわらず食事処を調理場近くに作った方がいいような気がします(東鳴子の高友旅館はそのパターンですね)。

ところでSNSを眺めていたら、どうやらこの夜も焼肉八兆にはお知り合いが滞在中のようで、レスを入れると「カウンター、空いてますよ」とのこと。いや、今回は出向かないつもりで夕食付きにしたんで丁重にお断りしました。なおすでにGW10連休中の席予約は完了しています(笑)。

食事後のおしんこどんはいつものように睡魔大帝国との戦いに明け暮れていたようでした。Takemaは露天風呂にも行きましたが、まぁそのへんの写真はなくてもいいかな。というわけで翌朝、朝一番に露天風呂へ。すると‥





撮影場所が露天風呂ということもあり湯熱の関係で浴槽周りは積もっていませんが、周囲の木々にはしっかり着雪があります。で、部屋に戻って窓から外を見てみると‥







もっともお天気は昼頃にかけて回復基調らしいので、ご飯を食べたあともしばらくゆっくりすることにしました。お味噌汁、やっぱりぬるかったなぁ‥。



再度4つの湯をめぐることに。これはこれで悪くありません♪



右上画像の義経の湯、前日は気づきませんでしたが白い湯花が舞っていてなかなか。



そうこうしているうちに神仏のご加護というべきなのでしょう、雪が小止みになり、空も時々明るくなり始めました。これなら脇道に入らなければ大丈夫そうです。宿の方も「国道はアスファルトが出てますから大丈夫ですよ」とおっしゃって下さるし。

チェックアウトして駐車場に来てみると、宿の方によって車の除雪は完了しておりました。ああ有りがたやと思うのが半分と「しまった、どれくらい積もったのか写真に撮りたかったのに」と思うのが残りの半分でありました(せっかく作業していただいたのに半分ぶつくさとは無礼千万ですねお許し下さい)。

で、おしんこどんはここでも雪だるま製作に余念がありません。とりあえず作って雪囲いの板の上に載せたわけですが(右上画像マウスオン)、




おしんこどんは製作時にそこまで考えていたわけではないということなので、いわゆる「偶然の造形の妙」ということなのでしょう。ありがとね、雪がなくなるところまでわれらを見守りくださいね、というわけで出発です。



しかしまた、よせばいいのにこういう細道を通ったりして東鳴子御殿湯駅前の「なるみ」さんへ。鳴子界隈宿泊時にはまず間違いなくここでなるまん等を購入するというのが習い性なので‥。

というわけで購入終了後は再び国道に戻り、雪のない平野部(古川方面)へとどんどん進んでいく‥はずなんです‥が!





というわけで動画です。最初は鳴子界隈で大した降り方ではないのですが、その後岩出山方面に向かうにつれて雪の降り方が強くなっていく様子をご覧下さい。





というわけで岩出山の道の駅へ。さすがにこのあたりからは降り方が緩まり、日の射すこともありまして、おしんこどんリクエストにより「なるこりんジェラート」を購入することに。しかしさすがに売れ行きはイマイチ。だってですね、





しかしここから先はさすがに雪雲のエリアを抜け出たらしく、古川エリアでは路面も乾いていて安堵。さてここからはあそこに行ってみましょうと東北道で一気にワープ。というわけで、







そんなわけでとうふの田楽(週末のみ提供らしい)とともに購入。おしんこどんのほうは揚げ方がマイルドでフワフワ、Takemaの方は少し揚げ時間が長かったのかやや固かったかなというところですが、まぁ初めてだし美味しくいただきましたよ。

で、このあとは定義山西方寺にちゃんとお詣りいたしました。初めての訪問なのですが、阿弥陀如来をご本尊とする浄土宗のお寺なんですね。周辺にはおみやげ屋さんや食事処がずらりと並び門前町を形成しています。それにしても何でこんな山奥(失礼)にお寺を開いたのかといえば、いわゆる「平家の落人」たる平貞能公がここに落ち延びたことが開山の由来となっていたそうでなるほど!奥会津の檜枝岐村などと同じく歴史に翻弄された由来を持つお寺さんだったのか!



ちなみにお詣り時に「梵鐘がよく鳴るなぁ」と思っていたら、何と希望すれば(混んでいる時は並べば)自由に鐘を撞いていいようなのです。というわけでわれわれも‥いや、ここはおしんこどんに任せましょう。私は動画撮影ということで。





さてお詣り終了時点でお昼前だったのですが、先ほど油揚げほかを食べているので特にお腹は減っていません。でもこのあとは再び高速に乗って移動するということもあり、少し食べておくことで本日のお昼ごはん終了にしようと算段したわけです。お団子やぜんざい、それにこれまた定義名物らしい焼きめし(具なし大丸おにぎりの表面に甘味噌を塗って焼いたもの)を注文。結論、「お腹いっぱいになりましたー!(笑)」。



焼きめしは表面はともかく内部は味なしなので団子の味噌を補充しつついただきました。
コーヒーも注文しておいてよかったなというのが個人的感想です。
(備え付けのお茶ポットもありますが)。


お腹が満ちたところで仙台宮城ICへと向かいます。その道中には大倉ダムがあり、県道はそのダム上を通っていくのですが、そこを通り過ぎたあとで(下り始めたあとで)思ったこと。それは‥



しかしダムサイトから下りて来ちゃったんで、まずはダム直下のエリアへ。この時は「ダム管理事務所がダムの下にあるかも」という希望を持って進んでいったわけですが、考えてみればダムに「いざ」的な緊急事態が発生した時、その対応をすべきメイン施設をダムの下部に設置するなんてことはあり得ない話ですよね。大馬鹿発想でした。

でもその代わりというか、ダムサイト下部は広々とした園地になっていることが多いのです。キャンプ場になっていることもありますし。



ここはキャンプ場指定こそなかったですが園地もあるしトイレもあるし、いざとなれば(以下自粛)。

というわけで再び坂道を上り、ダムサイトから先ほど来た道とは反対(対岸側)を進むことしばし(ほんの200mくらい?)でダム管理事務所へ。他にお客さんもいなかったところにわれわれの車が入ってきたので、当直の職員さんがわざわざ出てきて下さいました。で、必要事項を記入した上で‥ええっ?





宮城県内のダムカードはこういうふうにまとめて何枚ももらえるようなんですよね。以前花山ダムを訪問した時も4枚まとめてもらえましたし。しかしここ以外のダムがどこにあるのか知らないんですけれどねぇ(苦笑)。

このあとは来た道を戻‥も、戻れない?実は、週末の土日はダム湖の周回道路は時計回りの一方通行なので、ダム上流側に架かる橋まで進み対岸に戻る必要があるのです。かなりの遠回りですがまぁしゃーない(笑)。



一車線幅の橋を渡って対岸へ。景色がとてもいいのでまぁヨシヨシの遠回り。

で、再びダム上の細道を渡っていくわけですが、せっかくなのでダム上動画を見てもらいつつ次ページへと進みましょう。




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