- 初春の川治・那須・塩原湯めぐり編(1) - 初食のにらそばはニラのインパクトもさることながら量がスゴイ♪ |
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(2020年2月28.29日 その1) |
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すぐ南側の栃木市界隈には以前から蕎麦をよく食べに行ったのですが(そういや亡父とおしんこどんと3人で蕎麦打ちしたっけ=母はそういうの全然参加しませんでしたが今も元気です)。 |
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開店10分くらい前に到着。案の定開店待ちの先客さんはなし。車で待っているうちに数人に先乗りされましたが、まぁ並んでたわけじゃないのでそりゃ当然かと。 |
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このあとは日光に向けて杉並木が続く例幣使街道(R121)をずんずんと北上。一部の狭隘区間は新道を開削し通行止めになっていました。そりゃねぇ、現道はもう広げようがないわけですから‥そのうち、今も残る狭隘区間もどんどん通れなくなっていくのかな。この国道の風情は好きですが、無理に車両を通し続ける必要もないと思います。だって両側にはそこそこ広い敷地があるわけですから。 |
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この時期(春先)にばかり訪問するので露天風呂は閉鎖中なのですがまぁしょうがない。ちなみに日光市営で、市民(400円)と非市民(700円)とではそこそこ料金に差がありますが、これは個人的にはOKの施策ではないかと。 |
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それにしてもとことんさっぱりした湯ざわりです。湯上がり後おしんこどんから聞いた話によると、女湯には地元の方が入浴なさっていたそうですが、「お風呂はここ、家の風呂には入らない」とおっしゃっていたそうな。確かに毎日の湯としては実にいいですね。温泉ファンとしてはもうちょっと湯の特徴があると‥というのは鬼怒川温泉ほかこの流域湯全般にいえることですけれど。 |
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アップダウン&ワインディングの激しい道。凍結にザラメ雪も。轍に振られることも数回ありました。 |
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まぁわが車は4WD(フォレスター)ですから、へたっぴぃの自分でも何とか通れるわけです。途中で南関東ナンバーのレンタカーがのろのろと走っているのに追いつき、道を譲ってもらいましたが、もしや南関東ナンバーということで「ノーマルタイヤ車両をレンタル」ってことではなかったことを祈ります。 |
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大丸温泉といえば誰もが思うのがあの有名な「あすなろ荘」ですよね(例の提灯宿ですし、その秘湯たる資格は確かにあると思います)。自分もそうだったのですが、かつて日帰り入浴した時のお風呂インパクトはそれほど高くもなく、ゆえに「大丸温泉は湯は出ていても大したことない」という感じでした。 |
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まずはお風呂へ。僅かに濁った湯は分類上単純泉ですが金気味があり、そこそこ鉄分が含まれているようです。湯口部分を半分こすってみると‥やっぱり成分が付着していることがわかります。あとで聞いてみたところ、透明湯に見えてもこの成分が曲者で、掃除をまめにしないとどんどん茶色くなってしまうとのことでした。やっぱりねぇ。成分そのものは違っても宮城の駒の湯と同じでお掃除は大変だぁ。 |
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湯温は体感で43度前半、源泉は70度オーバーなので加水はしているかと。ツル感あり。 |
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続いては露天風呂へと出てみます。しかし暖冬とはいえ「雪がそこそこある(まだ余裕で降る)2月最終週の標高1300mの露天風呂」ですからね、着々とジジイ化してきたTakemaからすると、あの「ヒートショック」をついつい警戒しちゃいます。ま、気持ちの中で警戒するのと実際の行動とはしばしば矛盾したりするのですが(苦笑)。 |
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うっひゃーさびー!と、ジャボンと浸かりたくなりますが、実は浴槽内に微妙な段差があったりするので慎重に(というか最初ちょっとひやりとした)。しかし浸かってしまえばこちらのもの。外気温は間違いなくひと桁でしたからぬるいかなと思っていましたがさにあらず快適。しかも! |
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どういうことかなと思って湯口を見てなるほどと。夏場は上方から流し入れている源泉湯なのでしょうが(公式サイトの画像によると間違いなくそのようです)、冬場のこの時期は源泉をパイプでそのまま浴槽底に流し入れ、浴槽内で対流するように仕組んでいるというわけです。さすが湯守のなせるわざ! |
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到着時の玄関にスリッパが5足並べられていたので「こりゃこの日の宿泊は5人なのかな」と勝手に想像していたのですが、日中は日帰り入浴の方もおられることを見越して並べられていたようです。もちろん翌日のチェックアウトまでは夫婦で自由に使わせていただきました(感謝)。 |
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ええっと、畳敷きの上等な‥というか、この部屋ってかつては宿泊可能な部屋&ぶち抜ける宴会場の一部だったのでは? |
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こ、こ、コケコッコー!(意味不明)。女将さんいわく、これでお気に入りのお酒を見つけてさらに追加していただければとのことでしたが、もうこれだけで酔っちゃいますがな‥嘘です、このあと一番気に入ったお酒を追加注文しました(大笑)。ちなみに自分のベスト好みは左上画像一番右側「澤姫」純米吟醸でした。 |
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(あ、お肉は牛焼きと豚のお鍋の2品です)。 |
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というわけでおなかいっぱい。しかし寝る前にもお風呂をタンノーしたわれわれでありました。もちろん朝湯もね。 |
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明けて翌朝。朝の天気は曇りながら、このあとは南へ向かうので回復傾向となるのでは?朝ごはんをいただき、ゆっくりめの出発です。那須界隈なら日帰り圏内ですから急ぐこともないでしょう。 |
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