- その5 気仙沼から大島に渡り最高峰の亀山へ - ドラゴンツリー(龍の松)がしっかりお出迎えの気仙沼市岩井崎。 |
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歌津からさらに北上し(三陸道新規開通区間を走ってみました。まぁ特に「走って楽しい」わけでもないですね、そういう目的で建造されたわけでもありませんし)、やってきたのは岩井崎園地。 |
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まぁ確かにシチュエーションは似ていました。鹿の角かな。神割崎の突端でした(こちら)。 |
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このあとは2019/3にオープンした気仙沼津波伝承館(旧気仙沼向陽高校)へ。ええっとここに来る途中、ナビに騙されて現在の気仙沼向陽高校に入りかけちゃったのはヒミツです(苦笑)。 |
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というわけで伝承館へ。なお伝承館内は撮影禁止とあったので当然撮影を自粛したわけですが、どうやらメインの震災遺構(旧校舎)エリアは問題なく撮影OKのようでした(公式サイトに記載あり)。訪問者からすれば震災遺構と伝承館の区分を意識しておらず、「施設全体が撮影禁止」と考えてしまうことも多いと思うので、掲示や口頭説明にもう一工夫欲しいところかなと。 |
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さてどこかでお昼ごはんというところで食事処を見つけたので入店。うーん、お蕎麦はおいしかったのですがうどんはイマイチでした(おしんこどん談)。でも旅先ではとにかく個人経営のお店で食べるというのが第一ですからこれはこれで構いません。 |
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三陸道にせよ釜石道にせよ、とにかく外部地域から三陸沿岸部へのアクセス利便性が向上したことは間違いありません。これは「大きな障壁」がなくなったことを意味するわけですし、地域の宿泊インフラも一時期の逼迫からは脱しているようです(というか、工事の方々は長期戦ゆえ専用の宿舎や内陸の安い宿泊施設を利用しているみたい?)。 |
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まずは市区町村とか県単位とかいう行政の縛りを越えて、「オール三陸チーム(宮城から青森まで)」でタッグを組んでキャンペーンを組み、各施設が別地域の観光地や施設について「勉強」し、たとえば宮城の観光案内所で岩手のイベント情報をも説明できるようにすること。モデルコースの提案も大事です。 |
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「いつかはコロナの夜も明ける」はずであり、その夜が明けてから「さて夜も明けたしどうしようかなぁ」ではなく、夜明け前に次の一手を準備&手配しておかなければと思います。もし三陸沿岸に関わる人々がこのページをご覧になっていたら是非ともよろしくお願いいたします。だって‥ |
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ハイまた話がイスカンダル14万8000光年先の壮大系になりましたね(いつものこと)。でも、今後の三陸の浮沈は「今(2020)の舵さばきにかかっていると思うので、ついつい申し上げた次第です。何もしなければ「浮」に持っていかれないのは確かなことなので。 |
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気仙沼大島大橋。橋の全長は356m、その大部分を占めるアーチ橋部分は297mと国内最大級ということです。瀬戸大橋のような吊り橋にしなかったのは架橋後のメンテナンス費用を考慮したとのことで、なるほど細かな部材が多いとそれだけ維持管理補修に手が掛かるというわけですね。 |
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これは大島の架橋工事の様子です(気仙沼大島 ウェルカム・ターミナル内で上映されていた映像を撮影)。このアーチ橋をクレーン船で移動というのはすごいですね、もちろん要所以外は早送りになっていますがしばし見入ってしまいました。 |
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というわけで上部駐車場(仮称)へ。先客さんの車は2台のみでした。ここから先、最上部へ続く道はレストハウス関係者以外の車両進入禁止ということで歩いていきます。左上画像、手前の木が枯れているのはもしかして津波火災の?(津波被災後気仙沼湾周辺で起こった火災、その火の手の一部がこの亀山周辺にも到達)。 |
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うーむ確かに絶景です。大島大橋もはるか下に見渡せますし、島の中心部もご覧のとおり(津波発生時にはあの低い部分に両側から津波が押し寄せたのでしょう)。 |
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頂上稜線の少し先に神社(愛宕神社)があるようなのでお詣りをいたしました。その先にも東屋がありましたがそこまでは行かず戻りましょ。 |
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手すりが単管パイプというところに味がありますね(笑)。さてちょっと一服していると、すぐ脇に綺麗な椿の花が。というわけでパチリ、そのうちの1枚がこの旅行記ページの背景になっているわけです。 |
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この後は再び大橋を渡って気仙沼市内へと戻りますが、渡った先あたりでおしんこどんが「このへんだったかなぁ」とそわそわ。何かと聞くと、下に降りる道がないかとのこと。よくわからないながら、確かこの先左側に分岐があったことを思いだして海沿いに下りる道へ。そして下りたところは‥ |
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全体風景はこんな感じで、まさに気仙沼湾を横断する形で三陸道の橋脚工事が進んでおり、両側からの延伸工事が間もなく繋がるというタイミングでありました。この光景は今でしか見られなかったはずで、これはこれはなかなかでした。 |
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