- その17 国見温泉森山荘にて、オリンピック観戦しつつまったり - わーい、この日朝のお風呂ととおんなじ色だーい♪ |
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(2021年7月-8月 その17) |
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玄関前にはテーブルやベンチも置かれ、湯上がりに寛ぐこともできます。 ご覧のとおり、大量の各種飲み物が山水で冷やされています! |
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うーむ、この雰囲気はまさに山小屋ですね。エントランス部にテーブルなどがあるのもまさにそう。というか、このお宿はお隣の石塚旅館とともに秋田駒ヶ岳の登山ベースでもあるわけですし、下からの電力線も敷かれていないことから2軒とも自家発電とバッテリーにより電力を賄っているとのこと。そういえば暗くなってきた頃、発電機の音が聞こえてきて何だか登山に来たような気分になりました。 |
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ここ国見温泉の泉質は「含硫黄炭酸水素塩泉」ですが、先ほど新玉川の100%源泉でよく洗ったタオルがしっかり灰色に色付きました。これはどの成分が反応を起こしたということなのか?そこそこ含まれているマグネシウムでしょうか? |
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なお「ここに先客がいたら『愚劣系行動』に及んだのか」という質問などなさらないで下さいね。わたしは湯が出ていれば浸かりたい温泉ファンであると同時に「人」なのですから(よくわからない禅問答みたいな感じですな)。 |
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(ホントに苦いですよね)。 |
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やがておしんこどんもやってきてともに入浴。あとから若い男性もやってきましたがもちろん特に問題なしでした。こういう小さな浴槽での混浴時は男性のほうがシャイで気を遣うといいます。ただし大規模な浴槽となるとなぜか一部男性が「ワニ」化したりするわけで不思議です。ほかにすることないのか?(ないんだろうなぁ)。 |
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「それにしてもなぜ緑色なのか?」。これについてはもう先人が様々に語り尽くしておりますし、石塚旅館ではその旨の開設掲示もあるようですので(覚えていませんが)ネットでお調べ下さい。われわれはそろそろ夕ごはんに向かいます(笑)。 |
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(「だまらっしゃい」レベルですね)。 |
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食堂に掲示されているメニューは日帰りのお客さん用のものですが、こ、これはかなりバラエティに富んでいるのでは?山から下りてきて、温泉で汗を流した上でこのごはん選択肢ってかなり嬉しいはず(少なくとも自分ならそう思う@車で来ていない限りは)。特にメニュー下段の「山菜みず」でビール飲みたいし。ん?「ぼり」って知らないぞ!(今気づいた)。 |
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千葉から3泊4日なら秋田駒登山も含めて楽しめそう(もちろんお隣の石塚旅館の湯もいただきますよ。国見山荘は閉業しちゃったけれど)。こちらのお宿、お宿の方々の接客態度もほのぼの系で気に入った次第です(いや石塚旅館さんと比較するわけでは決してありません。そもそもあちらには日帰り入浴したことしかなく宿の方との接点は最小限でした)。 |
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そしてその石塚旅館さんにも明かりが灯りました。比較的静かな夜のようです。 雨の日でも休憩できるテラスがあるのはいいですね。灰皿もありました。 受付&売店にはいろんなモノが。夕ごはん会場はこちらです。 |
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さてそんなわけで夕ごはんです。この日は4組のお客さんだったかな?ただし前述したように8人(以上?子どももいたし)の団体さん1組もおられましたが。それでも右上画像を見ればわかる通り、相当間隔を取っての配膳です。この日は土曜日でしたから、コロナ禍ゆえ予約数を絞っていたことが想像されます。 |
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基本は山の夕ごはんで、ゴージャスではありませんが場所に見合ったいい感じのお料理が並びました。もちろん岩魚は焼きたてのアツアツ、ええ刺身など不要です。 |
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ええ、飲みながらですよ(当然です)。 |
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そういえばかつてどこかで似たようなシチュエーションが‥と思ったら、2012年夏、ロンドンオリンピックを北アルプスの阿曽原小屋で観戦していたのでありました。 |
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画像に写っているのはわたしではありませんが(笑)。 |
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この時は夕食後も続けて観させていただきました。さらには「これ、余ったのでよろしければ」ということでデザートのスイカを追加でいただいた記憶があります。画面の中では卓球の福原愛さんが懸命に戦っておりましたっけ(その日のページはこちらです)。 |
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部屋に戻っておやすみなさい‥。 |
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さてしかし、翌朝は「何としてでものミッション」が控えておりました。何でも国見の湯はその成分の関係で(カルシウム?)、誰も何時間も入っていないと湯の表面に膜が張るということなのです。それも結構濃厚に。 |
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まぁこればっかりは仕方がありません。そこそこいい感じで膜が張りつつあるようだったのですが。露天湯に行ってみると、こちらは膜そのものがない状態でした。外気温とかにも左右されるのか、はたまたどなたが深夜湯を楽しんだのかも知れません。 |
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この日は曇りで、山あいにはガスが出ていました。前日の到着時には「ここでも暑い」感じでしたが、さすがに標高900mの国見温泉、日が暮れると網戸越しに涼しい風が入ってきましたっけ。朝は山の上ならではのひんやり感で実にいい感じ、快適でした。 |
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朝ごはんも勿論山ごはん。ほうじ茶をすすりつつ、シンプルでかつ適量のおかずです。「量を食べたきゃご飯で調整せよ!」という感じで、あ、この日のTakemaご飯は比較的多めかも知れません。 |
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朝食後の一浴は当然ですが、この日は午前中に2箇所の予約を入れていましたのでそう長居は出来ませんでした。チェックアウトを済ませて玄関の外へ。ん? |
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水煮等で保存されていたタケノコが「本日いよいよ出番」ということで山水にて洗われてシャッキリ!ということなのでしょう。間違いなく宿周辺の産でしょうし、いいなぁ、ネマガリを肴にここで一杯やりたかったなぁ‥では、出発です!(無念)。 |
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