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- その18 夏油-駒の湯経由、その後は「長い船旅」にて奈良帰省 -



噂通り、この浴槽はお湯だけでなく素晴らしい風情。

(2021年7月-8月 その18)

夏油温泉。実はこちらもこれまで1度しか訪問したことがなく、しかもそれは250ccのバイクに乗り出した1990年台前半、初めての長距離ツーリングに旅立った時=温泉についてはほとんど覚えていないわけです。



1990年台前半、洞窟風呂マッパー入浴中の撮影画像です。

ただ、唯一残された画像からも、当時の自分が「洞窟風呂」にしっかり入浴していたことはちょっと嬉しいかな(現在は入浴不可)。ただしいずれにせよ夏油にはもう30年近く来ていなかったのです。

その30年近く前は夏油元湯に宿泊しました。画像記録はアナログでしか残っていませんが今さらスキャンしなくてもいいでしょう(当時は当然撮禁でもありませんでしたが)。いっぽうでこのところのSNS情報によるともう一軒の「夏油温泉観光ホテル」という、ネーミング的にはついつい回避してしまいがちなお宿の居心地や風情がよろしいということで、今回はこちらに立ち寄り湯をというわけです。

そしてこちらにはどうやら野趣溢れる貸し切り混浴露天風呂もあるようで、日帰りの場合要予約ゆえ、10:00の事前予約に合わせて国見を早めに出たというわけなのです。



そこそこの距離を走りましたが、絶妙のタイミングというか9:50にホテル前に到着しました。そして9:55くらいだったかに日帰り利用のチェックイン。右上画像によると日帰り入浴600円とありますが、貸し切り混浴露天風呂を合わせると300円アップで900円、さらに前述のように時間指定の予約が必要なのです。

900円とはそこそこ高額ではありますが、内湯に露天風呂に貸し切り露天風呂まで利用できるとなれば悪い話ではありません(なお貸し切り風呂を除けば時間制限はありません)。ま、われわれは「次」もあるので長居は出来ませんでしたが。

さて入浴タイムスタートです。でもわれわれのすぐ前にカップルが男女別露天に向かっていったのを見ていましたから、露天はあとにしてまずは内湯かな。だって貸し切り露天風呂はこの時間われわれのために必ず空いているはずですからがっつく必要もないし‥うわ、男性内湯にも先客さんあり!そんなわけで最初の湯は貸し切り露天風呂となりました。



両上画像を見てもらえばおわかりかと思いますが、沢の本流と高低差がほとんどないところにしつらえられた露天湯ですから、大雨が降ればすぐに土砂が流入してしまうようです(現に沢の縁には土盛りがありますが、これは間違いなく人為によるものでしょう=宿の皆さんの作業の賜物)。

この場所に湯が湧き出しているからとはいえ、この露天湯を維持するのは実に大変でしょう。まるで温泉ファンが即席で作るような場所に何とか恒久的な露天風呂を‥このお宿の思いがよく伝わってきただけに、ホテル関係者の方々の、温泉維持にかける思いに感服いたします。




(少々足元が不安定なのは仕方ないです)。



足下だけではなく脇からもじわじわと流れ落ちつつあります(絵的に自噴湯はわかりにくいので掲載)。そういやこの山の奥には(以下自粛)。



このあと内湯に戻るとどなたもいなかったのでよしよし。「夏油」の大書が浴場全体の雰囲気をきっちり締めていて、浸かる者一人一人にに「ここは夏油だからな、しっかりと浸かれ」と強く声掛けをしてくれているようにも思えます。実にいい雰囲気の浴室です。

このあと男女別の露天風呂にも行きましたが先客さんがいたので画像はなしです。少し話していると、先客さんが「ここはアブが少ないですね、さっきすぐ下の瀬美温泉に入ってきたんですが、露天風呂に出ようとしたらあまりのアブの多さに出るのをやめました」ということでした。危ないアブナイ。ここは(この時は)確かに数匹いただけでしたしね。



このあとは予約2件目、お昼ごはんのポンシャです。2回目の訪問なのですが、正午12:00で予約。ただ「オペレーションの関係で先客が詰まっていると料理の提供が遅くなります。早めのエントリーをお勧めします」とのことでした。

というわけで11:30にエントリー。先客さんは2組3人で、最初のソロのお客さんには早々と料理が提供されていたようでした。




ただその次なるお2人の料理提供もやや遅いなと思ったのですが、自分たちの料理は当然さらに遅く、注文から1時間でメインディッシュがようやく出てきました。いやそれよりうーん何だかなと思ったのは、われわれより30分くらいあとに入店した方々とほぼ同時にメインの配膳が行われたことで、いやそんなことで目くじらを立てるべきではないのでしょうが、何だかなぁ Theオペレーション‥。以前の訪問時にはそんなこともなかったので、この時は厨房にて何かトラブルがあったのかも知れません。

このあとは再び(一般道を)南下して目指すは‥いやちょっと寄り道しました。



旧くりはら高原鉄道線の核駅となっていた若柳駅。ここでは定期的に運行される動態保存車両に乗車することもできます。実は自分のフォロワーさんにもこちらの関係者がおられるようで、しかもこの日は運行日だったのですが、気が小さいので関係者さんに声もかけられず(時間がなかったともいう)、直売所で桃を買うばかりでした(美味しかった@左上画像マウスオーバーで別画像に変わります)。

さて到着が予定より遅れましたがこの日は駒の湯に上がってのお手伝いです。ただ今回は翌朝の出発が早いこともあり、この午後だけのお手伝いのつもりでしたのでほとんど働けないかな、とりあえず湯守ご夫妻に先ほど購入した桃や北海道絡みのお土産をお渡しし、さーておしんこどんガーデン‥と思っていたら‥



こんなことをツイートしているうちに‥






というわけで、お風呂掃除に作業変更です。今シーズンは全期間休業となってしまった駒の湯温泉ですが、自噴泉ゆえ湯は出っぱなしで、浴槽底に湯花が溜まってしまいます。それを(温泉パイプ同様)定期的に洗い流す必要があるというわけです。

今回の湯花は浴槽底に薄いシート状に広がっていました。うーん、浴槽へと導かれるラインとは別に湯花採り用のラインを作って採取し、「駒の湯の湯の華」として売り出せないものですかね。通常のお客さんが知っているのは透明湯だけですから案外意外性がありそうな気もします。ただ、ご夫妻2人だけでの運営ですからそこまで手が回らないかな?



ふぅ、タワシにスポンジ、それにワイパーとタオルとを浸かっての浴槽清掃*2、無事完了いたしました。ちゃんと働いたことを示すように、足毛には湯花が大量付着しておりました。あ、マッパーでの作業ではありましたが、今回は「役得にごり湯入浴」はいたしませんでした(前回のページはこちら)。


今回は湯守ご夫妻所有のとある小舎に泊めていただくこととなり(くりこま荘もハイルザームも満室でした。お盆前のハイシーズンですし、コロナ禍ゆえ両宿とも部屋数を減らしての営業なのかも知れません)、そのため寝袋持参です。でももう運転はしなくていいからね。



明けて翌朝。この日もお天気はぱっとしません。というのも、ちょうどこの時本州東側の太平洋を台風9号が北上中で、その余波を受けて東北中北部では局地的に大雨が降っていたのです。このあたりはパラリ程度でしたが。そしてこの大雨で、数日前に宿泊したあの温泉地(下風呂温泉)が孤立状態に陥ってしまうとは、まだこの時は知る由もありません。

見慣れないものが温泉の配管に設置されていたので湯守に聞いてみたところ、湯の流量計測機だそうです。実はこの栗駒山周辺における地熱発電の可能性(可否)についての基礎調査が行われているのだそうで、その調査において温泉の湯温や湯量についてのデータが定期的に記録されているそうなのです。

地熱発電かぁ。昔はともかく、鬼首や秋の宮のほうの地熱発電所(複数)の稼働により湯が出なくなったという話は聞いたことがありませんし、工事調査の過程で駒の湯の湯温が3-4度上がったりしてくれないかなぁ(他力本願)。



しばらく見ないうちに、おしんこどんガーデン部分には水路が拓かれていました(沢からホースで引き水をして流しています)。そう、このガーデン部分は案外水はけがよすぎて乾燥しやすかったのです。でもこれなら水枯れはそうそうないことでしょう。ま、雑草の勢いも増してしまうことでしょうが(しょうがない)。

さてご夫妻に「ろくな働きをしなかった」ことについてのお詫びを申し上げ(苦笑)、そろそろ出発です。さてどこへ?




しかも、Takema車のバックミラーに取り付けられた行き先表示には‥(マウスオーバー)

そうなのです。このままおしんこどん実家の奈良に直行する計画なのです。ある意味、ここまでの旅程は全て帰省行動における寄り道」であったともいえるわけですね!(そうかなー)。ま、これまでもこのようなパターンはありましたし、一番ゴーカイだったのは「自宅から成田空港へ向かい、そこから国際線バンコク経由でミャンマー入りしてぐるぐる巡り、帰りは関空に到着後そのまま帰省」というやつでしたね(その時のページはこちら)。



ところでしかし。もう間もなく車両乗船というタイミングで撮影した左上画像なんですが‥お盆直前の8/9にしては何だか随分と車が少ないように思いませんか?乗用車レーンは2列しか並んでいないのですよ。これはなぜかというと?



この日の朝仙台港ターミナルに電話を入れてみたところ、「運航は決定しました。定時出港いたします」とのことでした。が、その第一報に引き続き次のようなお言葉が。



ほほぅ。「大揺れですし大遅延必至ですが、それでも乗りますか?」ということですね。というわけで仙台から乗ろうとしていた車は「名古屋までは地続きだし、自力移動のほうが早いし、船酔いもないし」ということでその多くがキャンセルしたものと思われます。さらには本来乗っているはずだった苫小牧からの乗客や車もいないわけで、こりゃかなり空いているのでは?



まずは乗り込みます。左上画像ですが、昨今は乗船移動中の撮影禁止となっていますので停車中の画像です(前の車のブレーキランプが点いてますよね)。このあとはカメラを収納しました。で、いざ車両甲板へ。ほらぁ、前のほう全然車いないし。



部屋でおしんこどんと合流。途中の鶴巣PAで購入していたパン(美味しかった!)とサッポロクラシックとで長い船旅の門出といたしましょう。だってですね、船内にはこのような掲示が!





ええっと、出港は定時(12:50)ですからね。ということは‥



かつて東京-釧路を運航していた近海郵船フェリー、あれも記憶によれば「23:59発で翌々日の7:30着」だったから、ええっと、31時間31分。おぉ、それよりも微妙に長く乗っていられる!

ちょっと気になったので現行長距離航路の所要時間を確認してみたら、おがさわら丸は24h00m(あれ、前はもう少しかかっていたような?)、舞鶴-小樽間は20h55m。あ、フェイントで発見、敦賀-小樽の新潟&秋田寄港便は北行きで31h15m、南行きだと34h00mなのか。でも途中2港寄港ですから単純な比較はできないでしょう。

以前は東京や大阪(神戸)などからの沖縄便が最長だったと思いますが、旅客扱いはもはやありません。というわけで、


(やけくそです)



とはいえ、出航後仙台港から外海に出ても、海はさして荒れているわけでもありません。あれれ、もしかして台風の影響って大したことなかったの?と思っていた頃に船長からの船内アナウンスが放送されました。そのアナウンスの内容は‥(概略)、



そのあと女性アテンダントのアナウンスで「大浴場は状況によっては閉鎖します。売店やレストランも状況によっては営業時間の変更等がございます」との連絡がなされました。おお、緊急事態宣言発出前夜みたいな感じですね。大丈夫、みんなコロナ禍で慣れてますから(笑)。





これが夏真っ盛りの8/9発フェリーの昼間時間だとは思えません。いやすごいやこのがら空き度。

でも部屋のほうが居心地がいいのでしばらくは部屋に戻ります。というのも和室と和洋室が同じ料金だったので和洋室にしたのですが、固定ベッド*2にソファーベッドがあり、このソファーベッドを広げて(ちゃんとシーツも敷いて)、





そのうち海況は少し荒れてはきましたが、まだまだ平常のうちです。

さてそろそろ夕ごはんということでレストランへ。この時のツイートが的を射た実感だと思うのでそのまま掲載します。


ええっと比較対象としてあげた商船三井さん、頑張ってね(個人的要望)。

船の揺れはさほどでもないまま福島沖を進行し、そのあたりで夜となりました。で、このあと夜遅くにかけてなんですが、現在位置を知らせる船内TVチャンネルでも、そしてもちろんスマホの位置情報でも同じ状況でありました。つまり‥



はい、そうなのです。実はこの夜のフェリーきそは、大洗沖でひたすらぐるりぐるりと周回行動を取りつつ、この先の海域が少しでも凪ぐタイミングを待っていたというわけです。「10時間の遅延」はこのあたりでの待機行動を織り込んでのものだったわけですね。さすがに大洗港に「ちょっと数時間だけ停めさせてねよろしく」というわけにはいきませんし(笑)。

しかしどうせ海上待機することがわかっているにもかかわらず「きそ」が定時出港に拘ったのはなぜでしょうかと思いをめぐらせてみると‥あ、そうか!

仙台港には「きそ」のほかに「いしかり」も停泊していました(太平洋フェリー用のバースはフル状態)。一方でもう1隻の「きたかみ」が苫小牧にいたとすれば(間違いなくいたと思います。「きたかみ」は通常名古屋航路には就航せず仙台-苫小牧区間のみの運用なので)、





というわけで朝になりました。いやまったくお客がいないわけではないのですが、自分が写真を撮るタイミングではとにかく誰もいないラウンジエリアでした。南行き便とはいえ、これってたぶんこのお盆時期の最初にして最後に目にする光景ではないかと思えるほどです。

で、朝食は軽食コーナーにてモーニング650円也。船上であることを考えれば十分な朝ごはんです(少食夫婦ですし)。船の揺れ具合は「ゆらーりゆらーり、時々どーん!」という感じの銚子沖界隈でしたが、


そう、このあとはなかなかに揺れ始めましたよ。もちろん横揺れ軽減のフィンスタビライザーも装備されているこの「きそ」号ですし、そもそも1万トンをはるかに超える大型船ですから揺れは極端なものでもありません。そういえば昔の大洗便は酷いこともありましたが(浴室に行くとお風呂の湯が半分くらいしか残っておらず、しかも浴槽内は津波どどん状態@それでも無理矢理浸かりましたが)、令和時代のフェリーゆえ、この時間のお風呂は閉鎖されておりました。







いやぁ、やっぱりまだまだ荒れてますよぉ太平洋!






お昼前に野島崎沖を通過。通常のダイヤでは絶対に目にすることのない伊豆大島が指呼の間に見えてますねぇ。さてしかし、何もしてはいないんですがそれでも減るのがお腹ってぇやつであります。到着は20:30ってことでまだ8時間くらいかかりますから、ここでお昼ごはんということに。というわけで船内レストラン「タヒチ」へ向かいます。







こちらが500円カレーです。具材も比較的多めでよしよし。自分にとってはこの「具が多め」というのが結構重要なポイントで、よく高級カレー店(「咖喱」とか「カリー」とか表記にもこだわったりする)では「野菜や肉がとけ込むまで煮込み、旨味を凝縮させた」とかいう触れ込みの「具の姿がほぼ見あたらないカレー」ってあるじゃないですか、ああいうのが出てくると何だか損しちゃった気分になるわけですよ(貧乏由来?)。うん、これで500円は良心的かなと♪

ところで軽食コーナーのメニューには、右上画像のような「船の賄いカレー 520円」というのがあるのですが、これとは別物なのかな?20円の値段の違いも気になります。でも同じ厨房で作っているわけだしなぁ?









もっともご覧のとおりこの時点でもう夕方近くです。そりゃあ10時間遅れの20:30到着予定ですからね、このあたりで夕刻になるのは即刻承知の助だったわけですが‥







というわけで、船を下りたあとはすぐに高速に乗ってしまうことを考えて、夕食も船内で摂ることにしました。高速道路上のSA、PAの食事施設もすでに閉店しているでしょうし、名阪国道も間違いなく期待はできませんし。あれ、この時の夕ごはんの写真は撮っていないことに今さらながら気づきました(トラブルで一部画像が消えてしまったのでその関係だったかも)。




というわけで21:15頃着岸、車を船外に出せたのは21:30過ぎでした。このあとは夜の東名阪-名阪国道を走り抜けておしんこどん実家へと到着です(午前様にはギリギリならずにすみました)。



さて帰省後は特にすることもなく、最近やたらに気勢を上げているワークマンの靴に惹かれて買いに行ったり、ウマウマ酒を飲んだくれたりして過ごすのみでありました。そして旧盆ど真ん中ストライクの8/13に千葉に向けて帰ることとしたわけです。



新東名の新城ICでいったん下りました。ここの道の駅でお昼ごはんなんですが、高速料金的には「再びこのICから入れば通し料金のまま計算」されます。これってありがたいですねぇ。

ところでなのですが、実はもともとこの8/13に真っ直ぐ帰る予定ではありませんでした。この日は「この旅行最後のあがき」とばかりに静岡寸又峡のお宿に予約をしていたわけです。しかしおしんこどん実家到着翌日だったか、Takema携帯にそのお宿から電話が入りました。

Takema 「ハイもしもし。」
お宿 「Takemaさんですか、ご予約をいただいている
宿の○○と申します。実は誠に申しわけない
話なのですが、私どもの手違いでTakemaさんの
予約を別の日に記載しておりました。実は13日は
Takemaさんの予約時点においてすでに満室だった
のです。つきましてはもし可能であれば、前後の日
などに宿泊予定をスライドしていただくことは可能
でしょうか?もちろんその場合はいろいろなグレードを
アップさせていただきます。こちらの落ち度ですので。

電話のお声は平身低頭かつ誠意溢れるものでした。そしてこの時の自分の返答は「即決」でした。



いや、あのですね、「怒りにうち震えて」系じゃなく、実に穏やかに申し上げた次第です。その理由はといえば‥



そして実際、14日から15日にかけては寸又峡温泉に続く県道が全面通行止めとなりました。もし宿泊していたら、その翌日は孤立状態となり、にっちもさっちもいかなくなったはずです。うーむ今回は、青森の下風呂温泉宿泊も被災孤立5日前の訪問でしたし、そしてこちら静岡の某温泉も孤立状況に巻き込まれることもなく、われわれとしては実にありがたい流れだったわけです。

ただ、豪雨による被災で大変なことになった各地域の方々には申し上げるべき言葉もありません。下風呂温泉の「復活宣言」は、被災から2ヶ月が経った2021/10でした。またおじゃま申し上げますのでよろしくお願い申し上げます。

というわけで2021夏、コロナ禍での自粛といいながら、気がつけば実際に歩き回った道県は10に及び(栃木、福島、新潟、北海道、青森、秋田、岩手、宮城、奈良、愛知)、とりあえず(おそらくは)われわれがコロナウィルスに感染しそれを撒き散らしたりしなかったことについて安堵しております(感染対策はしっかりやっていたつもりです)。

来夏はコロナウィルスなどもうそれこそ「ただの風邪」になっていてほしいぞ!というわけで2021夏の旅行記、これにて終了です。

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