でも大都市やお祭りなどの人ごみにはほぼ近寄らずでした。 その15 昆布干し作業&短角牛見学後海沿いを西へ うわぁお、海から上がったばかりのツヤツヤ日高昆布! |
さて翌朝は早朝お迎えの時間までにあらかたの出発準備を終わらせておきます。前ページでも書きましたが、こちらのオーナーさんは「三足のわらじ」でお仕事をこなしており、そのうちの一足である「日高昆布漁師」としてのお仕事は早朝から始まるのです。その作業をすぐ脇で見学させていただけるわけで、これでこの宿泊料は安いわぁ。 |
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漁場に到着。作業はもう後半戦というタイミングのようです。 |
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さてしかし、見えている海までは標高差が20mくらいあります。舟で採った昆布をどうやって?軽トラに乗せて運んでくる?いやいや! |
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そうして運び上げられた昆布は‥ 今度こそ人力で‥(重いよ) 並べられていくというわけです。 |
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この昆布干し作業はかなりの重労働で、別地域の同種アルバイト募集では「時給1800円」となっていました。ただしそれは「天日干し&回収」作業のみで、1日せいぜい4-5時間しかないようですし、雨が降ったら製品作り作業(時給900円ほど)ですから、極端に割のいいアルバイトではないようです。まぁ「旅行をしながら資金を補充する」にはいいかもしれませんね。ん?それってTakemaその昔のNZワーキングホリデーの過ごし方とおんなじだぁ(大笑)。 |
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ちなみにこの前日は漁に出られなかったそうで、岬を挟んで東西で海の状態は違うんだなと(確か前日に通ってきた西側は出漁した感じでした)。 |
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「そこのおじちゃん♪」と声を掛けられているのは自分でした(笑)。 |
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さてわれわれは番屋でお弁当朝ごはんです。早朝が猛烈に忙しいのでお弁当なのは仕方ないですし、番屋で食べるというのもなかなかできない経験ですし。 |
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われわれにはちょうどいい感じの量で、美味しくいただきました。 太平洋を眺めつつ食後のコーヒー、乙です。 左の花はコマツヨイグサかな?実にいい気分です。 |
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なおこの日は海沿いのR235を苫小牧方面に西進したので、沿道にはあちこちに天日干し中の昆布を見ることとなりましたが、何だか西に向かうにつれて昆布が細く短くなっているようにも思いました。同じ日高昆布でも種類が違うのかも知れませんから一概には言えませんが、襟裳岬周辺の海は豊かなのかも(ページ下方で補足説明します)。 |
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それにしても左上画像の2頭、いい肉付きですねぇ。 |
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海にほど近い放牧地のため、潮風が海のミネラル分を運び土壌を豊かにしているのだとか。でも一方でそんな地味豊かな牧草を食べたいのは牛だけではありません。 |
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そう、エゾシカだって食べたいに決まっています。ここは町営牧場だそうですが(これは前にも聞いた記憶がありますが)、奥さまいわく、 |
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ということでした。うーむ、左上画像のような群れもいるわけですから(そしてたぶんこの群れだけじゃない)大変だよなぁ。近隣には集落も自衛隊施設も、そして遊歩道もあるのですから駆除だってそう簡単な話ではないはずですし。 |
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なおこの町営牧場は自衛隊のレーダー基地にも近いことから、道路沿いの電柱は北電ではなく自衛隊の所有でした。まさかとは思いますがちゃんと自前の電力系統もありますよね? |
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あ、ネジバナを見つけました(ただそれだけのこと)。 |
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そういえばこの馬のことを一切聞かずに出発しちゃいましたが(前回宿泊時もいました)、キミはどういう経緯でここにいるんでしょうか?独特の体型ですし農耕馬の血筋なのかなぁ。というわけでミニ動画ね。 |
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海岸沿いには右上画像のように昆布干し場が並んでいます。うーん、あらためて見てみるとそう細くも短くもないなぁ。さっきは遠目だったからそう見えたのかな? あらためて昆布漁について確認してみたところ、地域によりますが養殖がメインのようです。天然物がそれゆえに尊いということはなく、年によって品質に当たり外れがあるのはもちろんのこと収量も変わってくるので、それであれば安定した質と収量が見込める良環境の場所でまとめて育てる養殖物のほうがいいはずです(そもそも魚の養殖とは違って給餌するわけでもないですし)。 |
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ちなみにこのあたりの軽トラには、もれなく昆布引き上げ&積み込み用のクレーン(ユニック)が付いています。シーズン以外は外すのでしょうね(海沿いだし腐食で傷むのも早そうだし)。 |
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あちこちで昆布を広げる人々の姿が。 |
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この日は苫小牧を夜に出発するフェリーに間に合えばいいので先を急ぐ必要はありません。様似町まで来たところでちょこっと寄り道をしてみることにしましたが、この続きは次ページにて。 |
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