でも大都市やお祭りなどの人ごみにはほぼ近寄らずでした。 その4 オソウシ、ファームごはん、野湯、駅逓! ここのお湯(ぬるい)は相変わらずこんこんと湧き出ておりましたね。 |
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さて一気に30kmほど戻って十勝ダムの湛水エリアまでやってきました。以前ダムの管理事務所でダムカードをもらった記憶がありますが、コロナ禍で各地におけるダムカードの配布はほとんど中止になりました。ダムカードのブームもこれにて終了という感じなのかな。ま、時間があるので、ダムサイトの園地に立ち寄ります。 |
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とはいえ特にすることもなく写真を撮るばかり。 |
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十勝ダムはロックフィル式。この時はかなり湛水量も少ない感じですが、このダムの完成により下流域の洪水被害は激減したのだとか。なぜ知っているかというと、園地奥のオブジェに仕込まれた音声説明ボタンを、ダム関係者の方がそっと押してくださったからです(たぶん点検ではなく、われわれのためにサービスしてくれたのでしょう)。 |
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(右上画像は、アブを避けようと足早に車から離れるおしんこどん) |
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時間調整バッチリで、10:00ジャストの到着です。先客さんの車もなく、よぉっし一番乗り!入浴を乞うと「どうぞどうぞ」とのことでよしよし。ただ女将さんいわく、 |
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お気遣いありがとうございます。しかし、なぜか2人とも手前の男女別露天のみならず奥の混浴露天にまで浸かってしまったんですけれどね(笑)。ではでは、まずは内風呂からいきましょう!pHは10.0ですぞ! |
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味わい深い?通路の先に脱衣所が。 かけ湯の儀のあと、まずは加温湯へ。ライオン湯口さん、お久しぶり♪ |
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加温湯で身体の表面温度を整えたあと、源泉風呂へ。はふー。実は自分はこの水風呂系の交互浴というのがちょっと苦手でありました。急激な温度変化(特に「温から冷」)というのが苦手なので、「サウナで大汗をかいたら即ジャボンと水風呂!」というのは自分には考えられません(要はヘタレなんです)。 |
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うっはー、アブよ来るな来るなっ!というわけで落ち着いて入浴はできず、特に奥の露天はかなりぬるくて(出ているのは非加温源泉?)、あたふた写真を撮ったはいいものの、全部ブレ画像でありました(苦笑)。 |
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さて出発です。温泉犬の「ケン」ちゃん、強い日差しでへばったのか?目線だけでのお見送りでありました。このあとは鹿追側に抜けて士幌方面へ向かいます。 |
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さて道の駅うりまく近くのホクレンでマソリンガンタン!わたしはなぜかこのGSで給油することが多くて、たぶん3-4回目じゃないかな?セミセルフと書かれていますが、給油は係員さんが入れてくれます。窓ガラス拭きとかがセルフってことなのかな? |
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「カントリーホーム風景」というお店なのですが、看板の大きさに比べてその店名表示が小さく、それより圧倒的に目立つ大きさでで「ドッグラン」と書かれていたのです。ゆえに先ほどは「ドッグランになど用はなし!」と思ってしまったわけですが、ドッグランは併設施設だったわけですね(笑)。 |
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農家レストランとかファームインとかって、母屋の一部を使っている場合でも少なくとも内外装には手を入れていますし、北海道の場合は内外装どころか、それ専用の建物を新たに建てているところのほうが多いですよね。こちらもそのパターンのようです。 |
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ちなみに本業はもちろん別で、奥には牛舎がありました。 |
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この時はスマホでお手軽検索だったので詳しくは調べませんでしたが、あらためて確認してみるとネット通販だけでなく全国百貨店の物産展などにも出展しているやり手の農事組合ファームのようです。いや、やり手であるということは牧場が(経営的に)きちんと回っていることでもあり、実に喜ばしいことなのです。特にコロナ禍ゆえに通販は伸びているのではないかな。 |
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駐車スペースは3台分ですが、混んできたら左上画像の芝生奥に縦列路駐というのもありなのでしょう。歩いてくる人はいないでしょうし。先客さんはいないようでよしよし良き哉。 |
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上記画像は公式サイトからお借りしたものをサイズ変更して掲載しています。 |
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さて朝はしっかり食べていて、このタイミングでほぼ正午とやや早めです。でも比較的軽めメニューの品揃えなのでまぁどれにしましょうか。 |
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ある意味有名店なのかなと思っていたのですがお客さんはこのあと2組来ただけで(ま、ハイシーズンとはいえ平日ですが)、ゆっくりできました。やっぱりこういうレストランはいいなぁ。って、これまで数多く訪問しているわけではなくこれまでほんの数軒だけですが(きっかけはファームじゃないですが十勝三股のあそこです)。 |
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ハンモックがあったので‥嗚呼、Takemaはバランスが取れず大失敗(苦笑)。 |
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そこからは士幌町の道の駅経由で(だって急にもよおしたんだもん)、道道88号に入り延々と北上します。芽登温泉の経営者ご夫妻、Takema伯母と関係が深かったことがかつての宿泊時にわかりましたが(この時です)、ご夫妻はもう自分たちのことなど覚えているはずもないだろうなというわけで今回は入浴をパスすることに。まぁその前にはバイクでも訪れていたわけだし(確か深砂利のタイミングでCB400SFでもキビシカッタ)。 |
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ただの池にしか見えないでしょ?でもあの倒木のあたり、水面が波立ってますね。 はい、底からどんどん湧いています。これが源泉です。 |
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ただし湯温はぬるく、かつての訪問時記録によると31.2度。むろんこの池全体をその温度に保つことなど出来ませんからほとんど水風呂です。でも確かにオソウシ温泉の源泉浴槽よりは入りやすかったなぁ(ただし滑りやすいので注意)。というわけで‥ |
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すぐ脇を流れる沢とは篤志家による石積みで明確に分けられています。感謝。 |
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さて再び北上開始です。ちなみにこの道道88号線は「とにかくひたすら森の中を行く道」で、人の営みの気配がない区間が40kmくらい続きます。途中にコンビニとか食堂とかは一切ありません(ついでに人家もありません)ので、健康で文化的な最低限の買い出しやランチやトイレなどは士幌町で済ませておきましょう。 |
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駅逓とは北海道開拓時代、その地域の拠点として設置されたもので、移住者の利便を図ったり宿泊所や(何せほかに泊まるところなど絶無)物流の基地としても機能していたようです。というか開拓時代のそのエリアには宿も食堂も何もなかったはずですから、それらの施設を官営で造らざるを得なかったわけです。 |
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建設当時は平屋建てだったらしく、この2階部分は増築ですね。 しかし、この部屋に泊まれる人はおそらく高位の役人くらいだったのかなと。 旅人や下級官吏は明らかに格下のこの板の間に雑魚寝だったのでは? トイレまで復元されています。でも開拓関係者がこの窓から見た風景は‥ |
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間違いなくまだ「森」だったのではないでしょうか。しかも大地はこんな真っ平らであるはずもなく岩だらけ石ころだらけの荒れた土地だったはず。それをこのような平坦なとうもろこし畑にまでなし得たのがこの「開拓者諸氏」だったのであり、その実際を自分たちはこの翌日に目にすることになったのでありました。 |
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施設前には新たに立てられた掲示板や建物入り口内に吊られた開館中を示す掲示がありました。留辺蘂町の中心部にあるであろう役場から人員を派遣するとコストがかかりますし(ガソリン代だって馬鹿になりません)、開け閉めは近隣のどなたかに委託しているのではないでしょうかね。 |
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玄関付近も完全に綺麗にリフォームされており、それこそ現在の宿としても使えそうな感じです(それくらい綺麗にリフォームされています)。と、気になったのが館内見学用のスリッパ。 |
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この直近にあった(旧)滝の湯センターはもともと留辺蘂町営の施設だったのですが、諸般の事情により(察してね)現在は民間業者による運営となっており名前も「夢風船」と変わっています(今も「滝の湯センター」という冠は付いているのかな?)。 |
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