その5 マインパーク見学と駒の湯お手伝い キミだキミ、マイン坊やに会いに来たのさ(そうでもない)。 |
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(2023年3月23-27日 その5) |
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マスコットキャラクターであるマイン坊や(マイン=鉱山)と記念写真。旨のHは当然細倉を意味しているはず。この日は土曜日でしたがたぶんまだ時間が早いからでしょう、駐車場はガラガラでした。ええ、たぶん時間が早いから‥。 |
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いよいよ坑道を進んでいきます。ボタン方式ではなくセンサー感知でいきなり説明が始まるので最初はちょっとびっくりします(すぐ慣れます)。で、最初に坑内事務所が出てくるのですが、この人形がとってもリアルだという話を聞いていました。でもまさか動くとは(笑)。 |
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どちらの隙間も穴も、掘ったんですよねぇ。鉱脈があるところはどこでも。 帯状に延びる鉱脈を求めて江戸時代から掘り進められたそうです。 ここは坑道内休憩所。お弁当とかもここで食べたのでしょう。 「山神社」に「古酒蔵」。このあたり、坑道内の中心部ですね。 |
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なお、現在公開されている坑道は777mだということですが、全坑道の総延長は600kmだとのこと。各地の鉱山や炭山にも言えることですが「掘りも掘ったり」という感じですね。今や栗原市のローカルな一地域に過ぎない細倉マインパーク周辺にも、最盛期には1万人あまりが暮らしていたそうで、往時はとてつもなく賑わっていたのでしょう。自分はこの地域では信号角のだるま屋さん@ラーメンしか利用したことがないのですが)。 |
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というか、パーク側も「ここは絵になる」と考えての整備展示だったのだと思いますが、やはりこのあたりは坑道内においてもかなりの「中心部」だったのでしょう。ちなみにこの細倉鉱山、閉山の理由はコスト上昇の問題であり、資源そのものの枯渇ではなかったようです。 |
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地元の子どもたちが作ったものだとか。いいですね。 こちらは「鍾乳石」なのだそうです。鉄分が多いのでこの色になるのだとか。 |
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さてこのあとは「たっぷり下ってきた分を登り返す」という荒行です(笑)。おっとこの手前にかつてのシャワー室があったのですが、あそこで使われた水(湯)はいったいどうやって外部に排出していたのでしょう?そもそもボイラーの排気も?説明はなかったよなぁ。まぁ動力があったわけですからポンプで汲み上げたり強制排気したりしていたのでしょうが。 |
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というわけでエントランスに戻ってきました。この日は土曜日だったのですが、お昼前にもかかわらずお客さんが少ない‥。平日の学校団体の利用はそこそこありそうというかあるはずですが、それだけではねぇ。そこそこ見ごたえのある施設なので皆さんも行ってみてはいかがでしょう。 |
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旧栗駒町の中心部たる岩ヶ崎地区ですが、こんなお洒落なお店があるとは思いもよりませんでした。新築ではなく、たぶんかつての整備工場とかをリフォームしたのではないかと思いますが、それにしてもかなりイイ感じです。 |
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お昼時ということで駐車場も混んでいましたがまぁ何とか(駐車スペースがわかりにくかったのでお店の方に聞きました)。店内もそこそこ席が埋まっているように見えましたが何と2階席があるとのことでよしよし。 |
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この時期限定だったのか常設なのかはわかりませんが、店内は雛飾りや和装がこれでもか系で展示されていました。なおすぐ上で「整備工場とかをリフォーム」云々と書いたのはこの吹き抜け部の広さゆえです。かつてはクレーンとかがぶら下がっていたのかも(想像)。 |
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さしてお腹は減っていなかったのでTakemaはチーズトーストとアイスコーヒー、おしんこどんはウインナーコーヒーのみのセレクトとなりました。それぞれ美味しかったのですが、ウインナーコーヒーは上に載せられたクリームの量が「メニュー画像を遥かに凌ぐ」量であったことをここに報告する次第です。「白薔薇かよ!」って感じで(笑)。 |
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ええっと、上画像を見る限りではそれほど大きくもない建物に見えると思います。でもこちらはかつての小学校(小中学校)の校舎を最大限利用したものなのだそうです。まぁ建物前のテラス屋根はさすがに後付けだとは思いますが。 |
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エントランスはともかく(新築)として、旧体育館(右上画像)は相当にお金をかけて改築しているのかなと思っていたところ、「もともとの施設に最低限の手を入れて」ということでした(センターの方が説明して下さいました)。まぁ栗原市も財政的に苦しいはずなのでそれはわかりますが、ということは‥ |
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この旧体育館には大規模なビジュアルセットが設置されていました。ここにはお金をかけたんですね(それはそれで悪くもないです)。 |
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両上画像、下1/3は旧体育館の床面です(もちろん動画上映のため白く整備されていましたが)。右上画像は荒砥沢ダムですかね。これがかの震災により崩れ落ちるシミュレーションもありました(右上画像マウスオーバー)。 |
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とはいえ過去の同時期訪問に比べれば圧倒的に雪は少なく、母屋や湯小屋界隈の雪はほぼなくなりつつありました(なお2018/3同時期に訪問した時のページはこちらです)。 |
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湯守の掃除スタイルは存じませんが、自分はマッパーになって掃除します。パンツくらい履いてというのもわかるんですが、どうしても清掃中には湯跳ねとかもありますから。となるとまずは清掃前についつい‥ |
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しかしちゃんとお掃除をすれば、いつもの透明湯が戻ってきます。ん?一番湯満喫中だろとか言わないでね(ある意味真実ではありますが)。 |
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予め長さを揃えていた丸太を、電動油圧の薪割り機で割っていきます。 |
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以前は割った薪を一輪車で乾燥棚まで移動していましたが、今回は薪割り機の横に軽トラを横付けし、割った薪はそのまま軽トラの荷台へ、たまったところで軽トラごと乾燥棚まで移動するという効率的な運用でした。確かに疲れなくてイイデスネこれ。 |
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移動後、みんなで乾燥棚に並べていきます。 |
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荷台の薪はどんどん減っていき、かなり短い時間でご覧のように積み終えることができました。この薪はここで秋までじっくりと乾かされることとなります。剥き出しゆえ雨に当たって濡れちゃうじゃないかと思う人もいるかと思いますが、特に生木の場合はこの風通しの良さがないとカビが生えてしまったりするのだそうです。できれば1年以上乾かすのが理想的なのですが、そうも言っていられない以上「急速乾燥」が必要なので、かえってこのような場所で乾かす方が乾きが早いのだということでした。 |
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あ、駒の湯直近の「くりこま荘」さんはこの日満室だったのでこちらだったんですけれどね。こちらには2度目の宿泊です。前回は年末手前のオフシーズンだったので「泊まりは全館貸し切り!(だったと思う)」のですが、さすがに今回はそこそこのお客さんが泊まっていました(至極当然)。 |
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「くりこま高原温泉郷」のポスターですが、名を連ねた宿は、かつての「栗駒五湯の会」とは別で入れ替わりがありました。地震により崩落した斜面によりできた堰止湖によって水没してしまった「湯ノ倉温泉 湯栄館」の名がないのは残念ながらやむを得ませんが、花山温泉は復活した佐藤旅館ではなく温湯山荘が名を連ねていました。そして湯ノ倉温泉の代わりにはこのハイルザーム栗駒が。 |
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注文したお酒は「温湯山荘」オリジナルラベル。うーむ(あまり期待できないかな)と思いつつ醸造元をよく見ると「金の井酒造」。おお、「綿屋」の蔵ではありませんか。しっかり純米酒で美味しくいただきました。なお夕ごはんはまぁお宿ご飯として普通レベルで、量は自分にとっては丁度いいくらいだったので、大食の人には物足りないのかもしれません。でも、ゴージャスな夕食を期待しているわけではないのでこれでいいのです。くりこま荘に泊まるときだって、最後に出てくる「弁慶」((岩魚のアツアツ塩焼きを藁つとに挿して出される、くりこま荘の名物)はすみません不要ですとリクエストするくらいですし。 |
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もう湯画像は過去に撮影済みなんですが、ついついね(業)。 |
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朝ごはんはこんな感じのシンプルな感じで、自分としては十分です(何せ普段の朝食は「半飯一菜汁なし」ですから)。ただ、ハイルザームさんの食事は年間を通して案外固定的で、宿泊プランも「どのプランにしようかな♪」的な選択のトキメキ感がないのはどうなのかなぁ?イワナ養殖発祥の地ともいわれる耕英地区にあるのに、まったくそれ(イワナ料理)もアピールしていないですし。 |
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この日は雨降りだったので、ガレージ内で前日に引き続きの薪作り作業でした。上でも書きましたが、やはり軽トラ荷台に割った薪を直接投げ入れる&荷台から直接棚に積み上げるというのは実に効率的でよしよしです。 |
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