- その3 ポケふた、赤間神宮、朝ごはん、お風呂! - 樹木(クスノキ)なのに羽ばたいて飛んでいきそう♪ |
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(2024年7月26日-8月2日 その3) |
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隙を突いて自分もパチリ。ん?これは北九州市オリジナルの「ふた」! バナナ色の郵便ポストのあとは最初のポケふたポイントへ。 |
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駐車場に車を止めて歩くことしばし、ポイントはすぐに見つかったのですが、それよりもこの場所が実にヨロシイ観光スポットであることにびっくりしました。朝も早い時間だったので釣り人を除けばガラガラでしたし。 |
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ポケふたはこの場所にあったのですが‥ここって! |
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いやぁびっくり玉手箱!ポケふた、おしんこどんのお付き合いながらそこそこ巡ってはいますが案外地味な場所にあることも多くて、こんなポイントに隣接しているとはびっくりしました。 |
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ただしこの時の海は穏やかでした。流れのないタイミングだったのかな。 |
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このあとは関門トンネルを初めて通り抜けていざ本州、中国地方の西端下関市へ!(本州の千葉から来たんですけれどね)。 |
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というわけで何ちゃらパークだったかにあったポケふた撮影を完了し、もう1つあるポイントへと移動します。でもせっかくなのでふと目に入った寺社に立ち寄ってみることに。ちなみに下調べはゼロで偶然というか思いつきでの立ち寄りでした。その寺社というか神社とは‥ |
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安徳天皇。おそらく誰もが一度はその名を学んだ天皇のはずで、平安時代最末期の源平合戦、その最後の壇ノ浦の戦いにおいて平家とともに海に沈んだ(天皇の祖母にあたる二位尼が「波の下にも都がございますから」と言った上でともに入水したとかどうだとか)、あの不遇の天皇なのであります。 |
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安徳天皇を祀る神社ゆえ、菊の御紋が。 拝殿に向かってご挨拶申し上げました。 |
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実はこの時、左上画像のさらに左にあったはずの「安徳天皇阿弥陀寺御陵」には参詣しなかったのですが(そもそもこの神社の訪問自体が思いつきだったので下調べゼロ)、それでも境内をうろうろしていると「発見」がありました。 |
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もちろん実際にここに埋葬されたのではなく、平家一門の霊を慰める(鎮める)ために建之(けんのう)されたものでしょう。当時は不遇の死を遂げた人物が怨霊となって祟りをなすということがあるとされており(古くは菅原道真や早良親王)、この地で滅んだ平家一門が祟りを為すということは十二分に考えられたはずです。碑には後列の端に「(従)二位尼 平時子」の名も見えています。もちろんこちらにも手を合わせました。 |
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小さなお堂ですが、芳一堂と名付けられています。やはり芳一の耳は平家一門の怨霊によって取り去られたということですね(自分が小さい頃に聞いた話では「平家の怨霊」ではなくただの「悪霊」になっていた気がしますが。琵琶法師の一人であった芳一、そしてそのお堂の隣に平家一門の墓所。かの世界では今も芳一が琵琶を手にして平家一門に語り続けているのでしょうか。 |
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壇ノ浦からすればはるか東国の湯西川温泉(栃木県)から寄進された提灯がずらりです。そもそも湯西川温泉の由来が「平家の落人が住みついた場所」であることは以前から知っていましたが、現在に至るまでその縁が続いているとは思いませんでした。 |
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そんんこんなで赤間神社参拝を終えて通り(国道9号線)まで下りてくるとポスト‥え、何ですかこのご地域アレンジされた青ポストは!先ほど門司で見た「バナナのたたき売り黄色ポスト」に続いて今度は「フグのふくちゃん青ポスト」ですか! |
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このあとはおしんこどんリクエストのポケふた行脚の続きですが、場所が良くわからず車で移動したため、有料(500円)の駐車場に車を駐め直すという失敗行動の果てにようやく見つけた次第です。何だ、赤間神社駐車場から歩いてすぐだったのね。 |
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国道9号沿いにある「コーヒーハウス ブリッジ」がそのターゲットポイントでありました。この日は日曜日だったので朝8時から営業しているという情報を得ていましたが、そうなると混んでいるのかな?という一抹の不安が。しかし空席もありすんなりと入店できました。エアコンがしっかりと効いておりありがたやの海苔です(意味不明の人はスルーね)。 |
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さてそれぞれ出てきました。Aセットのホットドッグ、ソーセージの下にはカレー味のキャベツが仕込まれておりなかなかのお味。あ、スペシャルには付いているハムやポテサラがないのはその分安いからでしょう(全然問題なし)。 |
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というわけでおしんこどんも朝ごはんをタンノーしたようでした。さすがに苦しいほどの量ではないですし(この容積のご飯だったら無理)。なおおしんこどんには何らの事前情報をも伝えていなかったTakemaです、ごめんなさい(笑)。 |
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まずは川棚温泉へ。由来には竜が関係しているようですね。 |
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温泉地ゆえお宿の湯にも入れたのかも知れませんが、相変わらずの下調べなしでしたし、そもそも初訪問のエリアなので「基本を押さえる」のが大吉だと考えて共同湯の青竜泉へ。家族湯もあるということでしたが公式サイトによると「身障者対応」ということなので遠慮して大浴場へ。ただ湯上がりの入れ代わりにはとても健康そうなカップルが「上(の家族湯)、空いてますか?ではお願いします」と実にスムーズにチェックインしていたので、あまり遠慮する必要はなかったように思います(笑)。 |
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湯上がりにはこちらの「飲む黒酢」をいただきました。味は想定ど真ん中というところでしょうか(要はあんまりインパクトなし)。退出後は外のお社にご挨拶し、しばし日陰でクールダウン&喫煙行動のあと川棚温泉をあとにしました。 |
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樹齢1000年を越える等いろいろ書かれてはいましたし、確かに根元近くで枝分かれする幹それぞれの太さは立派なものでしたが、樹齢ゆえ丁寧に手が入れられていることもあり(切り取られた支幹も多い)、うーん何だかなと思いつつ周回路(直近には近づけません)を進んでいくと‥ |
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「今まさに飛び立たんとする巨鳥の背中」に見えませんか?完全に裏側からの撮影ですが、これはこの場所からでよかったかと。しっかしこの時も暑かったよなぁ。実はここからの数日間というもの、中国地方の山陰側は公式にはそこそこ涼しい日が続いていたのですが(広島や岡山は35度超えだったのが、浜田や米子は31度程度)、これって体感的には誤差の範囲ですよね。というか日差しの強さというか痛さはほとんど変わりません。要は、夏の日なたはとにかく暑いのです、もはや北海道を含めた全国どこでも。 |
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左上画像、コンクリ舗装&横溝が切られてはいますが、とてつもない傾斜路です。メンテナンスのことを考えての施工だったのでしょうが、これは階段よりもかえって難易度が高い急坂になっています。いやこの2ヶ月半前に左足を骨折し、この時まだ万全ではなかったTakemaにとってはこの坂はビビリましたよ(でもまぁ何とか。特に下りが危なっかしかったですが)。 |
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「絶世の美女であった小町は、小野氏一族の文才の血筋を受け、若いころから和歌の世界で活躍しました。しかし、男たちの視線を一心に集めた麗しの歌人も、歳月とともに色あせてきました。もともと自尊心の強かった小町には耐えられないことでした。老いさらばえた姿を京の都にさらせまいと、小町は全国を転々と流浪しました。流浪を重ねた末の小町は、川棚に着きました。村人たちは、親切で温かでした。小町は愛用の銅鏡を片時も離さず、日ごと失われていく美貌に無常を感じながら、晩年をひっそりと暮らしこの地に果てたと伝えられています。」 |
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うーん、こちらの伝説では自尊心、自らの美貌に対するこだわりがかなり強く出ている気がします。有名な「わが身よにふるながめせしまに」の和歌では確かに自らの容色の衰えを嘆いてはいるのですが、そのことが都から身を引くきっかけとなったというのはいささか強引な気もします。でもこの地ではそう伝わっているということであればあえて反論もしません。そういうことだったのでしょう。 |
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気になりますよねぇ。金気系の鉱泉でしょう。 |
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というわけで「地域の観光名所」を2つ訪問した上で(こういうのは大好きです)、次に進むは再びの温泉♪というわけで大河内(おおかわち)温泉です。ごく小さい温泉街?にはもともと3軒の温泉宿があり、その後今回おじゃまする日帰り施設の「いのゆ」さんが出来たそうなのですが(2003年)、近年(2020年)までには他のお宿は廃業してしまったらしく、今はこの「いのゆ」さんのみとなっているようです。 |
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こぢんまりながらいい感じの施設外観です。 |
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こちらのご主人はもともと旅行代理店に長く勤務した上でUターンしてこちらの施設を建設開業なさったということで、いろいろなトークも出来るかなと思っていたのですが、珍しくTakemaのほうから話しかけなかったこともあり、お話をしなかったのは残念でした。旅行社勤務経験のある方で木訥な方はまずいないはずなので‥。 |
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メインの加温湯浴槽の奥には小さいけれどしっかり自己主張のある源泉浴槽がしつらえられています。そして窓の外に目をやれば‥「これ、明らかに露天風呂予定地でしょ(出入口のドアもありました=封鎖中)」というスペースも。 |
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成分分析上は「単純温泉」の分類なのですが、炭酸水素イオンの成分量が多い様子で、それがツルツルの由来かと思います。そして33度という「冷たくはなく、ひんやりレベル」の源泉がこの日は最高でありまして、結局最初に1分ほど浸かった加温湯浴槽以外はずっとこの源泉浴槽に浸かっておりました。こちらはかなり気に入りました。 |
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「さてそろそろ上がろうかな」と思い始めた頃に次のお客さんがやってきたので(お互い絶妙タイミング)湯を上がりました。おしんこどんは自分よりも早く上がっていたようで、Takemaのお気に入り度がわかると思います。 |
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