翌朝は早起き。6:20には荷物をまとめて朝食、7:00前に宿を出て空港へ。ポートモレスビーへ戻るのです。日本への帰国便はさらに翌日の昼頃ですから、無理してこの日一番の便で帰る必要はなかったのですが、たぶんポートモレスビーにもそれなりの見どころはあるだろうということと(「見るべき場所は大してない」というのが事前に調べた情報上の結論でしたが、でももしかしたら何かが‥と思うしねぇ。何といっても一国の首都だし)。

それと、フライトキャンセルをおそれた部分もありました。帰れなくなっては元も子もないし、エアニューギニの国内線運行はやや綱渡り系の印象があったので、それで前日のうちにポートモレスビーに戻る計画を立てていたわけです。でも、今考えてみれば「朝一番の便」で戻る必要はなかったなぁ。正直言ってやはりPOM(ポートモレスビー)にはあまり見るべきものはありませんでしたわ。国立の博物館とて自分たちが行った場所に関する展示が多くて、つまりは「現物」を見てきた自分たちにとってそれほど心動かされるものではなかったしねぇ。フライトキャンセルのことを考えても、こりゃせめて昼頃のフライトでも良かったかなぁと。



まぁ、クロロキン(マラリア予防薬、日本でも入手可能だが場所が限られるし高い)も買えたし、



「おのぼりさん」系になって国会議事堂前でこんなポーズを取ったりしたからいいか。
(ちなみに議事堂の外観はご存知ハウスタンバラン)

市内見学ツアー(とはいってもお客はうちら二人だけ)の最後はパガ岬。行ってみたらものすごい強風。バナナの葉の裂け方を見るに、たぶんここの風はいつもこんな感じで吹いているのではないかなぁと思わされます。日本大使館からも近いのですが(とはいっても標高差はありますが)、大使館のあるあたりはこの半島が風を防いでくれるからかほぼ無風でした。

岬上の強い風に吹かれているうちに、やっぱりバカをやった我々です(苦笑)。

どちらも身体が斜めになっていますが(特に左写真@おしんこどん)、実はこの状態で安定しているんです。右写真のTakemaは大して前傾していないようにも見えますが、でもこの体勢をずっと維持するにはそれなりの強風が必要なんですよ。

ちなみに左写真@おしんこどんにマウスオンすると、おしんこどんが空に向かって飛び立つ瞬間の画像(うそつけ)に変わります(笑)。


さてそんなわけでこの日は結構早めに宿に入り(Airways Hotel)、高級感溢れる部屋で最後の夜を過ごします。そして翌日は朝食こそ早めに摂りましたが、飛行機の出発時間まではまだたっぷり余裕があるのでゆっくりのんびり。時間つぶしをかねて、ホテルのレストラン(空港を見下ろせる)で早めのお昼ご飯といたします。もちろんビールも飲んでいるのですが‥

空港まで行く車のピックアップ時間にはまだだいぶ間がありました。本でもゆったり読みながら時間を潰すのが一番です。というわけでTakemaがデイパックの中から取りだした本とは‥

せっかくの海外に何でこんな本を持ってきているのかといえば、この旅行から帰国後、しばらく(約1週間ちょい)仕事をしてから、今度は「北東北の温泉(野湯)めぐり」に行く予定だったのです。その下調べをしようと思って持ってきたのですが‥やっぱり変かなぁ(笑)。

というわけで、Takema&おしんこどんのパプアニューギニア道中記はここまでです。いいよぉ、PNG。気を遣うことも多いと思うけれど、だからこそ楽しいよぉPNG!これを読んで下さっている皆さんも、是非いつか訪れて下さいね!

[パプアニューギニアのトップへ]  [海外うろうろ編のトップへ]