あの「さわと温泉」は今…


さわと温泉。聞いたことのないかたもいらっしゃるかもしれませんが、一昨年の夏まで(それもほんの数年だけ)糠平湖畔にふつふつと湧いていた自衛隊の人が趣味で作った温泉でした。場所は温泉街の反対側、ダムサイトからダート道を7kmくらい上がったところで、かつては近くにテント張って泊まってみたりもしたところなんですが(詳しくはここをクリックしてね)、1998の春に撤去されたと聞いて以来足をのばすことはありませんでした。でも、源泉自体は自噴ですから止まることはない。湯船や脱衣所なんかはなくなっても、そのお湯は出ているはず、では今はどうなっているんだ?と思い、ちょっと訪ねてみました。

さて懐かしい林道をちょこちょこ入っていくと、ありました。沢を渡り、記憶通りに歩いていくと、そこには果たして手掘りの湯船の形跡が。どうやら数日以内に誰かが入ったような気配です。でも、いかんせんちょっと浅すぎる。お湯自体はきちんとわき出ています。そこで思ったこと。こりゃ、ドカシーなんかより、子供用のプール持ってくりゃ一発だ!と。絶対入れますよ。熱けりゃ沢の水をあらかじめ張っておけばいいし。今年は日帰りで見に行っただけでしたが、来年くるときゃしっかり準備して来ようっと。 




ちなみにテントを張るスペースはくさるほどあります。唯一の不安はクマだな。ここって鹿はたくさん出るけれど、クマだけは避けたいな。でも前回は出なかったけれど。朝目さましたらクマが子供用プール入ってたらどうしよう。やっぱり背中流さなきゃいかんかな、などとありもしない妄想に頭を巡らしながら湯を見つめるTakemaなのでありました。

 

反対の構図で湯船を見た図。すぐ前の糠平湖ではつりもOK。トラウトが悠然と泳いでいた。