糠平湖は増水期にあるので、湯船のすぐ近くまで湖水が迫ってきていました。

さわと温泉。ここにきたのは4回目。ずっと以前、ここには3人の人が手作りで作った湯船がありました。その後、違法な構造物ということで撤去されてしまい今に至るわけですが、お湯そのものは自然湧出ですからいまでもこんこんと湧きだしているわけですね。施設撤去後も、篤志家の方々が手作りの湯船を作って楽しんでいるようでしたが、いかんせん夏はお湯が熱くて入れなかったこともあります。ならばこの時期ならどうだ!というわけでの再訪というわけです。
ちなみに、前回訪問した時のページはこちら→
それより前、ちゃんとした湯船があったときのページはこちら→ 

林道脇に車を止めて、ここからは歩きになります。距離的にはたいしたことはないんですが、一応川渡りがあり、倒木の一本橋を渡る事になるのでちょっと注意が必要です。そういや、初めて来たときはこの沢をCB400SF-R(オンロードバイク)で荷物満載のまま川渡りしたんだよなぁ。当時の自分を誇りに思います(笑)。

とりあえず使えそうな湯船は2つ。3つあるとかいう情報を仕入れていたのですが、3つ目は湖に水没中なのかもしれません。普通、秋は渇水期なんじゃないかと思っていたのですが、このダム湖はこの時期に水量が増えるようですので仕方がありません。

湯温は‥上の湯船はちょっと熱すぎますが、下の湯なら十分に入れる程度。ただ、しばらく誰も来ていないらしく藻が浮いていたりします。少しだけ悩みましたが、せっかくここまで来たんだしということで入浴決行。

時間と道具さえあれば湯船を深く掘り下げたいところですが、まぁ今回はこんなもんでしょう。

おしんこどんは足湯にてぬくまっておりました。

う〜ん、次回はいつ来られるのかなぁと、何となく後ろ髪を引かれるような感じで車に乗り込みました。ここから湖畔林道を北上して幌加温泉を目指します。ちなみに上の写真は直上を通る林道から撮った湯船写真ですが、こりゃ知らない人が見たら水たまりにしかみえませんな。なお、この場所から湯には降りられませんので念のため(崖)。

再び車を走らせていたら、あれま、進行前方にエゾシカくん発見。


いつものように動画です

「逃げるエゾシカくん」

Asf形式、117KB、たった4秒

このあとはほぼ水没状態のタウシュベツ橋梁を遠望し、目指す目的地、幌加温泉着は17:00ちょっと前。ちょうどいい時間でした。