メインロード沿いのふとした葉の裏に巨大くん発見。油断禁物、あ〜おっとろし。
さて、当然アレとはアレに他ならず、ダナンバレーを訪れる者はみなこいつに悩まされるはずの「ヒル=Leech」でございます。ここダナンバレーには2種類のヒル、小さめで地味なBrown Leech(ただし小さめといっても日本のヤマビルよりははるかに大きいです)と、ここ特産?のTiger Leechとが生息しているわけですね。なおもちろん上の写真は後者、タイガーくんでございます。特に左側の奴は長さといい太さといいこれまで見た中で最大でした(右側の奴が標準サイズなんですからそのすごさがわかるでしょ)。
3年前の前回、このヒル攻撃から辛くも逃げおおせたTakemaは、襲撃を受けたおしんこどんに「まだまだだなぁ」的な嘲笑を含んだ高らかな笑いを見せたことを記憶しておりました。し、しかぁし!今回のTakemaはまぁ彼らに好かれること好かれること、たかだか2泊3日の滞在だったのに軽く10匹は喰われてました。前回とは違ってちゃんと「リーチソックス」も着用してたのに。いったいなぜなんでしょ。
ニッカボッカみたいなズボンをはいているように見えますが(え、知らない?)、
スパッツみたいに見えるのがヒルよけソックスです。ここの売店で売ってます。
彼らはだいたい膝から腰くらいの高さの植物にひっついて、いつ通るかもわからない獲物をひたすら待ち続けています。その「ひたすら待つ、とにかく待つ!」の姿勢は、もしかしたら現代人に一番欠けてしまっているものなのかも知れません。「人間、辛抱だ」という言葉もあったよねぇ(ん?何だか最近アップしたページでも同じネタを使ったような?)。
まぁそんなこんなはともかくとして、とにかく今回のTakemaはよく喰われてましたねぇ。前回集中攻撃を浴びたおしんこどんが今回の被害ゼロなのとはあまりにも対照的で不思議です。というわけで、ま、画像とともにゆっくり見ていただきましょ(見たくない人は‥いやいや、これもまた修業だと思ってくださいな=何の修業だ?)。
「お客さん」が来る前までのヒル一族は基本的にうなだれてます(左写真)。で、動物が出す炭酸ガスだか何だかに反応して一気にお元気に動き出すそうなんですが、それを逆手にとって「ふーっ!」と熱い吐息(たぶん芋焼酎の匂いも含まれていたと思いますが)をふきかけて楽しんでいたTakemaでありました。いやぁえらくコーフンしてくれるので楽しい!(遊んでどうするんだ)。
とにもかくにも動画です(12) |
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しかしまぁ、そんなこんなの間にも油断大敵雨あられという感じで知らないうちにいつの間にか喰われているというのがいつものパターンだったりするわけです。ま、見える場所だったら何とかなるんですが、見えない場所に食いつかれていたりすると途端に怯えてしまうのが「都会育ちの?」Takemaだったりするわけで‥(前のページでありましたよね)。
こういうのはまぁ大丈夫になったんですけれどね(でも見つけた瞬間はやっぱりドッキリ)。
さて、そんなこんなで遊んだ後に部屋に戻り、靴やら服やらを脱ぎ始める段になると新たな伏兵の存在にドッキリさせられたりします。この場合、だいたいは「へばりついているだけ」なんですけれど。
おっとぉ、ズボンに2匹、靴下にも1匹へばりついてました!一生懸命「あるはずのない体液」を吸っていたのでしょうかね。
ところで最終日の午前中、このページの一番上の画像にいた2匹は、息を吹きかけると動画のみならずなかなかイイ静止画にもおさまってくれましたっけ。というわけで2枚、お題つきで紹介します。
「ねぇねぇきみきみっ♪」明らかにナンパモード丸出しです。
「レレレのおじさん」になっちゃってますな。
さて動物もいてヒルもいて、宿もしっかり湿気もばっちりのここダナンバレーですが、実はネットで詳しくお伝えできないのが「音」だったりします。朝は虫の声やテナガザルのコール音、夕方はまた別の虫たちの声で実はかなり騒がしくて面白いっ!テナガのコールについてはYoichiさんのサイトで存分にお楽しみいただくとして、ここではそれ以外の音をお楽しみ下さいませませっと。
動画じゃなくて音声です(12-14) |
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さ、そんなわけでいよいよこの旅行も最終章。ダナンバレー出発です!