- 2017夏 キルギス旅行編 その2 キルギス旅行の主観的アウトライン -



ええっと、篤志家によるこんな遊び心満載の湯もあったりします。湯温は35度弱ですが硫黄臭あり、入浴無料です。

キルギス共和国。日本人にはなかなか馴染みがない国ではありますが、いざ行ってみると「東洋系キルギス人の中には日本人そっくりの人も多い」というか、逆にいえば「日本人は東洋系キルギス人にそっくりの人も多い」といったほうがいいかもしれません(笑)。そんなわけで、まずはキルギス共和国のアウトラインや旅行情報をご紹介いたします。




(2017年7-8月現在の情報です)




(上画像をクリックすると「worldatlas」の該当ページが開きます)

とはいっても今や「キルギス共和国」で検索すればいくらでも情報は出てきますんで、一般的アウトラインについては外務省サイトやWikipediaサイト(ご存じの通り非公式サイトですが外務省サイトより詳しい)をご覧いただくとして、ここでは付随情報およびコメントを中心にね。



キルギス共和国(。英名=Kyrgyz Republic、別称=Kyrgyzstan)。旧ソビエト連邦の1共和国。ところでその昔は「キルギスタン」と呼ばれていた気がするのに(なお「スタン」はペルシャ語由来で「国、場所」を意味します)、いつの間にか「キルギス」になった理由を質問したところ「変わってませんよ、今もキルギスタンです」とのお返事が。

でも近隣の諸国は現在も「ウズベキスタン」「カザフスタン」のままなのに、なぜキルギスタンだけがキルギスに?そのお答えとしてもともとロシア語表記の場合、キルギスの語順だけが「共和国 キルギス」となっていたからではないかということでした。他の国は「カザフスタン 共和国」となっているわけで。

つまりは他国の場合「共和国」と「スタン」の二重表記となっていたのを(日本の地名の英語表記が「利根川=Tonegawa River」などとなっているのと同じ)、キルギスはより重複を避ける表現になっていたことで、そのロシア語表記に基づき「キルギス共和国」になっているのだろうということでした。

ただしWikiによると、1993年に憲法が改正されて国の正式名称がになったとあります。でも一方でそれまでの「キルギスタン=」も別称として公式に認められているそうです。あくまで対外的な名称変更であることから、キルギス在住の皆さんにとっては現在も「国名=キルギスタン」なのでしょうし、そのままでいいと思います。それよりも気になるのは‥

実際の発音は「キルギス」ではなく「クルグス(クルグスタン)」がより実際に近いと思います(「ス」は「ズ」とも)。先年「グルジア」の和名表現が「ジョージア」に改められましたが、キルギス政府も日本政府にカタカナ表記の変更を申し出てはどうですかね。既存の他国カタカナ名とバッティングするわけでもないですし、何よりも「実際の発音に近づく」という合理的理由があるわけですから‥。



何となく日の丸に似ていますがそれは偶然の一致です(笑)。赤は勇気や勇敢をあらわし、中央の黄色は当然太陽なのですが、その中央に描かれている格子模様は、遊牧民の住居である「ユルタ」の天窓部分を表現しています(モンゴルだと「ゲル」、中国だと「パオ」ですかね、ちなみにユルタ(ユルト)はロシア語の呼び名で、キルギス語ではボズウイというようですが、ロシア語圏でもあることからわれわれ観光客に対してはほぼ常に「ユルタ」でした)。



この天井中央部の格子を国旗の中心部にデザインしたというわけです。ユルタへのこだわりを感じますね。

なおその「ユルタ太陽」から発せられている光彩は全部で40本あり、これは「古代の英雄であるマナスのもとに40の部族が集結して現在のキルギスの基を築いた」という伝説?を国旗に象徴的に表したのだということです。

面積は日本の半分ほどですが、人口はぐっと少なく約600万人。わたしの住む千葉県が625万人(2017)ですからそれより少ないわけです。首都ビシュケクの人口は約100万人、第二の都市オシュはこれよりぐっと少なく22万人ほど(2003)、つまりビシュケクを除けば比較的散らばって住んでいるとも?

いやしかし、この国の国土のうち40%が標高3000m以上の山国なので、住める場所は自ずと限られているわけですけれどね。東の中国側からは天山山脈が伸び、国境にそびえるポベーダ山は7439mの標高を誇っていますし、東部に位置する高山湖イシククル湖の周囲には南北ともに氷河をいただく山々が連なっています。それなのに夏のイシククル湖では泳げちゃったりするところがすごいところなのですが。

内陸性ゆえに夏と冬の温度差は激しいです。標高700-800mほどのビシュケクでも冬に-20度を下回ることは珍しくないようです(ずっと寒いというよりは寒気の影響により一気に冷え込むことがあるようで、11-2月には-30度を下回ることもあるみたいです。裏を返せば寒気が緩むこともあるのかな?)。

一方で夏は暑いビシュケク。われわれが到着する少し前には最高気温が40度を超えた日があったのだとか(びっくり)。実際、ビシュケクでは実測で35度を余裕で超えていました(乾燥はしていますけれどね)。

でも、ビシュケクより標高が1000m近く高いイシククル湖周辺ではさすがにそんな高温になることもなく、朝は寒いくらいのこともありましたし(特に天気が崩れるとかなり涼しいというか冷える)、日中も日射しが強いと間違いなく暑いのですが、気温を測ってみると案外25度弱くらいだったりしました。

また、さらに標高の高いアルティン・アラシャン(約2600m)やソンクル湖(約3000m)への訪問、そしてもちろんトレッキングをするような場合はさらに気温が下がります。真夜中の午前2時にソンクル湖畔で測ってみたら6.7度でした。天気が良く風がなければ昼間は半袖なんですけれどね。

あ、年間を通じて降水量は少ない国ですが、もちろん山岳部はそれほど安定しないようです。嗚呼(苦笑)。

今回はオシュ等の西部に足を延ばさなかったので立派なことをいうつもりもないですが、基本的には東洋系がメインでそこそこロシア系およびトルコ系白人という感じです。あまり明確に人種を区別するつもりもないのですが、感覚的には「あの人日本人?あれ、朝青龍関の親族みたいな人もいる!あれれ白人さんもいるんだね」という感じで(笑)、どの人種の国であるかとかの考察は全く意味をなしません。

そんなことよりも、「人種による差などなく皆平等」を共産主義の下に否定してきたソビエト連邦のもとでやってきた国ですから、少なくとも見た感じでは差別感覚を感じませんでした。みんな一緒の温泉プールでわいわいやってるし(すごく狭いサンプルでごめんなさい)。2017/8のアメリカは差別の歴史を掘り返してバカをやらかし始めていますが大馬鹿の真骨頂。そして日本国内もレイシスト黙れ。




これ、東と西とではたぶん全然違いますんで詳しく語れませんが、今回訪問した東側(首都ビシュケク含む)はロシアの影響が大きいようです。オシュおよび西部(ウズベキスタン)と国境を接しているエリアはかなりイスラム色が濃くなると聞いています。一方で、南に位置するタジキスタンとの交流は少ないんだとか。

ただし、中央アジア(や中国最西部)にイスラム教が宗教をして根を生やしたのはシルクロードがありながらもそこそこ遅く、そうなると「それまでの価値観や生活様式にイスラムを同化させる」というのが自然の流れとなりました。

そんなわけで少なくとも東部エリアではイスラムの教えや戒律は「ある程度柔軟に」捉えられているようです(西部は知りませんがもう少し厳格なのかな?)。

そしてもちろん遊牧民から始まったこの国ですから、人々の感覚はある意味でおおらかです。聞いた限り「こうでなきゃ、こうあるべき」などという不文律(成文法主義)は全然ありませんでした。「問題が起きたらその都度考えましょう」という判例法主義が国の基準となっています。たとえばエスカレーターは右に立つべきかそれこそ左か?でも‥



というのが、基本的なキルギス人の考え方のベースにあるのかなと。「かくあるべし」的道徳観は、その範疇内で暮らすぶんにはとっても楽なのですが、ある意味息苦しさを感じることも多いですからね。最近の日本ってこれが大手を振っていると思うのですが‥。

さて、ここからは旅行に関するオハナシというか情報です(本題ともいいます)。





2017年の訪問時には韓国のアシアナ航空がソウルから隣国カザフスタンのアルマティまで直行便を飛ばしていました。日本からソウルへはいくらでも便がありますから問題なしですね。成田-アルマティまでの往復チケットは安かったですよ。エコノミー最前部の足元広め席を確保なのに、往復予約料金は\89,800(空港税等が追加で5,000円ほど)でしたから。7月下旬発なのにこんなに安いの?とかなりびっくりでした。ただし約半年前に予約しましたが(笑)。

で、アルマティからキルギスの首都ビシュケクまでは陸路(バスとかタクシーとか)で移動可能です。バスターミナルまで行けばおそらく安くビシュケクまで行かれるはずです。実は今回の往路は安全パイでタクシーを利用し「まさかのトラブル&ぼったくられた」のですが、まぁそれは本編にて。



ええっと、英語は無理ですほぼ通じませんし日本語に至ってはまったくもって通じません。基本はキルギス語です。ただ一方で旧ソビエト連邦のCIS諸国の一というだけあって、ロシア語は広く通用しています。キルギスに限らず中央アジアを巡るにはロシア語があれば問題ないという感じです。

文字はロシア語のキリル文字を採用していますが、そもそもキルギス語とロシア語とは別物のため、道路標識などに地名が2つ(ロシア語表記とキルギス語表記)で書かれていることも多いです。主要道路の標識にはアルファベット表記が記載されてもいますがあくまで主要道だけで、ちょっと分け入ったりするともう完全にキリル文字オンリーです。

そんなわけで「キルギス!いいとこ見つけた!でも個人旅行はなかなかシビアな旅になりそうな‥」と思っていたわけなのですが、アフリカでもどこでも事前に個人手配してきたこともあり(サラリーマンパッカーですから)、現地旅行社に手配をと思って検索してみたら、何とキルギス人と日本人が共同経営している?旅行社を発見してしまい、それならまさかの日本語ガイドも?というわけで「希望を申し述べた上で」旅程プランを全部ぶん投げてしまいました(苦笑)。いわく「温泉はあそことこことそことどこ、あとあそことそことアレとナニ、さらにアレソレコレコレどどんがどん」という感じで。そんなわけで宿アシ日本語ガイド付きのお大名旅行となったわけです(笑)。

ゆえにこの旅行はその日の朝ごとに「ええっと、今日の訪問地はどこでしたっけ?」と確認しちゃうレベルの完全個人パックツアーと化してしまいました(だから個人パックパッカーの方々に役立つ情報はほとんどないですよ念のため)。

でも日本円換算でも2001年のナミビア(レンタカー&宿手配のみ)よりはずいぶん安かったですし、2015年のカムチャッカ(宿アシ&ガイド付き)に比べれば1日あたりの諸費用はさらにずいぶん安かったかなと。まぁカムチャッカの時はヘリに乗ったりもしてましたからね、あれは高かった(笑)。

バックパッカーの皆さんであれば中央アジアの移動手段といえばの移動は「マルシュルートカに決まってるっしょ!」と声を揃えて大合唱なさるところでしょうが、自分たちは前述の通り宿アシOKプランなので何も申し上げられません。

ただ見ていた限りではこのマルシュルートカ(乗り合いマイクロバス)はかなりいろんな場所まで走っているようですし、たとえキルギス語やロシア語が通じなくてもスマホ等で目的地地図を見せればたぶん大丈夫でしょう。言葉は通じなくとも相手が自分の意図や希望を想像出来る限りにおいては言葉の壁は大きな問題でないように思います(われわれは旅行者なのでさらに意図や希望は伝わりやすいです=そりゃそうだ)。

そこそこ近距離のマルシュルートカ以外にも長距離バスもあるようでした。またビシュケク~イシククル湖西岸のバルクチまでは旅客列車もありますが、1日1本かな?(実際旅の終わりに客車運行を目撃しました)。

古いネット上の記録では、「ビシュケク 12:00発 - バルクチ 16:51着、バルクチ 6:54発 - ビシュケク12:00着」という感じでした。なおこの区間の鉄道路線はビシュケクから約1000mを登る山越えの景勝ルートなので、ぜひビシュケク発の下り列車がいいと思いますし、個人的には下り線の場合進行左側がいいかなぁと。

レンタカーで走ることも出来るはずですが、日本とは逆の右側通行なのと、運転が荒いというか追い越しなどがかなり強引だったりするので注意が必要です。この場合の注意とは「郷に入りては郷に従え」で、現地の人と同じ感覚での運転をしなければかえって危険ということですので念のため。特にビシュケク市内はご注意を。車線キープの概念があまり(ほとんど)なく、車線変更時にターンシグナル(ウィンカー)が点灯されることはかなり少ないです(皆無ではないですが)。

道路状況ですが、中国の「一帯一路」政策による援助があからさまで(笑)、中国国境からナリン、バルクチを経由してビシュケクに向かう(さらにはカザフスタンほか各国へと向かう)道路はバリバリに整備されていて日本の高速道路同様に快適路です(2016に整備が完了したと聞きました)。ただ、おそらくは中国クオリティ(路肩とかは削ったり土盛りしたまま)なのと季節による温度変化の激しさを考えると、10年後にはどうなっているかな?とやや疑問符が付きます。まぁあまり降水量が多いわけではないので案外大丈夫かも‥。




貨幣単位は「ソム(SomまたはCom)」。2017/9現在1ソムは1.6円くらいということですが、日本円からの直接両替はほぼ不可能なのであまり意味がない換算かもしれません(自分たちは1.8円くらいだと計算していました)。銀行以外にもそこそこの町であれば両替所は多く、US$やユーロからだとパスポートの提示等も一切不要で即両替OKです。


うわー、全部「.com」に見えちゃうソムの少額コイン。

ソムからUS$への再両替も問題なく可能です。外貨流出を警戒し再両替が出来ないする国は多くありますが、キルギスやカザフスタンはそんな心配どこ吹く風という感じでした。

なおTakemaが所有している銀行カード(SMBC信託銀行=旧シティバンク銀行)を使ってのATM出金は、カザフスタンのアルマティ市内でしか利用していませんが問題なくできました。キルギス国内でもこれまた問題なく利用できると思います。言語の選択もできますから、英語画面でATMを操作できる人であれば普通に使えるはずです。

物価は‥それこそあまりローカルなお店での買い物や食事をしていないので詳しくはないのですが(苦笑)、最後に食べた戸建てのローカル食堂ランチの麺(おいしかった!)が1人前60ソムだったことを考えるとそう高くはないでしょう。コーラのペットボトルは場所によりますが25ソム、水は15ソムくらいかな(水については水道水が飲めるのですぐに買わなくなりましたが)。

2017年8月現在、外務省からはキルギスの西部国境地域に対して「渡航は止めてください(渡航中止勧告)=レベル3」、西部には「不要不急の渡航は止めてください=レベル2」との旅行安全情報が出されています。ただし一方で首都ビシュケクや中部から東部にかけては「十分に注意してください=レベル1」となっており、これはインドやミャンマー、フィジーとかと同じレベルです。

外務省の情報は省内の安全第一というか、各国の古い内乱騒乱をいつまでも引っ張る割には西側諸国の危険度云々には消極的なんですよね。イギリスもフランスもスペインも、2017年にテロが起きているにもかかわらず「レベル0=特に問題なし」ですからね。ついでにいえば南アフリカ共和国全土もレベル0だし。ヨハネスブルグ中央駅付近の「リアル北斗の拳」は解消したんでしょうかね?(はなはだ疑問ですが)。

一方でキルギスの首都ビシュケクや東部全体に発令されているレベル0の直接的根拠は7年前の「2010年の騒乱」であり、そこに「キルギスは以前からイスラム過激派組織の移動経路,麻薬密輸の運搬経路とされており」という、ある意味で恒久的に「レベル1」である理由が付与されています。

むろんその可能性を否定しようとも否定できるとも思いませんが、カザフスタンのアルマトイ市、そして今回訪問したキルギス中部や東部のどの地域においても(特に顕著なのは都市部ですが)、



まぁ、1990年代であればそれが「中国語ではなく日本語」だったんでしょうけれどね。日本が地盤沈下したわけではなく中国がせり上がりまくったということでしょう。

話を戻して、自分たち夫婦が今回めぐったエリアにおいて治安の不安を感じることは一切なかったです。もちろん過信は禁物ですし、何が起きるかわからないのがそもそも旅行の醍醐味なのですけれどね。




ありがたいことに旧ソビエト連邦とほぼ近い現NIS諸国の中で、かなり早い時期から日本人旅行者へのビザ免除を実施している国です(中央アジア諸国の中ではトップバッターだったのかも)。

一方でいまだにビザ取得に時間と手間と運が必要な近隣諸国(ウズベキスタンとかあの国とかその国とか)が存在し、かつそれらの国とも友好的関係ゆえに大使館があるここキルギスは、世界旅行者にとっての「1回休みポイント=ビザ申請&受領までの長期待機国」として重宝されているようです。わたしも「いやぁビザ発給待ちの間に来てみたんです」とおっしゃる日本人と出会いましたし。なおカザフスタンは今のところ(2017)30日以内ならビザ免除ということになっていますが、恒久的措置なのかどうかは不明です。

さて世界を巡る旅の猛者の方々はともかく、自分のような休暇限定旅行者の場合、現在のところソウル経由のアシアナ航空を利用する人が多いでしょう。その場合カザフスタン/キルギスは陸路の国境越えとなるわけですが、バスなのか乗り合いタクシーなのかその他なのかはともかくとして、国境のイミグレーション通過そのものは基本的に形式的です。ただしパスポートが別室に持っていかれたりしましたが(キルギスからカザフスタン入国時)、人間や荷物が別室に連れ込まれることはありませんでした(大笑)。質問もゼロ、荷物検査は双方向ともなしでした。あとは「人による」のかなと。




今回はポータブルWiFiルーター(もちろんフリーSIM仕様)を持参したのですが、なぜかこれまたフリーSIM仕様のスマホがその電波を正しく認識できず、結局現地で購入したSIMカードをスマホに直接さす形で何とかしました。

地方では完全に3Gでしたが自分にとっては問題なし。そこそこのホテルであればWiFiが飛んでいるのでそれこそ問題なし(決して早いとはいえませんが動画を見たりしなければね)。

ただ、容量と期間をどのくらいにするのかの見当が付きません。そのあたりは「とにかく多め」で契約しておくことをお勧めします。足らなくなったときはもちろん補充できるのですが、キルギス語かロシア語のマシン相手に格闘しなくちゃいけませんので、英語が通じる空港とかでバンバンしてもらい、動作(接続)確認まで終わらせた上で出発というのが大吉です。われわれは日本語ガイドさんがいたので何とかなりましたが。
温泉 そもそも「アルティン・アラシャン」とやらに温泉があるということでキルギス訪問を決意したわけですが、実はキルギスのあちこちに温泉があります。しかも硫黄泉、塩化物泉、ラドン泉、たぶん単純泉と泉質も多岐にわたりなかなかです。結局7湯に浸かりました。プールが多いんですが、中には個室湯もあり湯っくりと浸かれたりします。

まぁこの件については旅行記各ページをご覧いただければと。

さてそんなわけで、いよいよ旅行記本編へと進みます。まずはソウル経由でカザフスタン南部のアルマトイまで!

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