− とっても静かな高湯温泉、いいじゃないかぁ! −

というわけで、今宵の宿「高湯温泉 高原荘」に着いたのはほぼジャスト17:00。朝の電話で「17:00ころに到着する予定です」と話しておきましたのでまさにゴルゴTakemaの面目躍如という感じです(何のこっちゃ)。



山の向こうに日が沈むまさに直前に到着です。

高湯温泉には昨年(2005年)「玉子湯」に入湯したのですが、その時の印象は「ま、お湯はいいんだけれど、こんなにも大きな宿には泊まりたくないなぁ」というのが感想でした(失礼)。

しかしよくよく調べてみると(というか、調べたのは前日の高友旅館のMacマシンでなのですけれどね)、どうやら玉子湯よりももっと上の方に何軒か、リーズナブル&部屋数も少ない宿があるみたいなんですね。お湯そのものはじぇったいにいいはずなんでまず「第一の関門」は突破というところでしょうか。

となれば気になる「第二の関門」、それは「同地域にあるらしい高湯のスキー場はまだオープンしているのか?」という点に尽きます。スキーヤーやスノーボーダーを対象にした宿だったりすると夜はうるさそうだしねぇ(まぁもっとも平日ど真ん中なんでお客さんの数もそう多くはなさそうですが)。

ネットで調べる限り‥

というのが結論でございました(苦笑)。やっぱりネットは更新が大切なのねとあらためて実感した次第です。うーむ?

でもまぁ、更新作業が止まっているということは「更新してもしなくても関係ない状態」、つまりすでに閉鎖されているんじゃないか?と勝手に結論づけて宿に予約を入れたわけです。でも今考えてみれば、何で予約の電話を入れるときに質問しなかったんでしょ(笑)。

で、ホントの結論はといえば‥「すでにクローズしておりました」。あーヨカッタ。

というわけでまずはお風呂へ。お風呂の内部はごく普通ですが、きちんと清掃が行き届いているので全く問題なし。面白いことに硫化水素ガス強制排出のためかお湯の流れ込み直前に設置された木箱の中にファンが内蔵されているようでした。なるほどねぇと納得。

ちなみに最初お風呂に言ったときには先客の男性がいて、「ありゃー、さすがに貸し切りとはいかないよなぁ」と思ったものでしたが、この日の宿泊客はその男性とその奥さん、そしてわれわれのみ。結果としてやっぱり貸し切り同然でした(笑)。

夕ご飯は質量ともに十分。というか絶対この旅行で食べ過ぎましたわ。やっぱり毎日宿を泊まり歩く旅行ってこれがしんどいよなぁ(ちなみにこの約2週間後、高熱を発したTakemaは約3日で5kg弱のダイエットに成功してしまいました(笑)。偶然の産物ですけれどね)。

夜になると、こちらの宿のサイトで紹介されていたとおり、福島盆地の夜景がきれいに見えました。うーん、これでこの宿泊料金はなかなかいいぞ(ただし繁忙期はどうだかわかりませんが)。

朝、早めに目覚めたのでちょっと散歩に出かけました。そこでまず目について気になったのがこれ。



こ、これってもしかして‥

と思わせるに十分なたたずまいでありました。だってねぇ、入口部分のよしずが何ともいえず温泉チックでしょ?というか、何だかこの温泉に近いものがあると思うんですが‥。

しかし現実はそんなに甘いもんじゃないというか、内部から水(湯)が流れているような音は一切しておらず、またそれなりに寒い時間なのに湯気が全く上がっていないこと、さらにテントの外に水分の流れ出しが一切ないこと、そして何よりも周囲にロープが張り巡らされて立入禁止になっているということでこれ以上の「探索」は断念しました(そんな大層なものじゃないですが)。それにしても、この中には何があったんだろう?

宿に戻り、朝ご飯の前にもう一風呂浴びようと浴室に向かいます。と、廊下の突き当たりをよぉっく見てみると‥



ふむぅ、「やっぱり寒いんだ」を実証するかのような設備ですな(左上写真マウスオンで拡大)。

さて、朝食後もう一度湯に入った上で(おしんこどん)、宿の方々に感謝のことばを申し述べた上でいよいよ最終日の始まりです!



どうもありがとうございました!

し、しかぁし!あらためて見れば駐車場の脇には除雪で大きくなったとおぼしき雪の山(斜面)があるではありませんか!こ、これは遊んでみなけりゃもったいないっ!(何がもったいないのかは今もって不明ですが)。というわけで?
だってさぁ‥

「やらずにはおれないでしょーっ!」

最初に滑り出したTakema、本人の予想に反してすってんころりんおむすび山も大爆笑モード。「ほんならおしんこどんもやってみぃ!」というわけで同じコースでトライしたおしんこどん滑りの結末は?

Wmv形式、446KB、10秒

のっけから自爆による波乱含みの最終日となったわけですが、さてこの旅行の「〆湯」はどこになるんでしょう?
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