− (3) ぐぐっと移動、白神の海へ −
通りがかりにたばこ畑をよく見てみたら‥何と、花が咲いてました。初めて見たなぁ(右上画像マウスオンで拡大します)。
さて、朝風呂三連発で身も心も引き締まったところで?今度は海を目指して西へと向かいます。前ページで書いたように、Takemaは相変わらず1997年版のTマップルを使っているので、時々地図にはない道があったりして混乱するのですが、今回も、「地図によると細いくねくね道のはずの県道」がいきなり立体交差付きの高速道路みたいな道になってびっくりしていたら、何と「地図にない空港」に出ちゃいました(大館能代空港)。なるほど、空港整備によって道路が全面刷新されていたわけね。なお、滑走路の下をくぐり抜けてしばらく行ったら元々の道と合流して事なきを得ました。やっぱり新しい地図も買わなきゃだめだね。え、カーナビ?(以下無言)。
さて、次に目指したのは旧合川町(現北秋田市)にある「さざなみ温泉」。ん?どっかで同じ名前の温泉に入った記憶が?と思ったら、そうかあそこだったのね。以前このあたりに来たときはその存在も知らずに通過しちゃったわけですが、何やらなかなかすごいらしいということで今回は絶対にロストしないぞ!
ちょっと探してすぐに見つけたさざなみ温泉は、どうやら新築(改築かも)したらしく非常にきれいな建物でした。駐車場の隅の方には何やら源泉井らしき小屋がありましたが、本当にこれがそうなのかはわかりません(しかし小屋手前の小屋根がかなりその雰囲気を見せているんですが)。
平日の午前中ということでお風呂は貸し切りモードでした。二槽からなる浴槽にはそれぞれ源泉が惜しげもなく注ぎ込まれています。
お湯は薄い黄緑色でなかなかいい感じ。源泉の投入口から出ている湯をちょろっとなめてみると‥
いやほんと、かなり強烈なしょっぱさでした!‥なるほど、「よくあたたまりいつまでもポカポカの食塩泉=こちらの湯」に、すでに気温30度を越えているこの季節この時間に地元の人が入りに来ないのもなんだかわかるような気がするぞ(笑)。
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ちなみに入浴中の予想通り、お風呂上がりはいつまでも汗が引かないぞ地獄でありました。バイクで来ていたらヘルメットの中はまさに生き地獄だったかもしんない(笑)。あー車でよかった。
さざなみ温泉を後にしたわれわれは、県道やら広域農道やらをつないで今度はどんどん北上し、とうとう出たぞ海だ海だぁっ!
白ハマナスの花に生イカ干し、いやぁ北の海の夏ですねぇ♪
さて、このあたりでさすがにお昼ご飯タイムとなりました。ちなみに五能線と並行して走るこの国道101号、沿線に食堂がほんとに少ないんですよねぇ。しかし我々は知っています。八森の、国道から離れた海沿いにある一軒の店のことを。あまり愛想はないけれど美味しいものを出してくれ、時には「これも食べて」と、さりげなくサービスをしてくれるお店の存在を。
ふっふっふ、前回このあたりに来たときにお世話になった「お食事処 小料理いしづか」さん、「開いててヨカッタ!」。さっそくおしんこどんは「いいかげん丼(その日によって載せる具が違う)」、Takemaは「はいから丼(ウニ・カニ身・マグロ)」、そしてこの季節ならではの「岩ガキ(大1ヶ250円也)」を注文します。
やったぁ!海の幸が来るなら来いこれでもか系怒濤のオンパレードっ!しかしそこにアルコール飲料の姿はない‥(あたりまえ)。
というわけでタンノーいたしました。ちなみにこの「いしづか」さんは地元水揚げの魚にこだわっているそうで、船が出ない日が続くとお店もお休みになるのだそうな。いや、直接聞いたわけではなくネット上の情報ですがね。
昼食後、すぐ前の海でちょっとお遊び。ちょうど干潮だったからか磯の陸側は外海からの海水の流入もほとんどなく、よってほとんどぬるま湯状態になっていました。ということは、もし「入浴」したらこれぞほんまもんの「食塩泉」?(笑)。いや、ホントに「入浴」できそうな水温のところもありましたしね。
それでも、磯だまりに生きる魚たちは元気いっぱいでした。ハゼかな?
八森からはさらに北上します。それにしてもこの区間(八森〜岩崎)はほんとに通行量が少なく快適なこと!しかし冬は逆に厳しいんだろうなぁ。そうそう、「冬の五能線」リベンジも宿題として残ってたっけ(笑)。
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さて、午後の早い時間には本日の目的地(予約していた宿)エリアに到着しちゃいました。ん?しかしなぜだか通過?いったいどこへ行くのかTakema&おしんこどん?
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