− 早くも周辺野湯に浸かってうふふのあとは長駆ウマモノ食い −



いやぁたまりませんなぁ、肌がうずきますなぁ♪(何のこっちゃ)

というわけで、ちょこっと場所を移動するだけでこんな天国のような場所があったりするのがここ八幡平周辺の奥深さというべきでしょうか。別にヤブをかき分けて行くような場所じゃないんですがね。間違っても叫沢とかじゃありません(笑)

ここの湯川については以前から知っていましたが、前に来たときはぬる湯だったのと、雨が降っていたので入浴を諦めたという経緯があります。今回はほぼ適温(やや熱め程度)だったのでいざ!女性陣とは別行動で入ってきたというわけです。

どうやら一部同好の士が少しいじった形跡もあるようで、うまい具合の湯だまりがそこかしこにあります。さっそく湯に入ってみると、湯だまりの底には砂や小石が多少堆積しているものの、ちょっと手で掘れば十分に深くできます。ただし場所によっては高温の源泉口があるかもしれませんので油断は禁物だったりします。

湯あみを楽しんでいたら、3人の若者グループが歩いてきました。ここで入浴していることに驚いた様子でしたが、こちらのカメラで上から写真を撮ってくれたのでありがたかったです。というわけで、ここがそんなに秘境に位置しているわけでもないことがわかると思います。あとはヒミツね。



上3枚の画像にマウスオンするとそれぞれ画像が変わります。

ここからは八幡平の頂上に行ったあと(昨日は展望がなかったので景色を眺めに行った)、一気に高速まで使って北上しました。目的地は‥去年も来た「鰺ヶ沢」またなんでそんな遠くまで?と疑問に思う方もおられると思いますが、要は、せっかくだから焼きイカを母に食べさせたい(そのついでに自分も食べたい)ということなんです。しかし案はともかく実際のところちょっと遠すぎた感もありましたな(苦笑)。



生まれ育った海を見ながら風に吹かれるイカくんの気持ちになってみました(何のこっちゃ)。



去年食べたのと同じお店で購入し、海沿いの休憩所でいざ食わん!ん?ビール?いやこれらは女性陣のぶん。


ドライバーゆえ飲めないTakemaはイカをヒゲに見立てつつ悲しそうな表情をしています。しかしこの画像を見ていて思ったんですが、近年前頭部の毛髪後退傾向に歯止めのかからないTakema、何だか谷村新司に似てきたように見えなくもない?‥(笑)。
さて、海モノに続いては山モノというわけで、これまた去年と同じく「森の中の果樹園」さん。何種類もの果物を、自分でもいでいくらでも食べて、それでもってお値段は1人1000円ポッキリ(フリーコース)なんですから、これは果物好きにはたまらない施設です。ちなみにこの施設のウェブサイト内に、このフリーコースについての説明ページがあるんですが、そこには以下のような記載がありました。

Bそれではいよいよ、果物狩を楽しんでください。

時間は無制限です。
力一杯食べて下さい。
※営業時間内でお願いします。


「※ 営業時間内でお願いします」という表現がなかなかいい味を出していると思うんですがいかがなものでしょうか?まあそれはともかくとして、広大な敷地にそれこそ大量の果物がなっていて、しかも「果物の量」と「お客さんの数」がミスマッチで、中には木に成ったまま腐ってしまう果物まである始末(ちなみにその典型はサクランボ)。というわけでここは近くまで来たら是非訪問してみる価値のある施設です。しかも半日くらいは必要よ、はい。

上の2枚の画像はどちらもマウスオンで画像が変わりますが、左上のおしんこどんは、嬉しさのあまりサクランボの種を真上に噴出するという荒行に出ています。で、ブルーベリー園にはこんなたわわに実を付けた木々がそれこそざっと見で数百本!ちまちまと一粒ずつ食べるなんてことはせず、一気に何粒ももぎ取ってひと口でパクリ!この悦楽といったら!

ちなみにTakemaの手の指が妙に汚れているのは、この直前までクワの実をわしわしと食べていたからです(笑)。いや、ここに来たら誰でもどんどん食べちゃいますって!ちなみに今回われわれが食べたのは‥

イチゴ・サクランボ・ハスカップ・クワ・ラズベリー・ブルーベリー・そしてプラム!

季節によってもっと違うものも食べられますので、是非行ってみて下さい!

さて、このあとは再び秋田県に戻って「日景温泉」へ。ここは「日本秘湯を守る会」加盟の宿で、2005年の1月に2泊したことがあるんですが、その時から集め始めたスタンプ帳が、この6月に泊まった滑川温泉でめでたく満杯となったわけです。よって双六の「振り出しに戻る」みたいな形で無料宿泊温泉としてここを選んだというわけですね。

さすがに豪雪だった一昨年の冬とは全然趣が違います。玄関の貼り紙にあった「うし湯」とは何ぞやと訪ねてみたら、この地域では土用の丑の日に温泉に行くのが習慣なのだそうで、宿のほうもその準備として割引料金を提示していたというわけですね。ちなみにわれわれが宿泊したのは7/29。ということは明日われわれがチェックアウトしてからは日帰りのお客さんがわんさと押し寄せることになるのでしょうか?

というわけでいざお風呂へ。2年前と全然変わらぬ雰囲気でした。



左上と中央の2枚は、マウスオンすると入浴足の画像に変わります。大浴場もいいけれど、湯治部側の小さい湯船もまたいい感じです。

食事の時の仲居さんの接客姿勢に「ん?」と思う部分もないわけではありませんでしたが(きっと早く帰りたかったのでしょう(笑))、まぁ無料で泊まらせていただくのですから多くは言いますまい。

さて、翌日は十和田湖方面へ向かうわけですが、ん?十和田がメインなんだか温泉がメインなんだか?(笑)。
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