− その6 温泉のあと夕ご飯、そしてかまくら宴会 in 道楽館!−
何やらかがり火のような灯りに照らされて‥焼酎ウマっ!
そんなわけで近隣の温泉に入りに行ってきます。最初は白金温泉でいいかなと思っていたのですが、sottoooさんから「景色もいいし、吹上温泉の白銀荘の方がいいんじゃない?微妙に近いし」とアドバイスされ「よしそれでいこう」ということにいたしました。白銀荘、久々だなー。いつ以来かと思ったら、2002年にキャンプして以来なんですね。前回の冬は吹上温泉の無料露天風呂までは来たけれど白銀荘には立ち寄らなかったし‥。
どんどん標高を上げていきます。道内最高所の温泉はこれまたすぐ近くにある十勝岳温泉(1280m)なのですが、目指す白銀荘だって1000mを超えていますから十分な高所ですよ。そういや昔、富良野市内が暑くて大汗をかいていた時にここ白銀荘でキャンプして「ぬはーここは別天地!下界に降りたくない!」と喜んでいたんだっけ(遠い目)。
さすが3連休の初日、駐車場にはかなりの数の車が止まっていました。まぁ夕食前の時間だし、お風呂が混んでるのは覚悟しなけりゃいけません。ちなみに右上画像は駐車スペースから男性露天風呂を臨む画像です。あれま丸見えなのね(笑)。それにしても長いつららですなー(右上画像マウスオンでピント大甘の拡大画像に変わります)。
脱衣場に入ると衣類カゴに先客さんの衣類がどっさり。というわけでカメラレスで入浴したわけですが、身体を洗い終わる頃になるとお客さんが減ったような?というわけでだだっと身体を拭いて脱衣場へ戻り、防水カメラを手にして再び入場、いざ露天風呂へ。
ここの男性露天風呂は3つの独立した湯船からなっていて、それなりに混んではいても時々「湯船貸し切り」になる時間があるのです。そんなわけで一部露天風呂のみ撮影成功!(ラッキー)。
目を別の方角に転じてみると、先ほど見えていたつららなどが見えていて、つまりはここが丸見えエリアというわけですね。まぁ見る人もいませんが(笑)。ちなみにさすがにこの時期の露天風呂は移動が大変ツライのではありますが、通路沿いに延びるホースの穴から湯が流されていて、通路だけは冷たくないようにする配慮がなされています。源泉が豊富な証拠です。
かなーり湯ったりした上で風呂を上がったTakemaでありますが、女性陣はさらに湯ったーりしたようです。うん、やっぱりここまで来て正解だったかもしれんというわけでそろそろ戻ることにいたしましょう。本日のお客さんはわれわれのみということで、Sottoooさんとは夕食をいつもよりも1時間遅い19:00スタートにしてもらう約束をしています。そんなわけで白銀荘出発時に「これから出ます」と一報を入れ、すっかり暗くなった道をどんどんと下っていきます。
まだこれからお風呂に入りに来る人がいるようですね。
宿に戻るとすぐ温泉、いや違った夕食です。今日のメインは「インカの目覚め」というジャガイモを使った「ぜいたく肉じゃが」。そして鮭のマリネや蒸し鳥ごまソースなどなど(全部の写真を撮るのを忘れました)。定番のホワイトコーンスープやトマトのデザートなんかもあったのに‥。
食べながらSottoooさんといろいろとお話をするわけですが、この日のメイン話題は「明るい農村系」でした(笑)。Takema母が趣味で畑をやっていますんで、ジャガイモだのアスパラだのコーンなどの品種や植え方、食材が新鮮だから料理もおいしくなる、北海道は内地に比べて畑を休ませる時間が長いからそのぶん土も痩せることがない云々。ちなみに母はSottoooさんから「ノーザンルビー」という中がピンク色のジャガイモを譲り受けておりました。当然植える気満々です(笑)。
さてたっぷり食べた上でしばらく寛いでいたら、Sottoooさんが「準備できたよー」とわれわれを呼びに来ました。さて何が始まるのかというと‥
敷地の奥にしつらえられた「かまくら」、これは除雪の雪をここに集中的に積み上げ、Sottoooさんが1人で内部の雪を掘り抜いて作った力作‥というのはちょいと違います。正しくは「最初に部屋部分にあたる骨組みを防雪ネットで覆っておき、あとはその上に自然&人工的に雪を積み上げ、十分に雪が付いたところで入口部分を掘って出来上がり」なのだそうです。
というのも、こちらの雪は内地のように水分を多く含んでいないため東北のかまくら状のものを作るのは不可能で、ならばどうしたら?と考えた上でこのような建設方式を思いついたのだとか。だからかまくらなのに煙突が装備されていたりしてちょっと面白いのであります。というか「中で何か調理する気満々」と言った方がいいでしょうか(笑)。
1月は雪が少なくて骨組みが隠れきらなかったそうですが、2月に入って降雪量が増しようやく本格スタートとなったそうです。ちなみにわれわれがかまくら宴会2組目だそうですから何だか嬉しい♪
まず最初にシシャモを焼いてみまショー!ちなみにたたみ2.5畳ほどのスペースなのでわれわれ4人+Sottoooさんが入るとちょっとキツイです。Sottoooさんも「来年はもっと大きく作るぞ!」と張り切っておられたようなので、今冬は行かれないという方、2012年以降も期待できそうですよ。
続いてはちょっと強烈です。鳥の手羽焼きに挑戦!ちなみにかまくら宴会第1号のおつまみは「おでん」だったそうなのでもちろん煙とは無縁だったと思いますが、今回は焼き物なので煙がかまくら内に充満します(笑)。
かまくら内はどんどん「マイルドセブンの白い世界」化していきます。煙突はあっても一時的には追いつきません。
で
でもまぁ、この白さも旅の醍醐味と思えばTakemaとしては全くOKですね。「めったにできない経験」と母も申しておりました。確かに。
なお「かまくら内で七輪使用」というと一酸化炭素中毒が心配になるところですが、さすがSottoooさん、すでに「一晩点けっぱなしでどうなるか」の実験もおこなっており「全く問題なし」との結論に達したようです。確かに空気の流れ(メッシュ入口 − 煙突換気)があるので特に問題はなさそう。当然のことですがわれわれも全く違和感なしでした。
なお帰宅後Sottoooさんサイトにお礼かたがたの書き込みをしたところ、右上画像でTakemaが手にしている「灯油トーチランプ」はどうしても少し黒煙が出るということで、すでに「リキッドキャンドル」なるものを注文なさったのだとか。て、手配はやっ!
そんなわけでこの日も終了。いやーしかし、両母と道楽館に泊まる日が来るとはホントに人生って面白い(何のこっちゃ)。でも皆さんも「ご自身の親御さんとかまくら宴会」って想像つかないっしょ?ちなみにかまくら宴会は「かまくらとして使える時まで」可能なようです。さーて明日はとあるイベント日っ♪
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