− その3 たつみ荘さんのダブル露天風呂を宿泊してじっくり堪能 − はふー、日没前に間に合いました(嬉)。穏やかな夕方で湯っくり楽しみました。 |
「河原の湯」が悲しき水没中であるならばというわけで「期間限定露天風呂」に行きましょう!こちらの湯は約半年間の限定湯でありまして、たつみ荘隣の大塩温泉共同浴場が工事している期間のみ(-2015/3まで)、共同湯の源泉が「たつみ荘のステータス」たるあの「季節限定露天風呂」浴槽に注がれているというわけなのです。 |
あーこりゃダメですね、諦めましょう。明朝には放水による増水もおさまっているはずなので(何せ人為的増水ですから)。 (1990年代のNHK教育テレビの番組にあった「ヤダモン」を意識した表現です(何のこっちゃ))。 |
というわけであらためての「季節限定露天風呂浴槽の期間限定湯に浸かる」の巻です(ややこしいな)。建て替え工事について伺ったところによると「雪が来る前にできるだけ外構部を整備し、冬には内装をきっちりやった上で3月に共同浴場を再オープンする」という工事計画なのだとか。というわけで「この場所でこの湯に浸かれるのは2015/3まで」というのは明らかです(切り替え工事の関係でもう少し早く&遅くおしまいになることも)。 |
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そんなわけで期間限定湯に浸かってます(全然脈絡なし)。アブも全然出てきませんし気温も暑くもなく寒くもなくで絶妙の9月末でありました。大塩共同浴場の湯はもともとややぬるめなのですが、この時期ならぬるさを感じさせない適温長湯OK湯、景色最高湯もイイネというところなのです。今だけの限定湯!たつみ荘さんに許可を得た上での(許可を得ること必須です)立ち寄り入浴も可能ではありますが、やはりここは宿泊して存分に楽しみたいところです! |
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源泉井戸はまさにかつての共同浴場浴室の高さにあり、かつての共同湯浴槽がまさに「源泉直結」であったことがわかります。そして今はホースを伝って移動の上で「季節限定露天」浴槽へと導かれているわけです。両上画像マウスオンで何となくの経路がわかると思います。おしんこどん、源泉ビシャーを体現していますね(笑)。 |
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さて前ページでも書いたとおり2011年夏の豪雨はここたつみ荘さんにも甚大な被害をもたらしました。右上画像の通りこんな所まで水が‥。しかも只見川のこの流域は上流下流ともにダムがあり、普通に考えれば「一番洪水被害が起きにくい」場所のはずだったんですが‥。 |
と思うと同時に、 |
という「あわよくば系」の湯望というか期待に胸がテクマクマヤコンだったりするわけです。一番最高なのはもちろん「三者の揃い踏み」(共同浴場の湯、河原の湯、季節限定湯)なんですけれど、そこまで望むのはやっぱりちょっと無理があるかなと(苦笑)。仮にそんなシアワセがあったとしても、たぶん日時超限定でしょうからわたしらがそのタイミングで行かれるとは思えませんし‥。 |
さてそんなわけで夕食です。民宿ですからむやみに豪勢というわけではありませんが、かえってそんな「豪勢さ」はこちらとしても困ってしまいます。地のものを中心に食べられればわれわれとしては十分です、これで十分すぎです! |
満を持して河原へと下ります。只見川の水量はぐんと減っていて何の問題もなさそうですし、周辺にはあちこちに源泉の湧出が。 |
東鳴子阿部旅館のタオルは「ここぞ」というところでしか登場しません。つまりここ河原の湯は「ここぞ系」なのです! |
やがて日が昇り実にいい感じになってきました。風もほとんどなく気温も暑くもなく寒くもなく。アブもいないので湯を楽しむには一番の時期だったかと思います。 |
太陽が出るとこれがまた実にいい感じで楽しめますね。 |
それにしてもこの河原の湯源泉の炭酸含有量は本当にかなりのものです。わたしは西日本の炭酸泉入浴経験が全然ないのですが、少なくとも2014/8に入浴した八甲田温泉のらむね湯よりも泡付き度は明らかに濃厚系かと。自分にとってはおそらくこれまでで一番の炭酸泉でしょう。 |
続いては期間限定湯へ。先に上がったおしんこどんが足湯を楽しんでいました。ちなみにこの時は源泉が右上画像のように投入されていましたが、このあと「浴槽内直接投入方式」に変えたことにより劣化が抑えられ、この画像よりも透明系の湯になっているそうです(タイミングにもよるでしょうが)。 |
そしてもちろん、河原の湯の神々しさたるや言うまでもありません(上画像マウスオンで別角度からの撮影画像に変わります)。もうしばらくは会えませんが‥。 |