さすがおしんこどん、アルプホルン初挑戦でしたがしっかり複数音階を慣らすことに成功。

(2017/9/22-24 その4)

奉納温泉のあとはお約束通り?南に下ります。ただそろそろお昼近くになってきたわけで、とはいえ「超観光地」たる白馬村であればランチには困らない?でも「蕎麦が続いたしイタリアンでいこうか」と勝手に可食範囲を狭めたせいでちょっと苦しみました。というわけで「洋食なら何でもいいや」ということにして下画像のお店へ。



「グリル こうや」。われわれには直接関係なかったのですが「1-3名限定(4名以上は予約)、子どもはランチタイムのみ」というなかなか縛りの多いお店でありました(小さいお店なので客席数が少ないことにも起因するかと思います)。しかしそれでもやっていかれるのだからやっぱり白馬はすごいわ(皮肉じゃないですよ)。

で、実はお肉系が食べたかったのですがランチタイムはスパ or オムライスなのね(ちょっと残念)。でも頼んでみたら‥




(そんなわけでおしんこどんはデザートも追加注文しておりました=右上画像マウスオン)

このあとはどうしようかな?実は前日の算段では「まだ自分も行ったことのない栂池訪問はどうかな?」と考えていたわけですが、山の上の方はガスっていていい思いもできそうにないので白馬まで降りてきたわけです。しかしお天気もしっかり回復傾向のようだったので、2012夏と同様、車で黒菱平まで上がってみることにしました(2012のページはこちら)。



さすがにここまで上がってくると見晴らしもいいですし、この時期ゆえの黄色味を帯びた田んぼが綺麗ですね。ただし黒菱平そのものは登山リフトの起点でしかなくこの時期何もありません。

で、下っていく最中に「そういえば途中に『北尾根高原』とかがあったよな、寄ってみるか」とほんの軽い気持ちで立ち寄ったわけですが、これが何とも大正解!





いやー油断してましたわここはイイ!案内人というかコンシェルジュというか、とにかく最低限の(しつこくない)係員さんがいて、さりげなくエリアの説明、そして「あとはご自由に」なのです。で‥



足湯はあるし(さすがにこの場所に源泉湧出があるわけではなく八方からのローリーでしょう)、



なんと足ふきタオルはある意味無尽蔵に置かれています。そして無料なのです。北尾根高原スゴイ。



リフトで上がってくることもできます。で、人工ながら池もある界隈は植物園となっておりまして、



Takemaの大好きなマツムシソウ(右)もわずかに咲いていました。でも、うわ左の花は(左上画像マウスオン)。

こちらがかなり気に入ったと思われるおしんこどん(いや自分もかなり気に入りましたが)、キャノピーウォークに行きたいご様子。はいはい行きましょうね。



しかしこれは(お互い何も言いませんでしたが)イマイチではありました。キャノピーとは「天蓋」という意味とともに「大空」という解釈もあるのだとか。2004ボルネオのダナンバレーではそこそこ高いところまで上がりましたが(その時のページはこちら)、ここはご覧のとおりで森の中というべきなのか?



このあとおしんこどん@体験ファンはスラックラインにも挑戦。しかし嗚呼はかなくも落下するわれら50代(苦笑)。



そんなわけでやってきましたアルプホルン。誰でも(勝手に)体験できるというのがすごい(ただし口を付ける都合上消毒用の濡れナプキンは置かれていますが、ここは再検討の余地ありかも=消毒作業はお客に任せているので)。

ではおしんこどんの「音が出ない-上手いにいたるまで動画」をご覧下さいませ。






この「北尾根高原」ですが、土曜日の午後にもかかわらずかなり空いていてお勧めです。もっとアピールすればどんどんお客さんも来ると思うんですが。


自由に座っていい椅子から見る景色がコレというわけですから!

ちなみにここまでの「足湯-植物園-キャノピーウォーク-アルプホルン-自在椅子」に至るまで全て無料でした(ソフトクリームだけは有料ですがあたりまえ)。

そしてレストランにはピザとかもあったようなのですね。よし次回はここでお昼ごはんをバンバンするぞぉ!



そんなわけで白馬エリアから一気にドロンして新穂高温泉に進みます(どこにも寄らなかった)。あ、何の変哲もない左上画像ですが、何となくNZのMt.Cookに向かう景色のミニチュアのように思えたので載せたまでです(わかる人だけわかってもらえればヨロシイかと)。で、新穂高は蒲田温泉、その名も蒲田川荘に到着です。

かつては手広くやっていたと思われるお宿ですが、今は「とりあえずできる範囲で」というところでしょうか。その気配は露天風呂界隈に表れていました。



案内図によれば3つあるはずの露天風呂ですが



「男湯」には湯が溜められていませんでした。



そして一番広い湯も同じく。しかしお湯だけは今も注がれています。配湯量が豊富なのはわかりますがもったいない‥。



もっとも1つだけ生き残っていた「家族風呂」はまぁまぁだったのでよしとしましょう。ただ「タワシでゴシゴシにも限界があるので、高圧洗浄機で一気にお掃除」したほうがいいのかなという気はしました。岩手の大沢温泉露天風呂の掃除風景は大人数ゆえなかなか壮観でしたが(こちら)、このサイズなら1人で余裕のはず。どなたか高圧洗浄機を‥。



あ、何だかネガティブなことばかり書いてしまいましたが、お宿自体はやや鄙びてはいるものの清掃等も含めてきちんとしています。たぶん「広げてしまった規模」に対する人手が足りず、露天風呂方面の片付けまで手が回らないということなのでしょう。

ちなみに部屋の名前は「キレット」。登山者ならともかく一般の人には馴染みがないマニアックなお名前であり自分としては大満足でありました。ということは「ジャンダルム」とかもあるのかなと調子に乗って探してみましたがなかったです(大笑)。





内風呂もいい感じです。湯の投入量も浴槽の大きさに見合っています。とことん透明な湯は強い特徴こそないものの湯上がりには汗が引きません。



夕ごはんと朝ごはん。贅沢ではありませんが必要にして十分です。朝ごはんには焼き朴葉味噌などもあったりして、若者向きではない気もしますが自分たち中年にはまったく問題もなく美味しくいただきましたよ。

さて朝湯もタンノーしたところで出発です。帰りも「渋滞地獄の中央道」経由なので、早めに小仏トンネルを越えてしまい、明るいうちに自宅に到着しようという目論見です。



あ、福地温泉でおみやげを買ったりしました。店の人たちがヤマブドウの収穫中。秋ですねぇ。

さてお昼ごはんは高速に乗る前にあの店でと決めていましたので、時間調整も兼ねて乗鞍高原温泉に寄り道です。



まずはこちらの無料お風呂でザブッとした上で‥



いつの間にか場所も変わっていた湯けむり館へ。空いててヨカッタ(撮禁ゆえ画像なしですが)。



湯上がりにやってきたのは稲核(いねこき)集落にあるお蕎麦屋さん「わたなべ」へ。R158沿いにあるお店なのですが、微妙に一段高い位置にあるので知らないと見落としてしまうかもしれません。



大量のお漬け物がでてくるのがここのデフォルト。その中に地元ならではの「稲核菜」も載せられています。この時期だけに酸味が強いですがこれがまたクセになる味♪(お酒飲みたいなー=無理)。お蕎麦はかなり細めですがしっかりコシあり、蕎麦の香りを楽しみながら完食。ちなみに量は少なめなので2人とも大盛りを頼みましたが、それでも550円と格安です。

このあとは松本方面へと向かいますが、新島々から松本ICまでの区間って交通量も信号も多くて退屈なんだよなというわけで、梓川沿いに整備されつつあるローカル道路へ。



いずれはこちらがバイパス路としてメインロードとなるんでしょうね。

もっともまだ「狭くなったり細くなったり」の道なので大型車は通れませんし、案内看板もないのですけれどね。で、ここでおしんこどんが「そういえばりんごの直売所があったらりんごを買いたい」と発言。こ、この道沿いにそれははなはだ期待薄でしょと思いましたが‥



何と、ただ1軒だけありましたよというわけでさっそく各種を購入。初めて見る品種名ばかりでした。



収穫の秋ですねぇ、今年の出来はどんな感じなのでしょう。それにしてもりんごを買ったのは久しぶりな気が。



さて松本ICから高速に乗ったのは13:00少し前。この時点でナビは自宅到着予想時刻を「16:10」頃と予想していました。し、しかし、塩尻IC付近の電光掲示板に「甲府南ICあたりで事故渋滞、今のところ8kmくらい詰まってるからね」とあるではありませんか!うっそぉ、そうだと知っていれば遠回りでも上信越道経由にしたのに!

結局このあとドツボの渋滞にはまりまくり(ええっと、談合坂SAのパーキングから本線に合流するまでに30分以上かかりましたよ)、わが家に到着したのは20:00を回った頃でした。約240kmを7時間、平均時速は約35km/hですかそうですか。というわけで、



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