はい、実はずっと昔に立ち寄りしかしたことのなかった湯浜温泉へ♪ |
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(2018年9月16-18日 その2) |
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高校時代などの先輩後輩関係については、自分も含めて今さらどうでもいい年齢であるにもかかわらず、いざ再会するといきなり当時の関係性が復活したりします(特に体育系の部活出身者にとっては)。わたしの場合それを数年前に思い知りました。久々に集まってキャンプをやることになった当日、「後輩の会社社長」がBBQ鉄板を運び入れるべく複数人で川を徒渉する中(歩行者用の橋はありましたが細くて手すりもなく危険なので)、「先輩たるリーマンTakemaほか」はどっかと椅子に座ってビール飲んでましたっけ。 |
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途中、某ステンバスに立ち寄りました。このピカピカ感、誰かがコトを行ったばかりかも知れません(笑)。26度ですけれどね。 |
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というわけで須川峠まで上がってきました。連休最終日の午後ということもあり‥うわ、駐車場一杯だし。ああそうか、栗駒山の登山、こっち(須川峠)からだと楽ですもんねぇ。ん?で、でもそうなると? |
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本当は入る気満々で峠まで上がってきたのですが、何だかね、急に湯欲がしゅるしゅると失せてしまいました。自分だって逆の立場だったら「万難を排して温泉に浸かってから帰りたい」ですからね。ま、何度か宿泊も含めて浸かったことのあるお湯なので今回はパスすることにしました。車を駐めることもなかったので画像もありません。 |
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少し下りてきた須川湖でちょっとトイレ休憩(ちなみにチップ制でした)。ここにはキャンプ場がありますが、この日はけっこう寒そうな感じ。駒の湯での滞在中そのままの格好で車を降りたらブルッときましたからね。このあと宮城側に移動したら全然寒くなかったので、脊梁山脈の西側には寒い気団が居たけれど山を越えられず滞留、という感じだったのでしょう。 |
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さて湯浜温泉に向かう前に名水をいただきましょう。この「栗駒神水」、道路のすぐ脇にあるんですが案外わかりにくくて幟が出ていなければ今回も通過するところでした。現在は一応駐車場もありますが、路上駐車もあり得るので事前に注意看板があるといいかもしれませんね。あ、そうなるとさらに多くの車が駐まってにっちもさっちもになり得るのか‥。今のままがいいのかもねぇ。 |
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さて今さら自分が書くまでもないことですが、湯浜温泉へは歩いて行くしかありません。川に下るまではそこそこ急な場所もありますが、まぁトータルで10分かからないくらいなのでお散歩気分です。でも雨&荷物が手提げ系だったりすると結構ナニなので、やっぱりデイパックなどがいいですね。 |
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そこから先は川沿いの山道で、右上画像の区間だけは狭くなっているので注意が必要かも知れません。でもそんな狭い場所にこっそり湯の湧出があったりするのでそれこそ湯断できないわけでもありますが。 |
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さらに進んでいくと「ろてん」と記された露天風呂が分岐します。ずっと以前に来たときは「歩道のすぐ下」にあった気がしたのであとでご主人に確認してみると「湯口は変わっていないので、以前もあの位置ですよ」とバッサリ。20年以上前の記憶なので、どんどん記憶が「自分に都合良く」上書きされているんだなぁと。 |
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倉庫前にはチェンソー+αアートが飾られておりました。かなりいい出来です。 |
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そしてお部屋へ。な、何でこの部屋もやたらに広いんですか!2018/7末の天塩川温泉も20畳の部屋で広かったんですが(この時です)、何だかすごーくびっくりでした。ただこの宿泊時にはわれわれ以外にもうお1人しか泊まっていなかったので‥あ、もしかして先輩後輩の忖度云々があったのかも(なかったと思います)。 |
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なのであります。なお夕食時の食事会場などは自家発電の電気で照明が灯っていますが、それはそれなのであまりゼータクを言わないようにしましょうね(誰も言ってませんが)。ここの温泉宿、読まなきゃいけない厚手本をじっくりと持ち込みたい感じです。あ、昔ながらの物書きさんには向きませんね。夜はランプだしそもそも電気コンセントなしですから(笑)。あ、仕手筋の株屋さんにはじぇんじぇん向きませんね、そもそも情報が入ってきませんし(大笑)。 |
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2F天井上は広く吹き抜けになっていて、採光部ともなっており日中の廊下はこのように十分に明るいです。場所柄冬季休業の宿ですから厳冬期の‥うわ失敗した閉鎖時期の積雪量とかを伺うのを忘れた!(ま、駒の湯湯守に伺えば又聞きでわかることでしょうが)。 |
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「そだねー」タオルを手にしていますが、これはちゃんとあの界隈で「公式タオル」を公式に入手したのです(どこ?)。 |
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こちらのお湯は熱めながらもかなーり気持ちいいです。そしてアブ等の虫がなぜか皆無で実に湯っくりできました。8月の北海道もそうでしたが、2018のアブ軍団の羽化は大丈夫だったんだろうかと逆に心配になります(笑)。 |
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続いて、ごはん前の明るいうちに内風呂にも浸かっておかねばね。 |
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この日の女性客はおしんこどん@妻だけだったので女湯画像も撮影。見事に左右対称‥いや唯一違うのが送湯口です。女湯の左奥から投入された源泉は浴槽奥を横に流れ、まずは女湯に湯を投入。そしてそこで流れなかった分が男湯にというわけで、何だか男湯はおまけの余り湯感覚?いや温度管理も含めて湯守長年の勘で投入量や湯温管理もしっかりされているはずですから、そんな言い方をしちゃいけませんね失礼しました。 |
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温泉の分類としては内風呂が単純硫黄泉、露天は単純泉なのだそうですが(あの位置からの自噴湯)、どちらも硫黄の匂いはしました(それほど強いものではないです)。湯花はほぼ皆無でお湯はわずかに熱め適温。あーイイですねー、この湯を貸し切りでタンノーできるとは!先輩後輩の間柄ですから、駒の湯にこの湯温を少し分けてあげて下さいご主人!(笑)。 |
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湯上がりには休憩室も利用できます。ここには灰皿があったのでしばし休憩。あぁ、栗駒五湯の会の一員だった湯の倉温泉湯栄館のことも書かれています。実は自分も入ったことがないままでした。というか、栗駒五湯のうちかの岩手宮城内陸地震の前に入浴したのはこちら湯浜温泉三浦旅館(入浴のみ)と温湯温泉佐藤旅館(宿泊)の2つだけだったんです。 |
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さて、徐々に周りが暗くなってきた頃部屋に戻ると、すでに部屋のランプが灯っていました。おしんこどんはノートPCをバッテリー起動しつつ何かにいそしんでいましたが、完全に暗くなる前にちょこっとお散歩でもしましょうか。 |
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とはいえ宿の周りを少し歩き回るだけでお散歩は終了。干されていたのはキノコのようです(左上画像マウスオン)。ちなみに右上画像はランプではなく電球ですが、夕食時前後には自家発電が稼働するので電気が使えます。びっくりしたのはその時間は「脱衣場に設置されたドライヤーまで使えてしまう(ワット数高いのに‥)」ということですね。発電能力に余裕があるんでしょう。なお宿泊部屋にはコンセントすらありませんので念のため。 |
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玄関や帳場にも電気が灯されていました。もっとも冷蔵庫とかはガス式なんでしょうか。 |
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さてそんなわけで夕ごはん!夕食は18:00からと早めですが、まぁ場所柄山小屋とかぶる性格を有する宿ですから当然です。この日のおしんこどんは駒の湯出発前の「追い込みガーデニング作業ほか」の理由によりお昼をほとんど食べていませんでしたからお腹が減っているはず! |
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この日の夕食は、お刺身はおろかお肉もない、徹底した「お山の夕ごはん」でありました(イワナはありますよ山のものですから。あ、でもエビの天ぷらがあったか)。でもこれらがまた美味しい一品ばかりなんですよ。 |
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ちなみに空きテーブルの片方には稲わらで作った「駒」(馬)が飾られておりこれは大いにわかるのですが、右上画像のビニールに包まれたあれは何だったんでしょう?完全に聞き忘れてました。 |
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