2019年Takemaオフキャンプ(2) 牡蠣にホタテに銀鮭と海鮮三昧。スイカもね。



早めに設営を終えた方々はすでにまったり中だったりします(笑)。

(2019年5月25.26日 その2)

さてこの日キャンプ場に届くのは牡蠣と生ビール、そしてホタテのはずなんですが、ホタテだけ配送業者が違っていた関係で到着が午後便のようでした。で、管理人さんから人づてに「届きましたから取りに来て下さい」と聞いたタイミング、その時たまたま自分は何か作業していたわけで、佐久間さん@オイスター職人が「じゃ、自分が取りに行ってきますよ」と有り難いことをおっしゃって下さり、自分もそのままお願いした次第です。

それから数分後のことです。手が空いた自分がキャンプフィールドを眺めわたすと、佐久間さんが大きな発泡スチロール*2を抱えながらフラフラとこちらに向かってくるのが見えました。急いで駆け寄り上のボックスを受けとりました。佐久間さんいわく「ホタテ50枚に銀鮭の切り身少々ということだから楽勝だなと思ったんですが、まさか2箱あってこんなに重いとは思いませんでしたよ」。確かに。しかしなぜ「2箱」なんでしょうか?

ホタテは女川の養殖漁師さんからまさに「直送」してもらっています(養殖現場見学はこの時です)。とにかく新鮮この上ないホタテを電話で注文した際に、保冷剤代わりに、銀鮭の切り身も(サービスで)入れておきますね」とありがたいお言葉をいただいていて、ゆえに参加者を募る際にも追記で「銀鮭の切り身(刺身・ムニエルほか)が欲しい方はおっしゃって下さい」と書いていたわけです。

しかしそれなら間違いなく「1箱」で来るはず。なのに2箱、しかも小さく細長い箱のほうが重くて、しかも氷がカラカラ音を立てているし‥これはもしかして予想外の展開?




まずは「大きい玉手箱」を開けてみました。予想通り殻付きのホタテ*50です。



そして小さく重い箱‥開けてみたらご覧のとおり。こ、これはもしかして‥(ほぼ確信)。





しかも、シカモ、鹿もですよ、常連参加者の「おにいちゃん」が何かに気づき、さらに箱に手を入れてみましたところ‥


まるきのホタテさん、さ、サービスしすぎですよ!!(大笑)。切り身とか半身とかがルイベ状態で届くと思いきや、まさか丸のままの銀鮭ご本尊が2尾とは!これにはとにかくびーっくりでした!



1尾でこれですからね、これが2尾ってそれこそとんでもない量です!




しかしびっくり&喜んでばかりもいられません。この2尾の銀鮭はまったく「獲ったまま」の状態で、腹も裂かれていません(それだけ新鮮な証拠です)。でもですね‥



しかーししかし!ここで「2人の勇者」が立ち上がりました!!! 1人は東北の港町出身で、数年前に「ホヤ剥き、大丈夫ですよできます」とおっしゃって下さった「こゆう」さん、そしてもう1人は「おにいちゃん」。このお2人が、



というわけでお2人はしばし炊事場の流し場にて格闘開始です(本当にありがとうございます大感謝)。

さてそんなうちにもサークル界隈ではさらに新たな状況が展開していきます。



何と「グビねえ」さんからはスイカの差し入れが!しかもまだ5月なのにとてつもない大玉ではないですか!(これ買ったらすんごい高いぞー)。「頂き物なので」ということでしたが、こんなモノをいただけるということは‥グビねえさん、ハイソサエティに属する方に間違いないと拝察いたします!(笑)。そしてわたしのような「下々の者」はただおすそ分けをいただくのみです!



熟れ具合もバッチリ、トゲトゲの西瓜までもが食べ放題になりましたよぉ♪

この時、「これから海鮮モノもどんどん出てくるし、まだ暑いから配給は今しかない!」と思ったのですが、今考えれば半分は翌朝でもよかったかな?みんな朝は多かれ少なかれ『水分を欲求』していたはずだし。参加者の皆さんはどのようにお考えになるか伺いたいところです(でも来年もスイカが来ると確定しているわけでもないのであくまで参考意見)。でも自分としてはホントに嬉しかったなぁスイカ差し入れっ!

さてここからはいよいよ海鮮関係が始まります。佐久間さん@オイスター職人と事前に話をしていたところ「牡蠣より前にホタテを配った方がいいです。」とのこと。なぜならホタテの貝は、



ということでした。なるほど!このことは現地で口頭で伝えはしましたが、聞いていなかった or 脳内イメージしなかった方もおられると思います。来年以降は是非覚えていて下さいませ!





そんなわけで「ホタテを求める」方々が行列中。間違いなく美味しいですよー!




そんなわけで宮城女川産のホタテ貝はずんずん減っていきました。そのいっぽうでいよいよ佐久間さんの牡蠣剥きが始まりました。あ、いささか古い話ですが佐久間さんは2013/10に宮城県石巻市で開催された「三陸オイスターフェスティバル」に東京から唯一参加、地元三陸の牡蠣剥き職人が何十人もずらりと居並ぶ中で何と「9位」となった方なのです!

実は自分もこの時のフェスには行っていましたんでその様子は覚えています(その時の様子はこちら、牡蠣剥き競争の動画もあります@動画種類はFLV形式ですがよければご覧下さい)。残念ながら時間の都合で全ては見られず、佐久間さんの雄姿もその時は見ることが出来なかったわけですが‥それにしても不思議なご縁ですねぇ(5年目)。



はい、今年は北の真牡蠣(仙鳳 =釧路の東側)と西の岩牡蠣(長崎県五島列島)の食べ比べっ!そしてそのあとのフリー食べ放題は同じく長崎の諫早湾(有明海)産のブランド真牡蠣となっております!まずは牡蠣サポ事前登録者の食べ比べです。

この場は早剥き競争ではないので(笑)、佐久間さんは丁寧に剥いてくださいます。その時に心がけているというのが「貝の中の海水を出来るだけこぼさないようにすること」なのだそうで、そのため剥かれた牡蠣の中にも海水が残っています。そこで今回は「まずは海水味比べ」をやってみました。すると‥



そしてそのそれぞれの海水の中で育ってきた牡蠣なのですから当然味わいも違うはず。ということは養分が多めと思われる五島列島の岩牡蠣の圧勝か?とも思われたのですが、実際そうとは言えないところが「牡蠣道」の深みでありまして、自分としては身は小さいながらも「じわりとくる味」の仙鳳のほうが好みかなと思いました。

いずれにしても産地からここバラギに直送されているので新鮮さはスーパー等の比ではなく、磯臭さ等とは無縁です。今回佐久間さんが教えてくださったこと、それは





へえぇ!(雑学的知識が1つ増えました)。というわけでまさに新鮮この上ない牡蠣をうふふ系でいただいちゃいます!ウマウマ!ここ数年、気がつけばここバラギでは「レモンとかポン酢とか」の余計な味付けの必要性を感じたことがないのです。そのままスルっと‥いや、これも佐久間さんから以前いただいたコメントですが、



その話の続きで佐久間さんいわく「だから、ちゃんとしたお店では生牡蠣に包丁を入れて、味わいやすいようにしています」とのことでした。あ、そういえば数年前富山で飛び込みで入ったお店がそれだった!確かに!(この時です)。



限定ウマウマ牡蠣、無事皆さまのお腹に収まりました!



というわけで、いよいよ乾杯タイムも近くなってきました。運営者たるTakemaとしては「乾杯しちゃえばこっちのもの、あとは野となれ山となれ」なのですよ(笑)。

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