- その5 羽黒温泉を起点にちょこちょこと津軽めぐり - 羽黒温泉。僅かに残された温泉名なのですが。 |
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(2024年3月27-31日 その5) |
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というわけで「ペンションワンダーランド」さんにチェックインしました。新しくゴージャスなお宿ではありませんが、メンテナンスはしっかりなされており宿泊時において不満を感じることはなし。というか居心地よかったなぁ。 |
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おしんこどんは早速玄関先に「雪ちゃん」を製作。さていつまで残り続けるでしょうか? |
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とはいえ、反対側にはちゃんとシャワーカランもありますから(源泉利用ではない)、浴槽から湯をくみ出して洗う必要はありません(いや、自分はあえてそうしていましたが)。 |
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さて検温検温♪ふむふむ湯尻の表面で44.0度ですか、ぬるいですね(前夜のお宿湯との相対的比較です)。で、湯口は47.7度とまぁ常識的な投入温度です。先客さんによる攪拌効果および湯口が真下を向いているため源泉も浴槽内を対流するためか、特に底部がぬるいこともなくだいたい浴槽全体が44度弱に保たれていたと思います。 |
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窓は開けられていたので湯気モウとは無縁の快適入浴。 |
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それにしても、嶽温泉のバリ硫黄泉とは一線を画す泉質で、成分表には硫黄とか硫化水素とかの文字も一切ありませんでした。これだけ近いのに‥とも思いましたが、考えてみれば嶽温泉の源泉は奥山からの引き湯で、こちらの羽黒源泉とは水系が違うのです。いっぽうで下流に位置する湯段温泉とは同じ水系であり、何となく似た泉質であるのも肯けます。 |
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固形アルコールのファイアーによる余計な焼きもの鍋ものはない代わりに、しっかり冷凍でキープしてきた嶽きみのスープや(これ絶品!)、その他もまさに手造りの品々ばかり。ここの食事は本当に(量的にも)気に入りまして再訪必至かな(おまけでいえば夏もエアコンありですし)。 |
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朝の気温は6度ちょい。右上画像では見えていませんがそこそこの強い雨で、玄関下におしんこどんが製作していた「雪ちゃん」はすでに影も形もなく大地に還っておりました。この日はお昼ごろまで雨ところにより強し、午後から曇り一時晴れという天気予報でしたっけ。 |
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朝ごはんも美味しき適量(Takema基準)。 |
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この日は全然急がないので湯っくり。と、Takemaケムリ行動中にかの山屋さんのお一人が車に何かを運び込んでいたのだか搬出していたのだかを見ており、すれ違いざまにちょっとお話をする機会がありました。山屋さんからのお声がけいわく、 |
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ええっと自分は数十年前高校山岳部の部長でした。大学の登山サークルでは余所者なれど(他大学在学者)そこそこの経験者として登山パーティーのリーダーとしていろいろと縦走計画の立案のみならず食料計画(これ超重要)、必要燃料量の想定その他を考えて、冬山・春山を含めて登ってきたつもりです。そんな自分がこの山屋さん4名パーティに(心の中で)申し上げたかったのは‥ |
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ただ、自然学校校長であるペンションのオーナーさん@岩木山のプロがストップをかけていなかった以上、自分には何も言えません(たぶんあまり上までは行かれないと想定していたのでは?)。 |
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新岡温泉にやってきました。ここに来るのは2回目ですが、何だかもう一度入っておこうと思ってやってきた次第です。脱衣カゴには先客さんの着衣がお一人分。うーん惜しいなぁと思っていたら、ほぼ入れ替わりに出て行かれたのでこれ幸い! |
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モール泉ですかそうですか(公的な泉質名はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉)。上画像にも「浴そうは毎日そうじをして‥」とありますが、前回訪問時、オーバーフロー湯が流れる洗い場であわやすってんころりんしそうになった記憶があります(ぎりぎりのところで踏みとどまった)。さて今回はどんなものだろうかと確かめてもみたかったのです。 |
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検温はしませんでしたが、体感的には42度台半ばというところで万人受けするかな。さてオーバーフロー部分‥お?確かに滑りやすくはなっていますがすってんころりんレベルまではいかない?あの時の自分がただうっかり八兵衛だっただけかな? |
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とにかく湯口に近づき、続いては生理学的検査に入ります。いや、単純に見た目と浴感チェック、それに源泉テヘペロリなんですけれど(苦笑)。 |
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ちなみに旧番台部?に設置されていた立派な掲示(左上画像)には「源泉:47.6度」(2007年)とありましたが、脱衣場入口の掲示(最新分析 2017年)では「46.0度」となっていました。10年で1.6度下がっている?これはちょっと心配な案件でもあります。湯脈は違うとはいえ近隣の嶽温泉があんなに苦労していましたから。 |
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そもそも下調べが甘くて(いつものこと)、次善の計画どころかこの日どうしようかも前夜に考えたわけです。さらにこの日は雨が降っていたわけで屋外はパスしたいとなると選択肢はほぼなくて‥の中での「窮余の一策」だったわけです。でもなかなかよかったかなと(オフシーズンで空いていましたし@個人的に重要)。 |
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まずはねぷた巡行に欠かせない太鼓と笛の実演から。で、このあと「では、太鼓を叩いてみたい方、いらっしゃいませんか?」というわけで満を持して?おしんこどんはかつて北海道盤渓ひかり温泉での私設盆踊りの太鼓役を始め、八丈太鼓も叩いています(この時とか)。というか彼女は地域のお囃子でも普段から篠笛や太鼓を演奏しているんですよね。 |
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さ、太鼓を叩いたあとは見学しましょ。 |
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このあと、津軽三味線の演奏があるというので再び太鼓の場所に戻ってきて鑑賞です。比較的シンプルな「津軽じょんがら節」。 |
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外へ出てみると、雨の降り方は弱くなってきていました。さてどうしようと考えたところでやっぱり温泉かな。ちなみにツイッターXのフォロワーさんが「以前はアウトドアでガンガンやっていた人が温泉ダーになっていた。どうして?と聞いたところ『だって温泉は天気を気にしなくていいし』と返してきました」的なことを書いていました。自分も同感です(野湯はともかく)。 |
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3階建ての大きな施設で、以前は宿泊営業もやっていたようですが現在は日帰りのみで家族風呂は別棟に2室。ん?ということはもしかして? |
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プラ波板で囲われた通路を通って家族風呂へ。この通路、何だか生活感がありましたね(変な意味ではありません)。お部屋はフローリングにソファーが置かれておりました。もしやこの別棟の2部屋は旧宿泊施設だったのかも?(根拠は薄弱)。で、肝心のお風呂といえば‥ |
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1時間1500円、休憩室も脱衣場もそこそこ広くて、それこそ家族連れであればかなりゆったりくつろげるのではないでしょうか。造りも綺麗です(あ、われわれには広すぎかも)。 |
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お湯は出しっ放し式で入れ替え式ではないようです。ナトリウム-塩化物泉の無色透明湯で少々の塩味と何やらとっかかりのあるうっすら苦みがあります。湯の個性としてあまり特徴はありませんが、毎日浸かる湯としては極上です。なお湯口にはご覧の通り湯花キャッチャーが固定設置されており、茶系の湯花が溜まっています。 |
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浴槽内の湯温は42度弱くらいで適温です。湯口には湯温調整のできる蛇口が付いていますが一切触らず、湯守が「これがベスト」と設定した状態をキープしました。あぁー、いいわぁ(しみじみ)。 |
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来たときは気づかなかったのですが、ロビーには大きなゲージが設置されておりました。うん?鳥かごじゃないし、ゲートは開いているし、ん?爪研ぎがセットされている?ネコのおうち? |
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やってきたのは「蕎麦清」というお店。来てから知ったのですが、すぐ裏には「清野製粉」という工場が。どうやら(間違いなく)製粉工場の直営店のようです。これは期待できます!(ちなみに車は工場側のスペースにも駐めていいみたいです、というかそちらしか空いていなかったので)。 |
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おしんこどんは天重とざる蕎麦のセット、Takemaは天ざるを注文しました。うん、天ぷらの揚げ具合がかなり絶妙で美味しい!個人的には薬味のネギがもう少し多いと嬉しいところなんですが、それはともかくとしてもかなりグレードが高いです。満足満足。わかりにくい場所にあるんですが、そこそこお客さんが入っていました。 |
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昼食後、途中R7沿いのGSでガソリン補給をしたのですが‥ |
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なぜこんなに安いんだ?とびっくりしました。一般に、「製油所からの距離とガソリン価格は比例する」と言われ、製油所は海沿いにあることが普通ですから内陸県では価格が高い傾向がありますが(長野県など)、青森県に大規模な製油所があるという話は聞いたこともないし? |
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このあとは(時間調整の必要もあって)道の駅つるたに立ち寄りました。どうも最近も来たよなぁと思って調べてみたら、半年前の2023夏にも来ていました。画像はありませんがむちゃくちゃ暑かった記憶だけは鮮明です(笑)。 |
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で、半年前同様に「鶴の舞橋」へ。とはいえこの橋は3月末までは通行できず、さらには昨年度から3年計画で大規模補修工事中なので今回は遠望するにとどめます(2023/7の訪問ページはこちら)。 |
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