- その7 五所川原うろうろ、津軽〆湯のあと小坂経由で南下! - ![]() この画像から「あそこだ」と場所が特定できるあなた、「通」ですね。 |
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(2024年3月27-31日 その7) |
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ところで、このお出かけ直近の大相撲三月場所で、新入幕ながらまさかまさかと勝ち進んで幕内最高優勝を成し遂げた尊富士は五所川原市金木出身。太宰治と同じ出身地なんですね。金木は旧金木町ですが現在は五所川原市なので、五所川原をあげてのお祝いムードとなっていました(貼り紙だけですが@右上像マウスーオーバーで別画像に変わります)。 |
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![]() (高さ23m。上画像マウスオーバーで拡大画像に変わります) |
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館内は立佞武多3台の山車が展示されていて、まずは上画像のように下から眺め、その上でエレベーターで最上階まで上がり細部を見学、そこからは周回スロープをゆっくり下りながら3台のそれぞれの部分を見学するという趣向になっています。また定期的にビデオ上映もありますので一度は見ておきましょう。 |
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![]() 『暫』の背面の絵柄です。細かいなぁ。 ![]() 『かぐや』には牛車も描かれており、よく見ると餅つき兎も。 ![]() こんな小物ねぷたも。古い時代のねぷた像も。 ![]() |
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ちなみにこの立佞武多の館は立佞武多の保存のみならず新作の製作場としての役割もあり、天井部をよく見ると移動クレーンなどの設備も見えていました。そうしていざ山車を出す時には、この周回通路の一部エリアが跳ね上げられて全開となり、ここから1年に1度山車が表に出るわけですね(2024は2度か?@上記事情により)。 |
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さてページトップのこの画像を再掲です。この絵は昭和10年頃のねぷた山車に描かれていた絵の現物だそうで、保存状態がよかったのか赤い衣の色合いもよく保たれています(約90年前に描かれたものですよ!)。 |
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実はこの前夜、地元のTV番組で「尊富士の優勝を祝って、立佞武多の館では地元名物のしょうが味噌(こんにゃく)おでんを割引販売しています!」と紹介されていたのです。というわけで1Fの喫茶コーナーでいただくことといたしました。左上画像マウスオーバーで別画像に変わりますが、割引価格は「30円」でした。まぁそれぞれに思いはあるでしょうが感謝感謝ということで。ちなみにそこそこ美味しかったのですが、やっぱりしょうが味噌おでんなら銅像茶屋(八甲田)の味の印象が一番強いかな? |
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記録によると「2017に再々訪」とありますから(この時です)今回で4回目の訪問ということになります。無人の共同湯ですがなかなか人気があります。ただこの日は平日の10時半過ぎという、農事始めのこの時期においては皆さんいろいろお忙しいはずですよね。先客さんの車は1台だけ。さてどうだろう? |
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![]() ![]() (実は入れ替わりだったんですが) |
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振り返れば初訪の2006年には独泉貸し切りでした。ただその後の2回は先客さんありだった記憶があります。久々の貸し切り入浴だぁ。というわけでまずは「紙に名前を書いてその上に湯銭を置く」というお支払いタイムです。地元の方々の利用がほとんどでしょうから、名前と実際の浴室の面々を首実検すれば「あれ、あいつ払ってないぞ」ということが一目瞭然となるがゆえの支払いシステムなのでしょう。 |
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![]() (ネット死語絵文字) ![]() |
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実はこれまで真上を見たことがなかったのかまったく記憶がありませんでしたが、この湯小屋、かなり本格的な造りだったんですね。湯気抜き部も含めてかなり重厚さを感じます。 |
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というわけで津軽の〆湯に入浴完了です。なお掲示物の中には「梅沢温泉の気概を示す」貼り紙もありましたよ。 |
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まぁ当該課がどんな思いでいるかはわかりませんが、2024年現在、これまで安い安いと思って利用させていただいてきた津軽地方各施設の日帰り料金もずいぶん上がりましたよね。そんな中「200円」を貫く梅沢温泉さん、さすがです(でももう100円くらいは上げてもいいような気はしますが)。 |
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![]() 津軽道から東北道へ。一気に南下するか?いや。 |
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そういやお昼食べてないゾ的大問題がわれわれの前に立ちはだかりました(笑)。いや、いざとなればSAPAの食堂レストランでもいいんだけれどさ、東北道もこの北部エリアとなるとその選択肢も少なくて、うーん花輪SAとかでも「松屋」一択だしねぇ(普段から時々食べているのでやや躊躇)。 |
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![]() 到着。なるほど、レストラン名は「青銅館」だったのね。 ![]() |
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注文した品はこの2品。「何だよ、これくらいならPAでも何とか頼めそうじゃん?」と言われそうですが、カツは地元小坂町産の「桃豚」を使用しており地元ならでは系地産地消のメニューなのでこれはこれでよし。コーヒーも無料だったし問題なしです。 |
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小坂は鉱山の町として早くから栄えた町で、秋田県で「電気」が初めて通じたのもここ小坂だったといいます(県都秋田よりも早かった)。その繁栄を示すが如く鉱山事務所やこの芝居小屋は西洋的な意匠の建築で、ともに国の重要文化財に指定されていますが、どちらも「現役」であるところがすごいです(冬期は休業)。 |
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また人情芝居を観ながらお酒を飲みたいなぁ(面白いですよ是非!)と思いつつ、過去の宿泊に思いを馳せたTakemaでありました。 |
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岩手山を北東部側から見ているはずですが、北側斜面よりも東側の焼走り側のほうが圧倒的に雪が残っていました。頂上の北西側はやや急峻な地形となっているので雪が留まりにくいのはわかりますが、真北の斜面の斜度は東側とそう変わらないはず‥あ、そうか植生か。北側は東側に比べて樹林帯が上部まで上がっているのですね。 |
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