- 2019夏、ジョージア編(12) ヴァルジアの湯を屋内外でタンノー!- 噴出しているのは温泉です!われわれは勝手にこれを「温泉バズーカ砲」と命名(笑)。 |
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谷あいのヴァルジア地域に到着したのはそこそこ遅くて、さすがに日没前とはいきませんが太陽は山の向こうに隠れたあとでした。が!まずは温泉でしょう! |
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ん?どういうこと?と思いましたが、何のことはない、手を差し出した場所の違いです。ご覧のように源泉は勢いよく霧状に噴出していますから、噴出と同時に一気に「空冷」されるわけで、遠慮して噴出口から距離があるところで手を出せば冷たいし、噴出口ぎりぎりで手を出せばまだ熱いというわけです。ちなみにシャルワさんは背が高いので、高い位置の噴出口にも楽々手を伸ばせたということもあるでしょう。 |
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(計測温度をロックして表示しています) |
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で、このあとは屋内施設へ。ここはプールということで水着着用のようです。 |
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壁に書かれている手書きの数字は管理人さんの携帯電話番号でしょうか? |
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もっともこの時は管理人さんがおられました。ただ、「さっき予約が入ってね、あと20分くらいでポーランドからの団体が来ることになっているんだ」とのこと。というわけでこの日は見るだけにして、明日バズーカともどもタンノーしちゃれということにいたしました(朝一番を予約)。で、そのプールはといえば‥ |
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というわけで明朝が楽しみ。さてお宿へと向かいましょう。 |
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この日のお宿は渡辺さんも初めて予約したということで、メインロードからダートの細道を少し上がった場所にあります。というわけでここで宿のご主人のパジェロイオに乗り換えて進みます。確かに急坂&急カーブなどもありましたが、翌朝シャルワさんのエスティマは問題なく宿まで上がってきました。4WDだしねぇ。 |
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というわけで山の中腹にある「Varedzia Terrace」が今宵の宿となります。3階建てで、3階には広いテラスがありまして、そこからは「あれ」を一望できるわけです。その「あれ」とは‥。 |
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(ちなみに到着時は暗かったんで翌朝撮影したものです。明るすぎますが)。 |
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この遺跡は12世紀頃、紛争を避けるためにこの崖に街を造り教会を造り、1つの街として機能していたのだそうで、後年の地震による崩落で街は放棄されたようですが、現在でも修道院だけは使われているようです。 |
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ちなみに夕方のこの時間(18:00)、洞窟遺跡はこんなふうに見えていました。まだオープンしていたはずですが、そこで見に行くと夕ごはんにあぶれるのでしょうがないのです。で、数組のお客さんがいる川沿いのテラス席へ。 |
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うむ、なかなか悪くないシチュエーションです。しかし着席後しばらくして突如として川が増水し、右上画像のイトトンボくんが止まっていた岩も水流に沈んでしまいました(左上画像は増水後に撮影したものです。Takema背後の川も多少渦を巻いているのがおわかりかと思います)。上流にダムでもあるのでしょうか。 |
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と、対岸を見ていたら、神職とおぼしき方が川の水をポンプで汲み上げようとしていました。洞窟内の修道院の方でしょうか、となると修道院の生活用水を確保しに来たようです。 |
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夕ごはんはこちらを分け分けにて。真ん中画像の挽き肉ソーセージ状はなかなかでした。ジョージアではあまりこういう料理がありません。焼いた肉といえばケバブなんですよね。前にも書きましたが「肉牛」の肥育が行われていないので、たとえばステーキともなると肉が固すぎる感じになってしまうのでしょう。 |
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と、ここで何やら若者の団体がやって来まして隣のブースは一気に満員に。で、夕食の時間のようなのですが、なぜかパンとサラダしか配られていないような?ヴィーガン?それとも何かの宗教系?何だかよくわからないままでしたがいずれにせよ何らかのサマースクールか何かなのでしょう。 |
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(ええっと、自分は2000年から2014年まで、これと同じバイクに乗っていたのです) |
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長年見慣れたパネルも懐かしい!スピードメーター、「正午」でも「200km」でしたそうでした(笑)。デビュー当時にはホンダのフラッグシップだったんですよ。その後もっとスゴイのが他社から出てきましたがそれは21世紀になってからの後出し。やはり自分が長年このバイクに乗る機会があったというのは実に嬉しいことだったなぁと。だって、 |
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いわゆる「スーパースポーツ」に属するバイクでしたが、乗りやすかったですねぇ。あ、ただし使い方は「スーパー過積載タンデムツーリング」とか、設計者が想定していない乗り方もあったとは思いますが(たとえばこちらとかこちらです)。 |
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ここでライダー氏が戻ってきたので、その旨を渡辺さんに伝えてもらい左上画像の記念撮影となったわけです。この方の身長だと足つき具合も楽々だろうなぁ。でも自分もそんなに苦労はしませんでしたけれどね。今乗っているVFR800Xのほうがよっぽど足つきは悪いです。 |
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宿に戻ると先客さんがお2人。ブルガリアからお越しの男女お2人で、レンタカーでこのあとトルコに抜けるのだとか。お2人ともお酒はいけるクチということなので、Made from 芋のお酒を振る舞うことに。「オイシイです」とはおっしゃって下さいましたが、もう自分では気にならない「芋のニオイ」とかはどうだったのかな、すっかり聞くのを忘れていました。 |
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明けて翌朝。われわれはいつものようなジョージアタイムで8AMからの朝ごはん、8:40の出発でしたが、ブルガリア人のお2人は食事もなしで出発していきました(この日は遠いもんね)。でも出発はせいぜい20分早かったくらい?サムスンまでは遠いのでお気を付けて。 |
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(なおプールなのと、このあとの移動も考えて水着着用ね)。 |
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投入口の源泉温度は51.1度。プール中央部では39.4度で、プールとしては熱すぎるんじゃないかと思いますが、ここで真剣に泳ごうとする人は皆無だと思うので(笑)。というわけでおしんこどん‥ |
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Takemaは浮いているだけでございますが、これがまた気持ちいいのさっ! はしゃぎ終えたあとは静かに湯浴みに興じるわれわれです(笑)。 |
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さて、それではこちらのプールから水着を着たまま移動、そう、めざすはあの「温泉バズーカ」でありますよ! |
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(いや、実際は湯小屋の手前にあるので先に見ているんですけれどね)。 おしんこどんももちろん果敢に立ち向かいます。 |
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そんなわけでこちらも是非動画でお楽しみ下さいませ。 |
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ちなみにこのバズーカ砲の脇には源泉タンク、その反対側には廃墟となった建物の残骸がありましたが、何となく建築中に工事が止まりそのままうち捨てられたようにも見えます。サナトリウムにする予定だったのかも知れません。それにしても‥ |
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プール小屋内で着替えて無事温泉満喫完了です。ちょうどわれわれが着替え終えたところで「次の方」がお越しになったようでタイミングもバッチリ。そんなわけでいよいよトビリシに向けて出発しましょう。 |
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遠望するだけだったヴァルジアの遺跡、またねー。あ、あそこが修道院なのかな? |
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そんなわけで続きは次のページにて。 |
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