ちょっと1泊奥会津でほっこり

− その3 会津大塩の湯を宿泊でタンノー後、3湯に入って帰宅進行中「え、ええっ!」 −



「奥会津のマッターホルン」蒲生岳もまだまだ雪に覆われてました(2013/3/22)。



伊南川沿いに北上し只見町へと向かうにつれて雪が深くなっていきます。


いいお天気ではあるのですが日が傾くにつれ徐々に風が冷たくなってきました。まぁそりゃ3月下旬の雪国だからしょうがないのですが、そうなると「もう1湯」の願望と「暗くなる前に着かなきゃ」という理性とのせめぎ合いが強まってくるのでもあります。

宮床温泉はどうやら休業してしまったらしいので、となれば古町温泉の赤湯かなと思って立ち寄ってみたのですが、時間的に混み出すタイミングゆえ駐車場がほぼ満車なのに恐れをなして断念(笑)。パナの湯は最近入ったばかりなのでスルーし(イマイチお湯にインパクトもないんですよね)、気がつけばR252の分岐まで来ちゃいました。

あれま、途中で南郷のトマトジュースも買う気満々だったのに、JAの直売所も通過しちゃったようです(時期柄まだ閉鎖してたのかも)。途中、この近辺唯一とも思われるスーパーに立ち寄ったのですが南郷トマトJはなく(大手メーカーのものしかなかったので)これにて断念。


町内の中心部はさすがに除雪が進んでいましたが、そこから少し離れると右上画像のようにまだまだたんまりの雪の回廊が続きます。いやーこれは雪解けまでにまだまだ時間がかかりそうです。でも「気温が上がればみるみるうちに」ということでもあるんでしょうね。


集落内でもご覧の通り、除雪は道路&家の周りに限定されています。その一方で除雪した雪を雪捨て場に運び込むダンプカーの姿をあちこちで見たのも事実。今年は雪が多いからこの時期まで行っているということなのかも知れませんが、いずれにせよ春はもうすぐ!奥会津の皆さまあと少しの辛抱です!(って、この文をタイプしているのは5月下旬ですからもう現地の雪もほぼ溶けたはず=説得力のない文をタイプしてごめんなさい)。


さてそんなわけで、16:30にめでたく「民宿たつみ荘」さんに到着。大塩温泉の共同湯がお隣という、あまりにうらやましすぎる立地です。ここ大塩温泉に初めて宿泊したのは2004年の1月で、あの時は「雪の只見線」をタンノーすべく小出から飲んだくれてやってきたのでありました。

そして宿泊は国道沿いの岩崎屋さん松の間(その時の旅行記はこちらから)。で、その時に「岩崎屋さんとこちらたつみ荘さんそれぞれのご主人は親族関係にある」ということを伺った次第です。

そして時は流れてTakemaも徐々に大人になり、いやそうじゃなかった温泉行脚に本腰を入れ始め、こちらたつみ荘さんの「季節限定露天風呂」を何度も利用させていただくようになり、そろそろこちらにも宿泊を‥と思っていたところであの東日本大震災、そして同年7月末の会津豪雨となったわけです。

かの豪雨により一時は「再開不可能」の判定まで受けたというたつみ荘さんですが、そこから不死鳥のようによみがえり、さらには60年前にダム工事で沈んだという旧共同湯も復活!(2011/10に入浴させていただき、さらに2012/10にはおしんこどんと合わせて入浴!その時の様子はこちら)。となればそろそろ万難を排してこちらのお宿にお世話になりたいと思っていたわけですが‥


というか、週末はもちろん混むのにぎりぎりまで予定を組まないものだから「すでに満室」ということがあったりしたわけです(全然違うじゃん)。しかし今回は平日(金曜日)の宿泊、しかも事前に(前日だけど)予約を入れておいたのでこれならママも安心さ系のトライデントシュガーレスガムなのでありますよ(古)。


民宿前の広場はまだ雪の殿堂状態。玄関に入るのにも雪の階段を数段下る状況です。しかし玄関に入るとふわっとあったか、女将さんが出迎えて下さいました。一応ご挨拶は初めてではないですしそもそも予約をしていますから話は早いです(当然)。まずは2Fの部屋に案内していただきました。


うわ、広い角部屋でありがたき哉。しかも部屋の窓からは只見川の流れを一望することが出来るわけです。ん、も、もしかしてアレは間違いなくアレです!(右上画像マウスオン)。


(お風呂の縁だけが見え始めてます)

雪解けの春先、地下水の上昇に伴いほんの一時期だけ自噴するこちらの露天風呂、わたしも3-4回入れていただいたことがあります。ただ、ダムが湛水を中止している現在においては地下水位も上昇できませんから、たぶん今年も‥駄目でしょうね。

で、逆にその湛水中止により姿を現した「河原の湯」ですが、聞けば「今は増水しちゃって川の中なんですよ」とのことで、考えてみれば時期柄あたりまえのことなんですがこの時は考えてもいなかったので「うわぁ残念‥」。でも、お隣が共同湯なのですから問題ありません。というわけで「がっつくことなく」湯ったり滞在を楽しませていただきましょう!


まずは暗くなる前に周辺をお散歩。もちろんお風呂という手もあったのですが、先ほどの木賊温泉でかなり長湯していたことと、ちょうど夕方の温泉ラッシュアワーというわけで地元の方々がずんずんとお風呂セット片手にお越しになっていましたので‥。

それにしても雪が多いなーと思いつつ国道に出て、かつてお世話になった岩崎屋さんの外観をパチリ。いまだ会津豪雨の爪痕は現地各所に残っており(国道を走る限り見えないだけです)、その復旧工事に携わる方々が多くこちらに宿泊なさっているそうです。この地区の国道橋(二本木橋)だってまだ仮設のままですしねぇ‥(なお、仮設橋ができる前の現地訪問記はこちらから)。

その二本木橋まで歩いていこうと思ったのですが寒くなってきたのでやめました(根性なし)。部屋に戻って少しのんびりしていたら‥「ごはんでーす!」とのことで食堂へ。本日のお客はどうやらわたくしTakemaだけのようです。

なぜか夕食画像を取り忘れていたのが悔やまれるところですが、おそらくそれはご主人と女将さんとの話が盛り上がって撮るのを忘れたということなのでしょう。もちろんお酒をオーダーして会話パワーを加速したからともいえますが(笑)。して、その会話の中心はといえばやっぱり昨夏の「仙人温泉小屋」訪問談義。

こちらのご主人と温泉小屋の高橋さんとは兄弟同然のおつきあいであるということで、昨夏の温泉小屋訪問時には高橋さんほかの皆さまに歓待していただいたこと、忘れるはずもありません。その時の様子や「会津のオヤジは気にしないようだけれどマムシ酒はこうやって造ると見栄えがいいでしょう?」とおっしゃっていたこと、また逆にご主人が「高橋のやつ、ネズミまで焼酎に漬けちゃうとはな」とおっしゃっていたことも印象に残っています(笑)。

ご主人はお酒を(諸事情で)お飲みにならないので女将さんとお酒を酌み交わしつつ、楽しい時間は瞬く間に過ぎました。ん?あ、気がつけば間もなく共同湯の終了時間!というわけで場をお開きにしてお風呂へと向かいました。


行ってみてお湯に浸かっていたら、管理の方が掃除を始めようとお越しになりました。あーごめんなさいこの時点で実はまさにタイムアップ(20:30)だったんです。というわけで言われたとおり電気を消して部屋に戻りました。そのあと寝るまでは部屋でしばらくゴロゴロしましたが、全然寒くなかったなぁ。

明けて翌朝。この数日前には-10度くらいまで下がったということでしたが、この朝玄関の温度計を見てみたら「+1度」。というわけで何とも暖かい朝でありました。


朝食後しばらくまったりしていたのは、実はこの日の地デジ旅番組「旅サラダ」でまさにここ大塩の共同湯が放映されるということを聞いたからです。つまりそれは‥


ちなみに温泉レポーターは奈美悦子さんで(右上画像のTVに大塩共同湯の入浴シーンが‥)、ロケ取材時に直接関わったご主人によると「裏表の全くない、TVに出ている時とそれ以外の時とがそのまま変わらない方」だそうです。そういうのって大切ですよねー。

さてTV観賞後は当然のごとく現物湯へと向かいます。あ、放映後にしっかり電話が入っていたのはある種のお約束ですね。ちなみについ先日、われわれがたまたまTVを見ていたら「通りがかりの主婦に某感想という会見を聞く」タイミングでお出ましになったのが何とおしんこどん姉!放映直後おしんこどんがすぐさま電話を入れたことはいうまでもありません(残念ながら留守でしたが)。


そういえば、初めてこちらの湯を訪問したときにはこの入口奥に休憩室があり、本も置かれていてちょっとした感じだったのですが、今やその部分は完全に解体されちゃってます。いったいどうしてだったんだろうと気になってたんですが、予想通り今回も伺うのを忘れました。

お風呂は8:30-でしたが「旅サラダ」とかぶる時間だったので実際に行ったのは9:00ちょっと前。さーて大塩&横田地区の皆さんはどれだけ集結しておられるのでしょうか?



いやそのことは、玄関に靴が一足もないことでわかっていたんですけれどね(笑)。というわけでいざ大塩の湯を貸しきりでいっただきまーす!





金気臭をそこそこ強めに感じる湯は、飲んでみると甘みと金気、それに「はじけそこなった炭酸」を感じる立派なもの。これで加熱湯なのですから河原の湯は‥そう、炭酸シュワシュワなのは前にも書いたとおりです。

そんなわけで朝のお仕事完了、たつみ荘さんをあとにします。そういえば滞在中にご主人が「Takemaさんはもう仙人温泉に行くのにウチの名前を出さなくても大丈夫だしね」とおっしゃってくださったのが印象的でした。そういや2012秋に高橋さん自身がたつみ荘さんに来訪していたっけ。その時少しはわたしらの話にもなったのかなぁ?(へたれ登山者だったのでお恥ずかしい話ですが)。

さてそれでは炭酸水でも汲みに行きましょう。と、こ、コレハ!



左上画像で重機が乗っている場所は本来舗装路というところに今年の雪の多さがわかりますし、右上画像も「なんだここは立山室堂かっ!」みたいな感じです。しかしもちろんそれは「除雪作業が日々行われてきたことの証左でもありますんで、この先にある水汲み場はしっかり大丈夫です。



そんなわけでしっかり水汲み完了。よーしこれで芋焼酎を割って飲むぞー(変なところでやる気満々)。



このあと仮設の二本木橋を渡りますが(左上画像)、上流側では本橋架橋の取り付け道路工事が行われているようでした。今の直角交差から「斜めに川を横断する」感じになるのでしょうかね。

で、現地経済に少しでも貢献するべくまたもヒロセ(滝沢商店)にてタバコを1カートン購入。たばこ税は地元金山町の税収にもなりますから、買う物が見あたらないときはすぐさまこれです(たしか2011秋にもここで買いました)。

さて続いては‥ついつい前を通るとほぼ間違いなくスルーできない湯倉温泉へ。



ああ今回もやっぱりこの禁断の橋を渡ってしまいました‥(右上画像マウスオンで湯足画像に変わります)。



そんなわけでほっこりしたあとは会津川口方面へ。しかし本名ダムは洪水災害後相変わらずのフルゲートオープンのかけ流し、いや違った只見川本流の垂れ流しモードでした。昭和29年の竣工という古いダムですし、今回の災害でダメージを受けているはず。このダムを今後どうするのか?

このダム直下で川を横断していたJR只見線の橋梁がこっぴどい状態にまで押し流されたことを考えると、JR「このダムがこのままでは同じ場所に再架橋はできない」>東北電「今回の災害は上流の電源開発の予告なき放流にそもそもの問題がある」>電発「想定外の降雨量だったのでやむを得ない」>結局どこも責任を取らず、故に補償も公的なものしかなく‥

それはオカシイとしても、会津豪雨の場合「被災者」とは明らかな物理的被害を受けた方々であり、その点は明確な線引きができますから、行政や電気事業者等に対する不満はあっても「横のやっかみ」はあまり大きくないのではと思われます。

ただ、原発関係の被災地周辺では、震災後2年を過ぎた今「人々の間にふつふつとわき上がる思い」があるのかなとも思います。あ、このことについては2013GW編で触れざるを得ないことだと思いますが‥。

話を本名ダムに戻せば、右上画像マウスオンでおわかりの通り「この地域の『心のライフライン』たる只見線が運行していない」ということ(2013/5現在 会津川口−只見間運休中)はいろいろな分野に大きなダメージを与えていると思います。冬期間寸断される道路、しかし真冬でも(本数は少なくても)新潟県までの足が確保されているということ、それは観光面でさらに大きなインパクトとなってくるわけですから。

東北電力および電源開発は、「会社のメンツ」を抜きにして、「超社規的措置」によりJR只見線の全線開通に向けた支援をすべきです。だって‥国鉄民営化の前後であれほど多くの線路がなくなったのに、JRが(当時でも大赤字だった)只見線をなぜ残したか‥


ということでもう言いたいことは言い終えたのでこれ以上はやめましょう(開き直り)。


そんなわけで会津川口からR400で玉梨のとうふ茶屋へ。先客さんはおらず店内には炭火で沸き上がったお湯が湯気をモウモウとあげていました。土曜日とはいえ旅行シーズン前午前中の早い時間ですから先客さんはなし。ここのおからドーナツはおしんこどんの好物ゆえお土産で購入。


しっかり試食用の揚げたてをいただき(ちなみにここで試食品をもらえるかどうかはある種店員さんの気分次第のような気もします)、お店の前に引かれている湧水を(許可を得て)20Lほどいただき(右上画像=いただき中)、このあとは玉梨の共同湯へと向かいます。


玉梨&八町の共同湯がありますがこの日は玉梨を選択。絵的に映えるのは混浴である八町の湯ですが‥





どちらも金気&炭酸味のある湯ですが(ただし高温ゆえほとんど飛んじゃってますんで痕跡系ということでね)、今回はお湯の表面に油膜さえ発見!(左上画像に何となく見えてます)。湯口はパイプ1本のみのシンプルそのものですが(右上画像マウスオン)、この湯がまた何とも熱くてたまりませーん!

そんなわけでタンノーしたあとは、実は最近お気に入りの無人販売店へ。共同湯入口に位置するお宅の庭先にそれは設置されており、湯を利用する場合目に入らないわけがありません。


通常は扉が閉まっているので遠目には「やっていない」ようにも見えますが、利用者はこの引き戸を自由に開けて構いません。今回は‥「自家米 ひろめぼれ1.5kg」500円と(や、安っ!)、それと山ぐるみ400円干しぜんまい1000円を購入しました(両上画像マウスオン)。特にここで買うお米はかなり絶品系のおいしさなんですよ。こちらに立ち寄ったら是非お買い求め下さい(笑)。

というわけで今回この界隈でのミッションは全て終了。あとはまっすぐ帰るだけ、あ、いわき湯本界隈でちょっくら海鮮丼食べがてら1湯でオシマイにするのもいいかと思いついたので会津坂下ICから磐越道に乗りました。が、ん?ああそうだ!


と思いついたので磐梯熱海ICで高速を降り、とはいえ何の下調べもしていなかったのでとりあえず駅前の観光案内所へ。そこでわかったことですが、磐梯熱海温泉の共同湯はそのほとんどが夕方からの営業となっているんですね。さすがに夕方まで待っているわけにもいかないし‥と思ったところで「あ、元湯なら開いてますよ」とひと言。それで決定しました!(複雑笑)。


駅のロータリー周回部に専用駐車場があったので車の置き場は問題なし、そこから1分くらいのところに元湯の入口がありました。もう、この両上画像の風情を見るだけで何だかときめいちゃいますね(笑)。


こちらが浴室棟への入口です。天井のあたりは塗装が剥落し始めており、鄙びというより「○ロ」といえなくもありません(苦笑)。しかし、まだこの時はここ元湯についてまだ何も知らなかったTakemaなのでありました。

右上画像にマウスオンすると現れる黄色のロッカー(ちなみにだいぶ年期が入っている)に服を入れて‥うーんどうやら先客さんが複数いるようなのでとりあえずカメラは持ち込まず‥で、まずはかけ湯をジャバっ‥


心の準備なしにぶっかけましたからビックリ感も満員御礼!そ、そういえばマウスオンしない右上画像の分析表にはちゃんと「源泉温度=30.0度」って書かれてます!(あとで気づいたんですが)。先客氏はぬるツメ湯に浸かったまま身じろぎ1つしていませんでしたが、なるほどわかるぞその気持ち(笑)。

浴槽は大小2つあり、大きい方がぬるツメ系で湯温は30度台前半かと。小さい方は加熱なのか別源泉なのか温かいのですが、結局はぬるい方にしか浸かりませんでした。男女の仕切り壁下から源泉が投入されており、1つは真水そのものの温度でしたが、まさかここで水道水を入れるわけもないでしょうからこれも源泉の1つなのでしょう。成分含有量の少ない単純泉ですね。

もう1つは浴槽内よりも僅かに温みを感じる湯です。なるほど道理で別の先客さんがこの湯投入ポイントから動かなかったわけだということで、Takemaもしばらくこのポイントを占拠(笑)。15分くらいかな。

ぬる湯ゆえ先客さんは上がる気配すらありませんでした。うーんしょうがない時間切れ!というわけで退散。悔しかったので、脱衣場側からガラス越しに先客さんが写り込まないエリアを撮影しました。



湯上がりにはブルッと震えた身体でしたが、服を着てしばらくすると何だかポカポカしてくるのはぬる湯の定番的特徴ですね。汗も出てきてビックリです。清掃の状況等気になる点もないわけではありませんが、たまにはこういうのもいいかなと。ただし心の準備は必要ですね(笑)。ちなみに夏向きの「湯」であろうことは間違いありません。

さてそんなわけでこのあとはいわき方面にむけて磐越道を南下します。この時点で14:00を回ってましたからあと1時間後となると閉まっちゃうところが多いかな、でも土曜日だし大丈夫かなと妄想というか想定をかき立てていたところで、いきなりTakemaの携帯が鳴り出しました!ちらりと見るとTakema母から!

いやーな予感が漂いまくりますがただ今高速運転中‥ただしちょうど運良く三春PAすぐ手前だったので、とりあえず通話ボタンを押した上で「ちょっと待ってて、いま車止めるから!」と叫び、それから約30秒後、PAの駐車場にて停車。で‥「あーもしもしお待たせ」と話しかけると‥予想外の(でも何となく想定内ではあった)声が聞こえてきました!


いやな予感がしたんですよ。どうもここ数年「Takemaがいない時にTakema母がとんでもないことになる」というパターンが続いておりました。2012GWもそうだったし(詳しくはこちら)、他にも何かあったよなー。

で、救急隊員の方は「そんなわけで搬送先が決定しましたらすぐにご連絡しますので、病院にすぐに来ていただきたいんです」とおっしゃいます。しかし‥



「では奥様は‥」「ええっとすみません、この時間は外出していると思うのですが、妻は携帯を所有していないんです」「む、むむぅ‥」という不毛なやりとりがしばらく続きましたが、結果的には近隣に住む叔父が付き添ってくれることになり事なきを得た次第です。わたしも約3時間後に病院に到着し叔父とバトンタッチしました。

結局Takema母は後頭部を5針縫うという怪我でしたが、脳や骨には異常なしということで(ただし失血が多かったので大事をとって)翌日退院しました。

こういうことが続くと、今後はあまり長い旅はしにくくなるかな‥いやそれより、トラブるならTakemaが自宅か職場にいる時にやってくれと思わずにはいられません(笑)。てなわけでチャンチャンと!


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