- その1 静岡市内のシブイ温泉とお蕎麦をタンノーしつつ梅ヶ島へ -



今回は寄り道しながらも着実に奈良@おしんこどん実家へ向かったというわけです(苦笑)。

(2018年12月年末-2019年1月2日 1/3ページ)

さて、毎年のことながら年越しは奈良のおしんこどん実家で迎えるわれわれです。でもしかし、拙サイトの常連さんならすでに十二分におわかりの通り、この「千葉-奈良」への帰省行動は年を追うごとに寄り道の度合いが酷いことになってもいたわけです。

最初の頃は「ちょっと東伊豆と西伊豆の温泉に寄ってお泊まり、あ、久能山でイチゴも食べたいよね」くらいのものだったのです(2008年@こちら)。箱根経由&伊豆半島ぐるりとはいえ極端な遠回りでもありませんよね(自分的には)。

しかし2010年あたりからそのうねりというか寄り道のくねくね具合がまさに蛇の如くとなっていきました。氷見まで行きながらそのあとのお泊まりは何と静岡の焼津だったりしたわけです(2010年@こちら)。

さらにはその数年後、千葉発の奈良帰省なのに東北道をばく進北上&寄り道し、駒の湯さんにおじゃました後仙台からフェリーで名古屋に上陸した上で帰京という力づくの帰省もありました(2014年@こちら&2017も同じパターン@こちら)。

そして挙げ句の果ては成田からバンコク経由でミャンマーに飛び、温泉ほかいろいろとタンノーした上で関空に戻り帰省完了(2016年@こちら)などという極悪非道の帰省行動、いや、もうすでにこれを帰省とは呼ばないでしょう系「帰省という名(大義名分)の皮を被った年末のお楽しみ旅行」と化していたのがここ最近の年末だったわけです。

しかし2018年末はぎりぎりまでお仕事だったこともあり(というか世間的にはそれが普通)、「妙な野望」を計画することも出来ず、実家到着前に2泊することはできましたがその予約は出発前日だったわけです。ゆえに宿泊地以外の寄り道云々についてはほとんど調べていませんでしたが、まぁそこそこ楽しめたかなと思います。

というわけで本編の薄さに比べて長い長い前置きはこれにて終了、いよいよ旅行記を始めることといたしましょう。あ、背景画像は美味しい某海の幸です。ただしディスプレイの解像度によってはそれこそごく一部しか表示されていないはずなので(1920*1440ピクセル、スマホから閲覧の場合は到底無理)、このページの最後に縮小版の背景画像を載せてあります。旨かったんですなこれがまた!



出発は年末の平日(御用納め前)だったのでしっかり首都高の渋滞にオミマイされましたが、まぁこればっかりはしょうがないです。というか千葉人としては東名にしろ中央道にしろ「とにかく最初と最後に首都高を使わずには行かれない」という究極のボトルネックがあり、それゆえそちら方面には「めったに行かない」というのが現状です。それにどっちも日曜日の午後ともなれば上り線は激渋滞だし‥。

ただしこの日は下る方向なので、厚木を過ぎたあたりからはご覧のとおりスイスイ。また真正面に富士山を望み、富士山好きのおしんこどんも満足したようです(というかおしんこどん撮影画像ですし)。

で、このあとは新東名に進み新静岡ICで下りて温泉へと進みますが‥何だか信号の設定(赤青の時間設定)が実態に合っていないらしく最初の信号を抜けるまでに大渋滞。静岡県の公安委員会というか警察は何をやってるんだ、いや「何もやってないからこれなんだな」と。年末近くとはいえこの出口渋滞は明らかにオカシイですんで何とかしてほしいものです。以上不満たらたら新静岡IC出口!

で、そのネックを抜けたらあとは地方道なのでスイスイです。情報は少なかったんですが何だかよさそうな湯があったのでそちらへと進みます。たまたま前日のあたふた計画立案で決めた温泉だったんですが、まさか思いもかけない流れのきっかけになるとは(謎笑)。



あまりにもわかりやすい大岩掲示で、これを見過ごして通過してしまうことはないでしょう。4台ほど止められる駐車場に車を止めて坂道を下っていきます。ちなみに1回入浴(1時間)は500円で、加温の手間がかかっていることを考えれば良心的なお値段です。で、大広間休憩だと1000円/日、これもまあまあお安いし、実は個室休憩でも1800円というのはかなり破格値だと思うのですよ!(ただし個室での1日休憩ってやった記憶がないんですが=あちこち行きたいので)。



お宿へはそこそこ急な坂道階段ゆえ、脇には荷物搬入出用の作業用モノレールが設置されていました。千葉に住んでいるとほとんど目にすることのないこのモノレール(モノ=1つ)なのですが、これ、いざとなれば人も乗れるんじゃないか?(乗りたい)。

ちなみにこの界隈にはひっそりと、でもしっかり何本ものモノレールが設置されていました(右上画像マウスオンで反対側の山画像に変わります)。乗ってみたいなぁ‥(もっとも「人の乗車」は許可されていないと思いますが)。ちなみに四国には乗車時間60-70分ほどの乗車可能周遊モノレールがあるようです(大歩危界隈)。行くかそのうち。



さて平山温泉龍泉荘玄関手前に池がしつらえられていて、「橋を渡って玄関へ」というのはなかなか凝った造りです。建物は古いですがこだわりを感じます。玄関扉を開けると木造りのキツネ?くんが「営業中」であることを教えてくれますが(右上画像マウスオン)、たとえば臨時休業の場合とかはどうするんでしょう?玄関内に「本日休業」の札を下げるんでしょうか?(余計な心配大きなお世話)。

さてそんなわけでお風呂なんですが、男湯には浴槽に浸かりながら本を読む(!)男性のお姿が。ペットボトルも横に準備しておりこの方は間違いなく長丁場の湯のはず。というわけで、おしんこどんに先客なしの女湯画像を撮っておいてもらいました。





構造も大きさも男湯と同じように見えます。違うのは浴槽縁のタイル色がピンクというところでしょうか(男湯はブルー)。加熱かけ流しの源泉が第一湯船、そのオーバーフローが反時計回りで第二、第三湯船へと注がれて最後に浴槽縁から排出される構造になっています。当然第一湯船(上画像手前)の湯温が一番高く、第三湯船は長湯が可能です。男湯で読書中の人も第三湯船に浸かっていましたしね。

ちなみに浴室に入るやいなや硫黄臭を感知しテンションが上がります。こちらの泉質は単純硫黄泉なのです。飲泉用のコップも備えつけてあるので(飲泉許可があるのかどうかは不明ですが)飲んでみると、そこそこの苦味+鼻腔に抜けるタマゴ臭とで、うん、悪くありません(何のこっちゃ)。湯ざわりは特に普通というか、少なくともツル感はないかなというところ。Caの含有が多めですからね。



注意書きには「長湯よりも複数回入浴のほうが卓効あり」とあります(読書するあの方はご存じなのでしょうか(笑))。またこれは注意すべきかと思いますが、ここの温泉では「石鹸の使用は御法度」のようです。「鉱泉水と石鹸原料の相性が悪く毛穴が汚れる」ためなのだとか。このような理由は初めて見ましたが石鹸のアルカリと化学反応する湯の成分は何だろう?(聞けばよかった)。



というわけで湯上がりに再び坂を上って駐車場へ。で、自分がこちらの温泉を検索しているときにふと気づいたのであらためて右上画像の温泉案内岩画像を載せておきますが、すぐ脇の電柱にご注目。



というわけでネットでこの画像写り込み電柱を見た瞬間、この日のお昼ごはん場所は即決定したわけです。念のため調べてみると、ご主人の独学で十割蕎麦を提供するようになっただの、ここは静岡、ゆえに「アレをセルフサービスで追加できる」だのと、実に魅惑的なお蕎麦屋さんであることがわかりました。というわけで平山温泉からさらに山あいの道を上がっていくわけですが‥





まぁ軽自動車ならば何とかとも思いますが、わがフォレスターじゃ絶対無理です。というか、左上画像をよく見るとインコース側の「あとから追加したと思われるアスファルト部」にはいくつも擦った痕が付いています。無理をするとこうなるというお手本のようなものです(笑)。

ちなみにこの時のTakemaは無理なチャレンジはせず(というか無理だって)、そのまま坂をまっすぐ上ったところにあったお寺さんの駐車場でUターンし、お店の駐車場にそのまま入りました。ゆえに帰りには延々とバックしてスイッチバックの要領で下りていったというわけです(池田屋さんの敷地内で切り返しは可能ですが、フロント部を前にして出ようとすると再びお寺さんまで行かねばなりませんので)。なお、この下にも鋭角の分岐がありますので、運転に自信のない人はしっかり切り返して曲がりましょう(こちらはフォレスターでも切り返さず曲がれましたがそこそこぎりぎりでした)。



で、入口には看板があるのですが(ちなみに下から上がってくる時には見えません。石垣の上のほうに幟が掲げられているのでそれを目印にするしかありませんので念のため)、そこには「天ぷら 出来ません」の貼り紙が。ネットで情報を検索すると「天ぷらは奥さんの役目」「奥さんが病気で云々」「変わり天ぷら(干し柿とかバナナとか)」「量がすごいので1人1品にしないほうがいい」などと記されておりました。

奥さんの病気はまだ全快に至っていないのかなと思いつつ入店です。なお営業時間についてですが、ネット上では15:00とか16:00とか書かれていますが、2018/12現在では「11:00-14:00(13:30ラストオーダー)」のようでした。かなり時間限定の営業ですので訪問の際はご注意下さい。

でもわれわれはそのど真ん中タイムたる12:30過ぎの到着でしたので問題なし。ではではということでお店に入りますよ。





ずいぶんリフォームされているので古さは感じない建物ですが、建物自体は築100年以上なのだそうです。その余韻を残している?のが‥



長年にわたって使われていた重厚な板戸と、額に入れて飾られていた出征時の武運長久の寄せ書きです。特にこの寄せ書き、地域の人々が記入なさったものなのでしょうが、布地が全く色褪せて黄ばんだりしていないことにびっくり。「池田家」で大切に保管なさっていたことがわかります。あ、やっぱりこのエリアゆえこちらは日蓮宗徒なんだなということもわかります。

さてお蕎麦が出てくる前に「アレ」を物色しなければなりません。すぐお隣の囲炉裏にてぐつぐつしているもの、それは‥





その昔、今は「次の世にてばりばりツーリング中」であるはずのライダー仲閒だったてっちゃんから、「しぞーかおでんの黒はんぺんが旨いんだ」と伺いつつキャンプで食べた記憶があります。その後も「黒はんぺん」自体はキャンプで何度か頂く機会がありましたが、、今回(珍しく)事前にこちらのお店を調べていくと「おでんもあるでよ」ということを知ったわけで、「これはウレシイ地元で食べられる!」という流れに至ったわけなのです。黒いだし汁、全て串、黒はんぺんもあるし、よっしゃぁ!天ぷらはなくともおでんアリで問題なし!





ええっと、ひとことで申し上げます。「じぇんぶ美味しいです」(洒落も工夫もないベタな表現ですが)。あえて言うならばおでんのツユがすくえたらなぁと(今考えれば囲炉裏の奥にあったポットがそれだったのかと?)。

お蕎麦は「まず塩(岩塩)だけで味わって下さい」といきなり勝負です(笑)。鼻に抜ける蕎麦の香りはそれほど強くない感じでしたが、コシは実にイイ感じ!そして十割だとそこそこあり得るボソボソ感もなくてこれはいいなかと(独学ですよね)。なお椎茸蕎麦は甘く煮付けたご本尊たる椎茸が美味しかった。おしんこどん注文なのでTakemaはあまり食べてませんが、その甘みがつゆに絡み啜るお蕎麦も皿蕎麦のつゆ経由とはまた違った味わいでした。

そしてしぞーかおでん厚切りのコンニャクはこのエリアで作られたもので固く歯ごたえありでいい感じ。黒はんぺんはもうちょっとツユとともに食べたかったんですが(おでんは完全セルフなので)。でも味はしみてますからね。タマゴは実はそんなにこだわりなし。それより一番ナニだったのはモツ串です!こういう食べ方(ある意味煮込みであってもワンオブゼムの中でぐつぐつというのはこれまで記憶にありません)があるんだなぁと。ホロホロのモツ、美味しい!

ところで「串おでんの大敵」たる串抜けを防止するため各具材串の先端にミニコンニャクが「ストッパー」として仕込まれているのがいいですねー。そんなわけで大満足のお昼ごはんでありました。



ところで話は変わりますが、ここに至るまでの道すがらでおしんこどんが道路標識を見て「○○(地名)?え、ここ、○○?え、静岡のおばさんがこのあたりに住んでるはず!」と声を上げました。しかし○○のどのあたりなのか‥おお、今回は帰省ということでノートPC持ってます、その中の保存データ内に住所があるはず!

‥結果として、実に久方ぶりにおばさんにお会いできたおしんこどんでありました。ずーっと会ってなかったので嬉しいわーとはおしんこどんの弁。いや、まさかこんな機会で再会できるとはびっくりですわ。そもそも前述の平山温泉に行こうと決めたのもこの前日のことでしたから‥。

というわけで再会後はこの日のお泊まり場を目指します。で、まずは立ち寄り湯ね。



梅ヶ島温泉。実は今回が初めての訪問なんです。静岡は伊豆半島を除けば数えるほどしか入浴していないんですよ。というわけでとりあえずこちらの梅の家さんで立ち寄り入浴を乞いましてOK、500円です。



男湯に先客さんが1名おられたので、女将さんが気を利かせて「女湯を2人で貸し切りでどうぞ」とおっしゃってくれました。左上が男湯(入浴後に撮影)、右上が女湯です。風情がずいぶん違いますがな。

梅ヶ島温泉の源泉は39度あたりということで、この時期は加温しており浴槽内は適温です。硫黄の匂いがしっかりあり、湯ざわりはツルからツルツルというところなんですが、とろみがあって実にいい感じ。ずっと入っていたくなるよいお湯です。



お湯そのものは透明ですが、湯花がそこそこ舞っていてなかなかいい感じ。

このあとは対岸にある「おゆのふるさと公園」に行ってみることに。階段を上がった先には温泉神社(湯之神社)もあるのでお詣りもしましたよ。で、源泉エリアなんですが‥



何だかもう、「お湯をめぐる権利の攻防」という感じで、各お宿までの送湯管が何本も延びています。でもこのタコ足配管、ビジュアル的には面白いのですが客観的にみれば明らかに変というか見苦しいと思うんですが

そしてそれよりも気になったのが右上画像の「岩風呂」ですよ「岩風呂」!(右上画像マウスオン)。



絶対に受けるし梅ヶ島温泉の目玉にもなると思うんですが‥あ、ちょっと調べてみたら、この岩風呂の源泉も各施設に送湯されているのだそうな。それじゃ無理ですね。でも、ならばこの手前に岩風呂を模した小さな入浴施設を作れないかな?営業時間はたとえば10:00-15:00とかの、各施設が余り湯を使わない時間に限定して、公園の向かいの湯元屋さんに集金を委託して、得られた収入は源泉の維持管理費や温泉地の整備に利用する‥とか、できないかなぁ?(たぶん権利とかいろいろのしがらみがあるとは思いますが)。

さてしかし、今宵のお泊まりはここ梅ヶ島温泉ではなく、ここから少し戻ったところにある梅ヶ島新田温泉なのです。もちろん梅ヶ島泊まりでもよかったのですが、周辺を検索しているうちに「ちょっとよさげな宿」を見つけちゃったので。




現地で宿を始めて36年になろうとするかなり老舗の個人宿で(公式サイトはこちら)、ご夫婦2人と息子さんとで切り盛りなさっておられます。玄関を入るとすぐに囲炉裏のある部屋があり、もちろん火が熾っておりました。ご主人いわく、常連さんなどはここにゴロンと寝転んで本など読んでいたりするのだとか。というわけで自分もそうさせていただきました(ここを喫煙所にさせてもらったので)。

部屋は何と和洋室!(右上画像マウスオン)。和室でも洋室でも和洋室でも料金が同じだったのでこちらのお部屋を選んだわけですが、ハイシーズンはさすがにそうもいかないでしょうね。さて、それではごはん前にお風呂をいただきましょう!



こちらのお宿の源泉は梅ヶ島新田温泉 黄金の湯からの引き湯で、途中にいくつか貯湯槽を経由するため湯温が下がってしまい、あらためて加温しての供給です。でもですね、



なかなかいいお湯でありましたよ(ナトリウム-炭酸水素塩泉)。そして夕ごはんは、何と囲炉裏テーブルでいただくこととなりました!



山間の宿ですからお刺身も川魚ですし、地元産の椎茸やこんにゃく、鍋には猪肉の煮込みなどもあったりして「山のごはん」がたっぷり。そしてご主人特製の手打ち蕎麦もしっかりと。





というわけで全部食べきるのは至難の業でした。そんな中おしんこどんはちゃんとご飯もおかわりしていたよなぁ(すごい)。

夜は外に星を見に出たりしました。温泉街じゃない一軒家のお宿なので、宿の照明が届かない場所まで行けば星が綺麗でしたよー(そんなに遠くまでは行ってませんが)。



朝ごはんはあらかじめリクエストしておいたとおりご飯の代わりに打ち立てのお蕎麦!昨晩もお蕎麦は提供されましたが、口にするまでに時間がかかったからか、間違いなく今朝のお蕎麦のほうが美味しい!とおしんこどんと衆議一決。そうなんですよ、この「朝から手打ち蕎麦」が食べたくてこちらのお宿に決めたのでありました。もっとも繁忙期にもこんなリクエストが通るかどうかはわかりませんので念のため(この日の宿泊はわれわれだけでしたので)。



朝湯をタンノーした上でチェックアウト‥ん?このカレンダーのチキドンって?伺うと、この梅ヶ島界隈で唯一残っている初午の行事なのだとか。息子さんも参加するようになったということで、地域の伝統芸能の灯はこれからも受け継がれていくようですね(よしよし)。

ちなみにご主人は地域の農家さんと契約して無農薬の茶葉ほかいろいろな食材を入手しているようでして、今後はお客さんにもそれらの場所を訊ねるハイキングコース(途中でお茶をいただいたりとか)を計画しておられるようです。やる気満々のくさぎ里さん、うん、ここに泊まって正解でしたよ。なお、くさぎ里さんが契約農家にお願いして作っていた無農薬のお茶、こっそりいくつも買い占めたのはここだけのヒミツです(笑)。

さてこの日は一気に南紀方面まで移動します(なぜか帰省先の奈良に直行しないのはご愛敬)。というわけで、この日の夕ごはんは居酒屋さんで美味しい海の幸をとなったわけですが、このページの背景画像になっているのはこちらです。





とはいえまだそこに行き着くまでにはいくつかの寄り道を経るわけなんですが、まぁでも距離が距離ですからそこそこちゃんと移動したかなと。この続きは次のページにて。

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