- その16 濁川温泉のあと八雲駅前で軽食、そして再びのニセコへ! - あわわあわあわアワワワの泡。でも小さいほうの湯沼じゃないのでアレはダメなのです。 |
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(2018年7-8月 その16) |
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いきなり駐車場に「ワンちゃんの足湯」というのがあり、「深夜には二足歩行する不逞の輩がこっそり入浴しに来たりしないだろうか」と勘ぐらないでもないですが、ここ濁川温泉は内陸にありますからね、わざわざそんなおバカをする輩はいないはず‥たぶん。 |
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清掃の行き届いたこちらのお宿、宿泊に関しては現在 |
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上画像は合成なので歪みとダブりがありますがお許し下さい。同じ濁川温泉でも宿(それぞれ別源泉)によって含有成分にはかなり違いがあるんですねぇ。ちなみに美完成さんはメタ珪酸成分が多く「美肌の湯」であるということでした。さていざ浴室へ。 |
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オーバーフローはありませんが湯尻の排出口がオーバーフロー方式でないだけで当然のかけ流しです。そこそこ熱めですが掛け湯をしっかりして浸かります。湯は多少のアブラ臭あり、湯味は弱食塩味に複雑な味があったような(実はよく覚えていません)。お湯は右上画像だと透明系に見えますがいざ足を沈めてみるとそこそこの白濁りがありました(左上画像マウスオン)。画像では少し強調されすぎかもしれませんが。 |
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なお、残念ながらこの日は露天湯に湯が張られていませんでした。アブはいたとはいえそれほど多くもなかったんで、せっかくなら浸かってみたかったんですがまぁこれはしょうがないですね。 |
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もちろん建物は建て替えられているのでしょうが、八雲駅前という立地上、かつてのカニ族はもちろんのことミツバチ族(北海道ツーリングライダーはなぜか駅に立ち寄ることが多いんです)なども多く立ち寄った店なのではないかなと。「カレー」の幟が見えていますがここは喫茶店‥いや、夜はパブ営業をしているようでカラオケ設備もありました(24:00まで営業しているようです)。 |
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喫茶メニューも恐ろしく豊富ですし、カレーも肉ゴロで美味しいというネット情報ですんで「ホーラク」さん、お勧め。 |
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さてそろそろ時間も時間ですのでここからは時間節約と国道くるくるパンダさんの呪縛から離れるべく高速を利用します(もちろん高速パンダさんはいることでしょうが)。 |
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とはいえ黒松内JCTで黒松内新道(無料区間)へ入り、結局はR5に出るんですけれどね。ページトップの画像を見る人が見ればわかるとおり、この日のお宿は数日前に山登りをしたニセコ五色界隈です。 |
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(近未来の自分に対するメッセージですね。え、何?) というわけで坂をずんずん上がっていきます。ニセコ新見温泉にも行きたかったんですが今の営業状況は? |
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で、山の上まで上がってきたら夕方近くということもあり実に心地よいじゃないですか系の気温になってきました。八雲駅前はこの日も30度を超えてましたからね。記録はないんですがこの時は体感で20度台半ばだったと思います。 |
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考えてみればこの大湯沼界隈に来たことはこれまで1回しかなかったんです。その時「ええーいまとめてどんがらがっしゃっん!」的にキャンプ泊&小湯沼も巡ってしまったので印象は濃いんですが、でも1回‥あれ、もう1回通過したか?(でもお風呂は入ってない)。 |
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これだけ湯気が舞い上がっていることから、相当の高温湯が湧出しているのは右上画像の通りです。そうなると、ある種の温泉マニアは「下流を目指す」のでありますが、ハイ通行止めでダメでした(散策なのに念のためタオルは持っていったといういじましさ)。 |
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(たぶんニセコ周辺の新しい宿全般にいえることなんでしょうけれど) |
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ここ10年でニセコ界隈を巡る状況は本当に大きく変わったと思います。外国人旅行者の集客に成功した先駆けとしてその施策は素晴らしいものだったと思います。だって実際に外国人がやって来て地元にお金を落としてくれるのですから。経済的には潤うし、ニセコ町に限らず周辺町村にもその恩恵は出ていることでしょう。 |
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スカイラインを通り抜け、目の前に数日前に登ったニセコアンヌプリが見えてきました! |
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こちらは昔から営業している温泉旅館で、それこそ以前野営場でキャンプしたときにも日帰り入浴で入ったはずですが温泉の記憶がほとんどなく(源泉エリアの野湯入浴の記憶は今も明瞭ですが=こちら)、ここらできっちりと入浴し記憶をチキチキバンバンしておこうと思ったわけです。 |
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部屋はシンプルですがTVや冷蔵庫にお茶のセットなどなど最低限の設備は揃っていますし、各部屋にベランダがあり、そこからは源泉地帯やニセコアンヌプリ(実際には頂上から続く尾根上の前山)を眺めることができます。なかなかヨロシイですね。 |
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建物も当然古いですし(国鉄時代からですから)、看板の「コ」も落ちたまま。階段には草が生えていますしもうこれは再開するつもりはなさそうですね。いまだに残っている山の家ブログによると、 |
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当該ページはこちら |
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2016年からこのままのようです。買い取った本家のホテルようていは平常営業しているようですが、ここニセコ山の家の改修まで手がける余裕がないのでしょうか。「それならなぜ譲渡だか購入したのか」「大湯沼のすぐ下には新しい宿が開業しているのにここ五色温泉界隈に進出する宿がないのはなぜか」など、いろいろと不思議な疑問点が出てきます。 |
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メイン浴場を覗いてみるとそこそこのお客さんがいるようだったので、もうひとつの「から松の湯」へ。すると‥ |
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やや熱めに調整された浴槽に浸かり、この貸し切りモードのうちに露天風呂へ向かいましょう。当然ながらこちらにも誰もおりません。 |
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この宿の露天風呂に浸かった記憶は何となくあります。その記憶とは「展望のない露天風呂だな」と。 |
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しかし源泉地ではにごり湯なのにここの湯は完全に透明湯ですね。含硫黄-Mg Na Caほかのかけ流し湯ではありますが湯花がまったくないって?でも以前の湯画像を見ると白濁しているし?この日の湯がたまたまこうだったのか、清掃後の一番湯というタイミングゆえだったのか? |
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こちらのお宿では休憩料は設定していないようで日帰り入浴料金で休憩室を利用できるようですが、さすがにこの時間(17:30過ぎ)になるとどなたもおられませんでした。皆さんそれぞれ自分の宿泊地に移動しますからね。日帰り入浴は19:00まで可能ですが、これは直近ニセコ野営場宿泊のキャンパーによる利用を想定しているのでしょうか。ふと思いましたが雨の日のキャンプ連泊の場合、このスペースは有り難いよなぁ。 |
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さて夕ごはん。宿泊料金を勘案すれば「比較的質素」かもしれない夕食ですが、量的にはこれくらいが有り難いです(宿泊客の平均年齢は1組の家族連れを除けばわれわれより高めでしたし)。それよりもびっくりしたのは! |
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うひゃーまさか!と思いましたが、実はこれがなかなか美味しくて大正解の一品!さすが宿の方々、しっかりご存じなんですね。というのも、夕食後外に出てみたら‥ |
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半袖で外に出てきたゆえ寒いくらいにまで気温が下がっていました。部屋の中もこの時期空調はありませんし(暖房はないという意味です。もちろん冷房設備などあるはずもありません)、そもそも山の上ですから日中もさして気温は上がらないわけで、結論として「たしかに夏でも鍋はありだわ」と実感した次第です。 |
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展望台から宿を遠望。おしんこどんが言ってましたが露天が丸見え?(以前は女湯側に目隠しがあったようなのに)。 |
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既設の展望台から丸見えなのはどうかなと思います。男湯露天はどうでもいいですが(でもいまやそれもセクハラ逆性差別と言われそうですが)、気にする人もいると思うのでせめて露天湯の半面くらいは隠して下さい(もっともわたしは気にしないのですが)。そもそも公式サイトでは全面を隠している露天風呂画像が使われていますし。何で全部撤去したのかが謎です五色旅館さん。 |
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おじゃまとは思いつつちらりと野営場を見学に。現在のTakemaバイク(VFR800X)だとサイドのパニアケースがないんでかつての「スーパー過積載タンデムツーリング」みたいなことはできません。というかあれ(この時)は今考えるとかなり無理矢理系だったよなと思いますが(苦笑)。 |
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そんなわけで戻ってくると、たぶんこの日の宿泊客より多いだろ系の駐車車両。たぶんキャンプの方+αでしょうね(このあと2台が山を下っていきました)。 |
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さて、寝る前の湯にも浸かったしわれわれも寝ることにします。翌日は山登りもないのでのんびりですがその代わりに「海に出ます!」。 |
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