- 2019GW旅行記(6) 津軽平野スルーで一路大鰐温泉へ、翌日は小坂へ - 岩木山を目の前にしながらも、この先ミニ渋滞中です(笑)。さすがGW。 |
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(2019年4月26日夜-5月6日 その6) |
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船の所属は対岸の外ヶ浜町なんですね。確かに脇野沢はむつ市の端ですし(旧脇野沢村)。 |
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この日のお泊まりはあの山の南東側なんだよなと無意味に思いを馳せつつ、陸奥湾の海を眺めます。ん?海を眺めるといえば‥ |
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じつはこの日の旅客甲板はお客さんで大賑わい、中国語も聞こえていましたね。というのも、この時期の陸奥湾ではイルカが見られることが多いのです。そして今回は何と「イルカウォッチャー」の方まで乗船しており、お客さんたちに「ほら、あそこにいますね、今跳ねた!」などと教えてくださるのです! |
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南に目を向ければ八甲田の山並みが。左端は高田大岳かな?というわけで1時間の船旅終了、津軽半島の蟹田港到着です。船も揺れずにいい感じでしたね。 |
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県道12号で内陸に入り、R339を南下‥すると時間がかかりそうなので、並行する広域農道、通称「コメ・米ロード」を進みます。くるくるパンダカーが潜む場所もあまりなさそうですがまぁ念のため(安全運転)。 |
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エリア周辺はミニ渋滞中でした。しょうがないですが自分としては気持ちが萎えます。 (実は津軽道も渋滞していたのですがこの時は知る由もなし) 津軽SAにて休憩。この桜だって十分に綺麗ですよね(右上画像はちょっと造作的ですが)。 |
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というわけでそのまま東北道を南下して大鰐弘前ICで下ります。はい、今宵のお宿は大鰐温泉です。実は大鰐温泉には立ち寄りで青柳会館にしか入ったことがなく(この時です)、「ここは一発、大鰐温泉で泊まろう、大鰐町でお金を使おう」というわけなのです(大鰐町は結構財政状況が厳しいようなのですよ)。 |
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というわけで、なかなかシブイ感じの「旅館 きしもと」さんへと到着です。ちなみに駐車場は宿前にはなく、近隣の銀行駐車場へと案内されました(町内は一方通行路が多いので駐車場まではぐるっと大回りをするんですが、宿からは近いです。50mもありません)。提携しているんでしょうね。 |
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年季の入った施設ではありますが館内はきちんと清掃されておりまったく問題なしです(ただ正面の屋号看板だけは何とか手を入れたほうがいいと思います。宿の真ん前まで来たのに見つけられませんでした)。またご主人や女将さん、仲居さんの接客にも好感が持てました。というわけでまずはおしんこどんに女湯のお風呂画像を撮ってきてもらいました。で、自分は「男湯はあとでいいや、見た感じの宿泊人数ならチェックアウトまでにはたぶん貸し切りで熱めの湯に浸かれるだろうし」と思ったわけなのですが、この判断が大失敗(後述)。 |
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まずは足湯へ。「温泉力」もそこそこあるはずのおしんこどんですが何だか及び腰?そう、この湯がかなり熱いのです!(45度オーバー確実)。ただし隣の足湯浴槽はちゃんと適温になっていて、このあとお子さんも足を浸けていましたね。 |
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このあと川向かいの大圓寺にお詣りし、橋を戻ってお散歩終了(短距離)。 |
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さてこの日もほとんど運動らしい運動はしていませんが、夕ごはんはしっかりいただきます。ただGWにもかかわらず2食付きの料金はお安いので、「量で苦労することはないだろう」と思っていました。思った通り適量&手造りのおかずでとってもヨロシイ! |
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普段の夕食を考えれば十分な品数と量ですよ(日常的にこれ以上の夕食を食べている人はいるのか?)。これで足らなければもちろんお櫃のおかわりだってできるわけですし。で、われわれはご飯のおかわりはともかくお酒のおかわりはしましたよん♪(ここだけの話ですがおしんこどんはご飯のおかわりもしておりました)。仲居さんの対応もよくて楽しい夕食タイムでありました。 |
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はいはーい、透明湯が静かに流し込まれています。 そして湯蛇口にはたっぷりのカルシウム成分の付着が。湯温もご覧のとおりの熱々です。 |
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しかしですね、まずはかけ湯をしていざ湯に浸からんとした瞬間、ワタクシはある「大失敗」を体感したわけなのです! |
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大鰐温泉の湯はNaCa硫酸塩泉で、ピリピリ感のあるあつ湯が特徴です。しかしこの湯温まで下げられているとその浴感は得られません。「そういえば小さなお子さん連れの家族もいたし」と思えばこの加水状況も納得なのですが、そうなると「何で到着時に万難を排して入っておかなかったのか」と後悔するばかりなのですよ。あー失敗した、「あつ湯と勝負」するつもりだったのに!(苦笑)。 |
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というわけで明朝にリベンジするつもりで湯を上がりました。館内にはかなり懐かしい感じの力士ポスターが貼られていましたが、それもそのはず、2代目若乃花だったんですね(大鰐町出身力士だということを初めて知りました)。 |
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さて翌朝は5時台に勝負を賭けましたが、今度は早出の山屋さん団体に阻まれ、再び無念の加水湯入浴ということになりまして、もういいやそのまま朝ごはんでーす。 |
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もっとも道を挟んだ向かい側には共同浴場の若松会館があったんですけれどね。どうもガルルとなれなくて結局入らずに終わりました(湯欲ないなー)。ま、「きしもと」さんからちょっと出たタイミングだけで3人のお客さんが会館に入っていくのを見たからなんですけれど、やっぱりざぶっと浸かっておくべきだったと今となれば後悔事案です(めったに行かれないんだから!)。 |
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とりあえず歩いていくと、1Fは今は倉庫なのかなと思いますが2Fは窓に金網?しかもその隙間から顔を出しているのは鳩じゃないですか!このお宅はいったいどういうことになっているのでしょう?ちなみに鳩の鳴き声は複数聞こえていたので、もしかして伝書鳩の愛好家のお宅だったりするのでしょうか? |
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手焼きせんべいの「まみや煎餅」さん。豆煎餅が名物で、ちゃんと1枚ずつ焼いているとのことです(この日は休日だったのでやっていませんでしたが)。というわけでおみやげで数種類を買いましたが、もう少したくさん買ってもよかったかなと。 |
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「甘いお菓子」は苦手というわけで、職場で「旅行のおすそ分け」等で個包装のクッキーなどをもらっても食べずに(ある程度たまったところでまとめて)持って帰ってくるTakemaなのですが(おしんこどんへのおみやげ)、じつはみたらし団子だけは大好物なのです(あ、ずんだ系も大丈夫かな。ただしあん団子は苦手です)。 |
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橋を渡って温泉街へと戻っていきます。あ、客舎宿泊という手もあったなぁ。 |
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お散歩コースの最後は「湯魂石薬師堂」の足湯です。しっかり「ワニ」の口から湯が投入されています。ちなみに「大鰐」という地名は「大阿弥陀」が時代とともになまって付いたようですね。大きな山椒魚が棲んでいた伝説とも絡んで江戸時代にはすでに「大鰐」という字が充てられていたようです。 |
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片側は(かなり)熱くもう片側はぬるい(普通)のが大鰐足湯のデフォルト仕様です。 |
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さてお散歩も終わりいよいよ出発しましょう。ここで津軽の湯めぐりをしてもいいのですが、まぁそれはまた「それを目的に」来ることもあるでしょうし、この日の午後には別の場所で予定もあるので、今回は「いまだに入り残していた近隣の湯」を訪問することにしました。 |
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はい、この「小国町会保養所」がいまだ未湯だった温泉です。何度も前は通っていて、またこちらが共同浴場であるということも知ってもいたんですが(この建物になってからはジモ専ではなくなったということも)、いつも車が何台も止まっていて、そもそも地元の方々の利用しか想定はしていないので駐車スペースが少なく、よって「あー、今回も駐められないなぁ」ということでパスすることが何度もあったわけです。 |
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源泉湯が投入されているのですが加水もあるのかな?特に特徴的という湯ざわり感もないのですが、この場所にこれだけの湯小屋が維持され続けているということ自体が驚きです。小国地区にそこそこの家はありますが、今後10年20年のことを考えると、現時点でこの施設(コンクリ施設)があるということを考えると、建設当時の町会さんトップには「先見の明」があったのだろうと思います。木造を維持していたら「次の建て替え」は費用的に困難になったでしょうし。 |
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このあとは「もう1湯」の願望のもとに切明温泉を目指したのです。車を駐めた脇で作業をなさっていたお婆さんに「こちらのお風呂に入れていただけますか?」と申し上げると「入りなさいよ」とおっしゃって下さったはいいものの、よしよしと勇んで進んではみたのに脱衣場に入る扉はしっかりロックされていました。そんなわけで戻ってみるとすでにお婆さんの姿はなし。鍵を借りなければならないようですね。 |
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ただし2019/6現在で調べてみると、この橋は老朽化により撤去されただけで、すでに橋の再架橋工事が行われているようです(ソースはこちら)。またあのお風呂(特に造形が素晴らしい内風呂)に入りたいなぁ。 |
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そういや小坂町の「町の木」ってアカシアなんですよね。 |
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しかし蜂蜜はわが家にジャムも含めてたくさんストックがあることもあり購入は断念です。で、ここである意味判断を間違えたとも思うのですがランチをいただくことに(小坂町までいけばもう少し料理の選択肢があったと思う)。 |
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というわけで味噌ラーメンとカレーうどんを注文しました。いや、味は悪くはありませんでしたが「おおっ!」というほどのものでもありませんでしたね。まぁそれはしょうがないか。 |
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