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その5 バスと列車で当初計画通り一気に北上! もっと天気が崩れるかと覚悟しましたが前半はバッチリ! |
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(2022年2月9日-12日 その5) |
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仕方がないので水槽を泳ぐ熱帯魚に癒されたり、この日の朝刊を見ながらオープンを待ちます。と、札幌圏のJR運行情報に関する記事が出ていました。JRとしてはあくまで「連休明けからの通常ダイヤ運行を目指す」ということなので、この週末はあきらめてくれということなのでしょう。 |
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この日の朝ごはんメニューは、Takema=昨日のもくろみ通りコンチネンタル、おしんこどんはお粥定食です。どちらも美味しく頂きました。 |
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というわけで最後にサブっと入浴した上でチェックアウト。しまった、スタンプカードに2日目宿泊分の押印をしてもらうのを忘れたぞ。 |
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はい、今日も左上画像のように然別湖へ‥というようなことはもちろんなくて、乗車したのは旭川行きの都市間バス「ノースライナー号」です。3列シート車でまぁまぁ快適。乗車率は(途中乗車の方々を含めてそこそこ高くて、8割以上だったんじゃなかったかな。 |
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そうそう、ここでしたここでした!(懐)。 |
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帯広市内の停留所で何人かお客さんが乗り込みました。道の駅南ふらのまでは乗車が可能で、そこから先は降車のみという乗降設定のようです(南ふらのでは乗降ともに可能)。 |
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市街地を出ると、十勝らしい防風林や日高の山並みが広がります。 |
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新得駅までやってきました。以前は狩勝峠越えの十勝側ベースとして栄えていた新得ですが、峠越えのJR根室本線はかつてに比べて利用者が激減していたところに2016年の水害で鉄路が大きな被害を受け、それ以来現在(2022)に至るまで新得-東鹿越区間は不通状態が続いています。 |
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さすがに狩勝峠に近づくにつれて路面も雪で覆われ始めました。でも前回の方が雪は多かったよなぁ。今回は峠付近の一部を除き路面はほぼ乾燥、時々雪&ウェット路面という感じでありました。 |
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峠を越えると最初こそウェットでしたがすぐに乾燥路面に。 |
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というわけで南ふらの道の駅に到着。ここでは15分ほど休憩タイムがあるので喫煙所へ。あ、この道の駅、お隣にさらに大きく新造中ですが、これってどうなんでしょうねぇ(左上画像に見えているのは現在の施設です)。鉄道が廃止になるからといってR38が今さら地域(札幌-十勝)移動最大の拠点になるとは思えないのですが(メインルートが石勝線と道央道なのは当然だし、富良野や美瑛には道央道の途中からアクセス可能だしその方が早い)。 |
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芦別岳がこの角度で見えるようになれば富良野エリアです。お、山部市街通過中に以前食べた地元密着系食堂ハケーン!(この時に訪問しました)。 |
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一瞬無料高速に入って「おお?」と思いましたが1区間だけで終了し、富良野駅に向かう途中では「まさ屋」さん前を通過。一時期ランチ営業を休んでいたこともあったようでしたが今はどうなのかなぁ。まさやんも元気かな?なおバス乗車中ゆえ外観を見ただけでそのまま通過です。 |
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(窓越しの撮影なので色付きなのはご容赦を)。 |
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そしてバスは深山峠を越え、そこからの国道沿い風景は少し面白みがないかなと(ただしタイミングが合えば旭川空港の離着陸を見られるのかも)。バスは旭川医大経由で(そういえば帯広に立地する医科大学はないのです。獣医学部はありますが)ほぼ定時に旭川駅前に到着しました。 |
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改札の手前には旭川-札幌間で運転& |
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この段階で12:30くらいでしたから、駅近隣でお昼ご飯を食べてくる時間的余裕もありそうです。とはいえ和洋中の選り好みをしていられる(&駅からの移動距離の)余裕もないので、駅からほど近いラーメン屋さんへ。 |
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いちおう有名店‥なのかな?(ラーメンについては全くもって門外漢)。 塩と味噌(ともにチビ=ミニ)に餃子とねぎめしを注文(右上画像マウスオーバー)。 |
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量的にねぎめしは要らなかったかなというきらいはありましたが美味しくいただきました。というわけで駅に戻り‥うーん、まだ時間があるなというわけでケムリ‥ん?喫煙所ってないの旭川駅? |
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それにしても旭川駅、見かけが立派なのは新幹線駅と見まごうほど。ただ北口の繁栄ぶりに比べて南口の何もなさぶりのコントラストはすごいですね。車寄せのロータリー部を除けばすぐに雪たっぷりのエリアです。まぁすぐ前が忠別川の河川敷ということもあるのでしょうが(だったらせめてその外れにでも上記施設を設置してよ云々)。 |
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ええっと、Takemaオフでよく使っているアレでしたよ(笑)。今回購入したお酒は300mLなので、サイズも数も余りすぎます(笑)。というわけでお酒は瓶からダイレクト飲用することにしました(笑)。 |
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というわけでホームへ上がりました。おおー、確かに特急サロベツ1号がドアを開けておいでおいでをしておりました(擬人化)。しかしあたりまえのように停車しているこの特急サロベツ号も、この前日までは何日も全て運休していたんです。われわれの運の強さ(たぶんおしんこどんパワー)に感謝せずにはいられません(笑)。 |
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北海道内で多く活躍しているキハ261系車両ですが、そもそもは宗谷本線の特急車両として導入が開始されたそうで、この車両は2000年前後に導入された261系初期型車両で、当時の製造メーカーは富士重工業(現SUBARU)。 |
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(もちろんメンテナンス契約は継続していることでしょうが) |
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キハ261系にはこの初期型のほか2006年以降に製造が始まった1000番台や5000番台の車両も多くありますが、それらは川崎重工業製、かつ多くの仕様が変更されたことから0番台車両との互換性がないようなのです。ゆえに0番台車両は、所期の導入目的通り宗谷線特急「宗谷」「サロベツ」専用車両として独立運用され続けているということのようです(データ内容についてはwikiの受け売りですが)。 |
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ヘッドマークは道北にちなんだものですが、利尻礼文だけ平面なんですね。なぜ? |
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アナウンスがあり列車がやってくるとのこと。というわけで待っていたらキハ40系がやってきました。富良野方面からかな(たぶん回送入線)。高架電化&長大編成対応の旭川駅構内にディーゼルカーが単機で入線してくるというのも何だかほほえましいぞ(褒め言葉です)。 |
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着席し、さてそろそろ発車かと思っていたところで、「札幌からの特急が遅れているため接続待ち」とのアナウンスが。とりあえず動きだしたとはいえまだまだ片肺運行という感じなのでしょうね。まぁいいです、運行さえしてくれれば何の問題もありません(感謝)。 |
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宗谷本線は初乗車です。1年に1度は「雪見鉄」をタンノーしようとどこかにお出かけしているわけです(お酒飲めるし飲みたいし)。これまで北から順に挙げれば石北本線、釧網本線、花輪線、秋田内陸線、陸羽東・西線、野岩-会津-磐越西線、只見線、飯山線(これはあまり雪なし)という感じで乗ってきましたが、今後の予定として函館本線(山線)は優先順位が高まりましたね。なくなっちゃうのが確定ですし。 |
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いっぽうで全く凍っていない川もあり、流れの速さと深さなどが関係しているのでしょう。 |
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サロベツ号は名寄へ到着。かつては天北線や深名線などの分岐駅として栄えた鉄道の要衝かつ道北地方有数の中核市です。ん?あそこに見えているのは撮り鉄の方々にはとみに有名なラッセル車では?真ん中にDE15が据えられているのが確認できますし、間違いなく現役車両のようですが、老朽化によりそろそろ引退の話も出ているそうです。 |
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名寄を出ると、線路は天塩川沿いを進むようになります。このあたりでは川面の凍結はないようでしたが、これより下流域でも全面凍結している場所も見受けられましたし、やはり寒いんだなぁと(ぬくぬく車内にて)想像する次第でありました。 |
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雪を眺めつついただくお酒は実にいいものです(上でも書いたようにちょっとお下品系の口飲みですが)。銘柄は増毛町の蔵である國稀酒造の「純米 吟風國稀」。以前蔵見学にも行きましたし(この時です)、清酒醸造過程で生じる酒粕を利用した焼酎である「泰蔵」もあちこちで飲んできましたっけ。 |
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ちなみに精米歩合は65%ということで、吟醸酒の定義(精米歩合60%以下)には該当しません。でも美味しかったので無問題です。 |
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美深駅では地元の名士西尾先生の銅像が目に入り思わずパチリ(おまけにズーム撮影まで=右上画像マウスオーバー)。いや、どんな方なのかは全然存じ上げず、今初めてお名前も知ったんですけれどね(m(_ _)m)。 |
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眼科には凍結した天塩川。上りのサロベツ2号と交換(運転停車)です。 |
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というわけで音威子府駅到着。快適な特急列車による移動ですが、いかんせん各駅での停車時間はごく僅かなので「乗りっぱなし」にならざるを得ないのが難点です。たまにはホームに降りて外の空気を吸いたくなります。ただし宗谷本線はそもそも極端に本数が少ないので、列車交換に伴う長時間停車は普通列車といえどもわずかしかないようですが。 |
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と、このあたりから雲が出始めました。予報では晴れのち曇りだったのでまぁその通りの天候変化なのですが、この先列車が海沿いに出ると、サロベツ原野と日本海越しに利尻岳の雄姿を見られるはずだったのです。でもこりゃ厳しそうだなぁ‥。 |
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幌延を出発です。キミたちは相変わらず不意打ちしてくるのね。 というわけで、本日の目的地である豊富駅に到着です。 |
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というわけで音威子府から豊富までの列車動画です。途中、天塩川の対岸にエゾシカをしっかり見つけた自分をほめて下さい(笑)。 |
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サロベツ号も稚内に向けて走り去りました。さ、ではでは今宵のお宿に向かいましょう。この続きは次のページにて。 |
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