でも大都市やお祭りなどの人ごみにはほぼ近寄らずでした。 その9 斜里の湯に浸かり滝見物のあと峠越え 久しぶりにおしんこどんの滝、もとい、オシンコシンの滝を訪問。 |
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さくらの滝でかなり時間を取って見学したあと、オホーツクの斜里方面へと移動しました。斜里にもいい温泉があるんですよね。以前おとうと同行し、おとうが推定46度のあつ湯に「まさかのザブーン」をしてしまった山本旅館はもう閉業してしまいましたが(その時のページはこちら)。しかしこの界隈から内陸にかけて、気がつけばたった10年で数多くの施設が閉業してしまっていることにはびっくりです。特に個人営業の湯はほぼ全滅に近いわけで‥嗚呼。 |
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というわけで湯元館にエントリー。とはいえ日帰り入浴の場合フロントに係員さんはおられません。そのかわりにあるのが‥ |
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機械式のガチャ(ガチャガチャ)であれば構造もシンプルなのでそうそう故障することもないでしょうし、電気も使わず紙すらも使わず再利用できるというわけで、このアイデアはなかなか秀逸!ただ、確か(無銭入浴を防ぐための)監視カメラはあったと思います。当然ですね。それにしたって省力化されたシステムだなと思いましたよ。 |
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モール由来の茶系色付きありの湯が一定の量で投入されており(湯口はシュワシュワで真っ白になっていますが、これは源泉由来(ナトリウム-炭酸水素塩泉)なのか、揚湯配管の過程で気泡が入っているだけなのか?泡付きは特に感じませんでした)。湯触りはモール泉ならではのツル感でしたが「ツルツル」とまではいかなかったかなと。いずれにせよしばらく誰も入っていなかった(と思われる洗い場の乾き具合)により、この時のお湯の具合はそこそこよかったのでは。いいお湯でしたよ。 |
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というわけでやってきました第2浴場。こちらも先客さんなしなのでよしよし‥なのですが、「いつ次のお客さんが来るやもしれん」という小心者由来の焦りからダッシュでチノパンを脱ごうとした結果、足先が引っかかって「ゆっくりとごろり転倒」の憂き目をみました(苦笑)。ま、怪我などはしませんでしたが。 |
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こちら第2浴場のほうが「熱め設定」になっているらしく(源泉は同じ)、右上画像のような掲示がありましたが、体感的には43度台後半といったところでしょうか。しかもしばらく誰も入っていなかったことにより浴槽底の湯がぬるくなっており、攪拌によって「やや熱めの快適湯温」に落ち着いた次第です。 |
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ただし湯量が絞られておりオーバーフローは少なめでした。 |
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この第2浴場ですが、窓が上部だけに設置されているため視線の高さでは三方が壁に囲まれている感じで、妙な閉塞感を感じました。冬の寒さを考えれば窓を大きく取りたくなかったのだろうと思いますが、比較的にさっさと上がった記憶があります。造りって大事。 |
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(前夜は味楽寿司ディナーでしたし) |
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「しれとこ里味」という名前のお店。店舗はそこそこ大きく、地域のチェーン店かなとも思いましたがどうやら単独店舗みたい。場所柄海鮮系がメインのようですが、ランチではカツ丼やカレーの提供もあるようです(あえてラーメンを出していないようで、ファミレスとは一線を画している感あり)。そして蕎麦は地元斜里産の地粉を使っているということで、それならもうお蕎麦の一択!となるわけです。 |
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Takemaはとろろそば(900円)、おしんこどんは「知床産つぶのかき揚げ冷やしかけそば」(1100円)を注文。太くはありませんが田舎系のお蕎麦でコシもかなりあってびっくり(ただ蕎麦の香りはやや弱かったかも)。 |
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何だかほのぼのしちゃいました。公式サイトによると「団体予約も受け付けています」とのことでしたが、この日の利用客は観光客というよりは地元っぽい人が圧倒的に多かったようで、地域の方々に愛される人気店のようです。 |
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さてランチを済ませたら知床方面へと向かいます。越川温泉に寄り道を‥とも思いましたが、コロナ要因により地元民のみに制限されているという話もありましたし、比較的近年にも浸かっていますから(この時です)まぁいいかなということで。 |
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この日は久々にオシンコシンの滝に立ち寄る気満々だったのですが、その手前から滝の落ち口の上へと至る旧道は閉鎖されていました。あれまぁ、通行に支障が出るほどの崩落が起きてしまったのでしょうか。というわけでまずは滝下の駐車場へ。トイレ棟の壁面にはウトロ発観光船の運航状況が掲示されていましたが、この日は高波のため全便欠航ということでした。あの事故以来運航他社も慎重になっているだろうしなぁ。 |
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なおこの日は水量少なめだったのか滝の左側あたりはすだれ程度の流量でした。ふと同じような滝勢の奥日光の湯滝を思い起こしましたが、滝の規模としては同じくらいなのかな(落差は50mくらいだし)。まぁあちらの方が水量はたっぷりです。 |
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傾斜も湯滝と同じ位なのかな? |
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さてしかし、やっぱり「滝の上」へは行かれないのか?と思いつつウトロ方面へ進んでいくと、反対側の旧道入口にはゲートがありません。コレハ!というわけで喜び勇んで上がっていくと‥ |
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まさに滝上の直前にゲートがありました。ただ右上画像のようにすぐ手前に駐車スペースがありますし、このゲートは「車両進入禁止」と書かれてはいても歩行者はその限りではないようです。というわけで徒歩で入ってみましょう。 |
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このあともう少し進んでみましたが、滝側に木が茂っていてバッチリ見える場所は皆無。以前はもっとよく見えたような気がしますが、もしかしたらそれは「作られた記憶で、実際は以前からこんなもんだった」のかなぁ? |
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このあとはウトロに立ち寄ることもなく通過し、知床峠へと向かいます。ここまでずっと曇り空で山の方はガスが架かっていたのですが、峠に向かう山道の途中で‥おお、羅臼岳が見えた! |
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でもしかし、山が見えたのはこの辺りだけで、知床峠の手前からはガスってしまいました。しかもかなり濃度の濃いやつで、羅臼の町近くまでずっとガスが続きました。まぁしょうがないか。 |
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あーあ残念。実際はもっと濃く見えるガスでした(体感)。 |
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さて羅臼に下りたあとは近隣の展望台へ。しかしオホーツク側に比べてかなり涼しいというか半袖では寒いくらい!まぁこの温度差ゆえにあのガスが発生していたわけなのですが。見通しもよくなく、国後島もうっすら程度にしか見えませんでした。 |
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それでも性懲りもなくもう1つの展望台へ。しかしここに至る道、とてつもなく急坂だったぞ。すれ違いもできない急坂‥対向車が来たらかなりナニですね(ちなみに坂道では原則として登り車両が優先です)。 |
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国後島の下部はまぁ見えてます。羅臼の中心部も。でもすぐ上はガス。 |
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この展望台からはクジラやイルカが観察できるということでその説明掲示板もありましたが、まぁたぶん今日はいないだろうということにして展望台をあとにしました。このあとはどん詰まりの相泊温泉に浸かってから今宵の宿を目指そうという予定だったのですが、ご覧のとおりのどよよん天気ということで何となく訪問意欲が失せてしまい、もうお宿に直行することにしました。やっぱりお天気ってやる気をハイパーにもずでんどん底にもさせますね(苦笑)。というわけでこの続きは次ページにて。 |
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