- その6 くじらのお造り旨々、朝一番でマグロ競り見学、〆湯後帰宅 -




大山千枚田、前回の訪問は夏でしたが冬は冬で別の味わいが。



さてそんなわけで昨年に引き続き駅近くのいちりんさんへ。今回は3人ということもあり事前予約をしておきましたが、すでにその時点で「カウンターなら‥」とのこと。人気店なんだなと思いましたが(前回は「お店に来た時点で席が空いていれば」ということでしたし)、実はこの日は忘年会の団体さんが入っていてテーブルと小上がりは全部埋まっていたわけなんです。まぁ時期柄そういうこともあるだろうなと。

まずは着席して乾杯といきましょう。それぞれ別のお酒を注文しましたが、おしんこどん母のお酒が一番美味しかったなと(自分が頼んだやつはやや荒削りの味=ただしそれはそれで悪くもありませんが)。さていろいろと注文しましたが、まずはこれからいきますよ、それはもちろん‥





コリコリとした食感が特徴的なのはくじらの喉(のど)の身で、これは旨かった、去年はなかったよなーと話しながら食べていたのですが、実は去年も食べていたことがあとで発覚(苦笑)。



そのほか白子とかまぐろ血合いの竜田揚げとか卵焼きとか(PCの場合中央画像マウスオン、シンプルながら美味しい)、最後にうなぎ丼を分け分けして本日の夕ごはん終了です!お酒はおかわりもしたのですが、何と3人で行ったにもかかわらず1万円でお釣りが来ました!びっくり!

さて宿へと帰りましょう。往路は面倒なのでタクシーで来たのですが、本来は帰りこそタクシーだよなぁ(全員お酒入ってるし)と思いきや、おしんこどん母から「歩こうよ」とのご提案が(!)。ま、朝ごはんの買い出し(コンビニあり)もあるのでそれはそれで現実的だったのですが、何だか嬉しかった!ちなみに帰り道の星空は雲が出ていたこともありイマイチでした。

宿に戻るとレセプションにはかのオーナー氏が!まずは昨年のお礼を申し上げ、「去年もほぼ同じ日に泊まっているんじゃないかと」と申し上げると、即座に「そうですね、まったく同じ日ですよ(12/27)。」とおっしゃっていただきました。電話予約時に「1年前の宿泊時にはかれこれでお世話になりまして」とは伝えましたが、電話対応して下さった人は明らかに別の(もっと若い?)方でした。でも「情報伝達」はしっかり行われていたようで嬉しいです。



明けて翌朝、風も収まりいい天気です。前夜オーナー氏から「明日は土曜日だから市場は本来休みなんだけれど、年末だから引き合いが多いので競りをやりますよ」と伺っていたので、おしんこどんと見にいくことに。あとから知ったことですが、ここ勝浦港は「生マグロの年間水揚げ日本一」なのだとか(冷凍マグロを含めた水揚げでは焼津とかのほうが多いようですが)。つまりは「新鮮マグロの本家本元」というわけで、そりゃ見てみたくなるわけですよ。











仲買人さんたちの目利きが試される瞬間(いや余裕で目利きなさっているでしょうが)。



それぞれの想定を競り場に伝え‥はい、競り落としたようです。



見ていた限り、キミたちの競りタイムはなかったようです。ま、このあとね。





こちらは勝浦漁港に上がった過去最大のマグロのオブジェ。450kg!

なお、魚市場に隣接する「勝浦漁港にぎわい市場」毎朝8時から営業開始で、その時間から少し経つと場内の直売店でまぐろ料理や寿司、丼やうどんなど(の一部)が注文可能のようでした。今回我々の朝食はコンビニのおにぎりとかでしたが、ここで食べることにすればよかったなと(なお火曜日定休。臨時休業や営業もあるようなので要事前確認)。



そのまたすぐ前には足湯もあります。かなり広くてびっくり。



さてこのあとは宿に戻って(おしんこどん母は待機しておりました)もうひとっ風呂浸かり(冷えましたんでね)、いよいよこの日は奈良の実家に戻りますよ(年貢の納め時ともいう)。

那智勝浦から新宮へ。新宮の手前までは無料高速が開通していますが、問題は新宮市街をバイパスする区間が未開通なこと。以前もここを通った際は新宮市中心部でえらく渋滞していましたし、防災の観点からもこの区間は早く開通させたほうが思うのですが‥SNS関係で得た情報によると「あと10年くらいかかる」とか。

「え?どういうこと?」と思って調べてみたら、市街地南側の新宮南IC(これより南は開通済み)から新宮北ICまでの区間は今年度(2019年度)にようやく事業化された?というスローペースで、開通見込みは2030年かぁ。自分も定年を迎えているぞ。なぜこの区間は事業化までそんなに時間がかかったのでしょう?

予定区間のルートを見るに(こちらのページが詳しいです)市街地とのアクセス利便性を考えたとも思いますが、そうなるとルート取りに余裕がなくなり、また用地買収もややこしくなることでしょう。でも那智勝浦ICは山の中の辺鄙なところだし‥。

また、熊野川を現在の国道よりもはるかに海側で渡る計画になっていますが、宮城県南三陸町歌津の海沿いを通していたR45号歌津バイパスが津波で破壊されたあとの光景を見た者としては、このルート取りはどうなのかなぁと(震災後半年後現地を訪れた時のページはこちら、またR45新道が津波に巻き込まれるYouTube動画はこちらです)。ちなみに震災後に開通した三陸自動車道は歌津集落のずっと上方部を通っています。津波対策としては「想定や技術よりも物理的な高さ」が何よりも有効なのです。

予定区間を示すページでは「想定される津波よりも高い位置に云々」とありますが、「想定外」にやられてしまったのが三陸であるわけで、その教訓を真剣にふまえた上でのルート計画なのかどうかについてやや疑問が残る気がします。もしそのルート計画案が東日本大震災の前に立案されていたとすれば特にです。



ハイ、Takema定番の関係ない話を長々と。そういえば実生活でも「話が長い」とか「結論までネタを引っ張りすぎる」とかのご意見をいただいてきたTakemaですが(あと「詰めが甘い」とも言われ、これは心にしみました)、いやまた話がワープしそうなので本題に戻しましょう。

以前(渋滞にはまった時)上画像の「みかん屋さん」に立ち寄ったわけで、その時のみかんが美味しかった記憶から今回も立ち寄りました。



そこそこの量を購入したわけで、もちろん美味しかったのですが、結論からいえば「もうちょっと少なくてもよかったかな」というところ。それと、地元産品応援という点でいえば「どんどん購入!」でいいのですが、この年末時期はそれこそ「日本全国どこでも」みかんが買える時期なんですよね。

最初にこのお店に立ち寄ったのは真夏の8月でした(この時です)。その希少時期だからこそいっそうおいしく感じたのかなぁと。南紀では年間を通して何らかのみかんが収穫できるということだったし、よしやっぱり次は「真夏のみかん」を買いに来よう!

なお、こちらのお店ではとにかく怒涛の「試食、試食、また試食」オミマイをいただきました。産地の方々はどうしてここまで振る舞って下さるのかとびっくりします。喉が渇いていて、かつ買う気満々なら(これ重要です)、購入後にお店を出る頃には渇きは完全に癒やされているはずです(笑)。

ん?これ、どこかでも同じようなことを書いたぞというわけで思い起こせば「福島の桃」でした。われわれの訪問定番の直売所がそうでした。詳しくはこちら(何度も訪問していますが2011初訪問のページです)。



このあとはしばし海沿いのメイン国道R42を走り、そのあと一気に内陸へ。





すぐ上のリンクをクリックした方ならおわかりの通り、この場所への訪問は2回目(前回は夏)です。冬期ゆえ田圃と畦(あぜ)のコントラストは夏よりもはっきりしています(一番見映えがするのは田植え直後かと思いますが、そんな時期にはなかなか来られませんって)。



この界隈では数少ない「観光地」でもあり、自分たちも含めて車数台の観光客がうろうろしておりました。この日は12/28でしたが土曜日ということもあり実質的な御用納めは27日だったはず。この日の午後からしばらくは一気に混むんだろうなぁ(優越感=性格悪)。



道路脇には倒れかけた藁人形が。名前が書かれていましたが忘れました。

ここからは特に寄り道なくずんずんと進みます。道の駅おくとろで休憩しましたが特に見るべきものはなし、朝食が軽かったので隣の施設で早めのお昼ごはんでもよかったのですが、幟によるとイチ押しはカレーですかそうですか(イマイチ気が乗らない)。

というわけで先に進む(北上)ことにしましたが、この先はダム湖のほとりを進む道となり人家もなくなりました。まずいなー、このままだと吉野あたりまでなーんもないかもしれんぞお昼ご飯どころ!

しかしさらに進んでいくと下北山村のエリアへ。綺麗に整備された園地の先には「下北山温泉 きなりの湯」の看板が。こ、この雰囲気からすると温泉施設には間違いなく併設の食堂、いや食堂というよりはレストランがあるはず!温泉は加温循環だと記憶していたので特に入浴欲求を感じなかったのですが、うん、やっぱりメニュー豊富なレストランがありましたよん♪というわけでささっと入店。お昼時だったのでそこそこの入りでしたが運良く窓際の席が空いておりました。



おしんこどんは池原ダムカレー(あれまカレー食べたかったのね)、Takemaはお子ちゃまっぽくハンバーグ定食です。結構量があったなー。



食事後はさらに北上を続け、なかなかの待ち時間の交互通行をも通り抜け、やってきたのは入之波(しおのは)温泉 山鳩湯。入之波温泉にはずーっと以前に立ち寄り入浴しにきたはずですが、何だか記憶と違うんような‥。

この疑問については拙サイト内の「温泉入浴記録 西日本方面編」が解答を示してくれました。その記録によると‥



 
と記載されています(かつての自分がタイプしたわけですが)。調べてみると、ひとことコメント欄には以前入之波温泉に来たのがいつだったのかを示す証拠となる記載が。



うむ!大台ヶ原山に行ったのはこれまで1回しかありません。というわけで拙サイト内検索に「大台ヶ原」と入力してみると、ありましたありました、こちらのページがその時の記録です!2001年の夏だったことがわかりました。

大台ヶ原訪問が旅行記としてではなく「今日の一枚」コンテンツ内で紹介されているのは、この時も奈良に帰省していて、おしんこどん実家から日帰りで往復しただけだからなのでしょう。さらに温泉に関する記載が皆無なのは、まだ当時のTakemaが「湯めぐりに目覚める前」だったからだと思われます(笑)。

「入之波温泉 五色湯」を検索してみると、2009年に閉館した川上村営の施設だったことがわかりました。なるほどそういうことだったんですね。自分の入之波温泉入浴は別の施設だったわけです。



先客さんがたくさんおられたので(靴箱を見て判断)、もう玄関に入った時点で湯画像など夢のまた夢だとあきらめました。館内写真は上の2枚だけです。

どんどんどんどん階段を下り(足の具合が悪いおしんこどん母さんすみません)、浴室への扉を開けると先客さんが10人近くいてびっくり(最後は3人くらいになりましたが)。

肝心のお風呂ですが、うす茶~黄土色系の濁り湯!泉質は「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(旧泉質名:含炭酸重曹泉)ということで、特に旧泉質名だけ聞いてしまうと「どんなにヌルヌルなんだろう?」とトキメキのリンダこまっちゃう的妄想が膨らみますが、湯ざわりは特にツルツルでもなく普通の浴感。高い位置からどばどば投入される源泉は鉄分系+うす塩味でありました。それにしても析出物がすごいなー(画像はないので「山鳩湯」で画像検索してみてください)。

なかなか濃い温泉で気に入りました。ちなみに以前入浴した五色湯は単純温泉で加温循環(源泉温度27度)だったようですが、こちら山鳩湯は源泉温度38度でわずかに加温しつつも大量投入のかけ流しという湯使いです。

どうやら女性陣より先に上がったようなので、宿の周辺をクールダウンがてら歩いてみることに。





古遠部温泉(青森)や広河原温泉(山形)と同系の堆積物ですねぇ。そういえば広河原も源泉は35.1度の鉄サビ炭酸泉でしたっけ。

さて2019年の〆温泉入浴を終え、いよいよ実家へと戻ります。年末の日の短い時期ですから、





この後は年末のお掃除(自分は庭の草取りとかですが)などを行い、そして気がつけば‥





こうしてTakema&おしんこどんの年末年始は過ぎていきまし‥いや、まだ終わらない!(おまけ編があります)。

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